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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

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杉原千畝


もうかなり前ですが、1月25日に映画「杉原千畝」観に行ってきましたー
観た当時から意味が分からないシーンもいっぱいあって、
更に今ほとんど内容忘れてるので適当な感想しか書けませんが、
ブログも停滞してるので覚え書き程度にでも書いておこうかなと。
結論から言うと、ついったでも呟いた様に演出は甘いなーというか
クサいなーと思うところはありましたが全体的には良かったです。

冒頭人間関係や筋が良く理解できませんでしたが、
とりあえず諜報活動をしてて失敗したと言うことで良いんですかね?
日本に帰ってきた杉原が友人の家に泊まって己の生い立ちや夢をつらつら喋るところは
演出もうちょっとやりようあるだろと思いましたが…
あと後に妻となる幸子との出会いも
「俺の名前を間違えずに読んでくれた人は初めてだ…」みたいな所から始まって
やる気の無さを感じました(笑)段々恋が深まって結婚するまでの流れも…
まあ恋愛メインの作品じゃないのでその辺は良いのかも知れませんが。
リトアニア領事館に赴任してからの杉原の相棒となるペシュが
「鳥は良いなあ いつでも故郷に飛んで帰れる」
みたいな台詞を言うところも、そういうのは台詞で説明する所じゃないだろと思いましたが…
全体的に演出が芝居がかりすぎてるんですよね…
映画だからとは言っても
私はもう少し観る人の想像に任せたりする自然な演出の方が好みだなあ。
あと大使館にヴィザを求めてやってくるユダヤ難民達が
軒並み悲惨で可哀想な存在としか描かれてないのも何だかなあと思いました。
もちろん彼等の置かれていた状況は絶望的な物だけど、
ああいう弱者ばかりでもなかったと思うんですよね…
ヴィザを発給されて船に乗り込んだ難民達が海から日本を見てユダヤの歌を歌うシーンも
あまりにもメロドラマチックでちょっと甘さに辟易してました。
小日向文世演じるドイツ駐在日本大使・大島が杉原にこの戦争はどうなると思うかと聞いて
「日本はアメリカと戦争になって負けるでしょう。国力が違いすぎる」
みたいな事を言うところも、事実かどうかは分かりませんが
いくら諜報活動をしているからといってそんなに千里眼みたいに未来を見渡せたのかなあと…
現代の感覚から当時の戦争観を語ってもしょうがないと思うのですよね…
こういう所は某所でネット右翼に叩かれてそうだなーと思いました。
史実だったらすみませんなのですが。

良かったのは戦争の悲惨さがしっかり描かれていたこと。
ポーランドから逃げてきたユダヤ難民がナチスの兵士達に
「立て!」「伏せろ!」と繰り返されて銃で撃たれていったり、
ユダヤ人の住むアパートにナチス達が踏み込んでいったりのシーンは
戦争とは日常の中に暴力が進入してくることなんだなあと良く分かりました。
リトアニア領事館で働いていた青年が杉原に
「これはあなたが救った人達のリストです」と
杉原がヴィザを発給した人達の名前を書いたファイルを渡すところも
感傷的に過ぎる嫌いはありましたが良かったです。
大使館のパーティー?で杉原が振り袖姿の妻の幸子と踊るシーンに重ね合わせて
ガダルカナル島玉砕とか日本の戦局がどんどん悪くなっていくのを描くところは
瀟洒なパーティーの影で日本がどんどん追い込まれていっている事を効果的に描いていて、
甘さの目立つこの映画の演出の中では良かったなーと思うところでした。
そして杉原がロシアにいた頃の同僚だったイリーナからの手紙で、
杉原が救った人の中には科学者もいて
アメリカで原爆の開発に携わったことが示唆されていて、
「誰かを害することは時に誰かを救うことなのかも知れません」
と書かれているのはとても皮肉だけど深いな、と思わせられました。
あえて原爆の投下には触れなかった所も良かったです。
イリーナの「私はやり直せると信じています」という言葉が力強く印象的でした。
史実を知らなかったので杉原と家族達が悲惨な運命を辿るんじゃないかとはらはらしてましたが
平和なピクニックの光景からフェードアウトして最後念願のモスクワの地に立つ杉原に
彼に命を助けられたユダヤ人の男性が尋ねてきて、
「僕は今でも世界を変えたいと思ってるのですよ」と杉原が言って終わるところは
何だかんだ言ってもとても良かったです。
更にエンドロールでの実際の杉原千畝と家族の写真が写されるところで
ああ本当の話だったんだなあと不覚にも泣きそうになりました…

特に前半~中盤位までは何度も言うように演出がクサかったりベタだったりしますが、
杉原千畝役の唐沢寿明や脇の外人俳優達が
真摯に役に取り組んでいるのが伝わったのが良かったです。
幸子役の小雪の美しさとお洒落なファッションも魅力的でした。
それからユダヤ人の少女達の
ふわふわ栗色の巻き毛や三つ編みに
思い思いの色のリボンを結んだスタイルもとっても可憐で可愛かったです~vv
リボン結んだ女の子は正義!!
イリーナの手紙のように考えさせられる所もあって、
戦後70周年記念にこういう戦争の悲惨さと希望を伝える映画が作られたのは良かったなあと。
もう少し中立的な視点で作られてたらもっと良かったんですがね…
とりあえず上映終了も間近だったけど観られて良かったです!
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恋とはどんなものかしら2


お久しぶりです。
最近特に書きたいこともなく、加えてまた鬱の周期が到来して寝てばかりいるので
ますます日記のネタがなく半月以上もブログを放置してました。
鬱辛い…酷く気がふさぐとかじゃないけど、
何をするにもおっくうでなかなか布団から起きあがれません。
毎日のネット巡回も朝ドラ観るのも面倒で辛い…;;
そんな訳ですっかりラノベ日記と化してる当ブログですが、
この半月の間に読んだのは山本瑤さんのコバルト文庫
「妖精国の恋人 黒馬の王子さまと暁の娘」「妖精国の恋人 黒ウサギの王子さまとお茶会を」
「妖精国の恋人 恋せよレディ!もふもふの城は大騒ぎ」の3冊。
あと一冊在原スルメさんのコバルト文庫「ベビー・ロマンティカ」も読んだのですが、
こちらはあまりにも地雷な内容だったのであえて書かないでおきます。
この方Web作家さんみたいですが、
こういうの読むとWeb作家さんってレベル低いのかな…と思っちゃいますわ…

山本瑤さんは以前
「薔薇色プリンセスレッスン」「プリンセスレッスンはルビーのお城で」
も読んで感想書きましたが、有る程度の実力はある方だという印象を受けたので
(実際裏表紙見返し見ると
コバルト文庫で出してる既刊がいっぱいあってベテランの方みたいだし)
大好きな起家一子さんが挿絵ということもあり
妖精国の恋人シリーズも楽しみに読んだのですが…
この方の作品って薔薇色プリンセスレッスンもそうだったけど、
ヒロインに陰気な因縁があって正直読んでてダルかったです…
恋愛部分もちょっとクセのある感じであんまり好みじゃないというか、入り込めなかったなー…
正直コバルトにはシリアスな生い立ち話とか求めてないんで!!
ヒロインとヒーローのラブラブいちゃいちゃが読めればそれで良いんで!!
っていう感じでした。
もふもふの城~はもっと主役の周りの人達の個性も見たいと思ってたので
そこそこ楽しめましたが。

そんな訳でまだまだ読んでなくて山積みの少女小説があるにもかかわらず
口直しに天命の王妃全8巻を読み返してました。
漫画ならまだしも一度読んだ小説をラノベとはいえ8冊も読み返すとは思ってなかったので
自分でもびっくりですわー
天命の王妃は文章がそこまで固くなくて読みやすいので一日一冊ペースですが楽に読めました。
はぁ~やっぱり明霞と無憂のカップルは最高ですわ…
純朴で物慣れない初心な明霞を大人の余裕で翻弄する無憂が本当かっこええ…
悪婿も贅沢な身の上も好きですが、
やっぱり少女小説や少女漫画はヒーローに恋できるかどうかが鍵だなーと思いました。
ヒロインに感情移入してヒーローとの擬似恋愛を楽しめるのが少女小説の醍醐味ですよ…
起家さんの挿絵がとってもかっこいいのもありますが本当無憂には恋してます。
隙あらば手を繋いだり頬をくっつけたり馬車の中でも口づけてきたり
盛大なおのろけを披露してみたり、
かと思えば仕事には冷静沈着で文武両道、弓矢が得意な中華ヒーローとかかっこよすぎじゃろ…
穏やかな見た目に反して過去に傷を持ってる所も萌えます。

恋って何だろうなぁ~って思います。
こうして物語の中の登場人物に抱いてる感情は紛れもなく恋だと思うのですが、
実際の恋愛はもっと違うんだろうか…
恋は恋でも映画とか実際の人間が演じる恋はどうもハマれないんですよね…
人間が演じてると言うだけで生々しくそれでいて薄く感じちゃって。
やはり私は少女漫画とか少女小説とかの紙の中だけにある恋が好きだし憧れます。
実際の人間の恋よりピュアでロマンチックな感じがするからでしょうか。
私自身恋はほとんどした事がありませんが、
小一の頃のクラスの男子にラブレターめいた物をもらったり
その男子と一緒に子猫を見に行ったりしたときの気持ちを思い出すと
あれは紛れもなく恋だったなあと思います。
今でこそ全く見なくなりましたが、成長したその男子とデートする夢も良く見たし。
小さい頃だったからか少女漫画と同じくらい純粋な恋だったなあと今思い返すと思います。
当時は自覚無かったんですけどね。
今は紙の中だけの心ときめく恋にどっぷりハマっているだけで満足ですが、
いつか相思相愛の恋人が欲しいと思ったりするんだろうか…

最近読んだ本の感想というか覚え書きというか


絵はロミオとジュリエットのイメージで。
以前描いて載せたアナログ絵のリメイクですー
この衣装気に入ってたのでいつかCGで描いてみたくて。
オリビア・ハッセーのジュリエットは可憐ですよねえ…
彼女を観てからジュリエットはずっと黒髪お下げのイメージ。
白雪姫とかシンデレラとかのメルヘンのお姫様は自分独自の解釈でデザインをしたくなるけど、
ロミジュリみたいな古典とかアリスみたいな比較的新しい童話は
既存のイメージを壊さずキャラクターを描くことが多いです。

もうちょっと話題がたまってからまとめて記事に書こうと思ってたのですが、
いい加減読んでから日にちが経ちすぎて忘れそうなので最近読んだ本の感想です。
ホーンテッド・キャンパスは第7巻「なくせない鍵」と
最新刊第8巻「この子のななつのお祝いに」読みましたー
結局図書館で借りて買ってなかった第1巻もせっかくなので集めてしまいました。
もはやほとんど内容を思い出せないのですが、
「なくせない鍵」は「薄暮」が素敵な話だなあと思いましたー
若くして病気で亡くなった少女の日記がベストセラーになって
彼女の想い人だと思われ続けて良心の呵責に苛まれていた男性が
過去を清算して新たな恋の予感を感じさせる終わり方がとても爽やかで切なくて。
「夜に這うもの」は学生闘争時代の暗い歴史を描いたお話でぞくぞくしましたー
浅間山荘事件とか内ゲバとか当時のことはほとんど知らなかったけど、
色々不幸な道を辿った女性達がいたんだなあと。

「この子のななつのお祝いに」は私が大好きな土俗的なホラーのお話で雰囲気は良かったのですが
人間関係がややこしくて最後までよく理解できないまま読み終わってしまいました…
ストーリーもよく分からなくて、分からないまま流して読んでしまったのが残念。
瓜子姫伝説の話とか題材はとても興味をそそる物だっただけに
勿体ない読み方したなーと思いましたが、
シリーズ初の長編で藍先輩の卒業記念旅行とか雰囲気は楽しめたのでまあいいか。
みんなで大富豪してジョーカーは勝った人に渡さなきゃいけないの!?
いつまで経ってもはい上がれないじゃない!
みたいなわいわいしたシーンは賑やかで面白かったですー
藍先輩が卒業しちゃったらシリーズはどうなるんだろう?
森司とこよみがくっつく前に終わったりして…


コバルト文庫も相変わらず新たに買ったり読んだりしてますー
最近読んだのは長尾彩子さんの「乙女風味百鬼夜行」(おとめちっくパレード)と
きりしま志帆さんの「砂漠の国の悩殺王女」。
乙女風味百鬼夜行は一巻完結で
挿絵が大好きな起家一子さんだったので楽しみに読んだのですが、
あまり期待してなかった大正浪漫要素が思いの外満載でうはうはでしたー
買って良かった!
表紙も結花里のハイカラさんルックにパラソル可愛いし薫のけだるげな表情もかっこいいvv
美少女だけどドジで馬鹿な結花里が姉さん女房で
冷静沈着な美少年の薫が一つ年下の婚約者同士というのが萌えですvv
初夜どころかキスシーンすらないのに凄くどきどきしてときめきましたー
薫の普段は冷静だけどふとした拍子に結花里を熱っぽく見つめる描写とか、
恋に焦がれる感じというか胸が熱くなる恋情が文章から伝わってきて凄くきゅんとしましたvv
もちろん起家一子さんの挿絵が素晴らしいのもありますが!
起家さんの女の子も男性も本当好き…vv
摩珠麿の毒舌も良い味出してました~
結花里が花嫁修業で鮎の塩焼きを何度もやり直すところとか
浴衣を選びに百貨店に行く所とか、大正浪漫全開なエピソードにも萌え萌えしましたー
一巻完結なのが勿体ないくらいだけど
続いたら続いたでまたやきもきさせられるのでこれ位でちょうど良いのかな。
悪婿の松田志乃ぶさんの「わたしの嫌いなお兄様」も凄く良かったけど
難しいミステリー要素がない分さらりと読めてかつ萌えもしっかり入った今作も凄く好きですー
何度も読み返したいというか読み返しやすいのはこっちかな。

「砂漠の国の悩殺王女」は最近アラビアンブームなので買ったのですが、こちらも良かったですー
ヒロインのラージャが表紙絵の表情や悩殺体質の王女という設定から
もっと気の強い高飛車な女の子だと思ってたら、
真面目で優しい女の子だったのが意外性あって良かったですー
自分の国やシャムスを救うために一生懸命に頑張るところや
信頼していた侍女ベナの陰謀を知って立ち回るところとかが
頼もしくて良い子で好感が持てました!
しかしこれ一巻完結だと思って買ったのに続きがあるみたいなんですよね…
またあちこち探して買うのがめんどいのでなるべく続き物は買わないようにしてたのですが…
続きがあるならラージャを捨てて出ていった母親のことや
国王である父親とのエピソードとかをもっと掘り下げて欲しいかも。
シャムスとのラブももちろん初々しい感じで良いのですが。


11日に渋谷で、12日に上野でそれぞれ一冊ずつコバルト文庫買ってしまったし
今は前から買ってあってずっと読んでなかった青木祐子さんのコバルト文庫
「上海恋茶館 待ちぼうけのダージリン」も読んでるので
当分少女小説ブームは去りそうにないですが、
一般文芸もホーンテッド・キャンパスを始め少しずつリハビリして読んでるので
この前みたいに一般文芸の文章に入り込めなくなることはなくて良かったです。
本当たった108円でこれだけどきどきできるんだからお手軽な娯楽ですよねえ少女小説。

ニューイヤー・ミュージカル・コンサート2016


昨日11日は渋谷の東急シアターオーブに
ニューイヤー・ミュージカル・コンサート2016を聴きに行ってましたー
チケットを買ったのが去年の12月で、公演日まですぐだったので良かったです。
いつもチケ買ってから実際の公演日まで3,4ヶ月位かかるのが普通なので
いつ大地震が起きるんじゃないかと不安なので(笑)
コンサート、良かったです!
Youtubeでロジャース&ハマースタインのミュージカル「シンデレラ」のタイトルロールを歌う
ローラ・オズネスさんの動画が好きだったので、
今回ご本人が来日されると言うことで迷わずチケ取りました!
オズネスさんを生で見られたのはもちろん、
現在ブロードウェイでウィキッドに出演中で
今回のコンサートのために特別に公演を休んで来日されたレイチェル・タッカーさん、
レ・ミゼラブルのジャン・バルジャン役を
英語とフランス語で演じ分けるロベール・マリアンさん、
ノートルダム・ド・パリのカジモド役で注目されたミュージシャン、マッド・ローランさん、
オペラ座の怪人のファントム役を2000回以上演じているハワード・マクギリンさんと
5人のキャストの皆さんがそれぞれ個性的で魅力があってとっても素敵でしたー

オープニングは「キスミー・ケイト」より「アナザー・オープニン・アナザー・ショー」。
オケピが無かったのでまさかオケ無し…?と不安でしたが
幕が上がるとちゃんと舞台上にオケがいて良かったですー
舞台にはいくつかの階段と踊り場?みたいな歌うスペースが設けられていて、
歌手が自由に歌いながら移動したり、
階段の舞台を使わなかったり客席に降りて歌ったりと変化もあって楽しかったです。
「RENT」より「シーズン・オブ・ラブ」を男性陣3人がかっこよく歌った後、
MCのマックスウェル・パワーズさんが5人を紹介、
5人それぞれが日本へ来た感想等を語った後、
「南太平洋」より「魅惑の宵」をオズネスさんとマリアンさんが、
「キャバレー」より「キャバレー」をタッカーさんが、
「オズの魔法使い」より「虹の彼方に」をローランさんが、
「雨に唄えば」より「雨に唄えば」をマクギリンさんが歌いました。

魅惑の宵はオズネスさんは女性らしい可憐な美声で、
マリアンさんも深みのある声が素敵で良かったですー
タッカーさんのキャバレーはハスキーな歌声が曲によく似合っていてハマってましたー
コケティッシュな雰囲気が曲にぴったり!盛り上がりました。
ローランさんの虹の彼方にはちょっと現代的なアレンジがかっこよかったです!
マクギリンさんの雨に唄えばは
曲のほのぼのとした雰囲気を良く表していて、とっても良かったですー
まるで目に見えない雨が見えるようで、心がぽっと暖かい気持ちになるような歌声でした。

その後は印象に残った曲だけ。
オズネスさんの「サウンド・オブ・ミュージック」は
マリアにしては可愛すぎる声な気がしましたが、爽やかな感じで良かったです。
「シャル・ウィ・ダンス」は一番楽しみにしていたのですが
期待度高すぎてあっさり終わってしまったかな…
タッカーさんはちょっとコケティッシュな感じのアンナで、
王様役のマクギリンさんとのダンスもありましたー何だかんだ言っても涙が出そうに。
この曲は私の中で「王様と私」と「Shall We ダンス?」の2つの映画を象徴する曲で
2重に思い入れのある大好きな歌なので。
この後の幕間のインタビューでマクギリンさんが
「自分はダンスを主とするミュージカルには出たことがないので踊るのは大変だったけど、
だんだん上手く踊れるようになって嬉しい」と答えられてました。
タッカーさんもマクギリンさんが上手くなってきて良かったとコメント。
和やかな空気が良かったですー
タッカーさんの「メモリー」は出だしがマイクが入って無くてちょっとひやりとしましたが
情感たっぷりで良かったですー
第1部ラストの全員で歌う「アイ・ガット・リズム」はノリが良くて楽しかった♪

第2部はあまり知らない曲が多かったですが、
5人それぞれが自分の持ち歌を歌うコーナーがやっぱり各キャスト一番良かったです。
オズネスさんは「シンデレラ」より「イン・マイ・オウン・リトル・コーナー」。
オズネスさんの鈴を振るような可憐な歌声と容姿が曲とぴったりで、
本当にシンデレラが暖炉の前で身をすくめながらも夢想している様子が見える様でした。
ドレスも第1部から変わって
真っ赤なスリムなラインのトレーンを引くエレガントなドレスになって素敵だったーvv
マリアンさんは「レ・ミゼラブル」より「ヴァルジャンの独白」。
声量があって素晴らしかった!
タッカーさんは「ウィキッド」より「ディファイング・グラヴィティ」。
その前のインタビューで
「なりたい自分になれる曲、思いっきり歌いたい」と言っていただけあって
とても力強い歌声が印象的で高揚感があって素敵でした。
ローランさんは「ノートルダム・ド・パリ」より「踊って、僕のエスメラルダ」。
切ない旋律に乗せて叙情的に歌い上げていて良かったです。
マクギリンさんは「オペラ座の怪人」より「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」。
これは聞き慣れた曲でしたが、さすがミスター・ファントムと呼ばれているだけあって
ファントムの想いが伝わってくる歌声で良かったですー

その後日替わりソングというのがあって、3日間続いたコンサートの最終日の11日は
マクギリンさんの「蜘蛛女のキス」より「キス・オブ・ザ・スパイダー・ウーマン」。
通常は女性によって歌われる曲だそうですが、
マクギリンさんの周りにいる素晴らしい女性達が歌っているのを聴いて
歌ってみたくなったと話すマクギリンさん。
照明が蜘蛛の糸模様になる演出も楽しかったですー♪

ラストは5人全員で「レ・ミゼラブル」より「民衆の歌」。
レミゼは映画で始めて聴いて、最初はマリウスとコゼットのバカップルにいらついていましたが
色々なところで曲を聴く内に歌は好きになったので、力強い歌声にうるうるしましたー
映画のラストのヴァルジャンやファンティーヌ達が旗を振って歌うシーンが思い出されました。

カーテンコールの全員での「回転木馬」では
客席の皆がいつの間にか渡されたのかペンライトを振ってたんですが…
第1部のMCでパワーズさんが日本語で
「キャストには秘密ですが、カーテンコールで使うので大事にとって置いてくださいね」
と言ってたのを「何を…?」と思ってたんですが、入り口で配られてたのかな?
私受け取ってないんですけど…みんなの輪の中に入れなくて悔しいっ…
ローランさんが最後のインタビューで
「客席でペンライトが揺れてるのを見た時目を閉じた。
この瞬間を心のカメラで写してそれをお土産に持って帰ります」と言っていたのが印象的でした。
その後「アニーよ銃を取れ」から「ショウほど素敵な商売はない」を全員で歌い、
更にもう一回幕が開いて何の曲か分からないけど
ロック調のノリの良い曲をキャストの皆さんが客席まで降りて歌い、コンサートは終了。

いやー良かったです。休憩を挟んで2時間半という時間を感じさせなくて、
そのせいか内容的にはちょっと薄い感じもしましたが
とにかくお馴染みのミュージカルのスタンダードナンバーが次から次へと流れてくるので
とってもゴージャスで楽しめました。
なかなか本場の歌手の方のミュージカルナンバーを聴く機会って無いので、
ずっと動画で観ていて気に入っていたオズネスさんを始め
キャストの方々の暖かい雰囲気と歌声を生で体感できてとっても良かったです!
また次回があれば行きたいなあ。
新年の始まりに相応しい豪華なコンサートでした♪記念にパンフ買っちゃった♪

バイト終了


昨日で年末年始の郵便局のアルバイト無事終了しましたー
全8日間と短期間でしたが、長いようで短かかったなー
バイト始めて1日目2日目位は
自分でもちゃんと働いてお金稼げてるんだという事にひたすら感動してましたが、
それも慣れるとそういう感慨はあまり湧かなくなり、
仕事にもすぐ慣れてひたすら作業をこなすだけになり
どんどん事務的な感情で通うようになってました。
でも3日間連続勤務とか体力的にも精神的にも絶対キツいと思ってましたが
仕事自体が楽なので大した苦もなく勤務できましたー
勤務時間も14時~18時までと通いやすい時間だったし、
仕事に行く前後にもたっぷり時間があってやりたい事がいっぱい出来たので良かったです。
10年前に初バイトした時は自分のあまりの無能さに
バイトから帰ってきても全く気分の切り替えが出来ずに
TVとか観てても全然内容が頭に入ってこなかったので。

にしても終わってみるとそれなりに寂しいですね…
マローンでする作業と大差ないのに時給910円も入るなんて夢のようです。
こうなるとちまちまマローンとか通ってるのが馬鹿らしくなる…
とりあえずバイト恐怖症を乗り越えられたのは良かったけど、
この後どうするかまた悩みどころです…
マローンは確かに居心地は良いけど、就労支援とかそういった事は全くしてくれないので、
また漫然とマローンに通って無駄に時間を棒に振るのは勿体ない気がします。
かといってすぐまた別のバイトを探すのもしんどいし…
とりあえず12月25日からの2週間目が回るほど忙しかったので
しばらくはまたゆっくり読書したりDVD観たりの気楽な生活に戻ろうと思いますが。

というわけで昨日の仕事納めの帰りに
目標通り誕生日だった母にシャトレーゼのケーキを買って帰りました。
バイトが始まる前は途方もない目標に思えたけど、
実際やってみたらそれなりに大変だったけど結構あっさりと目標達成できたので良かったですー
母も喜んでくれたので嬉しかったです。
ちなみに抹茶ボンブとベイクドチーズケーキ。
でもやっぱりシャトレーゼ値段相応の味ですね…
もっと上品な味を期待してたのにただ甘くて安っぽい味でちょっとがっかり…
母は気を使ってかしきりに美味しいと言ってましたが。
普段横暴な態度とってばかりなのでたまには親孝行できて良かったです!
お金目当てで始めたわけではないとはいえバイト代も楽しみです~
買いたいものがいっぱいあって今からわくわくしています♪
兄にも全日勤め上げたご褒美に
サウンド・オブ・ミュージックのブルーレイBOXをおねだりしたし♪

ともかく急かされない怒られない頭使わないと3拍子揃った仕事が楽すぎて
社会勉強のつもりがこんな簡単にお金稼げるんだと逆に世間をナメる事になった気がしますが、
最後まで無事務められて良かったですー。
にしても今どき年賀状があんなにアナログな作業で仕分けされていたとは驚き。
自分が仕事で年賀状を扱ってたせいで、
自宅に届いた年賀状も私と同じように作業してくれてた人がいるんだーと思うと
何だか感慨深いものがありました。

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プロフィール

HN:
小雨
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

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