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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

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ピーターラビット展行ってきたよー


ガラホで撮った写メがPC上で見るとことごとく暗くなり過ぎちゃうので、
明度をかなり上げて撮ってみたら初秋だというのにまるで初夏の様な写真に(笑)
という訳で今日はBunkamuraミュージアムにピーターラビット展観に行ってきましたー
どっちかと言えばブックオフ渋谷センター街店に行く方がメインの目的だったんですが、
ピーターラビット展思いの外良かったですー!!
ピーターラビット実は読んだこと一度も無いんですが、
整った上品な絵から洗練された物語だと思ってたら、
結構素朴な作風で時に皮肉が効いてたりブラックユーモアがあったりして、
作者・ビアトリクス・ポターが生きた当時のイギリスの世相なんかも反映されてる感じで
観ててとっても楽しかったです♪

ピーターラビットのお話の原型となったのは、
ポターが知人の子供で病気を患っていたノエル君を励ますために描いた絵物語。
これを数年後に私家版として売り出したところ大人気となり、
出版社から発売されたピーターラビットのお話でポターは一躍ベストセラー作家に。
以降どんどん新キャラクターを使ったお話が出版され、
ピーターラビットシリーズとして現代まで読み継がれているのだそうです。
展示されていた私家版ピーターラビット、口絵は水彩の色合いが綺麗で可愛らしいし
本文の挿絵は黒インクだけで描かれたシンプルな感じが返って味わい深くて良かったですー

その後絵本として出版されたピーターラビットシリーズの原画が
お話の内容と共にいっぱい展示されてて、どのお話の絵もとっても可愛くて素敵でしたー
ただサイズが小さめなので
そんなに混んでる訳じゃないのに他のお客さんの頭とかで隠れちゃうのが難点でしたが^^;;
ピーターラビットのお話ってうさぎの話だけじゃなくて
色んな動物が主人公になってるんですねー
解説でポターは動物の筋肉の構造や解剖学的な事をしっかり勉強して描いていて、
どの動物もこの動物が二本足で立ったらこうなるだろうという様に正確に描かれている、
と書いてありましたが、
本当にどの動物の絵も擬人化されつつも
ちゃんとその動物特有の動きとかが織り込まれてる感じでさすがでした!

特に気に入ったのは「こわいわるいうさぎのおはなし」と「モペットちゃんのおはなし」。
こわいわるいうさぎのおはなしは知人の子供に
ピーターみたいな良い子じゃなくて
本当に悪いうさぎが主人公のお話が読みたいと言われて描かれたお話だそうで、
最後の悪いうさぎが撃たれてしっぽもひげも抜けたつるつるの姿で逃げていく結末と挿絵が
何とも言えずブラックユーモアを感じてとっても好きでした。
日本昔話でたぬきがやっても違和感ない感じというか。
モペットちゃんのおはなしは子猫のモペットちゃんがねずみにからかわれる話。
もう一枚目のちょこんと座ってるモペットちゃんからして可愛すぎて猫好きとしてはたまらん!
穴の空いた布にねずみをつめて遊んでるモペットちゃんも
いかにもおもちゃにじゃれつく無邪気な子猫といった感じで可愛かったですーvv

原画コーナーの後はポター本人の生き様にスポットを当てた展示に。
会場内にポターの住んでいた湖水地方の家を思わせるセットが組まれていて、
中にはポターお気に入りの人形やそのドレス、
ポターが商標を取ってシュタイフ社に作らせたピーターラビットのぬいぐるみや
ウェッジウッド社から発売されていたピーターラビットのティーセットなどの他、
ポターゆかりの品が展示されていてとっても興味深かったですー
人形の青いドレス色あせてるところがまた趣があって可愛かったなー
ティーセットも普通に欲しい…!!
ポター自身が描いた水彩スケッチも何点か展示されてましたが、
印象派の影響を受けてるのかいきいきとした緑や湖など
自然を愛した彼女らしい美しい絵ばかりでとっても素敵でした。

最後に今回の展覧会で
音声ガイドの解説も担当しているオフィシャルサポーターのディーン・フジオカが
ポターゆかりの湖水地方を旅する映像が上映されてて、
最近は展覧会行っても映像は観ないのですがこれは楽しく観られて良かったー
本当イギリスの自然って美しいですね。

物販で買ったクリアファイルと布と紙を合わせて作られたポスカ。
タビタ夫人とモペットちゃん達子猫ちゃん好きですー

どのお話からも本当にユーモラスで飾らないポターの人柄が感じられて、
もちろん一枚絵として観ても水彩の塗りとか動物のデッサン力とか名人級で
しばし優しい雰囲気に和むことが出来て良かったですー
ピーターラビットのお話が現在まで広く私達に愛されている理由が分かる気がしましたー
ピーラーラビット展とっても楽しかったです!行って良かったー!!
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暑中お見舞い申し上げます2016


真代家こんぷれっくす!最終回記念イラストはこの下↓です

去年は描けなかった浴衣絵、今年は早めに完成させました。
本来こういうギャルギャルしい浴衣は全く好きではないのですが、
とある雑誌を見ていて洋風の浴衣も可愛いなあと思い描いてみました。
ちなみに見えなくても粉雪ですよ…久々にオリジイラスト描けて良かった…
和服を描く時はアナログが信念です。着物柄ってCGだと簡単に出来てしまうので…
自分が見る時も本物の着物と同じように手描きで描かれた着物柄・イラストに惹かれます。
しかしアナログだとはがきサイズの紙に描くので構図が限られてしまうのと
背景がエアブラシレース一択になるのが難点orz
イラスト用の画用紙にコピックが滲むので有る程度人物を大きく描かないと
はがきサイズでは他はともかくこの髪の塗り方が出来ないのですよね…
背景も最初はワンパタレースから抜け出して爽やかに青空でも描こうと思ったのですが、
結局失敗を恐れて無難に逃げました…
でも今年の年賀状絵が赤系の着物で
背景ピンクレースにしとけば良かったって死ぬほど後悔したので、
赤和服&ピンクレースの甘甘な組み合わせリベンジ出来て良かった!
しかし清涼感のかけらも無い暑中見舞いですね…
レース水色とか黄緑でも良かったなと思ったけどどっちのコピックスケッチも持ってないんだ…
にしても浴衣柄のハートの周りのレース白いペンで描いたけど見えづらくて残念。
もっとチェックのハートとかも入れて洋風な感じ出したかったな~
とか言いつつ何だかんだ言っても気に入ってるので8月いっぱいまでTopに置いておきますねー

波津彬子先生ミニイラスト集と京都日記


ご紹介するのが大分遅くなってしまいましたが、
猫好きの作家さん達が集まってのトークイベント用に波津先生が作られたミニイラスト集、
7月始めに通販申し込んでいたのが8月2日に到着しましたー
ずっと楽しみに待ってたので届いたときは嬉しかったー!
このイラスト集の売り上げは全額(!!)熊本地震被災地への義捐金になるそうです。
中身は全ページ猫入り。
3分の2位は持ってる画集と被ってたのがちょっと残念でしたが;;
なるべくコミックスなどに収録されていないイラストをセレクトして下さっていて、
初めて見るイラストも結構あったので良かったです♪

右ページは現在連載中の最新作「ふるぎぬや紋様帳」のイラスト。最新イラスト収録嬉しい!
左の「夜のやさしい手」の文庫版カバーイラストも好きな絵だったので
大きいサイズで見られて嬉しかったです~vv
小説のカバー絵の収録があるのも有り難い♪
「銀猫堂奇譚・水琴館の惨劇」のカバーイラスト大正浪漫+ミステリー風で素敵~
矢絣袴女学生たまらん…vv
でも何と言っても一番の収穫は
「ネコのミヌース」というオランダ映画のパンフレットに収録されていたカラー漫画2ページ!!
10年以上も前の映画のパンフに載ってた漫画が読めるなんて何て貴重…!!><
波津先生のノリも相変わらずだし猫はいっぱいだしで幸せでしたvv
波津先生的タマのイメージ擬人化の赤い振り袖少女めちゃくちゃ好み…;;
波津先生の描かれる赤い振り袖はいつもかなり渋い色なのが綺麗で好きですーvv
他にも猫のファンタジー3の表紙の扇を持った中国娘と猫たちや
うるわしの英国シリーズのクレアとヴィルヘルムと青いお花のイラストとか
見たこと無い絵も結構あったので満足です~
表紙裏表紙が真っ白で汚しそうで怖いのですが;;何度も見返しますーvv
波津先生も先生の描かれる猫も女性も大好きなんじゃー!


話は全く変わりますが、例によって8月26日から28日まで母の京都の実家に帰省してましたー
今年は叔母と従姉と従姉の子供達が
ちょうど26日から1泊2日で和歌山のアドベンチャーワールドに旅行に行くことになってて、
残念ながら会いに行けそうにないとメールが来て死ぬほど落ち込んでました…orz
田舎に行くのの何が楽しみって親戚に会えるからこそなのに!!
そのせいで行く前から夏休みで帰省中の子供達見る度に
今年は従姉の子供達に会えないんだ…と悲しくて悲しくて
26日の帰省当日には軽い鬱状態にまでなってましたよ…
いつもならうきうきの新幹線もせっかく窓際の席取ったのに全く楽しめず、
ひたすら寝て京都まで行きました…
京都に着いたのが12時40分頃で、
いつもの様に烏丸御池の京都国際漫画ミュージアムに寄っていったのですが
例年なら心躍る夏の京都の熱気も鬱には勝てず全く心浮き立たず。
でも企画展の江口寿史先生の原画展は一見の価値有りでした!
江口先生の作品はストップ!ひばりくんをアニメで辛うじて見たことがある位でしたが、
線がぱきっとしてて女の子の身体のラインが凄く柔らかそうで
とってもスタイリッシュでお洒落なイラストばかりで素敵でしたー
特に女の子のいる街をテーマに描かれた一連の作品の中の
緑の振り袖着た女の子のイラストが凄く好きでしたー模様まで凄く細かく描かれてて綺麗!
しかし漫画ミュージアム展示室が何室にも別れてて展示順が分かりづらいよ…
そういう訳で順番通りに見るのがめんどくさくなって
残りの時間は前々からちゃんと読んでみたかった
樋口橘先生の学園アリスのコミックスを読んで暇潰してました。蜜柑ちゃんかわええ…

そんなこんなで京都駅を16時7分に出る快速園部行きに乗ったのは良い物の
綾部・福知山方面が大雨で列車が運休しており、
園部で40分ほど足止めされたあげく
やっと乗れた福知山行きの列車が徐行運転と停止を繰り返し
結局綾部駅に着いたのは20時過ぎでした…
京都から綾部まで4時間って…こだまで新横浜から京都に行くより時間かかるって…。
本当電車内で足止めされてる間ずっと
「来るんじゃなかった…」と何度思ったことか。
とりあえず叔父に綾部駅まで迎えに来てもらい母の実家に帰ったのが21時前で
遅い晩ご飯食べた後お風呂入って22時に就寝。
祖母は認知症がかなり進んでいると聞いてたのですが思ってたよりずっと元気で安心しました。


翌27日は朝から雨が降ったり止んだりの繰り返しで
夏の京都での楽しみの一つ、縁側での読書(ホラー)が昼過ぎまで出来なくて残念。
雨に加え晩夏という事もあり気温も肌寒いくらいで、
布団とか普通に羽毛布団被って寝てましたよ…
もっと盛夏のかーっとした暑さの中角川ホラー文庫を読むのが良いのになあ…
とぼやきつつ13時半頃から何とか雨が上がったので
無理矢理縁側で岩城裕明さんの「牛家」を読んでました。
祖母は一応私のことは分かるみたいですが
言うことは「毎日家で何しとるんじゃ?」と
「もう大人なんやで働かなあかんで」の2つのみ。
これはぐさっと来る…;;社会不適応者なんだよしょうがないじゃん…
しかし叔父が買ってきたお弁当で夕食にしてお風呂入ってる間に
まさかの予定より早く帰ってこられた叔母夫婦&従姉と子供達が顔見せに来てくれました…!!
一発逆転大ホームランの気分でしたーあああ嬉しい…;;
叔母のテンション高めの関西弁聞くとああ京都に来たなーって思います。
従姉は長時間の運転で疲れてたのか何話しかけてもテンション低かったけど。
従姉の子供のS君とAちゃんは小三と小一。
遊び疲れて眠そうでろくに会話も出来ませんでしたが、元気な姿を見られただけで良いよ…;;
そんなこんなでほんの30分ほどでみんな帰ってしまいましたが、
一目でも会えて本当に嬉しかったですー><

総括してみれば今年も真夏の京都を歩くことが出来たし
綾部では天気悪くて気温低いけど縁側での読書もまあ出来たし
叔母と従姉達にも会えたし
やっぱり新幹線払い戻ししないで京都行って本当に良かったですー
…でも来年は出来ればもっと盛夏に行けると良いな^^;;

昭さんときさなずさんと☆夏も終わりのカラオケ&リアル絵チャ会!


昨日28日は大阪で昭さんときさなずさんと小雨の3人でオフ会して参りました~
カラオケもスケブ描きという名のお絵描きもがっつりで滾ってとっても楽しかったです~vv
京都は雨模様で心配してましたが大阪は晴れて夏らしい暑さで良かったです!
この日のために新調したワンピース(250円)が泥だらけにならなくて良かった><
今回は初めてきさなずさんの地元某駅(特定しますた)でのオフ会と言うことで、
きさなずさんはいつもこういう風景を見てるのかーと胸アツ…!!
最寄り駅に本屋と飲食店が複数有ると言うだけでも羨ましい…
本屋さんほとんどの漫画雑誌紐してなくて立ち読みし放題だし。
という訳で例によって無駄に縦に長いオフレポだよー
許せる方のみつづきからどうぞ。

・・・つづきはこちら

昭さんと☆小雨がボキャ貧半端無い封神語り愛絵チャ


昭さんと☆で区切ってくださいねタイトル。ボキャ貧なのが私です。
と言うわけで本日14時から昭さんの絵チャ室お借りして
私の方からお誘いさせて頂いてた封神語り愛絵チャにご一緒頂きました~
未だ熱が冷めやらぬ封神について
当日まであれも話したいこれも話したいと色々考えてはずなのに
いざスカイプつながってみると私のボキャ貧が爆裂、
4時間の間ほぼ楊戩可愛いしか言ってなかった気がします…
しかも具体的にどこが可愛いともあまり言えず今になって後悔orz
ぐっと来た所いっぱいあったのになぁ~一番は玉鼎師匠との絆ですが。
楊戩の尊大でひねくれてるように見えて
太公望をテストした時の自分に非があった時はきちんと恥じ入って謝罪する潔さや
仲間の言葉の裏にある気遣いをちゃんと感じ取ってありがとうが言える素直さが本当可愛い…
あ、哮天犬に横乗りなのも大事な萌えポイントって言うの忘れた…

でも私の拙い言葉に昭さんが補足してくださる感じで話してくださって
ああそうだったのかーと思うこともいっぱいあったのでお誘いして本当に良かったです!
弱さを見せないのが太公望の強さで弱さを見せないのが楊戩の弱さとか。
太公望は軍師で皆を引っ張っていく立場だから
味方を不安にさせたり出来ないし、
余計に人に弱いところを見せられないんじゃないかな~とかなるほどという感じでしたー
強敵とも最終的には肉弾戦になるのも私一人で読んでる時は「ちょww拳で語り愛www」
みたいな感じだったけど昭さんの
「宝貝で戦うのと拳とでは意味が全然違ってくるからね~」
というお言葉に目が開かされる思いでした…!
BLに対する抵抗感とちょっと良いなと思う心のせめぎあいも
既に乗り越えてらした昭さんのお言葉にも勇気づけられました!
精神的な繋がりならBLもありだなとか、
女性だからこそ描ける細やかな心の繋がりを描いたBLは良いよなあと思わせられました。

で、絵ログですが…
私は最初から喜媚描こうと決めてたのですがまさか昭さんと被るとは…
かなり経つまで全く気付かなかったのですが
やだ~私達ってもしかして以心伝心!?☆ミ
と言うわけでW喜媚ちゃんになりました☆ロリッ☆

左:小雨
右:昭さん

私の喜媚はあんまりロリロリしてないけどまあまあ上手くいったかな?
マジカルドローさんの水彩は感度良くて
適当に描いただけでもそれっぽく見える感じが好きです。今見ると汚いだけだけど。
如意羽衣は左手に持ってるという事で一つ…!

昭さんの喜媚と太公望人形可愛い~vv
昭さんの人選には驚きましたが喜媚はロリロリでラブリーだし太公望人形激カワ!欲しい!!
この省略太公望の顔大好きです~塗りも同じツールを使ってるとは思えないほど美しい…!;;
如意羽衣の塗りまでしっかり神経が行き届いていて素敵ですー><


何だかんだ言って封神への熱き想いをボキャ貧ながらもぶちまけられて、
そして寛大な昭さんに受け止めてもらえて楽しかったし嬉しかったですー!
昭さんまた滾ったらよろしくお願いします…!お付き合い本当にありがとうございましたvv

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プロフィール

HN:
小雨
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

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