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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

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別れの物語展-FINAL FANTASY -


今日は六本木森アーツセンターギャラリーに
FF30周年記念回顧展別れの物語展観に行ってきましたー!
展示、凄く良かったです!
前同じ森アーツセンターギャラリーでやったにっぽんの漫画、アニメ、ゲーム展みたいな
映像が展示されている感じの展覧会は
やっぱりあまり展覧会を見た、という感じがしなくて期待していなかったのですが、
会場に入るとまず渡される音声ガイドとスマホみたいな携帯端末で所定の展示の前に来ると
そのシリーズで流れる音楽と共に解説が流れる、という感じで、
目でも耳でも存分に楽しめるようになっていて良かったです~
では今回はほぼ写真撮影OKの場所ばかりだったのでいつもと違って写真多めのレポです。
とはいってもガラホで撮った写メのがっかりクオリティなので期待しないでね!!orz


森アーツセンターギャラリー三階のチケット売り場で
事前に購入していた前売り券を入場券に引き替えてもらい、52階の展示場へ。
まず前述のようにスマホ型端末とヘッドホンを渡され、
会場に入る前にニックネームやひとりで来たのか等のアンケートに答えて入力すると
いよいよ展示会場へ。
 最初にこんな前置きが。音声ガイドの女性の声が
「あなたは光の戦士として仲間達と共に次元の狭間へ飛空挺で突入します。
しかしそこには恐ろしいバハムートが。
バハムートへの攻撃チャンスはほんのわずかです。
あなたのクリスタルは雷(いかずち)の力を秘めています。
クリスタルが光ったらボタンを連打して攻撃しましょう」
と告げて来ます。

有る程度人が集まったところで次の部屋へ通されると、
まずスポットライトみたいな光で赤(炎のクリスタル)、
青(氷のクリスタル)、
紫(雷のクリスタル)、
あと1つ何色で何のクリスタルだったか忘れたけどとにかくそれぞれの色に色分けされていて、
自分のクリスタルの色の光の場所に立つと
前方の壁を使った大スクリーンにバハムートとの空中戦の様子が映し出されます。
バハムートのCG気合い入ってた!!
音楽も9のDISC3冒頭のバハムート襲来の音楽で滾りましたー
そして音声ガイドで「雷のクリスタルの力で攻撃です!」という声に従って
携帯端末のボタンを連打すると雷のエフェクトが画面にばーっとなってかっこいい。

ここ、ディズニーのアトラクションみたいで凄く臨場感あって楽しかったけど、
他の色のクリスタルの人達や同じ紫のクリスタルの人と一緒にバハムートを倒す感じなので
一人で来てる私はこういうの慣れて無くてものっそい恥ずかしかったです…///;;
友人連れで来てる人達は凄く盛り上がるんだろうなー
最初の飛空挺に乗って空へふわっと浮き上がる浮遊感とか
バハムートとのそれぞれの属性攻撃を使った闘いとかは凄く熱かったのですが、
私結構冷めた所があるので全篇こんな感じだったらどうしよう…と不安になりました^^;;

幸い「おめでとう!完全勝利です!これで一緒に戦った仲間達ともお別れです」
という声によって後は普通に音声ガイドを使いながら展示を見ていく感じで良かったですが。
という事でやっと本題の別れの物語展へ。
自分達自身が光の戦士になったつもりになれるこの導入部は
FFファンならたまらない要素が詰め込まれててなかなか憎い演出でした。
恥ずかしかったけど。

次の展示室へ入るとFFⅠから順番に
各シリーズの仲間との別れのシーンがモニタに映し出されてて横に解説が添えてあって、
音声解説をOFFにして画面を見ながらBGMだけを楽しむことも出来たみたいですが
私は大分後になってそれに気付きましたorz

Ⅰから順番にこんな感じ↓

FFⅠBGM:エンディング・テーマ(ファイナルファンタジーメインテーマ)


FFⅡBGM:魔道士の塔

 FFⅢBGM:ドーガとウネの館


音声解説はそれぞれのシリーズが発売された年、ストーリーやシステムの概要、
展示のシーンの解説などでコンパクトながらも分かりやすくて良かったです。


が、Ⅳからは不満もありました…事前に公式サイトであれだけフューチャーされていた
パロポロブレイクシーンで「こちらは音声解説非対応です」と注意書きがしてあって、
解説無し…;;
 
FFⅣBGM:エンディング・テーマ

EDでセシルがゴルベーザを兄さんと呼ぶシーンは解説有りました。
基本的に流れてるBGMに対応したシーンで解説が入るみたいです。

そして今回最大の不満が…orz↓


FFⅤBGM:ビッグブリッヂの死闘

ガラフ死亡シーンがまさかの音声解説無しorz

いやあの…このシーンの解説聴きたさにチケ取ったんですけど…
BGMがビッグブリッヂの死闘なのでギルガメッシュメインにしたかったのでしょうが、
よりにもよってFF屈指の熱い名シーンが解説無しって…orz
DFFOOでⅤのメインキャラ勢ボイス付いたし
新規録り下ろしでこのシーンに声が付くとかまで妄想してたのにこの仕打ち…;;
 BGM的にこのシーンには音声解説有りでした。
FFでも1、2を争う名曲と名高い
ビッグブリッヂ~メインにしたかったのでこの采配なのでしょうが…
まあガラフのシーンもこの次元の狭間のネクロフォビア戦も
BGM効果もあるのでしょうがかなりたくさんの人が魅入ってて
発売から25周年経ってもFFⅤが愛されてる事を実感できたのが救いだったかな。
Ⅴからは他にシルドラとファリスの別れのシーンもありました。

FFⅥはBGMはセリスのテーマ、シーンはシドの死に絶望して身投げするセリス、
カイエンと魔列車に乗ったミナとシュンとの別れ、
セッツァーとダリルの惜別のシーンでした。
この辺りからケータイのバッテリーが少なくなってきたのであまり写真撮ってません。

 FFⅦBGM:エアリスのテーマ

テーマ的にがっつりやると思ってたエアリスの例のシーンは割とあっさり目でしたが、
「このタイミングでのヒロインの死は当時衝撃を与え、
エアリスが死なない裏技が噂されるなどプレイヤーにとっても受け入れがたい事だったのです」
という音声解説とモニタの横に書かれた
「別れは、一瞬だった。悲しみは、永遠に思えた」というキャプションが印象的で良かったです。



さて、各シリーズの別れの場面をピックアップした展示はここまでで、
次のⅧからはそれぞれ小さなブースが設けられ、
ブースの中にあるスクリーンにシリーズのムービーがダイジェストで流れる形に。
若干別れの物語というテーマどうなった?という感じでしたが、
ほとんど忘れてたⅧのムービーやFFⅨの見慣れた名シーン、
12や13の全く見たことの無かったムービーなど、
初めてちゃんとストーリーを知ったシリーズも多くて楽しめました~





ⅨのBGMはもちろんいつか帰るところ。


CRISIS CORE FFⅦのザックスがクラウドにバスターソードを託すシーンのブースも。
BGMの自由の代償も良かったです~


そして展示の順番飛ばしてたので?となってたFFⅩはそれもさもありなん、
かなり優遇されてました~
まずティーダとシンとなったジェクトの和解と別れのシーンが展示され(BGMはいつか終わる夢)
その後更に
「この部屋にはティーダとユウナの思い出が詰まっています」と専用部屋が用意されていて
四方鏡張りの壁の上下左右に計16個モニターで名シーンの数々が映し出されて、
各場面の台詞の数々が音声ガイドから聞こえてきてましたー
ユウナの声めちゃくちゃ可愛いなーティーダ役の森田成一さんはやや棒だったけど、
去年の大阪オフ会できさなずさんが仰ってた
ユウナが究極召喚をすると死んでしまうと言う事実を知ったティーダが
感情のままに叫ぶところが凄く印象的という意味が良く分かりました。
「知らなかったの俺だけかよ!俺ユウナに言っちゃったよ!シンを倒そうって!」
と激情を露わにする演技がとっても胸に迫りました…


その後は最新作のFF15の展示。
多分未公開の設定資料が壁にたくさん展示してあって見応えありましたー
FF15ってこんなゲームだったのね~と分かって興味深かったです!
これ資料集とか出たら欲しい。前述の理由で写真は撮りませんでしたが。
15にも専用部屋があって、
主人公ノクトと婚約者で神凪の巫女ルナフレーナの結婚式という設定で
壁に掛けられたノクトとその3人の親友、ノクトの父王のそれぞれの肖像画が
一人一人額縁の中で動きながらノクトに祝辞を述べるという凝った趣向で面白かったです~
こういう所もディズニーのアトラクションっぽかった。
特にノクトの父王の愛情溢れる言葉と威厳と親しみの混じり合った表情の演技、
教育係役のクールキャラっぽいんだけど熱の入った演技が素敵でした。



その後Ⅹの後日談を描いたNYKのPV映像みたいなのと野村哲也氏のキャラクターの絵の展示が。




その後FF14のこれまたいっぱいの設定資料があり、
登場する召喚獣やモンスター等も現実の動物を参考に
可動域まで考えられて作られていると言うことで参考にされた動物や
完成したモンスターのデザインを立体化した物が
ラフデザイン画と共に展示されてたり見応えありました~
 
後はシリーズ初のオンライン多人数プレイ型RPGという触れ込みのFF11を
これもかなりがっつり紹介してました~

FF11のジャッジ・ガブラスの鎧の展示。迫力満点!


最後に、エアリスが遺した言葉という専用部屋があって、
ミッドガルの教会をイメージした部屋の中央に造花の花壇があるスペースで
あちこち歩き回る度に
このために書き下ろされたエアリスの台詞がボイス付きで流れるという面白い趣向でした。
「降参!あなたにすっかりめろめろです」とか
「あなたと同じ目の人を見ると、あなたのことを聞きたくなる。
この人どこにいるか知りませんかって」
とかのザックスを思う台詞が特に切なかったですー;;
やはりエアリスはFFヒロインの中でも別格なんだなーと。

天野喜孝さんの原画も展示されてました~お気に入りはこちら。

多分FF11のイメージイラスト…だったかな;;
歴代召喚獣大集合なのも嬉しくて、特に切れちゃってるけど左端のシヴァが綺麗でしたvv


そんなこんなで15時に入場してから展示会場を出る頃には18時に。
出口で持っていた携帯端末の画面に表示されたQRコードを機械にかざすと
入場時に入力したニックネームが
前に置いてあるモニタの中に多分ランダムのシリーズの映像と共に刻まれるという粋な演出が。
ちゃんと係の方が説明で「1回だけしか出ないのでお写真録る際には気をつけて下さい」
と言ってたのを聞いてたにもかかわらず何の準備もしてなかったので、
せっかくジタンと一緒にモニタにKosameという文字が浮かんだのに撮り逃しましたorz
しょうがないので証拠に名前が映ったのだけでも…↓

非常に見づらいですが、上から3番目にKosameと書いてあるのが読めるでしょ??
ちゃんとニックネームKosameにしといて良かった…
いつもこういう時にはたいていぎんぎんという名前を使ってるのですが何かマヌケなので。


全体的に別れの物語と言いながらⅧ以降はⅩ以外別れのシーン関係なくなってるし
もっともらしいこと書いてあったけど釈然としない物がありましたが、
スクエニと現代のテクノロジーの力を最大限活用した趣向を凝らした展示の数々で
観ていくのがとっても楽しかったです~本当にディズニーのアトラクションのよう!
音声ガイドがしょっちゅう隣のブースの解説が流れたり途切れたり混線したり
不安定なのは閉口しましたが、
普通の美術展でも音声ガイド使ったこと一度もないので新鮮でした~


最後に入場券で1回だけ入れる物販で3000円散財。
物販があるとは思わなかったよ…
後にブックオフ行く用事があってそっちでいくら使うか分からないので
野村氏のポスカセットも欲しかったのですが泣く泣くこの2つに絞りました…;;

モーグリ柄のレターセットは9好きのフォロワーさんにお手紙出すのに使おうかな♪

FF展むしろ別れの物語という趣旨に添ったFC、SFC時代の展示の方が影が薄かったですが、
観ていてやっぱりFFは良いなあ~剣と魔法のファンタジーの世界って萌えだな~と
自分でも描いてみたい気持ちがむくむく沸いてきましたー
一時現実を忘れて誰も見たことのない夢の世界にトリップできるFFって本当に良いですね。
30年の歴史に相応しいボリューム満点、壮大な展示内容でとっても楽しめました~!!

…写真も多いけどやっぱり文も多いですねorzまあいつも通りって事でm(_ _)m
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FF展行ったんですね。

あー、やっぱりFF5はギルガメッシュかぁ。人気ありますもんねぇ…。
バル軍vsエクスデス城からの飛竜で潜入とか、HP0でエクスデス退けたりとか、長老の樹とクルルの象徴的なシーンとか、ガラフの見せ場も取り上げて欲しかったですねぇ。
それにしても30周年だけあって凄いボリューム!
小雨ちゃんのレビュー読んだだけで行った気分♪

再びのコメありがとうございます♪

Kさんまたいらして下さり嬉しいです!
くらギルガメッシュとビッグブリッヂの死闘が人気だからって
仮にもメインキャラ1人の死よりも扱い大きいってどうなの…と思いました…;;
RPGの常識を覆したHP0でも戦い続けるガラフ、という神演出どんな風に解説してくれるのか楽しみにしていたのですがorz
ガラフは最初のコミカルなイメージからどっしりと風格のある老戦士への変わりようが凄く良いですよね~
でも30周年に相応しいスケールの大きな展示内容で楽しかったですー
たっぷり3時間かかって楽しみました!
  • 小雨 さん |
  • 2018/01/27 (20:15) |
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自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

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