忍者ブログ

雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「ユーディと秘密の花冠」ユーディについて語る


絵はこの記事を書くためだけに描いたので超絶雑だけどドレスユーディ。
プリンセスになった後でも良いけど本編であんまり豪華なドレス着せられなかったので
本編中はほんまはこんなドレス着てたんやで!!と言う事にしておいて下さい…
ラズルの最終回の台詞がある手前あんまり薔薇モチーフのドレス着せられないので
本編でもそのせいでドレスデザインしにくいっていうのはありました…
ほら…私薔薇とリボン使わないとドレス描けないから…orz
ちなみにロココ時代のイメージ。スカートはフープスカートというスタイルで、
鯨の骨?だったかを使って横に広げられています。ピンクと緑って合いますよね。

つづきからユーディについてちょっと思うところとかを語ってみようかなと思いますー
ほとんどは18日の描き愛絵チャで昭さんに聞いて頂いた事の焼き直しになるかと思いますが…
ラズルの時ほど長くならないと思いますが一応畳んでおきます!


ユーディ、ラズルを語った時に書いた通り最初の方はそんなに思い入れも無かったのですが、
今では色々愛着のあるキャラクターになりました。
ユーディの気に入ってる所は、行動が一本気で素直な所、ですかね。
ラズルは性格が素直で、ユーディは行動が素直なんですね。
ラズルは感じ方や受け取り方が素直だけど、行動に移す時は王子という立場上もあって
自分の感情を抑えることも出来るのですが、ユーディは良くも悪くもそれが出来ないのです。
腹が立ったら怒るし意地も張るし、嬉しい時は思い切り笑うし泣きたい時はぼろぼろ泣く。
ブリュエンヌ姫を殴っちゃったオペラの一件とか、
かっとなると自分を抑えることが出来なくて激情に任せた行動を取ってしまう事もあります。
そんな自分に反省もするのですが、そういう感情が豊かで自分に正直な所が
お世辞と虚飾に満ちた宮廷で育ったラズルには新鮮で好ましかったんじゃないかと思います。
あと泣き方。宮廷の貴婦人達はハンケチを口元にあててよよよ…って感じで泣くのでしょうが、
ユーディはなりふり構わずというか、口ひん曲げてぼろぼろと泣いちゃうんです。
漫画でもユーディ3,4回位泣かせてましたが(笑)
そういう子供みたいなユーディの泣き顔描くの楽しかったです(笑)
ラズルもそういうユーディに庇護欲駆り立てられちゃったんじゃないかなー…と。

ユーディは漫画ではあんまり描けませんでしたが、とても孤独で自分に自信のない女の子です。
小さい頃から愛情を注いでもらって大好きだった両親を流行病で一度に亡くしたとき、
彼女はたった13歳。とてつもない悲しみとこれからへの不安があったと思います。
愛する両親を奪った非情な運命に絶望もしただろうし、
そのせいで必要以上に現実的な性格になってしまったんだと思います。
この先自分が幸せになる事なんてほとんど無いと思っていただろうし、
肩肘張って生きている自分を可愛げの無い何の取り柄もない人間だと思っています。
だからラズルの様な将来への夢をしっかり持っている男性に出会って、
色々衝撃というか感銘を受けたんだろうなーと。
ラズルへの恋心を自覚してからは自分もラズルの力になりたいと必死で勉強しますが、
その傍らでラズルの自分に対する気持ちが父王への思慕の気持ち以上でない事を
段々と分かってしまって、彼の好意を素直に受け取れなくなっていくというジレンマに。
そして何らかのきっかけでついに別れ漫画につながる訳ですがそこはまだ考え中です…
でもアリーに色々言われて城に戻る決意をして、
ユーディは本当に好きなら待ってるだけではなく自分から気持ちを伝えなくてはいけない、
自分はラズルに自分から気持ちを伝えようとした事があっただろうか?と言うことに気付いて、
それであの逆プロポーズにつながるわけです。
逆にラズルの方が待ってるだけのヒーローになってしまった気もしますが(苦笑)
まあラズルも父王に対する気持ちを分かってもらえなかったトラウマで、
愛する人に拒絶されるのを必要以上に恐れてしまうようになっていたという事で…
漫画では2人の結婚で終わってますが、
結婚後ももちろんユーディはいきなりお妃として完璧に振る舞えるわけはなく、
ラズルに助けられながら色々勉強して成長していくんだと思います。
リリー・ヘザー王妃との嫁姑問題もありますし(笑)

あとユーディの名前の由来は言うまでもなく旧約聖書に出てくる烈女、ユーディットからです。
ユーディットというのは古代ユダヤの富豪の若く美しい未亡人。
ある時ユダヤの地にアッシリアの将軍ホロフェルネスが攻め込んできたとき、
彼女は真っ先に立ち上がり彼の陣営に乗り込んでホロフェルネスを誘惑し
安心して寝入った彼の首を侍女と一緒に切り落とし、ユダヤの地を解放します。
別にこの名前つけたからといってこの伝説?になぞらえたとかいう訳でなく、
単に私が神話とかオペラから名前取るのが好きなので付けただけなのですが、
まあユーディもこの伝説をふまえて小さい頃から周りに名前負けと散々からかわれるのですが
最終的にはその魅力を持ってして一国の王子を籠絡したのだから
その名前に恥じない娘に育ったと言うべきだろうと。
ユーディーのアトリエとかあるから被るの嫌だなあと思ってたんですがね^^::
そんな訳で名前も愛称も気に入ってます!

ラズルほどじゃないけど思ってたより長くなってしまいましたすみません!
ここまで読んで下さった方がいらっしゃいましたらありがとうございます…!






PR

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 

わっほい☆ユーディちゃん語り!

お邪魔します昭です♪

ふおぉぉ本編用ユーディちゃんのドレスデザインお披露目ありがちょー!
ふわぁ~~~素敵ング!!!゚.+:。(*´v`*)゚.+:
全体的にお洒落でキュートな感じいいなぁ~~
おぉ!!!胸元が大胆☆ドッキドキ
白にグリーンの縦ストライプが爽やかで首もとのピンクのリボンに
薔薇が女性らしくも可愛らしいですなぁ(*´Д`*)

わーい♪ユーディちゃんの事、
詳しく丁寧に解説くださりありがとんとん!
ラズル王子のことも綴られていてウフフしました♪
文章でまとめてくださったお陰でまた深く
ユーディちゃんの事を理解できました♪有り難うです!

特に結婚後の語り燃え萌えしました!
結婚後のユーディちゃんお妃として完璧に振る舞えずラズル王子に助けられながら
徐々に成長していくというところ素敵です!
努力して成長していくっていうストーリー好きなので思わず応援したくなるです!
私がユーディちゃんの物語を魅力的に感じる理由の1つだと思いマッスル♪

イラストに長文お疲れさまでした!UP有り難うございましたん♪

やっほい読んで下さりありがとう!;;

昭さんこんばんは!

ユーディのドレスにコメントありがとうございますー
ロココ時代らしいちょっとコケティッシュな感じが出ていれば良いなと思っております♪
ストライプのドレスも一度描いてみたかったんですよねー
首元のピンクリボン、ロココ時代の絵画(ポンパドゥール夫人の肖像とか)でよく見かけるので描いてみたかったんですの///
女性らしくも可愛らしいだなんて嬉しいですー///

ふわぁこちらこそこんな駄長文を読んで下さりありがとんとん!;;
ラズルの事もついでに語っちゃったYOw
誰得ユーディの事を深く理解しようと思っていただける事自体が有り難いです><
描き愛絵チャの時にもいっぱい聞いて下さったのに本当にありがとうです;;

ユーディは最終回の大舞踏会では完璧な礼儀作法で乗り切ったとはいえお妃教育を受けてまだ半年ですからねー色々やらかして宮廷の人たちにひそひそ言われちゃうのを大好きなラズルがそばにいてくれる事を支えにして頑張るんだと思います。
私も努力して成長する少女漫画のヒロインは好きなので応援したくなると言って頂けて光栄;;
はわわユーディの物語に魅力を感じて下さっただなんて嬉しいですー;;
ほんの少しでも何か感じて頂けたら幸せです!

こちらこそ素敵なコメント下さり感謝です!いつも昭さんのコメで力と元気をもらっておりますー!
  • 小雨 さん |
  • 2014/09/03 (23:26) |
  • Edit |
  • 返信

カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

フリーエリア

最新トラックバック

プロフィール

HN:
小雨
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

バーコード

ブログ内検索

P R

Copyright ©  -- 雨の通り道 --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Material by petit sozai emi / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]