忍者ブログ

雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ブラック・スワン


またパフェ食べてました。nana,s green teaの小倉白玉パフェ。
やっぱり下の寒天の層の部分が薄味でしたが、美味しかったです。
あと今日はハーゲンダッツの白玉抹茶サンデーを食べました。
ハーゲンダッツってあんまり食べたこと無かったのですが、
さすが抹茶アイスが濃厚で美味しかったです~vv
こんな事書いてると何か毎日パフェばっかり食べてるみたいですが、
たまにですよ?ほんとに。

続きから今日観てきた映画ブラック・スワンの感想。
と言っても折りたたむほど感想書くことないかもです;;
こういう映画の感想はどう書いたら良いか良く分からない…;;

うーん、バレエ物という事で面白そうだなーと思って観に行ったのですが、
これは…ジャンルとしてはホラーなのかな?;;
何か感想の書きにくい映画でした;;

主人公のニナはニューヨークのバレエ団のソリストとして活躍する若いダンサー。
近々上演する白鳥の湖で、主役に抜擢されるかもしれないという期待に胸を膨らませている。
ニナの母は昔バレリーナだったがニナを身ごもったことでダンサーの道を諦め、
ニナに過剰なまでの期待を抱いている。
振付家のトマスは、プリマのベスを引退させニナを主役に選ぶが、
バレエ団に新人のリリーが移籍し、
ニナは彼女に主役の座を奪われるのではないかという恐れにとりつかれ、
次第に妄想や幻覚に悩まされるようになる…

まず、ニナの母親の異常とも言えるニナへの溺愛ぶりが怖かったです~
いそいそとニナを起こし、まるで人形のように服を着替えさせ、
少しでもニナが遅くなるとケータイに連絡する。
ニナがスワン・クイーンに選ばれると、巨大なケーキでお祝いする…
ニナの部屋の、
バレリーナのオルゴールとかチュチュにトウ・シューズを履いたぬいぐるみ達、
ベッドからカーテンまで統一された可愛らしい模様まで、
とても大人の女性の部屋とは思えない夢見がちなインテリアに、
ニナの母の狂気が透けて見えるようでした。

でもそれ以上に主演のナタリー・ポートマンの演技が真に迫ってて…。
彼女この映画でアカデミー主演女優賞を取ったんですよね。
主役に選ばれた時の、
わき上がる喜びを抑えきれずたまらなく嬉しい!って表情する所とか、
凄く感情が伝わってきて良かったです。
そして役を奪われるんじゃないかという恐怖から次第に心身を病んでいくところとか、
観ていて本当に怖かったです。
でもなぁ~その怖さが何というか演出に頼った怖さで、
ポートマン自身はただ驚いたり怖がったりしてるだけなのが何かなぁ…という感じでした。

トマスに清楚な白鳥役なら間違いなく彼女を選ぶが、
王子を誘惑する妖艶な黒鳥にはわき出る感情が足りないと言われ、
困惑するニナ。
何故もっと感情を発散できないのかとの問いに、
「完璧に踊ろうとするから…」と答えます。

プリマを降ろされたベスが車の前に飛び出して入院し、
リリーとクラブで酒を飲み踊るニナ。
このクラブでのダンスのシーンは、
それまでのクラシックバレエのダンスシーンと180度異なった演出で、
効果的だったと思います。
ニナの複雑に錯綜する心情が
激しいダンスと赤い照明でより引き立たっていたように思います。

浴槽につかりながら湯の中で目を開けたニナの前に、
もう一人のニナが笑いながらのぞき込んでくるシーンとかは本当に怖かったですー

結局、この物語はどうしても白鳥から脱皮できずに苦しむ女性が、
次第に黒鳥の狂気に侵され、自分を見失い破滅する話という事で良いんでしょうか。
最初は自分の夢を娘に託した母親のありがちな狂気モノかなーと思っていたのですが、
映画を観ている内にその母親の狂気も一つの演出上の道具に過ぎず、
やはり真に恐ろしいのは主人公のニナの精神の崩壊なのだな、と感じました。
善と悪、白と黒という白鳥と黒鳥の対比に、
次第にその境界線が浸食されていく恐ろしさというか…
ニナが本番の舞台で白鳥のシーンをミスしてしまい、
控え室に戻るとリリーが「私が黒鳥を踊るわ」と黒鳥の衣装を着ている、
そのリリーをニナは勢いで殺害してしまい、
黒鳥として舞台に出たニナの肌を彼女の幻覚なのか、黒い羽が覆う。
喝采を浴び再び控え室に戻り、白鳥の舞台メイクに戻ろうとしているニナの前に、
さきほど殺したはずのリリーが祝いに来るところで、
特にその「白鳥と黒鳥の境界線」が曖昧になっている所が意味深だなーと思います。
その時のニナは、白鳥のメイクを半分施している状態、
つまり白鳥でも黒鳥でもない「灰色」の状態。
次第に両者の境界線が無くなっている事を暗示しているのかな、と思いました。

そしてラスト、殺したと思っていたリリーは実はニナ自身で、
鏡の破片を突き刺した腹部から血をあふれ出させながら、
「私は完璧に踊ったわ」と言うニナ。
最後まで「完璧」を追い求めた故に狂気にとらわれた女性の、悲しい物語でした。

うーん、映画としては決してつまらなくはなかったけど、
性的に扇情的なシーンも多いし、救いがないのであまりお奨めは出来ない映画ですねー
先に観に行った友人から
バレエシーンは少ないと言われていたのでそこは期待していなかったのですが、
レッスンシーンとかむしろ全編ほとんどバレエシーンやん!という感じで、
バレエ大好きな私はそこそこ楽しめました。
ナタリー・ポートマンは子供の頃バレエ経験があり、
この映画のために一年程バレエレッスンも受けたとのことですが、
やっぱりポールド・ブラなんかはまだまだだなーと感じました。
一応ボディ・ダブルの方もいたみたいですが…
特にバレエ好きとか、
ナタリー・ポートマンのファンとかでなければ、観なくても良い映画だと思います。

どうでも良い事ですが睡眠薬の量を半分に減らしたら前の日の夜もばっちり眠れて、
上映中眠くなることも有りませんでした。
英国王のスピーチの時もそうしてれば良かった…;;
感動モノのあっちの方がちゃんと観たかったよ~;;(未練がましい)

PR

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 

私もよく利用するお店です(^^)

小雨さんこんばんは。
お久しぶりですー。

このお店、私もよく利用していますー。パフェではなく主に食べてるのは丼ですが(笑)デザート類もおいしいですよねv

「ブラック・スワン」御覧になったんですね!バレエ好き(と思ってます)の小雨さんにぴったりだなーと思いつつ、予告見てたら怖そうで避けておりました;でも今話題になってるみたいですね。

ではではこの辺りで…。
余談ですが私もパフェよく食べに行きますよ~。
甘いものはやめられないですね!(笑)

パフェ美味しいですよねv

唯さんこんにちは。
nana,s green tea唯さんも良く行かれるんですね~京都の方にもお店があるんですね!
私はチェーン店である事をつい最近知りました;;
丼物もあるみたいですねー私はもっぱらパフェばっかり食べてます(^_^;)
抹茶白玉パフェ美味しかったですv

ブラック・スワンは怖いですよー
スリラー映画に分類されるみたいですね。
バレエはもちろん大好きですv
でも怖いのであまりお奨めは出来ません;;

甘い物はほんとやめられないですよねv
ではではコメントありがとうございました!
  • 小雨 さん |
  • 2011/05/25 (10:07) |
  • Edit |
  • 返信

TRACKBACK

TrackbackURL

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

フリーエリア

最新トラックバック

プロフィール

HN:
小雨
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

バーコード

ブログ内検索

P R

Copyright ©  -- 雨の通り道 --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Material by petit sozai emi / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]