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5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

米林宏昌監督の思い出のマーニー観てきました。
最初は杏奈のキャラが本当に嫌な子だなあとしか思わなくて、
導入部分もアリエッティと被ってるし
都会→田舎への舞台の転換とそこで癒される主人公、という
ワンパタ感も感じないではなかったのですが、
見終わった時には自然と涙が出てしまいました。

映像的にはもちろん綺麗なのですが、
トトロをこの前の金曜ロードショーで観て改めてその素晴らしさに感動したばっかりだったので
そういう意味ではちょっと不利だったかな…
映像というか映画全体に言えることですが、
1シーン1シーンの画や情景の心を揺さぶる密度がやはりトトロや昔の宮崎駿作品と比べると
雲泥の差だなあと思います。
1つの映画として観れば十分に良いお話なのですが、
やはり昔の宮崎映画みたいな心浮き立つような感じや心の震える感動はないなあと。
あと人物の顔が、少女達は良いのですがおばさんやおじさんの作画が
平坦というかこれまたワンパタというか浅いというか…
ジブリ作品にしては適当だなーと思ってしまいました。
構成も最後の方でどたばたと真相が分かっていく感じや
杏奈が頼子に心を許す感じがお決まりでそんなに上手いとは思わなかったし、
杏奈とマーニーのふれ合いの場面も観ていてそこまで大きな感動はなかったですが、
とにかく米林監督の映画の少女は美しい!
マーニー、ポスターのネグリジェを着た水彩画ですでにやられていましたが
本当に可愛かったです。特にパーティーの時のピンクのドレス姿がおしゃまで可愛かったvv
最初に杏奈と出会うときの月光を背にして立つ白いネグリジェのマーニーも
本当に美しくて、少女の美しさをよく分かっている監督さんだなあと思いました。
湿っ地屋敷に住む青い窓に閉じこめられてばあやに髪をとかされている金髪の少女、
というイメージもとてもロマンをかき立てられました。
印象的だったのは杏奈とマーニーがワルツを踊るシーンでかかる美しい挿入歌。
そしてサイロで杏奈を置いていってしまうマーニーのシーンでもかかるのが効果的。

最後に明らかになるマーニーの秘密には涙せずにいられませんでした。
杏奈の抱えた秘密と心を閉ざした原因も本人にとっては大きな事なのは良く分かるのですが、
それ以上に現実を生きていたマーニーの運命が悲しくて…でも暖かくて。
思い出のマーニーというタイトルは杏奈の心の中のマーニーという意味だと思っていましたが、
実際はマーニーが杏奈と出会って過ごした時間、
こうありたいと願って夢見ていた思い出、マーニーの思い出の事だったんだなと思いました。
杏奈が札幌へ帰る日、車の中から湿っ地屋敷を見ると、
あの窓からマーニーが手を振っている、その場面で思わず涙が出ました。
お互いに孤独を抱えている二人の少女の一夏の思い出の共有、最後に明かされる真実。
主題歌が流れる頃には二人の少女達が通じ合えた奇跡にしみじみと思いをはせていました。
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