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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

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最近読んだ本☆


タイトルがどんどん雑になっていく気がするのは気のせいです(((^^;)
絵は青ピンクハウス粉雪。
人間年齢で13歳という設定より幼くなってしまいましたが、
なかなか可愛く出来てお気に入り(*´艸`*)
今はロリ服よりピンハの方が好きかも~
私が青春を過ごした90年代の懐かしい空気感が伝わってきて、
だぼっとしたシルエットも何とも郷愁を誘われて好きです~♥
今回は爽やかに青系にしたけど、次は定番の柄入りのピンクハウスも描きたいな♪
絵描きの間でロリータ程競争が激しくないのも好きです(^o^;)


最近読んだ本は野々口契さんの二見サラ文庫
「笙国花煌演義~夢見がち公主と生薬オタク王のつれづれ謎解き~」、
青田かずみさんの角川ビーンズ文庫
「とらわれ花姫の幸せな誤算 仮面に隠された恋の名は」、
天川栄人さんの同じく角川ビーンズ文庫
「花仙国伝 後宮の睡蓮と月の剣」、
小柴叶さんの一迅社文庫アイリス
「王女殿下の憂鬱 ドSな魔法騎士と花嫁修行」
の四冊。

最近はさすがに同じような展開とエッチありきのストーリーのTLにも飽きてきて、
TLと平行して少しずつ少女小説もまた読む様になりました~
TLにハマってた時は
少女小説の最後まで読んでもキス止まりの
じれじれ焦れったい恋模様を読むのに疲れてしまっていたのですが、
あくまでも少女小説の中での初々しいラブ描写もやはり良いなあと今は思います~
キスやハグヘ至るまでの過程が丁寧に書かれてると
TLとはまた違ったときめきが味わえるし、
あわや結ばれる展開があったりしたらTLでは決して味わえないどきどき感があって最高です‼♥
買うのはもっぱら場所を取らない文庫サイズだけど
カラーピンナップ付きが豪華な一迅社文庫アイリスが多いです(*´▽`)


笙国花煌演義は言うほど花琳が謎解きしてなかったし
悪役が逃げて中途半端なまま終わってて、評価があまり良くないのは分かるのですが、
個人的にはキャラクター達が織り成す世界観や空気感みたいな物が肌に合って楽しめました~
花琳の護衛の宦官とか皇太后様とか好きでした~
皇太后様のカナリアが逃げてしまうところで
皇太后の心証風景を暗示してる所も好き。
煌月の部下で親友の将軍もテンプレだけど良かったです。
前述のように後半毒に当たった花琳が苦しんでるだけで
煌月達だけでさっさと謎解きしちゃってたのはおいおいと思いましたが(((^^;)


とらわれ花姫は大好きな椎名咲月さんの挿絵の久々の少女小説‼(///∇///)
TL情報は追ってるのですが少女小説のお仕事はチェックしてなくて、
たまたま思い立って椎名さんでググったら去年の12月に出てたのを知って、
早速Amazonでポチって翌日に届きました~いやーいい世の中だわ~ヽ(●´ε`●)ノ
表紙のルーティエのドレス、ちょっと中世風っぽいデザインで
私の好きな椎名さんのテイストのフリフリドレスとはちょっと違ったけど、
お花のガーランドとか丁寧でユリウスもかっこいいし良かったです~
内容は青田かずみさん今作がデビュー作という事ですが、
文章に読みにくい所も無く、安定してて良かったです。
幼馴染みの王子と結婚するはずだった王女が帝国に国を侵略され、
その帝国の王子と政略結婚させられるという
今時珍しいくらいクラシカルな姫嫁物で、姫嫁大好きな私はウハウハで読みましたが、
何だかデビュー作の割に熱量みたいな物が感じられなくて
全く萌えられずに読み終わってしまいました。
アーリアナの突飛な規格外なキャラとか
ユリウスの父帝サーディスの冷酷無比な君主と思わせて
民と国を守るために非情な君主に徹している所とか、
キャラクター作りはそれなりに頑張ってて良かったですが、
肝心の悪役の皇太子がテンプレキャラなので何だかなあ…
ルーティエの元婚約者の王子レイノルドも引き際が良くてあっさりしてるし、
悪者にしたくなかったのは分かるけどもう一工夫あれば良かったかなと思いました。
でもユリウスが仮面で素顔を隠している理由や
ルーティエが現状をくよくよ嘆くだけでなく
与えられた環境の中で自分の居場所を作ろうと努力する所はとても良かったです。
ルーティエとユリウスが少しずつ歩み寄っていく過程も
萌えはないまでも丁寧に書かれていて、
お互い名前で呼び合うようになるまでの焦れったさがお約束でしたが良かった。
ルーティエがユリウスとお忍びで街に出掛けて、
お花の刺繍入りの肩かけを贈られる所とか
ユリウスと歩み寄ろうと自分から態度を軟化させてお辞儀をするところ、
椎名さんの可愛い挿絵共々凄く好きでした~‼((o(^∇^)o))
サーディスとユリウスの母の亡き側室との思い出の白薔薇の下りもロマンチックで素敵でした。
青田さんがサーディスに萌えてるのは分かりやすかったです。
ルーティエが故国の花の色鮮やかな美しさも好きだけど、
帝国の雪の花の美しさもまた好きだと思うラストはとても静かな余韻を残して好き。
ユリウスがルーティエより一つ年下という年下ヒーローな割に
その醍醐味があまり感じられなかったり、
お約束にしたくなかったのでしょうが礼儀正しく慇懃と言う性格もあまり萌えられなくて、
テンプレでも傲慢な俺様王子と控えめな王女の組み合わせの方が萌えられただろうなーとか、
椎名さん挿絵じゃなかったらもっと評価は低かったと思いますが、
挿絵も当たり前だけど作品のうちですからね(* ̄∇ ̄*)


花仙国伝は
椎名さんほどではないものの好きなレーターさんの宵マチさん挿絵なので買った本の中の一冊。
ちゃんとしたストーリーなのに凄くさくさく読めて、
一時間で120ページ位読めてしまいました(通常の文庫は一時間で80~100ページ位)。
明遠のさばさばしてて腕っぷしの強いキャラも良かったし、
睡蓮の花仙ヒツジの見た目は絶世の美青年なのに
明遠の一挙一動に拗ねたり焦ったりいやに人間らしい所も可愛くて好きでした♥
那珈姫の聡明で慎ましやかに見えて言うことは言う所も良かったし、
宵マチさんの挿絵の那珈姫めちゃくちゃ美少女で素敵でした‼(>∀<)
ヒツジの予知夢を逆手に取れば良いと言う飛翔のアイデア?も良かったし、
明遠の名前の由来には泣けました~
ラスト傭兵ではなく医薬品を自国の主要産業にして
立派に国王として立つ明遠がとてもかっこよくて良かった‼
続編も買ってあるのでまた楽しみに読みます~


王女殿下の憂鬱は
赤子の頃受けた呪いのせいで極度の男性恐怖症に成長した王女リディが
家出した妹姫に代わり女王になるため、
側近の魔法騎士ロランに呪いの解呪と恋愛指南の手解きを受けると言う粗筋でしたが、
ロランのキャラが想像してたのと違ってこれまた萌えられなかった…
ベタでも普通のカタブツ騎士キャラが良かったな。
でも悪い魔女と思われていた深淵の魔女が
シルヴィオを守るために自分が悪役になっていたという展開は読めなくて、
深淵の魔女のそれまでの煩悶を思うとグッと来るものがありました~
リディの母女王のエルシーリア様も奥ゆかしい美女で挿絵も綺麗で好みでした♥
全ての責任を放り出して出奔したリディの妹マリィの無責任さには
それで良いんかいとツッコミたくなりましたが(^^;)))
お姫様が結ばれるのはいつでも王子様、
魔法使いは脇役と自分を卑下していたロランが
ユリウスの衣裳を借りてリディと舞踏会で踊る所はお約束ですが良かったです。
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プロフィール

HN:
小雨
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

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