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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

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雑多な事をつらつらと


昨日は上野にクラーナハ展観に行ってきましたー
クラーナハの独特のは虫類のような顔立ちの美女が実は苦手だったんですが、
実際観てみたら有名なホロフェルネスの首を持つユディト以外は
そこまで顔に特徴というかクセが無くて私的に良かったです。
良かったのはクラーナハの「聖母子」。
まだあどけない少女のようなマリアがイエスにお乳を与えてる絵で、
マリアのイエスの方を見もせず何か物思いに耽るような目が印象的でした。
「聖カタリナの殉教」もドラマチックな大画面の中
赤い服を着て今にも首を落とされようとする聖カタリナが可憐で可愛かったです。
衣装もルネサンスの流行を感じられて豪奢で好き。
肖像画家としてのクラーナハのコーナーの
タイトル忘れちゃったけど凄く貞潔な顔立ちの美女の肖像画も好きだったなー
同じくルネサンス期の豪華な衣装の描写も素敵で。
胴衣の裾を縁取るビーズみたいな装飾が特に可愛かった。
明治時代のクーラーナハを特集した美術雑誌の現物とかも観られて面白かったですー


昨日TVでやっていた映画「ダイアナ」良かったです。
公開当時気になってたんですが地味そうなので結局観に行かなかったんですよね。
確かに地味でダイアナ妃の華やかな人生みたいなのを想像すると肩すかしかも知れないけど、
難しいことを知らなくても楽しめる分かりやすい感じが好きでしたー
かと思えばダイアナ妃の
貧しい人や恵まれない人々への慈愛と共感と言った部分もちゃんと描かれていて、
ハスナット・カーンというパキスタン人医師との知られざるロマンスを縦糸に
ダイアナ妃の孤独や愛を求める姿が端的に語られていって飽きずに観られましたー
吹き替え版だったのも良かったのかも。
吹き替えって映画としての格が下がる感じであんまり好きじゃないんですが、
登場人物の心情なんかの台詞が分かりやすく雰囲気が気楽になるのも事実なので。
原語で観てたらただ地味な印象だったかも。

ハスナットがダイアナとの結婚を許してもらえる様故郷に帰って芳しい結果でなかった後、
イギリスに戻って真夜中の公園でダイアナにその事を話すシーンのダイアナの
「私のことを愛してるって言うけどそんなの地球中の50億人の人が言えるわ!」
という台詞となりふり構わない姿が
愛を求める捨てられた少女そのままでとても痛々しかったです。
ハスナットのダイアナを愛しているけれど静かな生活を大事にしたい気持ちや
ダイアナがよかれと思ってやったイタリアの病院への推薦に激高する気持ち等、
お互いの気持ちのすれ違いとか
皇太子妃というダイアナの立場故の愛の障害に悩む姿も良く理解できました。
プリンセスという立場がいかに不自由で思い通りにならない物なのかというのが
良く描かれていて良かったです。
ダイアナ妃役のナオミ・ワッツも最初はダイアナ妃本人の方が美貌じゃんと思ってたけど
新聞でダイアナ妃の喋り方などを徹底的に研究したと書いてあった様に
その時その時のダイアナをしっかり演じていて
次第にダイアナ妃の真実の姿が現れている様に見えて来るのも良かったです。
地味と書いたけど所々で出てくるプリンセスらしいドレスのシーンとかは素敵でしたー
ラスト、事故死したダイアナ妃の宮殿の前に白百合の花と共に
また楽園で会いましょうという誌を書いたカードを捧げるハスナットの姿が余韻があって、
ダイアナというよりダイアナとハスナットというタイトルの方が良いんじゃ…と思ったけど
とにかく難しい作りじゃなくてセンセーショナルすぎず分かりやすい感じが私は好きでした。
10点満点で言えば7点付けるほど突出した良作ではないかも知れないけど、
気軽に観られる佳作として6点は付ける感じかな。


コバルト文庫は我鳥彩子さんの「チョコレート・ダンディ~君の瞳は甘い罠~」と
きりしま志帆さんの「五国神仙遊戯 ここで一花咲かせましょう!」読みました。
チョコレート・ダンディの第二作目君の瞳は甘い罠はまだ新しいのに108円で買えてほくほく。
相変わらず我鳥さんはベテランらしく文章もストーリーも感情描写もこなれてて
凄く面白かったですー
最初は何で前作と打って変わって怪盗物…?と思ってたけど
真実が明るみになった所でシヴィルが言う犯行の動機の台詞で
作品全体のテーマに関わってたんだなーと言うのが凄くすとんと落ちてきて。
我鳥さんはコンプレックスの話と書かれてましたが、
貴族と平民の格差と立場の違い、という前作から続くテーマが
更に掘り下げられてて良かったです。
ユーディとリンディアの脇カップルの描写と行動規範も明確になってたのも良かった。
特にリンディアは前作はこれといって個性がないように見えたけど
今作で侯爵家の令嬢として何不自由なく育ったことに居心地の悪さを感じている所とか、
待つだけの身にもなって欲しいとユーディに会ったら顔以外をぼこぼこにしてやる、
と考えてる所とか意志の強いお嬢様感出てて好きでした。
ユーディも挿絵かっこよくなってた!
フローラ女王のキャラも前作から更に立ってて
クライヴの人を意のままに操れる赤い瞳を持つが故に社会にとけ込めなかったけど
美術教師の仕事をしてみて「僕は案外大丈夫だって分かったんだ」という台詞も
同じく社会不適合者の私にはほろりときましたー
話の落としどころも凄くすっきりと綺麗にまとまってて良かったです。

ヒーローのオスカーがお金持ちなだけじゃなく
アデルは悲しいときも妄想の世界に逃げ込む傾向があるから
そういう時は気をつけて見ていてあげなきゃ、とか
アデルの性格をしっかり理解して慮れる様になってたのも良かったですが、
我鳥さんは今までと違ったヒロインを書いてるつもりらしいけど
アデルとオスカーの関係性や性格が贅沢な身の上の花連と天綸と変わらないというか
二番煎じ感があるのがどうもなあ~…
前作はアデルがオスカーへの恋心に気付くのをだらだら引き延ばさなかったのが良かったけど、
今作で赤ちゃんはコウノトリが運んでくると信じてるコウノトリ信仰を出して
オスカーと一線を越えるのをじらす気満々な所とか、
結局贅沢の花連の「20巻ルール」と変わらないじゃん…と。
でも何だかんだ言ってもオスカーの
「私がロマンスグレーのおじさまでも好きになってくれた?」と言う台詞に答える代わりに
無言で腕に抱きつくアデルのシーンとか可愛かったですー
アデルの「大体あなたの変装微妙なのよー!」とか
ギャグシーンの数々もさすがという感じでしたが、
シヴィルがジルに変装していたのが全くのトリック無しというのは無理があるような…


五国神仙遊戯は読みやすい文章でさくさく読めて
ファンタジー設定も違和感なくて結構面白かったけど、
ヒーローの天翼のキャラにもう少し陰影が有れば
もっと深みのあるお話になったんじゃないかと。
白虎のキャラとか意外性有る感じで良かったけど
軽いファンタジーに終始してる感じで読み返しはしないかな…
紫薇が男だったというのは予想できませんでした。
玉玲の一生懸命な所や天翼の軽くてお茶目な所は可愛かったです。
玉玲のお師匠様が良いキャラしてそうなのに出てこないのは残念。
「わたし、脱いだら凄いんです!」と玉玲が読み上げるところは笑いました。
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似たもの親子


盛装のリリー・ヘザー王妃と久々に描いたラズル。
最近ラズルよりリリー・ヘザー王妃の方が描くの楽しいです。
ラズルは容姿は整ってるんだけど母親似のどちらかと言えば女性的な容貌が
いつもの王子の衣装に身を包むと中性的な雰囲気に相殺されてしまうけど、
リリー・ヘザー王妃の血を引いてるだけあって
女物の服を着てばっちり化粧すれば文句なしの大美人。
…とか女装ネタを妄想してました。
にしても私はドレスと言ったらこの形しか描けないの?死ぬの?
ドレスもだけどいい加減髪型のネタが尽きてきたので貴婦人の髪型図鑑とか欲しいです。


ずーっっと欲しかった新国立劇場バレエ団の出してるオフィシャルDVDブックの2冊目、
ライモンダ昨日ブックオフで買えましたー!
去年の夏頃初めて行ったブックオフ渋谷センター街店で見つけて、
うきうきで買って帰ってきたのに
付属のDVDが傷があって再生出来ない箇所があって、泣く泣く返品したのです…
それから1年津々浦々のブックオフで探し回ってたのを見つけた時の喜びと言ったら!!vv
しかもセンター街店より300円も安い1960円で買えて大満足vv
普通のブックオフでもDVDだけでもそれ以上するのに
更にカラー写真も豊富な分かりやすい解説本が付いてきてこのお値段とは…
また再生できなかったらどうしようと不安でしたが無事観られて良かったですー

ザハロワとマトヴィエンコ主演のライモンダ良かったですー
装置は平板で奥行きのない感じがショボく感じられて好きじゃなかったけど、
ドリ伯爵夫人の豪奢な中世風のドレスと被り物とか素敵でした。
第1幕と2幕で同じ衣装なのは不満だけど。
ザハロワあんまり好きじゃなかったけどやっぱり素晴らしいですね~
スタイルからして新国立劇場のダンサー達とはまるで違う!
けど手足も長いけど胴も長いのよね…170㎝以上あるみたいだし。
夢の場でのヴァリはちょっと緩急の付け方が極端すぎる気がしたけど、
何だかんだ言って足を上げるだけではっと見とれてしまうような美しさ。
相変わらず初々しさはないなと思って観てたけど、
第2幕のヴァリは足を交差させたままぴょんぴょんとジャンプする振り付けとか
凄く可愛かったです。
第3幕のグラン・パのヴァリでは打って変わって
重々しい哀愁漂う音楽に乗って女王のような威厳すら感じさせる踊りが素敵でしたー
マトヴィエンコも高いジャンプと柔らかい着地が素敵。
アブデラクマン役の森田健太郎さんは誇り高いムスリムの騎士というよりは
そこらのちんぴらみたいな小物感…と思ってましたが
さすがに第2幕のソロは妖しいムード漂わせてて良かったです。
しかしキリスト教至上主義の酷い話だなあ。
アブデラクマンもかませ犬以外の何物でもないし。
せめてライモンダがもう少し2人の男性の間で揺れる気持ちを演出して欲しかったです。
特典映像のバックステージツアーも楽しかったですー特に衣装室!
舞台用の照明ではない所で衣装のチュチュを観られたり、
一人一人背中がきついだけとか足が気になるだけで踊りにくくなるから
ダンサーそれぞれの事を知っておくのが何より大事な衣装係の仕事、とか
なるほどと思いましたー

これまた前から欲しかった映画白雪姫と鏡の女王のブルーレイamazonで買いましたー
劇場公開時観に言って映画感想の記事も書いたけど、
前観たときよりずっと肯定的に観られました。
前は最近の強いお姫様ブームには食傷気味…と書きましたが、
白雪姫が肉体だけでなく精神的に強くなっていく過程が丁寧に描かれていて、
7人の小人達や死んだと思われていた父王との絆に胸が熱くなりました。
とはいえ映画全体は湿っぽくなることもなく
あっけらかんとしたギャグが淡々と繰り返されて笑いながら観られて疲れないし、
何と言っても故・石岡瑛子さんの手がけた衣装の数々がとってもカラフルで素敵。
記憶では女王のドレスはもっと豪華でキラキラした装飾が付いてたと思ってたのですが
実際は結構シンプルで、でも赤、黄色、青などの原色の色遣いがキッチュな感じで
ゴージャスな雰囲気が良く出ていて良かったです。
白雪姫のドレスはやっぱり初登場時の
ピンクの胴衣に黄色のスカートで細かい刺繍が入った愛らしいデザインが一番好きです~
まさになよやかな乙女って感じで。
仮装舞踏会での白鳥のドレスも被り物を被ってる時はユーモアもありつつ可愛らしい感じで
被り物を取ると純白のドレスに下ろした黒髪が映えて清楚な感じになるのが好きです。
特典映像もこの前買ったディズニーのシンデレラのブルーレイほどでは無いけど
メイキングとか白雪姫役のリリー・コリンズのインタビューとか楽しめましたー
白雪姫役を演じるに当たり子供を観察して役に取り入れたとか、
オードリー・ヘップバーンの映画を観て参考にしたとか。
ジュリア・ロバーツも悪役だけど魅力たっぷりで憎めない所が良かったです~
ただ「世界で一番美しいのは誰?」のシーンが無かったのが残念。
白雪姫と言えばこの台詞なのになー。
王子との結婚式のためにコルセットを締めさせるシーンとか
結婚式は6回目なのに「何回しても結婚式って大好き!」って
ウェディングドレスを着て言う所とか好きー。
シンデレラと白雪姫、大好きな二大プリンセスのブルーレイが買えて満足です。
どっちも次は吹き替え版で観るんだー

昭さんと封神絵チャ男性編☆


本日14時頃から昭さんとスカイプしまして、
またわがまま言って第3回封神絵チャ男性編にお付き合いいただきましたー
しーちょいさんもチャットで見学にいらして下さったので士気が上がる上がる!!
私は個人的に好きな武王とか私にも描けそうな天祥とか武吉も考えたけど、
結局欲望に忠実に楊戩にしました。

左:小雨の楊戩
右:昭さんの太上老君

私の楊戩は楊戩と言えば三尖刀と言うことで
どうしても三尖刀を入れたくてこういうポーズになりました。
デッサンとか何それ美味しいの??前髪の塗り失敗してるけど愛しの楊戩が描けて満足。
楊戩の露出度低い衣装めっちゃ好き…

昭さんはしーちょいさんのリクで太上老君!なかなか乙なご趣味ですな。
資料少なそうなのに苦もなく描かれてて私より先に完成されてましたー
なのに細かい塗りまで丁寧で美しい><ふわっふわのクセっ毛と穏やかな表情が素敵ですvv
怠惰スーツは人類の夢ですよね!と3人の意見が一致してました。
そしてスープーの顔(笑)(笑)(笑)師叔の若干寂しそうな表情も可愛い(笑)

解熱剤と痛み止めと鉄剤と温湿布とサポーターを差し上げれば
ちょいさんが楊戩と玉鼎師匠のほのぼのSS書いて下さると言うので
今すぐamazonで買って送っておきますわダダッ

更に第4回封神絵チャ霊獣編も開催☆
昭さんがめっちゃかっこいい黒麒麟描かれてたのですがそれは門外不出なので
私の四不象載せておきますね↓

こんなに早く第4回封神絵チャが出来るなんて幸せ(白目)

昭さん今回も快くお付き合い下さりありがとうございました;;
次回があったらカップル編やりたいですー

秋も深まる読書日記


最近常に眠気があるのと集中力が続かなくて
前みたいに文庫一冊4~5時間かけて一気に読むことが出来なくなって来たのですが、
適当に読んだ本の感想。

最近読んだのは雪富千晶紀さんの単行本「死呪の島」と
小野上明夜さんの「占い師ティアリス・セーブル 誰が王子を殺したの?」
藍川竜樹さんの「死にかけ花嫁と革命の鐘」
のコバルト文庫2冊。

死呪の島は前書いた「牛家」を抜いて
審査員の満場一致で第21回ホラー小説大賞に選ばれた作品と言うことで
期待値高かったのですが…うーん…
あらすじから本州から隔絶された地方の孤島の
陰惨な歴史なんかが渦巻く土俗ホラーだと思ってたのに、
ブードゥー教の呪いが全ての元凶でしたーってやられてもなあ…
毎回自分の言葉で感想言えなくて申し訳ないのですが、
amazonのレビューであった
「和食を食べたかったのに洋食を出された感じ」と言うのに同意でした。
圧倒的なリーダービリティとか書かれてましたが
単に小難しくないからすらすら読めるだけで恐怖も全くないし、
首無し死体が動き回ったこととか
死体の身体が別人だったこととかの怪異について登場人達があまりにも普通に受け入れてて
その後も何の疑問も抱いてない所とか違和感ありまくりでした。
あげく本体が魚の死者達が島の人間を襲うとか、
モダンホラーというくくりらしいですが安いパニック映画みたいで苦笑いしてました。
私が読みたいのはそういうんじゃないんだよ…
もっと土俗的な暗闇からひたひたと迫ってくるような恐怖なんだよ…
主人公と耶々子の青春っぽいのもいらないし
21世紀に書かれたとは思えないほど古くさい雰囲気に驚きました。もちろん悪い意味で。
これのどこが審査員の琴線に触れたのか…


誰が王子を殺したの?は本格的なミステリだと思ってたので
王子の死の真相とそこにいきつくまでの流れがショボくてがっかりしたけど、
ヒロインティアリスの母レティシアが既に死んでいたというのと
ティアリスがオルテンシア王妃の子供で
サフィア王子と取り替えられていたというオチは読めなくてやられたと思いましたー
しかしよく考えるとティアリスが現在15歳で
3年前に死んだ王子が享年14って計算合わなく無いか?と疑問が残りましたが…
誰もいない部屋の中で恋い慕う母親に話しかけるティアリスというラストは
もの悲しくも後味悪い感じで嫌いじゃなかったです。
アンドレアの普段は妖艶な美女っぽくてティアリスの良き理解者だけど
折々で男に戻る所とかもキャラが良かったです。
各キャラをタロットカードに例えているところも面白いなあと思いましたー
あとがきで小野上さんが人妻好きと書かれてて趣味が合いそうだわーと思いました(笑)
オルテンシア王妃美人だったなあ。


死にかけ花嫁と革命の鐘は比較的新しめなのに108円で買えてうきうきだったのですが、
コバルトにしては骨太なヒストリカル物で読み進めるのがしんどかったです…
白洲梓さんの「最後の王妃」よりよっぽど歴史物してた様な。
最後の王妃読んだときはもっと重厚な歴史物だと思ってたのにとか不満たらしましたが、
いざ本格歴史物になると重くて読むのが疲れるとか難しいなあと思いました(笑)
いや単に私がわがままなだけなんですけど。
ヒロインのヘルミナは可愛いんだけど良い子ちゃん過ぎてちょっと鼻につくかな…
でも病弱を押して知識を詰め込んで何かを為し得る人間になってやると決意を持つところや
そんな所にカエサルが惹かれていく所もしっかり書かれていて流れは良かったです。
あらすじ読んでもっとコミカルタッチな
ヘルミナがげふぅと吐血して
カエサルが右往左往して振り回される、みたいなのを予想してたんですが
何度も言いますが思ってたより真面目なお話でした。
ヘルミナとカエサルが舞踏会で踊る所はお約束ですが良かったですー
ヘルミナがカエサルに恋心を抱くのも自然な流れでちゃんと納得できて良かったです。
私がご令嬢の視線を浴びていたのに妬いていたのですかみたいなカエサルの言葉に
態度に出ないよう気をつけます…とか馬鹿正直に答えちゃうヘルミナ可愛かった。
ラストシーンのカエサルの
あなたに夫としての権利を行使することをためらったりしない、という
甘い囁きもきゃー///という感じで良かったです(笑)

雨だけど優雅な一時を


今日は毎年恒例ドイツ学園のオクトーバーフェストに
GAGAちゃんを誘って行ってきましたー
しかし天気はあいにくの雨。
しかも結構雨足強くて私達が着いた12時前頃がちょうどピークだった感じ。
毎年楽しみなドイツ美少女や美女のディアンドル(ドイツの民族衣装)姿も
傘のせいであまり楽しめず、
ざーざー降りの雨の中とりあえずGAGAちゃんの昼食に
名前忘れちゃったけどドイツ風ミネストローネ?みたいなのと
野菜スープの中にソーセージが入ってるのを確保して屋内に避難。
ドイツカフェが12時半からとの事だったのでぼちぼちできはじめた列に並んで待ってましたー
ちょうど私達が並び始めた時が起点?になったらしくて
私達の後ろには長蛇の列が。
30分ほどお喋りしながら待っていよいよ開場。
ところが後から並んでたドイツカフェの入り口のドア付近に立ってた人から入り始めてて、
その前から並んでた人達は後回しにされて、
「私達も前から並んでたんですけど…」と宣言して入れてもらうおばさま達がいたので
私達も便乗して先に入れてもらいました。
毎年言ってるけどドイツカフェ並ぶの分かってると賢くなれて良いですね。
経験って大事だわー。

ケーキたくさん種類有って悩んだのですが後の人がつかえてたのであまり時間もかけられず
写真のチェリーのケーキとアップルクーヘン、
毎年1個は食べるチョコケーキをそそくさと選びました。
アップルクーヘンは素朴なお味で美味しかったですー
でも去年食べたのの方が美味しかったかな。
チョコケーキも去年の中までぎっしりチョコが詰まってるのの方が好みだったけど、
チョコの中に少しフルーツの酸味も入ってて美味しかったです。
上のチョココーティングがかっちかちでぱきっと固いのもチョコ好きにはたまらない!vv
チェリーのケーキは
さくらんぼの甘酸っぱさとクリームの優しい甘みがマッチしてて凄く美味しかったですー
3個ぺろっと平らげました。
朝食抜きで行ったとは言え胃痛も胃もたれもしない私の鋼の胃は財産ですわ。
その後はGAGAちゃんが参加してるボランティアの会合が仲町台の地区センターであるので
早々とドイツ学園を去って地区センターに向かいました。
本当はもう少しドイツ美少女を堪能したかったのですがしょうがない…
ディアンドルも色や柄色々あって見てて楽しかったですー
上衣やエプロン、スカートに細かい刺繍が入ってたり。もっとよく観察したかったなー
ともあれ今年もドイツ学園の和気藹々とした雰囲気の中で
美味しいケーキを食べられて満足です。


仲町台の地区センターではちょうど13時30分からロビーで
有賀葵さんと樋口由希子さんという方達の
アイリッシュハープとフルートのコンサートがやるというので聴いていくことに。
お二人はママ友で子供達の保育園で知り合ったと言っていましたが、
プロではないのかな?プロと比べても遜色ない演奏でとっても良かったです!
千と千尋のいつも何度でもや星に願いを、アルルの女よりメヌエット、
グノーのアヴェ・マリア等有名な曲ばかりで親しみやすかったし、
ハープの優しい音色とフルートの軽やかな旋律に癒されました。
お二人のお揃いの衣装もドレスと言うには略式でしたが、
紺に近い青地に身頃とスカートの裾にお花と葉のプリントが入ってて上品で素敵でしたー。
アンコールもあったのですがお二人のどちらかの息子さんがまだ小さいのに
「アンコールせーだいな拍手をありがとうございましたー」と
堂に入った口調で口上してて笑いを誘ってました。

コンサートを聴いてる内にすっかり天気も晴れてきて、
ドイツ学園もこれ位晴れてたら…と思わずにはいられませんでしたが;;
今年もオクトーバーフェスト行けて、思わず素敵なコンサートも聴けて良かったですー

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プロフィール

HN:
小雨
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

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