雨の通り道
5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。
第42回ローザンヌ国際バレエコンクール
- 2014/05/10 (Sat) |
- 日記というか雑記 |
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絵は内容と全然関係ないですがFFTのオヴェリアさま。
最近フォロワーさんも参加してらっしゃるFFワンドロに初参加してみました。
きっかり1時間でどこまで描けるかっていうのも楽しいですが、
やはり1時間経って皆様の作品群の中に並ぶのが楽しかったですー
皆様思いの思いの1時間があるんだなあという感じで。
ワンドロを通じて全く知らない方からふぁぼやRTして頂けたのも嬉しかったですー
ちなみに線画に10分、塗りに30分、文字入れ・加工に5分位です。
さて本題。毎年この時期楽しみにしてるローザンヌ国際バレエコンクールの放送観ましたー
一位の二山治雄さんはクラシックヴァリエーションさすがの完成度の高さでしたねー
プロの踊りと比べても遜色ないと思いました。
女子は今年少なかったのが残念でしたが、前田紗江さんがとっても良かったです!
クラシックヴァリエーションの影の王国のソリスト、
若々しくて初々しくて伸びやかで瑞々しくて…とにかく15歳の若さ溢れるフレッシュな踊りが
とっても可憐で可愛かったですーvv
テクニックも最後のポアントで前進するところとかとっても上手だしキュート!
全体的にはちきれる若さのきらめきを感じるような踊りでした。
アメリカのプレシャス・アダムスさんもとっても素敵でしたー
オーロラのヴァリあんなに観てて面白いと思ったの初めて。
コンクールではオーロラは定番なので大抵飽き飽きしてるんですが、
テクニックもポーズも正確で上品で、そして女性らしい色香のある美しい踊りで良かったです。
コンテンポラリーヴァリエーションの方も彼女のルーツを感じさせる野性味と共に、
不思議な優雅さみたいな物も感じられて…
アフリカ系と言うことで、なかなかプリマになるのは難しいのが現状だとは思いますが;;
頑張って欲しいですー。
ローザンヌを観てると毎年思うんですが、若さ溢れる肉体が躍動するさまは
観てて本当に踊りだけでなく絵画やファッションなんかにも通じるような
クリエイティブなエネルギーを感じて、
今年は歳のせいか特に若いって良いわーと思いました。
ぴちぴちの若さに輝いた溌剌としたダンサー達の表情を観てるだけで幸せな気持ちになれます。
今回は二山さんと前田さんのインタビューがあったのもいつもと趣向が違って良かったです。
2人とも踊ってる姿は本当に堂々としてるのに素顔はごく普通の高校生といった感じで、
インタビューに答えるのもしどろもどろな所が可愛いv
特に前田さんはごく普通のはにかみやの女の子って感じで可愛らしかったですーv
そんな2人が舞台ではあれだけ活き活きと輝くというのが、
ダンスと舞台の魔法だなーと思いました。
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「女のいない男たち」感想
- 2014/05/04 (Sun) |
- 日記というか雑記 |
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ユーディット妃もしくはプリンセス・ユーディット。
自慢の髪はハーフアップにしてます。
ルクランディア史上初の農民出身のプリンセスと言うことで、人々の語りぐさになったそうな。
今でも時々実家に帰ってラズルと一緒に畑を耕してます。
将来2人の間に子供が生まれて、「どっちが先にプロポーズしたの?」って聞かれて、
「君だよね?」「ラズルの方でしょ」と言い争いになるとかそういうどうでも良い後日談。
大好きな作家の一人、村上春樹の新刊「女のいない男たち」買って読みました。
うーん…決してつまらなくはなかったけど、期待してたほど面白くはなかったかな。
短編集の方が長編より好きなので楽しみだったのですが、
この人は多分長編の方が向いてるんだと思う。
というか今までの短編集みたいなどこかとぼけた味のある非現実的な物語や
寓話的なお話なら良いんだけど、男女の関係を描いた真面目な主題でのお話は
やはり長編の方が書きやすそうだなーと思います。
長編なら何となく許しちゃう話の宙ぶらりん感というか、結末を読者に丸投げな感じが
短編だとちょっと物足りなく思ってしまいました。
でもやっぱりこの作者特有のどこか厭世的な主人公達とか、
独特の言語感覚からくる何度も噛んで含めるように読みたくなる会話文なんかは好きです。
相手の言った言葉を繰り返して口に出す会話とか。
好きだったのは「イエスタデイ」と「シェエラザード」。
イエスタデイは上品に整った容姿とは裏腹に完璧な関西弁を話す木樽の風変わりさと、
彼の人とは違った独特の感受性故に傷つきやすい部分が凄く理解できて、
えりかの彼を愛しているからこそついていけなかった所とか、切なくて印象的でした。
シェエラザードは、シェエラザードの語る高校生時代の熱狂的な恋故の大胆な行動に
読んでいるこちらも主人公の羽原とともに強く引き込まれました。
恋をしているときの熱病に浮かされたような感覚が上手く描かれていて、
読んでいてシェエラザードのとった行動に共感してしまいそうになる感じが面白いなあと。
全体的には、タイトル通り全編何らかの喪失の物語なんだなと思います。
誰かを好きになればいつかは必ずやってくる終わりの時を考えずにはいられなくなる、
そんな逆説的な想いを描いていて、凄く面白かったという訳ではないけど、
質の良い小説集ではありました。
ミモリ姫とかえるの王子様
- 2014/04/27 (Sun) |
- アナログイラスト |
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せらさんの企画サイトさまはもとより、
pixivにもアップしーのついったでもアップしーのの絵ですが更にブログにも。
原画はピンクがもっと鮮やかで彩度高いんですが、
スキャンしたらこれはこれで落ち着いた感じになったのでまあ良いかなと。
やっぱりアナログも楽しいですねぇ…
童話のかえるの王子様×ジューンブライドのイメージで~
二期会「蝶々夫人」
- 2014/04/24 (Thu) |
- 観劇レポ |
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今日は上野にオペラ「蝶々夫人」観に行ってました~
いつも通りの長大な観劇レポ書くと体力消耗するし時間もないので
さらっと感想だけ。
二期会(日本人)のオペラと言うことで、衣装や装置など違和感なくて
本物の日本に近い感じで良かったです~
日本髪で和服を着た歌手がイタリア語で歌うというのも、
実際に観てみたらそんなに違和感なかったです。
装置も綺麗だった~
第1幕では幕が開くと舞台右手に桜の木が立ってて、
左手に日本家屋の障子があって、樋口達哉さん演じるピンカートンが
「寝室はどこだ?部屋がひとつづきになってるのか?」と
見慣れない日本家屋に不思議そうな様子。
舞台という記号的な世界がある瞬間ふとリアルに見える時が凄く好きです。
1つの箱庭的な空間の中で人物が立ち動いたり台詞を言ったりする感じも好き。
第2、3幕では、蝶々夫人の家の中を表現したセット。
バックに置かれた障子にその後ろ側にいる人の影が映る感じが効果的で良かったです~
日本画みたいな草花が描かれた衝立みたいなのも綺麗でした。
蝶々夫人観た事映像でも一度もなくて、観るの全くの初めてだったけど、
思ってたよりずっと話に違和感なくてリアルで、
プッチーニが相当日本を研究して作曲したんだなーというのが伝わってきました。
演出家が日本人だからと言うのもあるでしょうが。
武家の娘らしく純情でいながら毅然とした木下美穂子さん演じる蝶々さんも、
ピンカートンの軽薄さを強調するように良心的な泉良平さんのシャープレスも、
蝶々さんに健気に仕える小林由佳さんのスズキもみんな名演でした。
特に薄々ピンカートンの裏切りを知りながらも蝶々さんを支えるスズキが良かったです。
よくある東洋蔑視の悲劇と言えばそれまでですが、
いつの時代にもありえる普遍的な物語でもあると思います。
蝶々さんとピンカートンの間に生まれた坊やの役の小さな男の子が
特に舞台に出てくるとそのいたいけな姿が悲劇をはっきりと象徴しているようで、
とっても効果的。第3幕で自害を決意した蝶々さんの前に
「ママー!」と走り寄ってくる姿は涙ものでした。
第2幕の終幕、ピンカートンの乗った船の汽笛を聞いて
「やっぱりあの方は帰ってきたわ!誰も信じなかったけど私の勝利よ!」と
障子に向かってポーズを取る蝶々さんとスズキのシーンも印象的でした。
でも蝶々夫人って「ある晴れた日に」以外は特に印象的なアリア、というか
むしろアリア自体が無いんですね。
木下さんの有名な「ある晴れた日に」は絶唱でしたが、感動はあんまり無かったかな。
会場はブラボーの嵐でしたが。
とにかく観ていて違和感のない舞台、ストーリーで、なかなか良い舞台で良かったですー
ピンカートンの妻ケート役のドレスとか、衣装も豪華で素敵でした。
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7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。
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