雨の通り道
5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。
第43回ローザンヌ国際バレエコンクール
- 2015/05/11 (Mon) |
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写真は5月2日が兄の誕生日だったので食べたシャトレーゼのミルクレープとチーズケーキ。
誕生日当日は兄がいなかったので食べたのは4日ですが。
ミルクレープほとんど食べたこと無いから楽しみにしてたけど
何か淡泊であんまり美味しくなかったです。
上に乗ってたカラメルソースの味ばかりが残って。
チーズケーキはレアとベイクドの中間くらいでほのかな甘さが美味しかった~
昨日は暗い日記書いてすみません。いや状況は何ら変わってないんですが、
喪女SNSにも同じ内容の日記上げたらコメント下さった方がいて救われました。
無理に練習しようとしないで、今は絵画や映画や読書なんかの芸術を楽しんで、
絵を描く発想力や気力を充電しようかなと思います。
ただ描かないとデッサン力がますます落ちそうなのが不安なんですけどね…
そんな訳でローザンヌ国際バレエコンクールです。
昔は一目で分かる光る子がいたのにスター不在はどのコンクールでも変わりませんね~
…と失礼ながら思ってしまいました。
女子では金原さんのジゼル、絶賛されてたけど私は演技過剰であんまり好きじゃなかったかな…
コンテンポラリーバリエーションは金原さん凄く女性的で、
女性の持つ内在意識みたいな物を存分に表現してて素晴らしかったですが。
個人的に気に入ったのはスイスのルー・何とかさん(名字覚えられなかった)
オーロラ見飽きてるのにあれだけ飽きさせないのは凄いなーと。
去年のプレシャス・アダムズさんのオーロラも凄く好きだったけど、
ルーさんのオーロラパの1つ1つが凄く丁寧で正確で美しかったです。
どうしても好きなバリエーション踊った人をひいき目に見ちゃうのですが、
韓国のイ・ガヨンさんの森の女王も良かったですー森の女王の音楽と振り付け凄く好き。
音楽のゆったりとした間を取った踊りと女王らしい匂やかさがあって素敵でした。
最後のイタリアン・フェッテはもう少しメリハリがあると良いなーと思いましたが。
あとアメリカのジュリアン・マッケイさんって踊ったのアルブレヒトでしたっけ?
凄い美形だったしアルブレヒトの苦悩や悲しみが踊りから伝わってきて良かったです。
クラシック・バリエーションは言わずもがな楽しいのですが、
コンテンポラリーバリエーションも振付家の世界観が出ていて
それをダンサーが踊ることで何とも言えない清新な雰囲気が出て好きです。
振り付け素人目に見ても良いのばっかりだな~
ただディアゴのためのソロは去年も使われたし
今年も踊るダンサー多かったのでちょっと飽き気味でしたが。
1つの作品に人気が集中しちゃうのはしょうがないのかなー
女性では金原さんが踊った曲でもっと他の人の踊りも見たかったな。
毎年同じ事書いてますが、
ステージの袖から舞台に出ていくダンサー達を捉えるカメラの演出が凄く好き。
昔はみんな緊張感あったけど今年はカメラに向かってピースサインしたり、
余裕な感じのダンサー達もいて肝っ玉大きいなーと思わされました。
プロの舞台とは違うコンクールならではのぴりっとした空気感が良いですね~
若いダンサー達からフレッシュなエネルギーをもらえる気がして
毎年ローザンヌの放送は凄く楽しみに観てます。
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ぐだぐだうじうじ
- 2015/05/10 (Sun) |
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この数年間楽描き帳にほとんど絵を描いて無くて、
描いてもバストアップで手も何も描かない手抜き絵ばっかりだったので、
画力が大幅に落ちました。
もともと雀の涙ほどの画力しかないんですが
それでも今まで一枚絵を描く分にはそんなに画力の衰えを感じることも無かったのですが、
数日前から久々に真面目に絵の練習してみっかとシャーペンを手にしてみたら
描けないの何のって…
こういうポーズしたとき手の角度はどうなるんだ?とか もうそんなレベルじゃなくて
指さしとか手を合わせるとか拳を握るとか ごく基本的な手のポーズからして全く描けなくて。
自他共に認める底辺絵描きなので
1からデッサンの勉強をして人体の構造を学ぼうとかそんな気はさらさら無くて、
とりあえずパッと見ておかしくない様に描ければいいやと思ってるのですが、
それが全く出来なくて。
通ってる病院の主治医に
「絵が描けなくて落ち込んでます、でも練習するほど描きたい物も情熱もなくて…」
と言えば 「絵が描けなくなるのが辛いなら情熱があるって事なんじゃないの?」
ととんちんかんな事を言われて。
いやそんなとんちんかんでもないのかも知れないけど、
絵に対する情熱があるのと絵を描く事に情熱があるのは違う事なんだよ…
絵が描けなくなるのは辛い。それは絵という自己表現の手段への情熱。
でも練習するのには絵を描くという事への情熱が必要。 これが今全くない。
練習しようにも描きたい絵がない。
私はひたすらクロッキーとか、
描きたい絵がないのに技術の練習をするのは性格的に絶対無理なのです。
絵ってやっぱり描きたい気持ちがあるからこそ上手くなれる物だと思うのです。
バレエダンサーが踊ることを通して役柄を解釈して自分なりの自己表現をするのと同じように、 私にとっては絵を描くことが役柄を理解することであり、演技をすることなんです。
自己表現の手段としての絵を描くことを失いたくない。 それは私のアイディンティティだから。 でも嫌々絵を練習する日々がとっても辛いです。
今まで練習を怠ってきたツケが回ってきたんだな…
というかやっぱり描きたい絵がないのが一番の問題だと思うんですよね。
自分を表現する手段としての絵が有ることをちょっと前までは誇りに思ってたのに、 今は自信喪失してます。辛い。
描いてもバストアップで手も何も描かない手抜き絵ばっかりだったので、
画力が大幅に落ちました。
もともと雀の涙ほどの画力しかないんですが
それでも今まで一枚絵を描く分にはそんなに画力の衰えを感じることも無かったのですが、
数日前から久々に真面目に絵の練習してみっかとシャーペンを手にしてみたら
描けないの何のって…
こういうポーズしたとき手の角度はどうなるんだ?とか もうそんなレベルじゃなくて
指さしとか手を合わせるとか拳を握るとか ごく基本的な手のポーズからして全く描けなくて。
自他共に認める底辺絵描きなので
1からデッサンの勉強をして人体の構造を学ぼうとかそんな気はさらさら無くて、
とりあえずパッと見ておかしくない様に描ければいいやと思ってるのですが、
それが全く出来なくて。
通ってる病院の主治医に
「絵が描けなくて落ち込んでます、でも練習するほど描きたい物も情熱もなくて…」
と言えば 「絵が描けなくなるのが辛いなら情熱があるって事なんじゃないの?」
ととんちんかんな事を言われて。
いやそんなとんちんかんでもないのかも知れないけど、
絵に対する情熱があるのと絵を描く事に情熱があるのは違う事なんだよ…
絵が描けなくなるのは辛い。それは絵という自己表現の手段への情熱。
でも練習するのには絵を描くという事への情熱が必要。 これが今全くない。
練習しようにも描きたい絵がない。
私はひたすらクロッキーとか、
描きたい絵がないのに技術の練習をするのは性格的に絶対無理なのです。
絵ってやっぱり描きたい気持ちがあるからこそ上手くなれる物だと思うのです。
バレエダンサーが踊ることを通して役柄を解釈して自分なりの自己表現をするのと同じように、 私にとっては絵を描くことが役柄を理解することであり、演技をすることなんです。
自己表現の手段としての絵を描くことを失いたくない。 それは私のアイディンティティだから。 でも嫌々絵を練習する日々がとっても辛いです。
今まで練習を怠ってきたツケが回ってきたんだな…
というかやっぱり描きたい絵がないのが一番の問題だと思うんですよね。
自分を表現する手段としての絵が有ることをちょっと前までは誇りに思ってたのに、 今は自信喪失してます。辛い。
出来には満足してないけど新テンプレに合うかなと思って
- 2015/05/01 (Fri) |
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タイトルは姫さまの話。髪型公式に近づけようとすればするほど別人になっていく不思議orz
これは設定画集ガン見して描いたんですがねえ…orz
姫さまを姫さまらしく描ける方本当に羨ましいです…
図書館で借りていた赤毛のアンと
ひずき優さんのコバルト文庫「大公様の花嫁探し 結婚のおすみつきを奪取セヨ!」読みました。
赤毛のアンは松本侑子さん訳の物。1993年出版。
思ってたより文章が難しくなくて良かったですー
最初の方のアンのお喋りが楽しくて可愛い。
アンみたいな想像力豊かで元気な女の子は大好きです。
アンは人生を楽しむ術をよく知っている女の子なんだなーと思います。
何でも想像力を働かせたり、美しいことを存分に楽しめるって素敵だなと思いました。
あとアヴォンリーの自然の情景描写が凄く多くて、たくさんの草花が登場するのが
モンゴメリは自然を愛した女性だったんだなーと思わされました。
人物を描写する文章も適度に皮肉が効いていて面白かったです。
リンド夫人がルビー・ギリスやダイアナと比べてアンが半分も美人じゃないのに、
アンと並ぶと後の2人があまりにもありふれて見える、と思う所が
アンの魅力が集約されているようで好き。
でも全体的には思ってたほど名作!!って感じはしなかったかなー
訳の問題とかじゃなくて、思ってたより1つ1つのエピソードがあっさりしてる感じで。
アニメ版はこのエピソードをよく30分の中で
あそこまで飽きさせない物にまとめたなーって感じで、一層アニメ版の名作さを実感しました。
でも巻末の松本侑子さんの訳者ノート「赤毛のアンの秘密」と松本さんの後書きが
本編と同じくらい興味深くて面白かったです。
コーデリアという名前がシェイクスピアのリア王からなのは何となく知っていましたが、
いかにもお姫様然とした名前なので孤児のアンがそう名乗ったことにマリラが驚いている、
とか、
コーデリアは無口なのでそれまでのお喋りなアンを描くことで読者はにやりとさせられる
とか、
日本人には分かりづらい感覚や作品の随所にちりばめられた皮肉やユーモアが解説されていたり
作中に引用されている詩からアンが初潮を迎えたことが暗示されている事を指摘したり…
後書きも最初「赤毛のアン」をフェミニズムの観点から語る松本さんに
正直アンの話でそういうのは良いよ…と思わないでもなかったですが、
「世間で取り沙汰されるアン特集の料理や手芸などといった文化は、
実はアンの世界でなくダイアナの世界である」
と言った箇所なんかはなるほどと思わせられました。
確かにダイアナはアンの大親友という割りに
これといった個性が無くて人物像があいまいなんですよね…
そしてアン特集では誰もアンが小説を書き詩を朗読し勉学に励む事には触れない、
という箇所も確かに…と思いました。
私達女性がいかに無意識に料理や裁縫やお菓子作りが出来ることが女性らしい好ましいこと、
とすり込まれているかが良く分かりました。
松本侑子さんは「本当は恐ろしいグリム童話」の先駆けとも言える
「罪深い姫君のおとぎ話」で知っていただけですが、
その本でも当時の道徳や女性差別などを取り上げていたので、
そういう観点から童話や児童文学、少女小説を見るのもなかなか楽しいなと思いました。
松本侑子さんの訳で読めて良かったです。
「大公様の花嫁探し」シリーズ完結作となる結婚のおすみつきを奪取セヨ!も
とっても楽しく読めましたー
ひずき優さん、キャラクターの個性付けが凄く上手で良いなあーと思います。
地味な自分を必要以上に卑下するメルシリア皇女殿下可愛かった。
そんな彼女が最後は皇女としての威厳を持って結婚許可証を渡すよう命令したり、
人間的に成長する過程が丁寧に描かれていて良かったです。
ヒロインのリゼットの正直で演技が下手で型破りな所も相変わらず可愛くて好感が持てます。
そしてジークハルト殿下が最初に比べてすっかり穏やかになって、
とげとげしさが無くなってたのが良かったですー
恋愛沙汰に奥手で不器用なリゼットとの適度に甘いラブが読んでて心地よかった。
はるおかりのさんのらぶいちゃ甘甘も好きだけど、
これ位の方が胸焼けしなくて良いなーと思います。
冒頭の観劇中にジーク殿下にキスされて思わず殴っちゃうリゼットにも笑いましたが、
リゼットが不器用なりにジークへ自分の気持ちを伝えたり、
自分からキスしたりする所は凄く可愛くてによによしちゃいました。
ジーク殿下の自分を変えてくれたリゼットへの心情を語るところとか、
甘い言葉責めも良いですねえ。
でも今回ユリウス兄様の活躍が少なかった気が。
ユリウスも好きなのでもっと出張っても良かったかな。
リゼットのウェディングドレスの描写やイラストもとっても素敵だったし、
メルシリアとコレットの行く末も楽しみです。
そしてヴェルスハイム公国の鉱山資源の話とか、ロムルス帝国や教皇庁との関係とか
政治的な描写もしっかり描かれていてさすがプロの作家さんは違うなーと思いました。
私馬鹿なのでユーディの話でそういう部分を全く描けなかったので。
とにもかくにもおてんば姫のシンデレラ・ロマンス存分に堪能しましたー
第1作と第2作は買ったので今作もブックオフで見かけたら買おう…
春の風
- 2015/04/30 (Thu) |
- アナログイラスト |
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今年も恒例桜と袴の絵ですー
今回初めてアナログでコピックと固形透明水彩という
異なる画材を組み合わせて塗ってみましたが、結構楽しかったです。
ずっとこういう大正浪漫風の着物をアナログで描いてみたくて。
でも縞の模様はもう少し濃い色でも良かったな…
せっかく桜も描いてあるので4月いっぱいまでTopにおいておこうかな。
バーミンガム・ロイヤル・バレエ団「白鳥の湖」
- 2015/04/28 (Tue) |
- 観劇レポ |
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昨日は上野にバーミンガム・ロイヤル・バレエ団の
ピーター・ライト版白鳥の湖観に行ってましたー
どっちにしようか迷った末来月の23日に東京文化会館でやる
モスクワ音楽劇場バレエのブルメイステル版白鳥の湖取ってたのですが、
王子役のマシュー・ゴールディングが観たかったのと
ロシア系より欧米のバレエ団の方が演出とか装置とか衣装とか凝ってるので、
どうしても観たくなってe+でエコノミー券が復活してたのをゲットしてしまいました。
結果、有り金はたいて観に行って良かったです。
踊りの純粋な美しさを観るならロシア系バレエ団だけど、
やっぱり欧米のバレエ団は装置や衣装や演出が魅力的。
オーストラリアバレエ団のくるみのDVDで観て良かったので
ゴールディングも生で観られて良かったです。
席も5階席の一番後ろの席だったけど、辛うじてサイド側でそんなに舞台から遠くなかったし。
眼鏡と双眼鏡で十分見えました。
ただなぁ…ゴールディングと共演予定だったジェンナ・ロバーツが来日後捻挫したとかで
オデット・オディール役が日本人の平田桃子さんに交代だったのが…
人種差別するつもりはないのですが、
やはり欧米のバレエ団を観に行くときは主役は欧米人が良いよ…
日本のバレエ団の白鳥ならまた別ですが、
オデットはともかくオディールはやっぱり西洋人の方が
日本人から観てストレンジャーっぽくてより一層魔性が際だって良いと思うのです。
日本人じゃどうしても現実に引き戻されてしまう…
と、会場入りの後の発表で知って相当がっかりしてました。
ゴールディングが怪我は念頭に置いてがっかりしないようにしてたけど、
予想の斜め上をいかれましたわ…
でも終わってみれば平田桃子さんプリンシパルとしての実力はあったし、
そんなに気にならなかったので良かったです。
ではこの時点で長いのですがつづきからレポ。
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