雨の通り道
5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。
梅雨だけど夏らしく
- 2017/06/15 (Thu) |
- 日記というか雑記 |
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夏を先取りした粉雪。この服とサンダルを描きたかったのです~
基本はドレスやロリータを描くのが好きなのですが、
最近それ一辺倒でちょっとマンネリ感を感じてたので
ロリ服的な可愛さも有りつつ程々に現代的で少女漫画らしい絵が描きたくてこうなりましたー
最近少女漫画の画集をよく買うのですが、
少女漫画の扉絵とかの現代の服なんだけどロリ服にも取れ入れられそうな、
それでいてお洒落で独特のセンスのある女の子達の服装が参考になるなーと。
これは最近のお洒落を知ってないと描けない服だなと言うのもいっぱいあって、
勉強になりますー
この粉雪の服は言うほど現実味無いけど、赤チェックと赤ドットの使い分けと
バックスタイルとかに現代感を込めたつもりです…
しかし粉雪は人間で言うと13歳位という設定なのでそれ位に描きたいと思ってるのですが
この絵はちょっと頭が大きくて子供体型なのが残念。
頭身は同じでももっと肉付きの良い感じにしたかったなあ。
あと肌の塗り、そろそろコピックの肌色の一番薄い色がインクが無くなってきて
影の色が上手くぼかせなくてほとんどベタ塗りに見えるのが残念…
もっとふわっとしたグラデーションになった肌色が理想です。
まあなんだかんだ言いつつ資料に昔買ってた子供服の雑誌を見返したり
いつも通りのツインテにするか迷ったけどポニーテールにしたりするの楽しかったです~
最近コバルト文庫を全然買えてないので描きたいことが無くて
絵チャ絵以外の更新をして無くて日記絵のストックがたまりまくってるので日記。
今月の新刊のコバルト文庫、2冊欲しいのがあったのですが
一冊は前回地雷だったはるおかさんの後宮シリーズだし
もう一冊は表紙が微妙だったのでブックオフ待ちしてるのですが、
まだ発売から半月弱なのに
3日に1回くらいのペースでブックオフ巡りしてるのでさすがに疲れてきました…
黙ってても発売1,2ヶ月もすれば並ぶのですが、
出来れば早く買えればそれに越したことはないので…
しかし私が買わなかったのはなかなか並ばないのに
発売日に定価で買ったコバルトに限ってその月の内に並んでたりする悔しさ…
まあ先月のイノシシ令嬢とブライディ家の押しかけ花婿が早く買えたのがラッキーだったので
損すれば得することもあるのがブックオフなんですけどね…
それにしてもコバルト文庫スレに
しばらく感想カキコ出来ないのがこれ程苦痛だとは思わなかった…
別に2冊とも定価で買っても良かったんですが
ブックオフで並んでるのを探す快感を忘れられなくて。
快感を大事にするのも良いけどそれに依存するあまり病的になるのは本末転倒なので
ブックオフ巡りもほどほどにしたいです。
何だかんだ言ってオレンジ文庫とコバルト文庫、角川ホラー文庫を1冊ずつ読んでましたー
久賀理世さんのオレンジ文庫「倫敦千夜一夜物語 あなたの一冊、お貸しします」は
コバルトの英国マザーグース物語が好きだったので買ってみたのですが、
舞台がほとんど主人公のサラと兄のアルフレッド兄妹が営む貸本屋から動かなくて
ヴィクトリアン物の醍醐味がほとんど感じられなかったし、
倫敦版アラビアンナイトや文学ミステリーという料理次第で美味しくなりそうな素材を
ほとんど活かしきれてなくて残念でした。
ミステリを謳う割には最後の殺人事件以外大した事件も起こらないし、
特に若草物語とヴィクターとアルフレッドの学生時代の事件との関係づけがこじつけっぽくて
若草物語好きなだけにもっと上手くミステリに絡めればいいのに…と思ってしまいました。
ラストの殺人事件のトリックに至ってはそういう人体の現象があるのは知ってたけど、
被害者の死の真相が自分の血を抜かれたと思いこんだ事による偽りの失血死、という
到底受け入れがたい物だったのもがっかりでした。
久賀さんマザーグース物語の時の方がよっぽど本格ミステリ書けてたんじゃ…
キャラクターも薄口で印象に残らなかったし、
兄妹の父親の死の真相を持ち越して引き延ばす気満々なのも何だかなあ。
2巻も出てるようですが買わなくて良いかなあ。
コバルト文庫はずっと安くなるの待ってた
東堂燦さんの「湖城の魔王と異界の娘 睡蓮の花嫁」読みましたー
表紙も異世界トリップ物のあらすじも全く惹かれなかったのですが、
本文もやっぱりあまり合わなくて、東堂さんの作品の中では一番微妙だと思いました…
全体的にちまちま読み進めてたのもあって
意味が分からないまま読み終わってしまって残念。
ヴィリが最初に小夜と出会ったとき何故捕らわれてたのかとか、
結局椿のギルドとヴィリとの関係は何だったのかとか…これは私の読解力がないせいですが。
ヴィリを裏切ったカミルがアンネリーゼを大事に思ってることとか、
レナトがヴィリを守るためにユリアンについた事とか
それぞれの絆や描写が充分でないので唐突で薄っぺらく感じてしまいました。
せかっくの異世界トリップ物なのに
かつて神の国と思われていた人間界から伝播した種族だから
アラビア語とか人間界と同じ言葉を使ってるというのもなあー…
全体を貫く小夜の亡き母に対する報われない愛情の表現も
多角的で無くて最初から展開しないので何かいまいち弱い気がします。
東堂さん特有の仄暗くてじめじめしたでも透明感有る文章と
ヴィリの辛い思い出を良い思い出で肩身を狭くしてあげるという小夜の台詞は良かったですが、
最後異界に残る小夜を心配してるだろう親戚のことは考えないのかとか、
やっぱり異世界トリップ物は肌に合わないなあと思いました…挿絵は綺麗で良かったです。
第21回日本ホラー大賞の読者賞を受賞した角川ホラー文庫
「ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」読みましたが、
あらすじのキャッチャーさに内容が付いていって無くて分厚さの割に内容が薄かったです…
謎の死を遂げたかつての犯罪者達と幼女惨殺事件にどんな関係があるのかわくわくしてたのに、
新しいタイプのホラーミステリと謳ってた割にホラー要素も謎解き要素もほとんど無くて、
全体的に安い2時間ドラマみたいな雰囲気が陳腐でがっかりでした。
比奈子が保に惹かれるのもさっぱり分からなかったし、安っぽさに拍車をかけてた様な…
ホラーで恋愛要素はよっぽど上手くやらないと難しいなと良く分かりました。
死神女史のキャラは良かったですが、
ガンさんとかもっと良いキャラになりそうなのに勿体ない。
結局事件の真相も突飛で現実味が無かったし、凄く期待外れでした。
文章は凄く上手なだけに内容の味気なさが際立ってた感じ。
まあ暇潰しに観た刑事ドラマだと思えば…という感じの話でした。
日本ホラー小説大賞年々レベルが下がってる気が…
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7月15日生まれのかに座、A型。
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