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5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。
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小雨
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女性
職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。
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今日は南町田の109シネマズグランベリーモールにこの世界の片隅に観に行ってきました。
絵が凄く可愛いし
ごく普通の庶民の女性が戦争の中どんな風に生きたのか興味があってずっと観たかったので、
観られて良かったです。

冒頭、昭和8年の広島から物語は始まります。
幼いすずが見た座敷童や人さらいにさらわれかけて後に夫となる周作に出逢う所など、
どこからが想像でどこまでが本当なのか説明しないで進むところが好きです。
観たい理由の一つだった当時の写真等を徹底的に研究して再現したという
今は失われた広島の繁華街の描写などもレトロな雰囲気大好きなので萌え萌えでしたー
ぼーっとしたすずが度々たはーって目が≡ ≡みたいになる所も可愛くて好きです。
そして18歳になったすずは呉の周作の家にお嫁に行くことに。
嫁入り前に言い含められる
「傘を貸そうかと言われたら新しい傘を持ってきたからと言え」
と言うのはどういう意味なんだろう。何かそういう風習があったのかな?
初夜の床でキスする周作さんとすずのシーンが何とも趣があって良かったです。

日常の描写を凄く細かく描いていると言われていたとおり、
炊事洗濯から畑仕事まで、当時のお嫁さんの仕事が淡々と描かれてて、
今ももちろんだけど当時は今みたいに便利な家電もないし、
家事一般が出来ることはごく当たり前のことだったんだよなーと
家事炊事一切出来ない私は凄いなーと思いました。
特にすみれや菜の花などの野草を摘んで家族4人分のご飯をやりくりするすずのシーンは圧巻!
当時の嫁に求められるスキルの高さにおののきました。

すずの小学校の同級生だった水原君が訪ねてくる所は
凄く艶っぽくて面食らいましたー
今でも過激な描写に思えるのに当時としたら大変なことですよね。
後で自分にはあんな怒った顔見せてくれないくせに…って拗ねる周作さんも可愛い。
周作さんがすずさん呼びなのも可愛くて、この夫婦凄く好きですー

着物をほどいてもんぺに仕立て直したり、配給の列に並んだりしながらも
日常の中にだんだん人の死が入り込んでくる描写もごくさりげなくて、
でも当時の戦争を生きた人にしかこの感覚は分からないんだろうなと。
全体的にまったりしたムードで進んでいって、
ずっとこのまま日常の描写を重ねていくのかなーと思ってたら
あの晴美ちゃんのシーンで…
まさかあんなショッキングな展開になるとは思っていなかったので凄く辛かったです。
「すずさんだけでも助かって良かった」と
どんどん起こった事に折り合いを付けてやり過ごしていく周囲の声に
「何が良かったのかさっぱり分からない」と
一人気持ちが追いつけず取り残されていくすずの描写が凄く良く理解できて、
あのシーンはやるせない気持ちでいっぱいになりました。
空襲のシーンの圧倒的なリアルさもとても怖くて、
これが当時の人達が体験したことなんだと思うと、
もう二度とこんな事は起きて欲しくないと強く思いました。
そして8月6日の描写…爆心地から離れた呉だからこその原爆の描き方も
起こったことをただそのままに、だからこそ圧倒的な臨場感を持って描かれていて。

終戦の日を迎えて憤るすずの姿もぼーっとした普通の自分でいたかったと
確実に失った物の痛みを感じさせて辛かったけど、
戦争が終わった次の日もまた次の日も日常はずっと続いていって、
何とか生きていくことに必死な人々の姿にたくましさも感じました。
というか、そうするしか無かったんですよね。生き残った人達は。
そしてリンさんの居場所なんて何とか見つけられるもんよという言葉から
すずの周作への「この世界の片隅に私を見つけてくれてありがとう」の言葉に繋がるのが…
径子の言葉にもありましたが、結局、この広い世界に自分の居場所を見つけるのは自分自身。
失った物は確かにあるけれど、
自分の居場所さえ見つければそこからまた生み出せる物がある、
がテーマなのかなと思いました。

とにかく戦争の中で生きていく一人の女性の姿が時に圧倒的リアリティを持って、
時に漫画・アニメだからこそ出来る表現方法を交えながら描かれていて、
先の戦争の中で生きるというのはどういう事だったのかという興味に対する答えが
しっかり提示されている所がとても良かったです。
径子の生き方もすみの生き方もそれぞれ彼女たち自身の選んだ生き方で。
日常の中に戦争が入り込んでくる恐怖や
それによって失われた物を描きながらも、
暗い夜に一つ一つ家々の灯りが灯るシーンのように
そこから生まれる希望も描かれていて、
戦争を描いたアニメーションとしてもだけど
アニメーションならではの表現方法を追求している点でもとても優れていると思いました。
観てて辛くなるシーンも多かったけど、観に行って良かったです!
もう二度とあんな戦争は起こしてはならないと強く感じました。
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