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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

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東京バレエ団「くるみ割り人形」2019/12/15


というわけで、念願かなって
いつか絶対行こうね!!と言い合っていたX'mas仲間・junさんとのくるみデート無事完遂しました♥
痛み止めのおかげで今日もほとんど痛まなくて良かったわ~☆
愛が一杯のX'masデートレポは明日にして、今日はとりあえずくるみ二日目の感想だけ!
今日楽出来るように全体的なストーリーや踊りの流れなどは昨日全て書いたので、
今日は昨日と違う所だけざっと書きます~(^o^;)
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・・・つづきはこちら

東京バレエ団「くるみ割り人形」2019/12/14


今日と明日は二日連続でくるみ鑑賞♪
ヘルニアの後遺症?というか残存症状のため再び長い間座っていられないので
明日のjunさんとの観劇デートに備えて今日のチケットは譲渡に出そうか凄く迷ったのですが、
同じ舞台を二日連続で観に行くなんて初めてだしやっぱり諦めきれなくて、
王様と私の時も飲んでいったボルタレンという痛み止めを飲んで行ってきましたーヽ(;▽;)ノ
結果的に舞台の間は全く痛くならなくて良かった!
明日はどうなってるか不安ですが(*´ノД`)とりあえず今日の舞台、素晴らしかったですー!
東京バレエ団のくるみは37年ぶりの新制作だそうですが、
以前観に行った時の演出と大きくは変わってなくて、
その分装置がとっても豪華になってて素敵だったー(*>∀<*)
最近は一昨年観に行った新国立劇場のくるみみたいに
独自性を出そうとするあまりくるみのカタルシスをないがしろにしてしまう様な演出が多いので、
久々にオーソドックスな安心して楽しめるくるみに出会えて嬉しかったです♪
では続きから長文レポ!

・・・つづきはこちら

後宮の烏&お嬢様のお気に入り2巻!( ≧∀≦)ノ


絵は話題に合わせて10月頃に描いた唐時代の漢服のお嬢様。
黄彩燕(こうさいえんもしくはホアンツァイイェン)という名前です。
でもどっちかというと日本の奈良時代や飛鳥時代っぽいような…(^_^;)

白川紺子さんのオレンジ文庫「後宮の烏」2巻と3巻買って読みました~
特に3巻は発売してまだ4ヶ月経ってないのに100円で買えてめちゃくちゃ嬉しかったですー!
某所では編集に気に入られて贔屓で宣伝費一杯かけてもらって売れてる、
内容はスカスカなのにAmazonで高評価ばかりでうさんくさいとか色々言われてるので
高く買うのは躊躇われていたのですが、読んでみたら私には意外と楽しかったです~
後宮に住む夜伽をしない妃、烏妃の元に今日も怪異に悩む人々が救いを求めてやってくる─
という連作形式で、大筋では冬の王・烏妃である寿雪の中に閉じ込められた烏連娘娘を
いかに解放するか、みたいな話になっていくのですが
私は各話の古風な怪奇談みたいな雰囲気の話を楽しく読んでおりました。
「青燕」「水の聲」「仮面の男」みたいな各話の端的なタイトルや、
各扉ページの黒い地に烏の翼が舞ってる装丁なんかも色々想像できて
久々に本を読む前のどんな話なんだろう?というわくわく感を思い出させてくれました。
特に2巻最初のイシハの初登場する青燕の話が好きです~
燕夫人の可愛らしい困った様な笑顔が見えるようで、
終わり方も宦官の少年が殺してしまった鳥に謝りたくて佇んでいたという所も泣けました。

3巻は「袖を引く手」とか「黄昏宝珠」が好きだったなー
「亀の王」もタイトルが好き。
どれもどこかで見たような話ではあるけれど、落とし所がなかなか上手くて
後宮ホラーとして楽しみました。でもちゃんと本筋にも絡んでくるのがまた良かったです。
2巻最後の高俊の魚泳と過ごしてきた時間が
全てもう戻らないものになってしまったという喪失感や、
3巻の「雨夜の訪い」で許嫁を見殺しにしたと苦しむ泉女に寿雪が
「それは許嫁の行動を否定することだ」という所とか、
細かい心理描写や台詞に良いなと思う所も多くて、
少女小説では薄味過ぎた文章も今作の淡々として静かな雰囲気には合ってて美しかったです。
何か矛盾点とかいっぱい指摘されて叩かれまくってるけど、
私みたいにあまり深く考えないで読書する層に売れてるんだろうなというのが分かる感じ。
ページ数の割りにさらっと読めて、
何となく壮大なテーマというか道具立てみたいなのを感じさせながらも
一話一話はあっさりした感じで概ね満足できる、みたいな。
今後梟と烏とか八神教がどうのとかは割りとどうでも良いですが、
言われてるほど悪くないじゃんと思いました。確かに3巻は文章スカスカはちょっと思ったけど。
晩霞のとらえどころの無い無邪気なお姫様口調が可愛らしくて好きです。


そして10日前からflowers公式と波津彬子先生のアカウントをミュートしてまで
表紙がめちゃくちゃ楽しみだったお嬢様のお気に入り2巻、今日買ってきましたー!゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚
1巻の紫がかったピンクもとっても美しかったけど、黄色基調の2巻も可愛い~♥
1巻がキャロラインとロバートのちょっとロングの構図だったので2巻もそうかと思ったら
キャロラインのアップでちょっと残念でしたが、
儚げな美少女のキャロラインもキャロラインのドレスもめちゃくちゃ可愛い~(*≧∀≦*)
ドレス白に首や襟周りを飾る少し色褪せたようなクラシカルなレースが繊細で美しくて、
首と襟の裾に付けられたひらひらリボンも可憐な雰囲気で素敵♥♥
更にカラー口絵の裏でモノクロだけどこのドレスの全身絵のキャロラインが!( ☆∀☆)
スカートの部分の複雑な布の重なりやレースもまた美しい~☆
カラー口絵は絶対描き下ろしでロバートピンだろうなと思ってたけど
flowers増刊の表紙の流用で、
お菓子とお茶でアフタヌーンティーを楽しむキャロラインのイラスト好きだったので
描き下ろしロバートよりは嬉しい♪(笑)

内容は全て本誌で読んでたので書きませんが、
原案の門賀美央子さんのコラムがなかなか興味深くて面白かったです~
イギリスの財産相続制度はある程度知識はありましたが、
それに絡めてのキャロラインの両親・アーミテージ夫妻の結婚の経緯とか、
イギリスでは宗教の違いやパトロンの不足で歴史画・宗教画はあまり隆盛しなかったけど
王候貴族に需要があったので肖像画は発展したという話に絡めての
カールお兄様はアカデミズム派から次第に自由な画風になっていっただろうとか、
結構裏設定も考えられてるんだなーと楽しめました。
真夏の夜の夢が多神教の時代とキリスト教の神々の時代がMIXされた奇想天外な話だったとか、
それゆえキャロラインが惹かれたのだろうという解説もためになりました!
お嬢様今発売中のflowers増刊冬号では新章に突入したらしくて、
財政難だし今後はカラー扉の時だけ買おうと思ってたけどやっぱり気になるなぁ~( ;∀;)

ホラーも少女小説も善きかな


椿姫のイメージで描いたリリー・ヘザー王妃
クリノリン・スタイルのドレスの質感が気に入ってます。


最近読んだのは朝前みちるさんの角川ビーズログ文庫「男装王女の久遠なる輿入れ」、
小林泰三の光文社文庫「セピア色の凄惨」、
紅城蒼さんの角川ビーズログ文庫「魔法学者はひきこもり! 完璧王子が私の追っかけでした」
の三冊。
ここ数年TLと少女小説ばかり読んでたせいで
それらのきらきらした乙女チックな文体しか受け入れられなくなってきて
ホラーやミステリがめっきり頭に入って来なくなってきてしまったのですが、
最近小林ヤスミンを何冊か読んでリハビリしてたおかげで
何とか一般小説も読めるようになってきました。
というわけで読んだ順に感想。


シリーズ完結巻の男装王女は相変わらず真っ直ぐでバカわいい鈍感なリュカリスと
随分丸くなった物のリュカリスの天然小悪魔っぷりに心臓が持たないアルトゥールの
可愛いドタバタを楽しめて良かったです~
1巻の時からとっくに恋に落ちてるのにその自覚がないリュカリスが
「…死んだ」となる所は可愛くて身悶えました♥
ナイト皇子が良からぬ事を企んでるのは予想通りでしたが、
その理由が凄くいじらしくて泣けました~ヽ(;▽;)ノ
単純に皇帝の座を狙ってとかじゃなく、
兄上大好きすぎるがゆえの捻れた愛情だったのが切なかったです。
相変わらず本当は甘いお菓子が大好きなのにそれを隠しているドロテーア皇后が
ラスクを食べてつい微笑んだ所をリュカリスに可愛らしいと言われて
「そんな…兄上だっていつもお前には似合わないって…」と
お菓子好きを隠す理由をほのめかす所もホントに可愛い♥
そしてメーデア星女王も本当に偉大な女性だなーと思います。
「皇太子妃になっても賢明に生きるな。懸命に生きよ。それが上手くいくコツじゃ」
というはなむけの言葉良かった!
そんな星女王が第一王配の言葉に乙女のように反応する所とか、
短いやり取りでキャラの関係性を上手く示唆させる所も巧みで良かったです。
キーリ兄上も女言葉と男言葉の切り替えが絶妙で上手い!!
ラストのリュカリスとアルトゥールのキスシーンは椎名咲月さんの挿絵さすがの可愛さでした♥
男装ものは全く好きじゃないけど、キャラ立ちが絶妙で良いシリーズでした~♪


ヤスミンのセピア色の凄惨は、
執拗に繰り返される悪夢的なグロ描写と各話の合間に挟まれる探偵と依頼人の噛み合わない会話等
小林泰三らしいテイストがしっかり入ってて、ページ数も少なくさらりと読めて良かったです。
「ものぐさ」が特に好きです~
「みさき!しっかりするのよ」とか言いながらワイドショー観たり煎餅の袋開ける所くそ笑った。
残酷描写と狂った登場人物達が織り成すまさに凄惨な世界観を楽しく読めました。


魔法学者はひきこもり!は表紙の黒髪王子が好みだったので購入。
挿絵のねぎしきょうこさんはそんなに好きじゃないのですが、
今回は王子レオナルドのキャラに合わせて男性が可愛い感じだったので良かったです。
二時間ちょっと位でさらっと読めてしまうあっさり感が今は返って良かったです~
ひきこもりのミーシャが魔法講義のため王宮に足を踏み入れ、
城下町でお忍びデートをし、締めは舞踏会でドレスアップと
これでもかというお約束展開でそんな所が安心感ありました~(* ̄∇ ̄*)
ミーシャとレオナルドがそれぞれ抱える鬱屈がもう少し出し惜しみしてほしかったとか
その辺もうちょっと深く書けばもう少し深みのあるお話になったのになーとは思いつつも
ミーシャがレオナルドの笑顔が見たくて決死の思いで城下町に出て
アップルパイを買うエピソードなど、とっても可愛らしかったです~♥
陰謀の黒幕が唐突過ぎたのは?でしたが、コンパクトにまとまってるお話で
可愛い二人を楽しめたので良かったです。ただミーシャ、ちゃんと告白はしようよ…(^o^;)

吉田都~ラストダンス~&いつもの


シスプリの亞里亞ちゃん
ドレスの塗りがどうして良いか分からなくてちゃちなのは残念ですがorz
表情は思い通りに描けて気に入ってます~髪の青がもう少し濃くても良かったけど(^_^;)
タグつけたら27RT52いいね頂いてシスプリクラスタの熱さに感謝でした( ;∀;)
亞里亞ちゃん全ての版権キャラのキャラデザの中で一番好きです!


18日にBSプレミアムシアターでやっていた吉田都さんの引退公演、ラストダンス観ました~
楽しみにしていたのですが、引退公演にしては地味と言うか小粒だったな~と思いました(^o^;)
演目が抜粋だったりが多くて…都さん自身が踊れなくなってるから仕方ないかもですが。
でも最初のシンデレラ、都さん表情とか本当の少女のように可憐で
シンデレラが舞踏会で華やかな時間を過ごした事だけでなく
今までシンデレラが生きてきた人生までもが見えてくるような躍りは素晴らしかったです~
平田桃子さんとジェームズ・ヘイのアナスタシアのパ・ド・ドゥも
不可思議な感じの音楽と
一緒に踊ってるのに二人の距離がどんどんひらいていく様な感じが良かったです。
誕生日の贈り物は、
アシュトン作品ってまるで淡いピンクの花束を差し出されたような気持ちになるなーと思います。
各女性バリエーション曲も振り付けも様々で楽しかったけど、
やっぱり都さんの最後に踊ったヴァリが音の取り方から緩急の付け方まで別格な感じでした~

第2部は何と言っても米沢唯さんと秋元さんのドンキ!
米沢さんのキトリ町一番美人でおきゃんな娘が
結婚式でちょっと気取ってる感じが表情や扇捌き、音の使い方に良く出てて
すっごく可愛かった~♥
米沢さんお顔が純和風だけど今回はメイクで上手くカバーしてて良かったです。
東京バレエ団の秋元さんはいつも誉められてるけど、バジルには少し大人しすぎたような…
生でも二回くらい観たことあるのですが、
王子役にしても何か表現が大人しすぎて伝わってくるものが無いんですよね…
シルヴィア踊った小野絢子さんもとっても美しかったです~
米沢さんと比べると音の使い方とか似てて、同じ新国立バレエのダンサーだけあって
同じメソッドで練習してるのが感じられる踊りでした。
合間合間に挟まれるインタビューも都さんの素敵なお人柄が出てて、
ラストのミラーウォーカーズは作品としては正直そこまで良いと思わなかったけど、
都さんとイレク・ムハメドフの信頼関係が感じられて
ムハメドフがクラシックバレエなんてもう10何年も踊ってないよ~と言ってたんですけど、
というインタビューにも二人の仲の良さが感じられて良かったです。
都さんとムハメドフが主演してるバーミンガム・ロイヤルバレエのくるみのDVDが大好きなので。
カーテンコールで共演した後輩ダンサー達からピンクの薔薇を贈られる都さんは
まるで初々しい小さな女王のようで素敵でした~(女王のよう、という表現が好き)


ここからいつもの。
22日にブックオフで先月20日に発売したばかりの
椎名咲月さん挿し絵、やしろ彗さん作の一迅社アイリス文庫、
「雑草令嬢は逃走中!~このたび、騎士団のまかない係を拝命しました~」
100円オフクーポンもあったので買ってきました~
椎名さんのTLは100円になるまで粘るけど少女小説はついつい買っちゃうなあ~
100円の棚しか見ないようにしてれば良いんでしょうけどね(^_^;)
何だかんだでTLも好きだけど椎名さんの少女小説がやっぱり一番好きなんだなと思います。

雑草令嬢、表紙もドレスはそれほどでもないけど可愛いし内容も面白かったです~
女神のような美貌を活かして貧乏生活から脱却を目指す男爵令嬢、というあらすじから
もっとアク強くてガツガツいく系ヒロインだと思ってたのですが、
オフィーリア普通に素直な良い子でその辺はちょっと期待はずれでしたが、
良く考えられたストーリーで二時間ドラマを観た様なすっきり感があって良かったです。
しかし金髪=女神のような美貌で黒髪=平凡顔っていうのは
暗い髪色の方が好きなのでちょっと反発してしまう…(^_^;)
表紙も最初金髪のオフィーリアの方が平凡顔だと思ったよ…
ご飯ものだと思ってたらその辺は中盤までで死に要素になって
フィーの魔女の力が目覚めた所で終わってるので何が主眼なのか分かりづらいのと、
実は国王の庶子だったウィリアムがオルグレン子爵令嬢と婚約すると知って
いつまでも幼馴染みの自分が側にいてはいけないと思うフィーのあたりは
もっと切なく出来そうなのに!と萌えの薄さが残念でしたが、
フィーの満月の夜だけ魔力のコントロールが出来なくなって本来の姿に戻ってしまうとか
その流れで酔っ払ったフィーがカインとジェーン達の前に現れて幽霊と間違えられるとか、
ラノベらしい楽しさがあって挿し絵も合ってて良かったです~
クライマックスのカインを断罪するシーンで
フィーがウィリアムに触れられる度に本来の姿に少しずつ戻っていく所は
見せ場らしく力が入ってて、黒髪が金髪に変わっていく所とかが目に見えるようで良かった!
もっと幼馴染みならではの子供時代のエピソードとかもほしかったなーとか
恋愛部分の薄さは物足りなかったですが、最後は素直に良かったなーと思えるお話でした。
この作家さん本出すのは初めてだそうで、王女の正体とかは分かりきってたので
今後伏線をもっと上手く張れるようになれば良いなと思いました(。-∀-)


図書館で小林泰三の「因業探偵 新藤礼都の事件簿」借りて読みました~
前々回書いたように第二段がハマったので1巻目ももう一度借りてみたのですが、
やっぱり2巻目の方が面白かったな~
何と言うか2巻の方がより淡々としてる分笑いとかブラックさが際立ってた様な。
1巻は各アルバイトの仕事内容もあまり話に関係ないしオチも2巻に比べて弱かったです。
パチプロのラストの意味が分からなかったのも悔しい…
拓也の母が父の事を思い出させたくなくて俳優を雇ってたのは分かったけど、
何で自分の役も雇ってたの?あと礼都が鏡に写らないのはなぜ?
でも2巻にも出てる耕二の謎の優秀さとかはまあまあ笑いました。
後妻はオチは分かりきってたけどどんどん追い詰められていく暦が良かったです。

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小雨
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

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