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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

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FFⅨ14周年おめでとう!



って事で、またもネタがうかばなくてみんなの右手で14のポーズに逃げました。
ショボいですがCGで9キャラ同じ画面に2人以上描くの初めてなので許して!!
いつもジタガネばかりなので、エーコ描くの新鮮でしたー
3人以上キャラがいると2人だけの時より化学反応が起こるというか、
何となくストーリーみたいな物が浮かぶ気がして見るの楽しいなあと思いました。

FF9はもちろん変わらず大好きですが、
オンで9がきっかけでお知り合いになれたお友達がたくさんいらっしゃるので、
何だか私一人だけの気持ちじゃなくて皆様の大きな気持ちの中で9が愛されてると感じます。
私も9好きの末席としてこれからも9を大事に愛していこうと思いますー

 
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マレフィセント


今日公開のディズニー映画、マレフィセント観てきましたー
ほぼ衣装・美術目当てで、正直ストーリーは全然期待していなかったのですが
思いの外面白かったです~個人的にアナと雪の女王よりずっと楽しめました。
予告編観ただけだとアニメの眠れる森の美女のストーリーを
マレフィセントの側からなぞる感じで、本筋は同じだと思ってましたが
全く別物のお話に仕上がってました。
あくまでもマレフィセントを悪役として描くと思ってたのでびっくり。
マレフィセントを見る目ががらりと変わりましたー
アンジェリーナ・ジョリーのマレフィセントの美しいこと…!!
最初はメイク頬骨強調しすぎだろと思ってましたが慣れてくるとハマります。
てな訳で久々にちゃんとブログに映画感想です~つづきから。

・・・つづきはこちら

ノクターン


創作CP女の子組でロリータっぽい物が描きたいなーというのと、
いつもと違う塗りを試したくて描きました。
複数人のプロ絵師さんの塗りを模倣してますー
一目見て塗り方変わった?と思ってもらえるようにしたかったのですが、
改めてみるとあんまり分からないですね…瞳くらいかな?
髪の毛や肌もかなり意識して塗り方変えようとしたんですがいつも通りですねえ…
一応オランピアに白い服というのがポイントです。
背徳的な感じにしたかったんですが伝わるかなあ。

余談ですが某所には少女曲と言うタイトルでアップして、小夜曲とかけたつもりだったんですが
小夜曲はノクターンじゃなくセレナーデだろうっ…と後で気付きました。私バカス(今更)

はるおかりのさん作品読み読み


絵はFFワンドロテーマ金髪キャラで真っ先に思い浮かんだFF最愛キャラクルル。
クルルの明るくていつも希望を忘れない健気な所が大好きです!!
14歳の少女という年齢設定がまた絶妙!
バッツとコンビでもカップリングでもいけそうな所が妄想が膨らみます。
ロリキャラらしい元気いっぱいな所も可愛いですが、
大人になりかけの少女としての美しさもありそうな所が何ともツボな女の子ですvv
金髪碧眼ポニーテールのお姫様とか最強過ぎる…!!
天野絵の可憐ながらもどこか憂いのある表情のクルルもとっても好きですー


ブックオフに出るまでまとうと思ってたけど待ちきれなくて、
コバルト文庫のはるおかりのさんの禁断の花嫁三部作の最後、
「失恋姫の花嫁計画!!」新品で買っちゃいましたー
前二作と同じ世界のお話ですが、
今回はコメディ路線で肩が凝らないで読める感じで面白かったです。
この作家さんはぐっとくるキャラの過去やエピソード作りが上手いなーと思います。
ディートリヒがベリンダに冷たく捨てられ、養父を助けられなかった過去を話した時の
エルレンシアの「恋にはいい恋しか無いと思うんです」という一連の語りとか、
小説という文量だからこそボリューム出せて効果的な台詞を言わせられるんだなーと
勉強になりました。もちろん台詞自体も良い台詞でしたが!
ディートリヒがベリンダに贈った蝶のペンダントを地面に叩きつけられて、
はめこまれた石が壊れる所とかの描写も切ない…

番外編3編も良かったです!「贖罪の褥」ははるおかさんお馴染みの
本編終了後結ばれた2人のいちゃラブもので、
ワンパタ感はある物のいつもバカップル感が嫌いじゃないです(笑)
「あなたが許されますように」も良かった!
人を切り刻むために医者になったと言って憚らない軽薄な色男アロンソと
美人でナイスバディだけどドライなエルレンシアの侍女ミーネのお話。
普段ふざけてる男性がふと真面目になる瞬間のギャップがたまりません!
この2人のお話ももっとじっくり読みたい!と思わせられました。
そして前作「公爵家の花嫁は禁断の恋歌をうたう」の脇役カップルだった
ヘイネスとローダが主人公の「図書室の求婚者」も良かったですー
お互いに相手が自分と結婚するのを嫌がってるんじゃないかとすれ違っちゃう所が
お約束ですがもどかしくも可愛らしくて一番好きでしたー
自分のことを可愛げが無いと思いこんでいるローダ姫が
髪にお花を挿してみる所とかとっても乙女で可愛いvv
純朴なヘイネスがローダに君は可憐だと言ってあげる所好きですー
こういう可愛いすれ違い具合がまたこの作家さんは上手いなあと思います。

でもこの作家さん、西洋物で知ったけどやっぱり三千寵愛在一身シリーズの
中国の後宮に似た世界観のお話の方が良さが引き立つと思います。
何となく西洋物だとドレスとか宮殿とかの世界観のきらびやかさに
本筋のラブストーリーがかすんじゃうというか、埋もれてしまっている感じがします。
その点三千寵愛~シリーズは中華風の世界観や情景・服装描写に
登場人物の細やかな恋心がぴったりと解け合って、とっても効果的。
前にも読んだ「白銀の花嫁」をまた借りて読み返したのですが、
最初に読んだときは大したエピも無いまま男側がデレて
終盤は他愛ないすれ違いでひっぱって…とこのシリーズの中では評価低めだったのですが、
読み返すとデレが早いのはともかく(笑)
お互いにすれ違いながらも相手のことを想う気持ちを抑えられない感じがきゅんときて、
凄く良かったです。
このシリーズを読むと、人を恋する気持ちって本当に素敵で純粋で
胸がいっぱいになるんだなあ…と思います。
ただはるおかさん作品はは主人公が美少女ばっかりなので
美少女主人公嫌いなひねくれ者の私は
普通の女の子の恋物語も読みたいと思ってしまうのですが。
「天宮の舞姫」と「雨降らす花」は割と普通よりだったけど。
でも麗しき姫君と秀麗な王子や武将の胸が熱くなる恋物語は
やはり小説でないと楽しめないので、良い物ですね。

オペラ「アラベラ」について


絵は小学生の時文通してて偶然mixiで近況知り合ったお友達への贈り物に描いたエアリス。
エアリスの髪型可愛いけど難しくて苦手ですー;;


BSプレミアムでやってたR・シュトラウス作曲のオペラ「アラベラ」観てましたー
その前にやってた
R・シュトラウスのオペラのヒロイン達を解説したドキュメンタリーも観ましたが
こっちも面白く興味深い内容で良かったですー
R・シュトラウスって19世紀の人だと思ってたけど
第2次大戦後まで生きてた人だったんですねー驚き。ナチス時代に
「私は何か行動するときドイツ人だと思うことはない。
人間は才能のある者と無い者の二種類だけだ。
私は全ての国民を観客だと思っている」
という書簡?を残していたという話に感銘を受けました。
才能のある者と無い者~は凄い台詞ですが、自身が天才だからこそ言えた言葉だなあと。
シュトラウスの描くヒロイン達を歌う時の心情を語る歌手達の思いも
それぞれ興味深かったです~

で、アラベラですが、とっても良かったです!
シュトラウスとコンビを組んでいくつもヒット作を作ったホフマンスタールの台本が
凄く綿密で、喜劇なのに凄く深い。
j・シュトラウスのこうもりなんかはまさにシャンパンが弾けるような
一瞬で消える他愛もない刹那的な喜劇で、それも悪いとは思わないし好きだけど
このアラベラは計算され尽くした台本のせいで
軽妙な喜劇の中にも人生の妙味が織り込まれていて、観た後もじんわりと心に残る感じです。
19世紀と20世紀という台本が書かれた時代の差もあるんだろうなあと。
登場人物達の行動や造形がとても説得力があって、
こういう理由でこういう生い立ちがあるからこういう行動に出るんだ、と
凄く納得できる感じです。
ヒロインのアラベラについて言えば、
伯爵家とは名ばかりの没落貴族の娘ながら際だった美貌に生まれ
求婚者が絶えずいつも男性に囲まれている社交界の花だけれど、
それゆえ本当の恋を知らず、色々な男性の間をふらふらとしている…という役柄ですが
こういう風にいつも男にチヤホヤされてたらそりゃこんな性格になるよなーという感じで。

筋立てだけ聞いただけでも凄く練り込まれてて面白そう!と思わせるストーリーが最高です。
登場人物もそれぞれ味があって面白かったですー
占い師に破産寸前の伯爵家の未来を占わせる
アラベラとズデンカの母であるヴァルトナー伯爵夫人アデライーデ、
お金がないのにギャンブルをやめられないヴァルトナー伯爵、
つれないアラベラに恋い焦がれるあまり自殺まで考える純情すぎる青年士官マッデオ、
ハンガリーの大地主で腕っ節の強い無頼漢マンドリカ…
しかし何と言っても娘二人を着飾らせるお金がないため男として育てられた
アラベラの妹ズデンカの純粋さが異彩を放っています。
姉に相手にされず自殺を考えるほど思い詰めている愛するマッデオのために
姉の身代わりとなって身を任せるズデンカの清らかさに涙が出そうになります。
真実が明るみに出、恥ずかしくて生きていられない、
今すぐドナウ川に身を投げますと歌うズデンカちゃんが天使すぎる…
一途で穢れないズデンカの聖性が周りから浮かび上がるのではなく、
そんな彼女の魂に周囲が感化されていくのが凄く良いなあと思いました。
真実を知ったアラベラが
「あなたは本当に良い子ね。私は本当に教えられたわ。
愛は欲しがったり比べたりする物ではないと…ただ愛するべきだということを」
と歌うシーンはとっても感動的。
ラスト、アラベラの不貞を疑ったマンドリカをアラベラが許すシーンも、
大げさでなくとても人情味があって素敵でした。

歌手については、アラベラ役のルネ・フレミングもさすがベテランといった感じの
円熟の歌と演技でとても良かったですが、
ズデンカ役の歌手もとっても良かったです~
男として育てられたという設定のため男装して歌ういわゆる「ズボン役」なのですが、
細くて顔立ちが上品で、ハマり役でした~まるでモデルみたいな美女!
男装の麗人という言葉がぴったりでした。そこらのヅカスターよりよっぽどかっこよかった。
「フィガロの結婚」のケルビーノにしてもそうですが、
オペラはやはりズボン役が魅力的でないと観る気が起きませんよねー。
衣装や装置もとても品があって素敵でしたー
第1幕のアラベラ達一家が住んでいるホテルの部屋とか、
モスグリーンと白を基調にしたセットが落ち着きがあって。
役ごとにテーマカラーが決まっているのも良いなあと思いましたー
アラベラの第2幕の舞踏会での晴れ渡った空を思わせる目の覚めるようなブルーのドレス、
サテン地の他に袖のフリルだけシフォン地が使われていたり素材感にもこだわりがあって、
とっても素敵!少しトレーンを引いてるのも好きですー
アデライーデ伯爵夫人のテーマカラーの落ち着いたグリーンも好みで、
第1幕のデイドレスも第2幕の舞踏会用のドレスも品が良くて素敵でした。
ただズデンカが最後まで女装が無かったのが残念だったなー
男だと思われていたズデンカが最後に美しい娘姿で現れる、というのが
お約束だけど最高のカタルシスになって良いと思うのになー
演出にもよるのでしょうか。女装するverもあるのかな?
あと舞踏会シーンがあると聞いてめちゃくちゃテンション上がったのに
男性コーラスが女性と踊っているふりをしているだけの演出にはがっかりでした…
予算の関係なのでしょうが、ここはやはり色とりどりの華やかなドレスを着た
美しい社交界の女性達が舞い踊る姿を見たかったな…

最後不満になってしまいましたが、とにかくとっても上手くできたオペラで、
音楽も甘美だし凄く良かったです。
GWにブックオフで同じくR・シュトラウスとホフマンスタールのコンビのオペラ
「ばらの騎士」の解説本付DVD買ってあるので、
こっちも観るのがより一層楽しみになりましたー
軽妙だけどほろりとさせられる、上質なロマンチックコメディの様なアラベラ、良かったです!

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小雨
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

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