雨の通り道
5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。
色んな事を脈絡なく語るよ
- 2021/06/30 (Wed) |
- 日記というか雑記 |
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さて今回はどの絵載せようかな~と管理画面見たらこの絵が飛び込んできて
やっべ描いたこと忘れてたわギリギリ6月中に載せられて良かった…
と思ったジューンブライドリリー・ヘザー。
ウェディングドレスという事でとびっきり素敵なデザインを着せてあげたかったのですが、
そんなに簡単に良いデザインが浮かぶはずもなく…
髪型とかドレス全体の雰囲気とかも悩んだ末、
腐っても王族の結婚式だし可愛いよりは重厚寄りに描きたいな~と思ってこうなりました。
16世紀ルネサンス風。ついでに言えば戴冠式風です。このポーズならブーケ描かなくて良いし←
リリー・ヘザーは最近は髪下ろした絵ばっかり描いてましたが、
こういうコンパクトなまとめ髪も大好きです~
15才の花嫁らしく緊張感の中にも初々しく清楚な雰囲気が出る様に表情頑張りました~
名前はリリーなのに私が薔薇しか描けないせいでいつも薔薇ばかり身に付けてる彼女なので、
せめて背景に百合をしょわせてみましたが百合ぼんやりしちゃったなあ…花難しい‼
そしてもう半月も更新してなかったのですね…
本もそれなりに読んでたし今月からお家時間充実のためにのWOWOWに加入したので
ミュージカルや映画もいっぱい観てたのですが、
何となくしっかりまとまった感想を書ける気分じゃなかったのでブログ放置してました(^-^;
と言うわけでいつもほどきっちり(←??)ではなく、
思い付くまま徒然と最近観たり読んだりした色々の感想~
本はまず梨沙さんの一迅社文庫アイリス「狂伯爵と買われた花嫁」1巻と4巻を読みました~
大分前に最初に2巻を読んで3巻を読んで、1巻も買ってあったのですがずっと放置してて、
最近完結巻の4巻を買えたのでやっと1巻と一緒に読んでみました~
1巻は2巻読んだときの
何でこの人達一緒に暮らしてるねんみたいな謎のいきさつが分かったのは良かったけど、
かなり糖度控え目で話もあまり動かなくて、正直良くこれで2巻出たな…という感じでした。
リリアンの両親を亡くして引き取られた叔母の家で辛く当たられた経験から
いつでも笑顔を絶やさず人の助けになろうと頑張る良い子ちゃんな所に若干いらっとしましたが
作中でそれを代弁してくれる人がいるので良かったです。
ちゃんとヒロインを持ち上げるだけじゃなくそれに疑問を差し挟んでくる作風は好きです~
ギャグもこなれてて上手いのですが、あまりに連発されるので
ちょっと私ギャグ展開上手いでしょ?的な作者さんの意識が透けて見えて鼻につきました(^o^;)
後2巻3巻でも思ったけどこの作者さん特有の毒のある展開…
レベッカの姉の惨殺死体の所は
脇役だろうと人が拐われてもすんでのところで助かるのが王道の少女小説で冒険してるなあと。
ホラーも読むのでエグいのも嫌いではないのですが、少女向けはやっぱり平和なのが好きだなあ。
4巻は3巻がどんな所で終わったのかとかほとんど忘れてたので思い出しながら読んでましたが、
クリストファーの好きな子と小指絡ませて眠るだけで満足しちゃう
子供は畑で収穫すると思ってた19歳男子にあるまじき純粋な所が
どんな経緯を経てリリアンとのハッピーエンドに繋がるのか楽しみにしてたのに
娼館のお姉さん達に襲われかけたせいで性の真実をあっさり知っちゃって、
ラスト何食わぬ顔でリリアンとの間に子供作ってる所に凄くがっかりしました。
今までの引きは何だったんだ…
性知識に疎い天然ヒロインは少女小説あるあるだけど男子は珍しくてワクワクしてたのに( ´△`)
エルももっとクリストファーの母親の皇女との間に
感動的な悲恋のエピソードとかあると思ってたのにあっさりクリストファーに殺されるし…
今までの毒とエグさが嘘のように平和なラストなのは良かったですが。
ジェラルドの助手になったレベッカとかカーンに一目惚れして秘書として働く事になった子とか。
リリアンの祖父も良いキャラで良かったです~
後読んだのは小林泰三さんの「人外サーカス」「失われた過去と未来の犯罪」。
ヤスミン、ホラーからミステリー、SFまで変幻自在で痛快な作風が大好きだったのに、
去年末に亡くなられたことを知ってショック…
もっともっと笑えたり唸らされたりする快作いっぱい読みたかったなあ…( >д<)、;'.・
人外サーカスは私の好きなヤスミンの作風とは違ったので途中離脱しそうになりましたが、
最後まで読むとあっと驚かされたり謎が解けたりする事が多いので頑張って読みました。
うん、まあ嫌いじゃないかな。徳さんはヤスミンの作品に作品の枠を越えて
それこそ八面六臂の登場と活躍をしますが、一体何者なんだ…(笑)
失われた過去と未来の犯罪は、
恐らくとある国の核実験が引き金となって
全人類の記憶が10分しか持たなくなるという後の歴史で「大忘却」と呼ばれる出来事と
その後の人類のその影響を何とか食い止めようとする働きを書いた第一部、
幕間を挟んで、大忘却後考え出された
予め生まれてからのあらゆる記憶を
小型のメモリを体に差して生活することで補うシステムが確立された未来で起こる
様々な人々の物語をオムニバスの様に書いた第二部とに別れているのですが、
記憶と魂と心はどう違うのか?体が死亡しても記憶が残っていればそれは死と言えるのか?
といった禅問答とも哲学的とも言える命題について考えさせながら、
様々な人々の記憶にまつわる悲喜こもごもの物語が紡がれていてなかなか楽しめました~
個人的には晴香と晴菜の物語がちょっとブラックな感じで好き。
WOWOWは加入する前は私が観たかったのいっぱいやってるじゃん‼と思ってましたが
いざ入ってみると意外と観るものが無かった…(ヽ´ω`)
それでも今月はまず1日に映画「ヴィクトリア女王 最期の秘密」、
9日にアメリカで生放送されたミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」「ヘアスプレー」
15日に井上芳雄司会の「僕らのミュージカル・ソング2020」、
16日にメトロポリタン・オペラの「メリー・ウィドウ」、
17日に映画「二人の女王 メアリーとエリザベス」
23日に去年の5月に観に行った映画
「ストーリー・オブ・マイ・ライフ 私の若草物語」と、
こうして書いてみれば結構楽しんだのでまあ良いかなあ。
来月はKバレエの海賊とコッペリアとロミオとジュリエット位しか観たいの無いけど(。・´д`・。)
メットのメリー・ウィドウのライブヴューイングは
メリー・ウィドウ一番好きなオペレッタだしメットならさぞ衣装素敵だろうなあと楽しみでしたが
衣装まあ綺麗なんだけど、簡略化されててあまり細かくなくて…(ヽ´ω`)
でも幕間に歌手や演出家等のインタビューも挟みながら
ショービズの国アメリカらしくスリムになったメリー・ウィドウ楽しかったです~
私が2年前ヘルニアを押して観に行った王様と私の来日公演でアンナを演じた
ブロードウェイのスターケリー・オハラがヴァランシェンヌ役で出ているのも感激‼
彼女大学ではオペラ専攻で夜の女王のアリアを歌ったとか知られて良かったです~
第一幕ラストでハンナとダニロが踊って
ハンナが「憎らしい人!何て素敵に踊るの」って言うシーン好きー(*^▽^*)
三幕のカフェマキシムでのフレンチカンカンのシーンも爽快で良かったです~
僕らのミュージカル・ソング2020は再放送みたいですが、
司会の井上芳雄が毒舌なのはあれでしたが
色んなミュージカル俳優さん達のコロナ禍での奮闘が知られて良かったです~
もっとミュージカル曲ガンガン歌ってくれるのかと思ってたのでちょっと残念でしたが、
そんな俳優さん達の公演が中止になって何してたかみたいなお話も興味深かったです。
来月の後編も楽しみ。
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7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。
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