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5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

もうかなり前ですが、1月25日に映画「杉原千畝」観に行ってきましたー
観た当時から意味が分からないシーンもいっぱいあって、
更に今ほとんど内容忘れてるので適当な感想しか書けませんが、
ブログも停滞してるので覚え書き程度にでも書いておこうかなと。
結論から言うと、ついったでも呟いた様に演出は甘いなーというか
クサいなーと思うところはありましたが全体的には良かったです。

冒頭人間関係や筋が良く理解できませんでしたが、
とりあえず諜報活動をしてて失敗したと言うことで良いんですかね?
日本に帰ってきた杉原が友人の家に泊まって己の生い立ちや夢をつらつら喋るところは
演出もうちょっとやりようあるだろと思いましたが…
あと後に妻となる幸子との出会いも
「俺の名前を間違えずに読んでくれた人は初めてだ…」みたいな所から始まって
やる気の無さを感じました(笑)段々恋が深まって結婚するまでの流れも…
まあ恋愛メインの作品じゃないのでその辺は良いのかも知れませんが。
リトアニア領事館に赴任してからの杉原の相棒となるペシュが
「鳥は良いなあ いつでも故郷に飛んで帰れる」
みたいな台詞を言うところも、そういうのは台詞で説明する所じゃないだろと思いましたが…
全体的に演出が芝居がかりすぎてるんですよね…
映画だからとは言っても
私はもう少し観る人の想像に任せたりする自然な演出の方が好みだなあ。
あと大使館にヴィザを求めてやってくるユダヤ難民達が
軒並み悲惨で可哀想な存在としか描かれてないのも何だかなあと思いました。
もちろん彼等の置かれていた状況は絶望的な物だけど、
ああいう弱者ばかりでもなかったと思うんですよね…
ヴィザを発給されて船に乗り込んだ難民達が海から日本を見てユダヤの歌を歌うシーンも
あまりにもメロドラマチックでちょっと甘さに辟易してました。
小日向文世演じるドイツ駐在日本大使・大島が杉原にこの戦争はどうなると思うかと聞いて
「日本はアメリカと戦争になって負けるでしょう。国力が違いすぎる」
みたいな事を言うところも、事実かどうかは分かりませんが
いくら諜報活動をしているからといってそんなに千里眼みたいに未来を見渡せたのかなあと…
現代の感覚から当時の戦争観を語ってもしょうがないと思うのですよね…
こういう所は某所でネット右翼に叩かれてそうだなーと思いました。
史実だったらすみませんなのですが。

良かったのは戦争の悲惨さがしっかり描かれていたこと。
ポーランドから逃げてきたユダヤ難民がナチスの兵士達に
「立て!」「伏せろ!」と繰り返されて銃で撃たれていったり、
ユダヤ人の住むアパートにナチス達が踏み込んでいったりのシーンは
戦争とは日常の中に暴力が進入してくることなんだなあと良く分かりました。
リトアニア領事館で働いていた青年が杉原に
「これはあなたが救った人達のリストです」と
杉原がヴィザを発給した人達の名前を書いたファイルを渡すところも
感傷的に過ぎる嫌いはありましたが良かったです。
大使館のパーティー?で杉原が振り袖姿の妻の幸子と踊るシーンに重ね合わせて
ガダルカナル島玉砕とか日本の戦局がどんどん悪くなっていくのを描くところは
瀟洒なパーティーの影で日本がどんどん追い込まれていっている事を効果的に描いていて、
甘さの目立つこの映画の演出の中では良かったなーと思うところでした。
そして杉原がロシアにいた頃の同僚だったイリーナからの手紙で、
杉原が救った人の中には科学者もいて
アメリカで原爆の開発に携わったことが示唆されていて、
「誰かを害することは時に誰かを救うことなのかも知れません」
と書かれているのはとても皮肉だけど深いな、と思わせられました。
あえて原爆の投下には触れなかった所も良かったです。
イリーナの「私はやり直せると信じています」という言葉が力強く印象的でした。
史実を知らなかったので杉原と家族達が悲惨な運命を辿るんじゃないかとはらはらしてましたが
平和なピクニックの光景からフェードアウトして最後念願のモスクワの地に立つ杉原に
彼に命を助けられたユダヤ人の男性が尋ねてきて、
「僕は今でも世界を変えたいと思ってるのですよ」と杉原が言って終わるところは
何だかんだ言ってもとても良かったです。
更にエンドロールでの実際の杉原千畝と家族の写真が写されるところで
ああ本当の話だったんだなあと不覚にも泣きそうになりました…

特に前半~中盤位までは何度も言うように演出がクサかったりベタだったりしますが、
杉原千畝役の唐沢寿明や脇の外人俳優達が
真摯に役に取り組んでいるのが伝わったのが良かったです。
幸子役の小雪の美しさとお洒落なファッションも魅力的でした。
それからユダヤ人の少女達の
ふわふわ栗色の巻き毛や三つ編みに
思い思いの色のリボンを結んだスタイルもとっても可憐で可愛かったです~vv
リボン結んだ女の子は正義!!
イリーナの手紙のように考えさせられる所もあって、
戦後70周年記念にこういう戦争の悲惨さと希望を伝える映画が作られたのは良かったなあと。
もう少し中立的な視点で作られてたらもっと良かったんですがね…
とりあえず上映終了も間近だったけど観られて良かったです!
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