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5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。
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Posted : 2014/12/20 21:36

今日は有楽町の東京国際フォーラムにキエフ・バレエのくるみ割り人形を観に行ってきましたー
写真は国際フォーラムに直結する地下道に飾ってあったツリー。
画像悪くて全く分かりませんが、ヒツジのぬいぐるみが連なって出来ているんですよー
ついでに何故か飾ってあったオラフ↓


くるみ、良かったんですが…
客観的に観て凄く良い舞台だったのも分かるし、
私にかつての情熱が有れば凄く感動しただろうなと言うのも分かるんですが、
何とも今年はクリスマス自体への情熱が目減りしてしまっているせいか
所々うるっとする所はあったもののいつものくるみ鑑賞のようには感動できませんでした…
装置がショボかったせいもあると思いますが^^::
以下既に記憶が曖昧なのですがレポですー


お馴染みの心躍る序曲。
久々の生オケのくるみでしかもウクライナ国立歌劇場管弦楽団の演奏ですよ!
いつもの東京シティフィルとかじゃ無いんですよ!現地のオケですよ!
期待はいやがおうにも高まります。
序曲の間に幕が開いて、舞台には不思議な魔女の様な絵の描かれた幕が。
序曲が終わるとその幕が上がって道行きの場面に。
シュタールバウム家の家の前の書き割り、ショボっ!!と思ってしまいました。
中学生の文化祭の演劇レベル…
とにかくパーティーのお客達が次々と家の中に入っていって、
セットはシュタールバウム家の居間に。
相変わらずショボいですが、ツリーは一応ちゃんとしてるし
10年前位にもキエフ・バレエのくるみ観に行ったことあるんですが、
その時よりはマシになってて良かったです。
でも会場で売ってたパンフの写真で観るともっと豪華なんだけどなー
セット日本に持ってくるお金無かったんでしょうね…

パーティーのお客の子供達の行進曲。見守ってたり談笑してたりする大人達がいないので
ちょっと寂しい感じでした…
クララ役のテチヤナ・ゴリャコワは愛らしくて良いのですが、
いまいち情感みたいな物が伝わってこなくて…
多分席が遠かったせいもあると思うんですが。一階席だけど46列目ですよ…
前々から国際フォーラムホールAは広すぎてバレエ向きじゃないと言われてましたが、
本当にダンサーが豆粒みたいで、表情も双眼鏡無しじゃ全然分からないし
何かの動作をしてるのも分からないのでフラストレーション溜まりました…
本当はいけないんですが第2幕は空いてた前の席に移っちゃった^^::

大人達のダンス。貴婦人達のドレスは綺麗で良かったです。
そこへクララの叔父のドロッセルマイヤーが現れて、子供達に踊る人形を見せてくれます。
アルレキン役のオレクサンドル・スクルキンは
高い身体能力を感じさせる躍りでよかったですが、
コロンビーナ役のアンナ・ムロムツェワはちょっと振り付けの難易度が物足りなかったかな。
でもフィニッシュのアルレキンとのフェッテ対決?は良かったですー
最後にサラセン人の人形が出てきて激しい踊りを披露。勢いがあって良かった。
もっと人形を見せてと頼むクララと兄のフリッツに、
ドロッセルマイヤーはくるみ割り人形を出してあげます。
ロシア系のバレエ団のくるみはくるみ割り人形を本当の人間がやっているのが多いですね。
クララとフリッツが順番にくるみ割り人形にくるみを割らせていきますが、
クララと踊った後くるみ割り人形をフリッツが乱暴に扱って、壊れてしまうくるみ割り人形。
ドロッセルマイヤーは悲しむクララを慰め、くるみ割り人形を直してくれます。
ここ、普通はクララ達だけなのですが今回の舞台では
二人の両親であるシュタールバウム氏と夫人が両脇で見守っているのが面白かったです。
再び大人達がダンスを踊り、パーティーはお開きに。
再びシュタールバウム家の前のセットに変わり、お客達は帰って行きます。

夜は更け、居間のくるみ割り人形が気になったクララがろうそくを片手にやってくると、
ちょうど12時の鐘の音が。
クリスマスツリーが大きくなるシーンも今回はちゃんとありました。
この場面は本当にクララが小さくなっていくように見えて面白いですねー
その途端ネズミたちが現れ、くるみ割り人形率いる鉛の兵隊達との戦争が始まります。
戦争の場面は入り交じるねずみ軍とくるみ割り人形達との闘いが真に迫っていました。
ネズミの王様とネズミ達に囲まれ窮地に陥ったくるみ割り人形を、
袖から出てきたクララがネズミの王様にスリッパを投げつけて助けます。

ねずみ軍は退散し、後には倒れたくるみ割り人形が。
クララが近づいて抱き起こそうとすると、
くるみ割り人形は美しい王子の姿になっていたのでした。
ここはくるみで一番大好きなシーンで、王子が素顔を見せるところで
音楽の美しさと相まって本当に涙が出そうになるのですが、
王子役のヤン・ヴァーニャはハンサムな上にとっても背が高くて、
クララ役のゴリャコワが小柄なので本当に少女と立派な王子様に見えて素敵でした。
2人の初めてのパ・ド・ドゥ、大好きなシーンです。
10年前に観た時はセットはほぼ皆無ながらすごーく感動したのを覚えてるけど、
今回は…ツリーをバックに綺麗だし素敵なんだけど、
振り付けがもうちょっと2人の絡みが多いと良いんだけどなー。
王子がクララをフィッシュダイブの形に抱き上げるシーンとかは
音楽と合ってて良かったのですが。
でもやっぱりこのシーンはうるうるしちゃいます。

やがて2人は雪の国へと旅立ちます。
雪のワルツのシーンも大好きなのですが、
最初は隊列がいまいちでごちゃごちゃして見える…と思ってましたが
観てるうちに粉雪から激しい吹雪へと変わっていくような感じが
情景的な音楽に合っていて良いなあと思えました。
最後の方だけどちょっとだけ雪の精達がアラベスクでその場でくるくる、
が入ってて嬉しかったです。あの振り付け好き。
くるみは他の場面で泣きそうになることは有りますが、
雪のワルツで泣きそうになったのは初めてかも。
雪の森を越えて人形の国に旅立つクララと王子。第1幕終。


第2幕、幕が開くと1幕最初の時の幕とはまた違った絵が描かれた幕がかかっていて、
その前をクララと王子を乗せたそりが2人の従者に引かれて通り過ぎます。
幕が上がるとクリスマスツリーを描いた書き割りがバックの人形の国。
相変わらずショボ(ryですがこれはこれで味があって良いかと思えました。
そこへねずみ軍達の生き残りが攻めてきますが、王子は剣を携え勇敢に戦い、
ネズミの王様を退治します。王子のフェッテや跳躍かっこよかった!

そこから各国の人形達の踊り。
スペインのマリア・ラブロネンコとドミトロ・チェボタルは
もう少し勢いがあると良かったかなー。女性の衣装はキトリ第1幕みたいで可愛かったです。
東洋のオルガ・スクリャプチェンコとセルギイ・クリヴォコンは良かったですー
アラビアの妖しげでエキゾチックな雰囲気が良く出ていて、
男女の色香みたいなのが感じられました。
男性の衣装はちょっと海賊のアリみたいだけど。クリヴォコンは金髪?栗色?の髪で
東洋っぽくないんですがそれがまたミスマッチな感じで良かった。
中国のカテリーナ・ディデンコ、オクレサンドル・スクルキン(アルレキンと二役)は
曲のコミカルな雰囲気を良く表していてユーモラスな感じが出ていて良かったです。
ロシアのカテリーナ・カルチェンコとヴィヤチェスラフ・ステリマスは
溌剌とした感じが良く出ていて元気の良い踊りでとっても良かったですー
フランスの踊りは珍しく女性2人と男性2人のパ・ド・カトル。
男性は従来のくるみのフランスの踊りらしいかつらと衣装でしたが、
女性2人の衣装が水色のあまり見ないタイプの衣装で珍しかったです。
踊りは女性2人の見せ場があまり無かったですが、
男性2人は難度の高そうな跳躍を見せてくれて見応え有りました。
最後にジゴーニュおばさんの曲で
各国の踊りが勢揃いで列を作って足を上げたり交互に回ったり。
ここでクララと王子が曲の最初に出てくる演出も珍しいなと思いました。

ラストはお馴染み花のワルツ。
オーソドックスに淡いピンクのロマンチック・チュチュを着た女性と
白い衣装に白いカツラを被った男性達が優雅に踊ります。
ここも最初は振り付けというかフォーメーションがいまいち、と思って観てたのですが、
段々美しく見えてくるようになりました。
やっぱり旧ソ連系の国のバレエ団はコールドまでスタイルも良いし踊りが端正!
最後の方は本当に薔薇の花びらがほころんで踊っているように見えました。

いよいよクライマックス、
白いクラシック・チュチュと白い衣装に着替えたクララと王子のグラン・パ・ド・ドゥ。
アダージオはとても精緻で素敵でした。
白鳥のグラン・アダージオは良さが全く分からなくて
いつもぼーっと観てるうちに終わっちゃうのですが、
くるみのアダージオは情感豊かで大好きです。
次から次へ美しいポーズを決めていくクララと王子にうっとり。
王子のヴァリエーションは、ヴァーニャ高い跳躍と柔らかい着地素晴らしい!!
とってもジャンプ力と柔軟性のあるダンサーなんだなーというのが分かりました。
最後の回転も見応え有って良かったですー
クララの金平糖の踊りは、
ゴリャコワ音を良くとらえて愛らしく踊っていて良かったと思います。
コーダはヴァーニャのマネージュ颯爽として凄く良かったー
ゴリャコワのフェッテもちょっと雑だったけど^^;;盛り上がって良かったです。
くるみのコーダの高揚感有る音楽本当に好きだなあ。

フィナーレは花のワルツと各国の踊り総出の大団円。
ラストで王子がクララをリフトして、
暗転すると終幕の曲と共に舞台は再びシュタールバウム家の居間に。
起きてきたクララがくるみ割り人形を手に抱いて、どこか名残惜しそうに、
でも愛おしく抱きしめるところで第2幕終。
くるみを観るときはラストをどんな演出にするかにも注目するのですが、
この終わり方はマリインスキー・バレエのワイノーネン版等でお馴染みの
最もオーソドックスな幕引きですねー
何だかんだ言ってもこのちょっぴり切ない幕切れが一番感動的で好きかも。


全体的に踊りの質はソリストもコールドも凄く高くて、
振り付けの難易度も適度に高く見応え有って良かったのですが、
クララ役のゴリャコワが…まだちょっと力不足な感がありました。
ワイノーネン版やそれに準ずる版はクララと金平糖の精を同一人物が踊ることで
ストーリーに一貫性と深みを出せるところが味噌だと思うのですが、
ゴリャコワは第1幕から終幕まで通してクララを踊ってるのに
感情の連続性とでも言う物があまり感じられなくて…
テクニック的にも決して悪くはないのですがまだまだのびしろがありそうな感じ。
もう少しクララの大人の女性になっていく変化とか情感とかを表現して欲しかったのですが…
たださっきも言ったように第1幕は表情も見えない遠距離からの鑑賞だったため
クララの無邪気な感じとかオーラみたいな物が伝わってこなかっただけかも知れませんが…

あとは完全に私側の問題なのですが、クリスマスへの想いとかが大分薄れてきてしまって
くるみ自体に関する愛が以前より無くなってしまったのもあると思います。
ちゃんとここはこの踊りを観る場面だ、ここはこれに注目すべき場面だ、
この踊りはしっかり観なくては、みたいに1つ1つ見せ場を再確認しながら観てたのになあ…
特にグラン・パ・ド・ドゥとかかなり気合い入れて観たつもりだったのに
え?もう終わり?と思ってしまいました。
去年町田市民ホールで観たくるみは客席のキャパは遙かに少なかったのに凄く感動したし、
一昨年の東京バレエ団のベジャール版くるみだって
テープ演奏だったのにも関わらず今回より感動したというのに…
正統派の旧ソ連系バレエ団の素晴らしいダンサー達で生オケ、しかも現地のオケという
これ以上豪華なくるみはそうそう観られないのに
これで満足できなかったら来年からどうすれば良いんだ…

と言うわけでレポというより単なるあらすじの羅列みたいになってしまいましたが、
全体的には本当に端正な踊りが観られて、所々泣きそうになったし良かったです。
欧米のバレエ団は自国の公演優先で
なかなかクリスマスシーズンにくるみ持ってきてくれないから、
こうして正統派のバレエ団がクリスマスに日本にやってきてくれるだけで有り難いです!
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