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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

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続・読書感想チキンレース


最近の絵の中では評判良かったヴィクトリアンなバッスル・スタイルのお嬢様、
レディ・クリスティン・バートン。
青いドレスが寒々しくならないうちに載せておきます。


消費税増税を前にして最後に108円で少女小説やTL買いまくりたいと思い
相変わらず3日に一度のペースでブックオフ巡りしております。
TLも読んでるのですが、少女小説の感想だけ。
最近読んだのはアイリスNEOのナツさん作「クラリッサ・オルティスのささやかな願い」
せひらあやみさんのコバルト文庫「ガラスの靴はいりません! シンデレラの娘と白・黒王子」
倉下青さんの一迅社文庫アイリス「侍女ですが恋されなければ窮地です」の3冊。


クラリッサ・オルティスのささやかな願いは大判で安くもなかったけど
宵マチさんの表紙が凄く綺麗でリュシアンがかっこよくて
気になってたので買ってしまいましたー
貧乏令嬢と成り上がり商人の契約結婚ものという事で、
もっと軽いラブコメっぽい感じを予想してたら
思いの外真面目な内容だったので面食らいましたが、とっても良かったです~
貧しい女性がお金も地位もある男性に愛されるマイ・フェア・レディ物はよくありますが、
今作は男性のリュシアンの方が貿易会社の社長として高い地位と名声と財力を持ちながらも
貴族社会で商売していくために必要なマナーが身に付いていないと自虐する所とか、
男性の方がマナーレッスンを受けるというのが新鮮で楽しかったです~
没落したオルティス候爵家の窮状とか長女のクラリッサが切りつめるだけ切りつめた上に
貴族の矜持だけにこだわって没落を止められなかった父親の介護までしているとか、
少女小説ながら重い設定に読んでて心が苦しくもなりました…
クラリッサ、シルヴィア、リリーの三姉妹もそれぞれ個性があって可愛いのですが、
シルヴィア姉を気遣ったり心情を慮れるのは良いけど
そこまで言うなら自分も働こ?と思わないでも無かったですが^^;;
全体的に貴族の社交やマナーについて凄く調べられてるなーって伝わってきて、
香水を買いに行く所とか巻末のマナーハウスへの小旅行とか楽しかったです!
何よりリュシアンが婚約者のクラリッサだけでなく
その妹達の事も家族として保護者として大事にしてくれてるのが凄く良いなあ~と思いました~
タイトルにもなっているクラリッサの願いの意味もとても優しくて感動しました。
口絵のリリーとシルヴィアも可愛いvv


ガラスの靴はいりませんは今年の1月に紙書籍で出た最後のコバルト文庫。
ぽっちゃりヒロインというニッチなネタなので
表紙可愛いけど108円になるまで待とうと思ってたけど、
横浜のブックオフで思ったよりずっと早く108円で買えて嬉しかったー!
…が、内容は褒める所が1つも見あたりませんでした…
ヒロインが三十路になっても自堕落に暮らしてる理由も
双子の王子がヒロインに求婚する理由も何でそうなるの??って感じで、
特にヒロインはもっと吹っ切ったクズヒロインが読めると思ってたのに
半端に国のためとか思ってるのがいらなかった…
王子2人もテンプレ性格の域を全く出て無くて面白味無いしなあ。
ギャグも上滑りしまくりでセンス全くないし、王子達より侍女ルートの方がありそうだしで
余りにもストーリーに起伏が無さ過ぎて…
でもこの可愛い表紙がこんなに早く手に入ったので良しとします。


侍女ですが~は図書館で1,2巻と借りてたのに間違って返してしまったので
また借りに行ったけど貸し出し中で、好きな椎名咲月さん挿絵だし
迷ったけどブックオフで一巻だけ108円だったので買ってきました。
ネット出身作家さんみたいですがそこらのプロよりよっぽど文章こなれてて上手かったですー!
2巻も図書館で借りてから買っても良いかなあ。
作者さんの頭の良さが凄く伝わってきて、
それが反映されてるヒロインのマリアダも更に上手のテレーザ公妃様もかっこよかったです!!
特にテレーザ様派手な美人で一見悪女風だけど
実は国の事や夫の事を一番に考えて心から愛してるのが分かるラストはしびれました。
椎名さん挿絵のテレーザ様華やか美人さんで素敵だったvv
イオニスの陰謀なんかも普通の少女小説とはひと味違った切り口で上手いなーと思いました。
フリストの「お主にとってあの侍女が5千の価値があるのなら、7千5百で最高値になる」
という台詞もフリストの寡黙なキャラと共に良かったですー
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アラジン


昨日は109シネマズ港北に実写版アラジン最終日にかけこみで観に行ってましたー
アラジンめっちゃ良かったですー!!
最近中東の風物や衣装、建築などにも興味があるので楽しみでしたが、
想像以上のダイナミックな映像美で目が幸福でした…!!vv
中東を舞台にした映画ってほとんど観た事無いので、
極彩色の女性達の美しい衣装などとっても楽しめました~
宮殿なんかのセットも豪華絢爛で、西洋のきらきらとはまた違った豪奢さがあって良いなあと。
そして思ったよりずっとダンスフルで、
フレンド・ライク・ミーのシーンのアラジン役のメナ・マスードのダンス
本職のダンサーかと思うほどキレッキレでかっこよかったですー!vv
帰りに雑誌のインタビュー読んでダンス経験はほとんど無かったと知ってびっくり。
宮殿でのパーティーの時のベリーダンスの様な伝統的なダンスシーンも
ラストのフレンド・ライク・ミーにのせてのヒップホップ風ダンスも
それぞれ良さがあって凄く楽しかった!!
サルタンやハキームまで踊ってるのはやられた!!という感じ。

ストーリー面もアニメ版から大幅に改訂されてて楽しめました~
ジャスミンの母親の王妃が殺されて
父のサルタンがジャスミンを外に出さないようにしてるとか、
今まで語られなかった設定も語られて、その辺ももっと知りたかったな~
ちょっと宮廷陰謀劇みたいな感じもあって、
美しい王宮で起こる奸計やドラマにも引き込まれました♪
ジャスミンが自立した強い女性になっているのはもちろん、
ジーニーに王子にしてもらったアラジンが王子らしく振る舞えなくて落ち込むところとか、
ジーニーがアニメとは違う生身の人間の心を持った存在として描かれてたり、
全体的に自分の心を偽らず、自分らしく生きることをテーマにしているのかなーと。
ホール・ニュー・ワールドのシーンは魂を解き放たれて自由になったアラジンとジャスミンの
開放感がいっぱいに伝わってきて涙が出そうになりました。
プリンス・アリのシーンもスケールが大きくて良かったです!!
ドン!ドン!って地鳴りと地響きがしてる所から始まるの良い!!
ジーニーがオネエになる所くっそ笑った。
ハキームのキャラだけいきなりぽっと出てきて重要人物っぽくなってるのが?でしたが、
ジャスミンの侍女のダリアとかイケイケで可愛くて良かったです~
ラスト冒頭で出てきた船に乗った子どもたちと夫婦が
人間になったジーニーとダリアだった所は泣きました…;;
エンドロールのアラビアのラップ風フレンド・ライク・ミーも楽しくて、
エンドロールで退屈しない映画って久しぶり。

とにかく中東の世界観が凄く新鮮でエキゾチックな美に浸れて幸せでした…vv
ジャスミンの衣装とかアラビアだけどドレスっぽい感じなのも意外性有って素敵。
アンダース王子の求婚の時の
赤い衣装にエメラルドのティアラを飾った姿はナオミ・スコット女神の様に美しかった…
でも髪型はアップ至上主義だけどジャスミンは下ろしてる時の方が可愛かった。
911から18年経って、アメリカが中東に対してこれだけ理解と畏敬に満ちた、
戦を避けようとする王女とか、
そういうテーマを扱った映画を作ったというのがとても嬉しいなと思いました。
ブルーレイ出たら買い決定です!!

死ぬかと思った入院体験記・雑感、その後編

昨日はめちゃくちゃ急いで書いてたので誤字や誤変換が多くてすみませんでした;;
病院食の写真だけサムネイルでしか見られなくなってたので
クリック原寸大で見られるようアップし直しておきました。


入院中は体の痛苦はもちろん、精神的にももの凄くキツかったです…
まず着替えは完全に要介護で何とか寝ながら横向きにはなれるので
看護師さんにパジャマの上下を何とか着せてもらうことは出来ましたが、
壊れた操り人形みたいにされるがままで、介護されるお年寄りの気持ちが良く分かって、
将来の自分の老いと、それ以上に母も今はまだ元気だけどもう70だし
10年後20年後にはこうなっていくんだ…と母の老いを強く意識し、
いつまでも母に身のまわりのことや家事を全てやってもらっている訳にはいかないんだなと
何が出来なくても34で家事が出来ないことほど恥ずかしい事は無いと思って
退院したら絶対家事を覚える!!と決意してました。

後はとにかく痛苦が酷くて病院行けば全ての痛みをシャットアウト出来ると思ってましたが
そんな事は全然無くて、看護師さんも医師もプロだからレントゲンやMRIの画像見ただけで
私の痛い所やされると痛いことも全部分かってくれると思ってたのも全然そうじゃなくて、
看護師さんも親切にはしてくれるけど
私の事を本当に心の底から思ってくれてる人はここには一人もいないんだ…と
心細くてたまらなかったです。
何とか耐えられて頑張れたのは毎日面会に来てくれて待っていてくれる母がいたから。
私一人だったらとても耐えられなかったと思うし、
母のことが本当に心の底から大切で愛してると実感しました。
母がいなくなってからまたこういう病気になったらもう生きていけないと強く思いました。
書き忘れましたが病室は最初の2日間だけ4人部屋でその後5人部屋に移りましたが、
同室の他の患者さんが子供さんやお孫さんが面会に来てる度に会話に耳をすませて
私は結婚も出来ないだろうし、老後は孤独になるだろうから
こういう家庭や人生の基盤をしっかり築いて生きている他の患者さん達が凄く羨ましかったし、
お母さんの面会に来てる私よりも若いお嬢さん達もしっかりお仕事してる子ばかりで
普通は34にもなれば勝手に一人で入院手続きして勝手に退院していって当たり前なのに、
私は…とか凄く落ち込んで、ますますせめて一人になっても困らないように
家事だけはしっかり出来るようになろうと決意してました。

にしても人間って残念ながら痛いだけじゃ死ねないんですね…あんなに痛かったのに。
ちなみにこれも書き忘れてましたがブロック注射より痛いと言われてた手術でしたが
切ったのは2センチ位だったし
鎮痛剤の点滴が切れてもその後も全く痛まなくて良かったです~
絶対ブロック注射より痛くなかった!その分大変だったし入院費はかさみましたが。


で、現在。
退院当日はやっと家に帰れる開放感でいっぱいでしたが、いざ帰ってみると
理学療法士の梅田先生に言われた
「再発しないためには腰を曲げない、ひねらない」を意識しすぎて
何をしても「この姿勢腰に負担かかってないかな…」と過剰に神経質になりすぎて、
全く楽しめなくて
特に入院前まではずっとベッドの背もたれに斜めによりかかって寝ながら
タブレットや読書をしていたのですが、その姿勢をしても大丈夫か聞いてくるのを忘れていて
帰ったらまたTL読書やタブレットでネット三昧出来る!!vvと楽しみだったのに
怖くて全く出来なくて、精神的にめちゃくちゃ不安定になって大変でした…
これなら入院前の方がまだ良かったとか思っちゃうほど。
もう絶対に大切にすると決めた母にまた怒鳴ったり泣きついてまいらせてしまい、
あまりにも苦しいので昨日は精神科のかかりつけの医師に話を聞いてもらいに行って、
その足で北部病院に戻って看護師さんにタブレットの姿勢は大丈夫か聞きに行ってました…orz
結果長時間続けなければ大丈夫との事だったので少し安心して今は少し元気ですが。
本当に痛みが無くなって退院が決まったときは
嬉しすぎて胸が潰れそうになるという初めてする体験をして
何からしようかとわくわくしてしょうがなくて眠れないくらいだったのに、
こんな事になるとは想像もしませんでしたよ…自分のメンタルの脆弱さが辛い…
とりあえず痛みの記憶がまだ生々しいので心配になりすぎてしまうのだと思うので、
1ヶ月2ヶ月と経っていくうちにまた落ち着いて好きなこと出来るようになってれば良いなあ…
今は再発を恐れるあまり微細な足腰の痛みや違和感に過剰に反応してびくびくしてます。
早く元気になりたい!とりあえずウォーキングとストレッチ頑張って
最初から長時間座ったり無理だけはしないようにします!

死ぬかと思った入院体験記


8月22日、小雨に異変

22日朝10時からいつものように3時間ブックオフを巡り、
13時頃家に帰って録画していたドラマをソファに寝そべりながら45分視聴、
起きあがった途端体に異変が!
激しい腰痛で背中を5℃も曲げると痛い。
トイレに座るのもすとんと上下に真っ直ぐ腰を下ろさないと痛いし落としても一瞬曲がった時痛い
それでもまだぎっくり腰かな?と思い夜TL読んで歯磨いて眠る位には何とか出来る。

・8月23日、容態悪化、精神面も最悪、緊急搬送へ

14時頃起床、何とか自力で起床しトイレ、食事を済ませるも
ベッドで寝返りを打つだけでも腰に激痛が走るので全く動けなくなる。
ベッドに横向けで横たわりトイレも行けず虫の息をする小雨。
夕方帰宅した母が父を呼ぶも
何故かスイーツを買ってきて
ただのぎっくり腰だからトイレ位這っていけ、4,5日で治ると全く頼りにならない父。
夜7時父が帰った後、
今この状態で大地震や火災が起こったら逃げられないという危惧と痛みで
精神状態がどんどん悪化し、
前日ぎっくり腰で検索して
ヘルニアがある場合のぎっくり腰で尿や便が出なくなったら要注意と書いてあったので
起床して以来トイレに行きたくならず母に紙おむつを着せて貰ってしようとしても出ないので、
遂に母に頼んで救急車を呼んで貰う。
痛み止めのボルタレンを飲んで何とか上体を起こせるくらいになった頃救急隊到着、
決死の思いで隊員に支えられながら自力で歩き救急車に乗り昭和医大北部病院に。
真夜中近くなり入院が決まりお小水の管を入れてもらい、一晩救急病棟のベッドで明かす。
慣れないエアマットに夜中何度も目が覚める。

・痛苦の日々

とにかく入院さえ出来れば何とかなる、痛みから逃れられると入院を切望していた物の
26日まで脊椎の専門の医師が来ないとのことで、
数日痛み止めを処方されるだけで痛みはあまり良くならず、
縦にも横にもほとんど動けず特に縦移動や少しでも腰を浮かせると激しい痛みが走る。
この間レントゲンやMRI等の検査をするが、
ベッドからストレッチャーに移動する際縦に少し位置をずらされるだけで激痛なので、
検査が恐怖に。ベッドは傾斜がほとんどつけられないでしか起きあがれないため、
食事の皿が見えず味わう所じゃない。歯磨きと共に苦痛。着替えは完全要介護。
日中も夜もとにかく眠りまくる。この時点でぎっくり腰でなくヘルニアの悪化であると診断。

・脊椎専門医師江森先生に会う、ブロック注射にビビる小雨

26日、待ちわびた脊椎専門医師江森先生の回診。
ヘルニアの悪化で間違いないと言われ、ブロック注射をして効かなければ手術と言われる。
母はブロック注射を奨めるが、私は神経にちょっとヘルニアが触れてるだけでこんなに痛いのに
その神経に注射針を刺すなんてどんだけ痛いんだろうとビビり、
何とかブロック注射はしないで手術だけしてもらえないかと哀願する小雨。
江森医師、比較的あっさり承諾、31日に手術決定。

・ずっきーん事件

手術が決まり精神的に少しだけ安楽になった小雨と夕飯時毎日の面会に来てた母との会話中、
ちょっと上にずれようと腕で上体を支えながら慎重に腰を浮かせたはずが、
比喩でなく目の前に火花が飛ぶような激痛が腰を駆け抜け、
「いったーーーーーーーい!!」と叫ぶ小雨。人生最大の痛み。

・手術、そして一番永い夜

8月31日、ヘルニアの除去手術。
ブロック注射は痛いのでしたくないと言ったら
江森医師にでも手術はもっと痛いよと言われた事もあり、
また悪化する前の13日、同じ北部病院の外来で整形外科に行った際
右尻の痛みは手術しても治るか分からないと言われていたので
前日から不安で心拍数はばくばく。
16時半からの手術の前に少しでも気を紛らわせようとスマホをいじっていると、
何と手術が2時間早まったとの知らせが来て母にその旨LINEを送り着替えて手術室に。
オペ室では江森医師がノリノリでポップスを聴きながら歌っており、
ドラマとかでは観たことあるけど医者って手術中本当に音楽流すんだ…と変なところで感動。

全身麻酔をかけられ3数えないうちに昏睡、
目覚めたら手術は終わっていて傍らには母と看護師が。
目覚めた瞬間から点滴の鎮痛剤の副作用で
吐きそうなほどではない物の気持ち悪い絶妙な吐き気がし、吐き気止めの点滴も入れてもらう。
しばらくは酸素マスクもして母についていてもらうが2時間しても吐き気は収まらず、
母も帰り脚には血栓防止のため常に空気で流動する機械がとりつけられ、
まんじりともしない夜を過ごす。
吐き気は3,4時間弱で収まった物の、腰の傷跡にまかれたガーゼががっちがちに分厚くて
腰に硬い板を入れられてるような感覚で痛くて仕方なく、
2時間おきに看護師を呼んで背中にクッションを入れて貰い体の向きを変えてもらうも
ガーゼがじゃまで完全に横向きにも慣れず、3時間程度は眠った物の永い夜を過ごす。

・クララが立った!

結局夜明け前から全く眠れなくなり、前日の朝昼晩と食事が食べられなかったこともあり
空腹で朝8時の朝食が待ち遠しくてたまらない小雨。
朝食前に江森医師と他にも数人の医師が様子を見に来て、
早速歩行器に掴まって立たされる。
え、もう立つの…?立っても痛くないの…?と術前の痛みを思い出してビビリまくるが
何とかベッドの背中を起こしてもらい介助されながら怖々立ってみる小雨。
生まれたての子鹿みたいにぶるぶるしまくるが何とか立てる、そして痛くない!!
体の可動域は入院前と同じくらいだけど痛みだけが綺麗にすっぽりと抜け落ちた感じ。
「もう痛いところは全部取ったからねー、痛くないでしょ?」と言われ、めっちゃ感動。
結局朝食もぐらぐらしながらもベッドに座って食べ、
数日前に選択メニューで選んで楽しみにしていたホットケーキを
入院後初めてちゃんとお皿の中身を目で見て食べられる事にまた感動、
人間の食欲ってやっぱり目から来る所が大きいんだなと実感。
入院後初めてホットケーキとミネストローネ、サラダ、牛乳の食事を完食、
こんなに美味しい朝食を食べたのは生まれて初めてでした。
その写真撮っておけば良かったんだけど上の写真は術後数日たってからの昼食です。
 
・日々レベルアップ

術後2日目の9月2日からリハビリ開始。
担当の理学療法士の梅田先生はお顔とか声とか喋り方とか何となくきさなずさんに似てる。
2日はまず歩行器につかまって歩く事から始め、
3日には歩行器で病棟を歩き回っても良いことになり、
4日にはもう歩行器無しで歩いて良くなり、
5日に最後の仕上げで再発しないために腰に負担をかけない動きを教わる。
4日の夜回診に来た江森医師にいつ頃退院できますか?と聞くと
週末で良いよ~と言うので「じゃあ金曜とかでも大丈夫ですか!?」と聞くとあっさりOK。
6日の退院が決定。

・ドヤ顔で退院
歩行器無しで歩いてると術前を知ってる看護師さんから小雨さん凄いですねー!とか言われて
調子ノリノリの小雨。
6日朝9時に母が着替えを持って迎えに来て、身支度をし
看護師さんから忘れ物チェックなどをすませてもらった後10時過ぎに無事退院。


大体こんな感じでした。
本当はこの後入院中の雑感・心境や現在の状況などを書くつもりだったんですが、
急いで外出しなきゃいけない用事が出来たので続きは明日書きます!
とりあえずこういう記録はすっかり健康になってから書いてこそ意義がある物だと思うのに、
退院2日目にしてメンタルを病んでるとだけ言っておきます^^;;
どうか皆様あまりご心配なく!体の方は元気ですので!

久々の少女小説やったー


王様と私無事観に行ってからもう心配事は無くなったので、
椎名咲月さん挿絵のTL求めて
3日に一回のペースで市営地下鉄沿線のブックオフ回る日々を過ごしておりました~
5月にはただ立ってるだけで右お尻が痛くてしょうがなかったのですが、
7月から1ヶ月以上ブックオフ回るのに3日に一回5時間位立ちっぱでも全く痛くなくて、
もちろん痛みが全く無くなった訳ではないのですがかなりうかれて幸せでしたー
で、これだけ良くなったならもうCG描いても平気ではないか?と思い
1日45分、6日間続けて椅子に座ってPCで絵描いてたら見事にまた悪化しましたー(乾いた笑)
しかも今度は右お尻だけでなく左お尻まで痛くなって…(;つД`)
明日もブックオフ巡り行くつもりですが、立ってるだけでもどの位ダメージ受けるかなあ…
とりあえず13日に大学病院で見てもらったところ、要約すると
手術もブロック注射も効くか分からなくて痛み止めで騙し騙ししていくしかないと言われたので
もう観劇やデートはほぼ諦めてます…。・゜゜(ノД`)
よっぽど調子よかったら8月31日発売の東京バレエ団のくるみチケット取ろうかと思ってたけど
また12月の公演日まで死に物狂いになるのもしんどいし
現時点でこの先どの位悪くなるか見通しがつかないのでまず無理だろうなあ…
とりあえず3日に一回のブックオフ通いさえ出来れば他はがまんする…(。・´д`・。)
今までのパターンを考えればそれすらも難しくなりそうですが。


というわけで18日にブックオフ巡りしたときの戦利品、
秋杜フユさんのコバルト文庫
「うちの陛下は非力なくせに健気なからかい甲斐のある素晴らしい女性です 最弱女王の奮戦」
読みました~最近はめっきりTL派になってましたが、やっぱりコバルト文庫は良いですね‼(≧∀≦*)
と言うか今年の一月に出た紙書籍最後のコバルトなんですが、
こんなに早く108円になってるとは‼
同じ日に同じセンター北店で椎名咲月さんのTLも108円で買えたし、
執念深く通いまくってた甲斐があったわ~♪

そんなわけで最弱女王の奮戦面白かったです~
前作最弱王女の奮闘は序盤の最弱比べとか馬鹿馬鹿しいギャグのノリは好きだったけど
中盤からのシリアス展開が単純に物語として退屈で
セラフィーナの夫候補も結局誰が選ばれるのか分からなくていまいち…でしたが
続編の今回はギャグもツボにハマって面白く読めたし
夫候補それぞれに見せ場があって、特にエリオットの比重が高めで
ベッドドンの所は不覚にもちょっと萌えました。
夫候補の中で一番付き合いが長い分家族のようにセラフィーナに思われてて
異性として意識してもらえないエリオットのちょっと不機嫌になってる所が可愛かったです~

構成的には序盤ギャグ中盤以降シリアスで外国に向かうという
前巻と同じなのはどうよと思ったけど、
今回はシリアス展開も結構練られてたし
セラフィーナが母親やそのもっと先代の女王達を淫とうな女性のように言われて憤慨する所や
女王としての義務を自覚して頑張ろうとする成長が前より分かりやすくて良かったです。
冒頭のルーベル恒例行事の運動会のシーンは笑いました~
リレーでエリオットが走り出して「き、消えた!?」というセラフィーナに
「この位で見えなくなるなんてさすが脆弱ですね」とか言うアグネスや
エリオットが走ってるのが砂煙が上がってるので辛うじて分かる所とか、
最後の障害物競争とかツッコミ所満載でツボでした。
夫候補の中で一番常識人なハウエルも可愛いんだけど、
前巻同様正ヒーローと思われるルーファスが一番面白味の無いキャラな上に
今作では中盤以降ほぼ寝てるだけなのは何だかなあでしたが。
ともあれ久々にコバルト文庫の楽しさを思い出せて良かったです‼
外の少女小説レーベルにはない、コバ独自の味とか良さみたいなのがやっぱりあるんだよなあ。


他に一迅社文庫アイリスの梨沙さん作「狂伯爵と買われた花嫁」2巻と3巻も読みましたー
最弱女王の感想をとにかく書きたくて一緒に抱き合わせで感想書くためだけに買ったのですが、
最近椎名さんと共にTLで絵買いするようになった
アオイ冬子さんの表紙やピンナップも美麗だし、キャラもなかなか濃くて楽しめました~
1巻を読んでないので例によって細かい事情とか
この人何で一緒に住んでるねん、みたいなのは有りましたが。
剥製作りが趣味でリリアンを剥製にすると公言して妻にしているクリストファーは
表紙や設定からいかにもよくある海千山千の万能溺愛ヒーローかと思いきや、
男女の世事に疎い純情でそれでいて歪んだ所が何とも意外でしたが
リリアンと一緒のベッドで眠っても
小指を絡め合うだけで満足しちゃううぶさとか、
赤ちゃんは畑で収穫すると思ってる所とか可愛かったです~
TLで男女の理に全く疎いヒロインがヒーローに開発(笑)されていく話はいっぱいありますが、
ヒーローの方が性知識全く無いのは珍しいのでこの設定でTL展開が読みたかった(笑)
美形なのにお菓子好きで辛辣なジェラルドも良いです~
「お前達は時々もの凄くうっとおしいな」って台詞好き(笑)
クリストファーのライバル候補なのかそうでないのかのさじ加減がうまいなあと思います。
クリストファーラブの熱血執事ロバートも
少女小説の執事キャラって冷静沈着で真面目な堅物が多いので
クリストファーの事となると盲目になる所とか新しくて良いなと。

しかしこの小説変人ギャグに吹っ切ってもそれはそれで面白そうなのに、
少女小説にしてはエグいのがちょっと気になります…(((^^;)
2巻の空の旅団にさらわれたリリアンが乱暴されかかる所の描写とか、
3巻で憎めないお子様令嬢キャラと思われたドーラがあっさり惨殺される所とか…
レーベルのカラーなんでしょうか。
クリストファーやジェラルドの出生の秘密や過去も重すぎるしエグいし…
でも3巻は気になるヒキで終わってるので、完結巻の4巻も見かけたら買いたいです~
リリアンがクリストファーへの恋心を自覚して初夜展開はあるのか!?
そして個人的に3巻ピンナップのシャルロが天使過ぎてめちゃくちゃ好きです‼(*^▽^*)

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プロフィール

HN:
小雨
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

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