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5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

記事に載せる絵のストックがいつも不足気味なので
ついつい一つの絵につきなるべくたくさん話題がたまってから記事を書く様にしてたんですが、
今までの記事を見返してみるとどの記事も嫌がらせレベルに長くて
さすがに読んで下さってる方に申し訳ないので
これからはもう少し控えめな長さにしようと思います。
という訳で最近読んだ本の話。


久賀理世さんの英国マザーグース物語、
第5作目「聖夜に捧ぐ鎮魂歌(レクイエム)」と
最終巻「花咲けるきみと永久(とこしえ)の歌」読みましたー
聖夜に捧ぐ鎮魂歌は第4作目「裏切りの貴公子」のラストで
ジュリアンが英国情報部の間諜だった事が判明した所からのスタートで、
セシルとの婚約も
アッシュフォード家の内情を知るためだったという事を知ったセシルとダニエルが
ジュリアンを信じられなくなる所が読んでて辛かったですー
特にセシルのジュリアンから愛を告げられても
この人は人に自分を信じさせるために本当の様に嘘をつける人なんだ、と思ってしまう所とか
前巻までのセシルとジュリアンのほのぼのラブっぷりが微笑ましかっただけに
2人のすれ違いがもどかしくも悲しかったです。
でもジュリアンの従者レナードの計らいでジュリアンの画帳を見たセシルが
そこに描かれた自分の絵の数々を見て
ジュリアンの気持ちが偽りではなかったことを悟るシーンは感動でした~
そして自分はもうずっとジュリアンに恋をしていたのだと気付く所は良かったです!
レナードも良いキャラしてる!
ジュリアンの兄ヴィクターもくえない感じが良かったです。
アッシュフォード4兄弟のわいわいした感じも辛い話の中で救いでしたー
ジェフリーとアメリアの間に恋が生まれそうな予感がしてましたがどうなんだろう?
ラスト、女王の乗ったお召し列車の爆破を止めようと
セシルが自分で自分を撃つ所はショッキングでした。挿絵も。

花咲けるきみと永久の歌はそんなひきから実は撃ったのはクリストファーを狙ったレナードで
セシルの弾は外れていたという何とも肩すかしな所からの始まりでしたが、
どうして僕を撃たなかったんだと言うジュリアンに
あなたが好きなのに撃てなんてひどい、とセシルが告白する所はきゃー!///
気持ちの通じ合った2人の穏やかな空気感が良かったです~
アクロイド社で再びコンビを組む2人も良かった良かったという感じでした。
ただ物語の根幹となるセシルが男装した子爵令嬢だと隠して新聞社で働いている、という事が
編集長や同僚達、果てはアメリアにまでバレまくってるのはどうかと思いましたが…
真の秘密はジュリアンの正体にあったから
セシルの秘密は物語の中でそんなに重要視しなかったのかも知れませんが。
読んでる方はジュリアンがセシルの婚約者だと知ってるので
セシルの1年後には顔も知らない婚約者と結婚するのだから
ジュリアンの事は忘れなければという思いの切なさもいまいち薄かったしなあ。
ともかくクリストファーのしかけたゲームの謎解きの合間にも
セシルとジュリアンのいちゃラブを挟んでくる所が可愛くて悶絶してました。
私達やましいことは何もしてないんだし…というセシルに
いっその事本当にしてしまおうか?と囁くジュリアン良いね良いねー
クッションを投げつけるセシルがうぶで可愛かったです♪
他にもジュリアンが取材の合間にさぼろうとするのは
セシルとの思い出を作りたかったからなんだと気付くセシルとかも良かったですー
ラスト爆破される時計塔で
「もっと君のくちびるや頬にくちづけしたりしておけば良かった」
というジュリアンの台詞にまた悶絶してました。
これまた危機の脱出法があっけなくて肩すかしだったけど。
最後尻切れトンボっぽい終わり方でもっと2人のその後が見たかったので残念でしたが、
2人がハッピーエンドで良かったです。
しかし電子版では書籍には収録されてない中編2本と掌編が収録されてるみたいなんですよね…
セシルとジュリアンのラブラブな話なら読みたいけど
デジタルで本読むの好きじゃないし電子で本読むのどうしたら良いか分からないんだよなあ…
とにもかくにもセシルとジュリアンの可愛いラブにいっぱい萌えられて楽しかったですー
ジュリアンの影のある穏やかさ好きだー
英国マザーグース物語、
ヴィクトリアンの空気感も上手く出しててミステリとしても面白かったです!
アメリアとエリザベスのその後も知りたかったけどその辺は電子で読めるのかな?


オレンジ文庫の「新釈 グリム童話-めでたし、めでたし?-」読みました~
グリム童話を現代に舞台を移してアレンジした6人の作家の短編集。
いわゆる童話パロ本です。
童話パロ大好きなので気になってたんですが、
ネットでも言われてたけど表紙が高校の文化祭のポスターみたいで
あか抜けなくて買う気そがれてたんですよね…
でもちょっと高かったけど買ってみてまあまあ良かったです。

谷瑞恵さんの「なくしものの名前」は文体に独特のクセがあって
話も込み入ってて読みづらかったです…

白川紺子さんの「白雪姫戦争」は白川さん棘公爵の花嫁しか読んだこと無いけど
作風が薄い薄い言われてるのも納得だったので期待してなかったんですが、
短編だったからそんなに気にならなかったし
ヒロインの小雪がただの性格悪い子じゃなかったのが良かったですー
夕妃との足の引っ張り合いは笑いました。ラストは爽やかな感じで良かったです。

響野夏菜さんの「20年」はヒロインの性格の悪さが半端にリアルで読んでて苦しかったです…
ラストでヒロインが自分は皆に笑われていたのだと悟る所と
最後の一文を読んだ後で改めてタイトルの20年を思い返すと
その重みにずっしりとしたものを感じて、良く出来てるけど鬱になる話でした。

松田志乃ぶさんの「のばらノスタルジア」はネットで萌える萌えると言われてましたが
そこまで萌えはしなかったけど、
タイトルの意味とタイトル通りノスタルジックな文体が良かったですー
松田さんは本当にキャラの個性付けが上手くて読ませます。
キャラ付けが明快でといっても単純というわけではなくて、
ヒロインの父親とか色々な面を持ってる一人の人間として描かれてる所が良かったです。
ヒロインが直人に姫ノ井ホテルの問題点を指摘されて、
それまで目に見えていたホテルが
全く違ったノスタルジアに包まれているだけの物なのだと目が覚めるシーンとか、
タイトルの真の意味が明かされる感じも良かったです。
ギャグも相変わらず上手くて
「富士樹海で自殺するのは難しいのよ」のシーンとか笑いました。

希多美咲さんの「お菓子の家と廃屋の魔女」は毒にも薬にもならない話で、
シリーズ物の一話みたいな感じで誰視点の話にしたいのかも良く分からなくて、
感動シーンも陳腐で好きじゃなかったです。タイトルも微妙に本編に合って無いし。

一原みうさんの「A Cinderella Story」はヒロインの性格の悪さがちょっとアレだったけど
途中までバッドエンドと思わせておいて
ラストで継母のイザベラが良い人だったと判明するのはちょっと強引だったけど良かったです。
最後の最後にこれとか後味悪い…と思ってたのでハッピーエンドで良かった。
ヒロインのクレアが演技とは役柄を自分で解釈して好きなように演じられるのが楽しいんだ、
と気付く所が良かったですー
ただ肝心のクレアの母が主演した映画のストーリーの核心部分があやふやなのが残念でしたが。


全体的には値段分は楽しめたので良かったですーまたこういうアンソロ本出して欲しいなあ。
…結局いつも通り無駄に長くなってしまった…orz
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7月15日生まれのかに座、A型。
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