雨の通り道
5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。
祖母が亡くなりました
- 2018/08/09 (Thu) |
- 日記というか雑記 |
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京都の母方の祖母が8月4日午後18時21分に息を引き取りました。
私は5日朝新幹線で京都に向かい、京都で所用をすませた後17時前頃綾部に着き、
迎えに来ていた母と一緒に駅から歩いてすぐの葬祭場へ。
既に叔父、叔母、叔母の旦那さん、従姉、従姉の2人の子供、従弟、兄が揃ってて、
こんな機会でもないと従兄弟全員が揃う事なんて無いので不謹慎ですが祖母に感謝。
その後3年前の結婚式でお会いして以来の従弟のお嫁さんのMさんもかけつけ
午後6時半からお通夜で、お坊さんのお経が長くて身じろぎしないでいるのが凄く苦痛でした。
祖母は4日に亡くなった後看護師の従姉が身体を洗ったり死に化粧をしてくれたそうで、
棺に付いてる窓から顔を見ましたが何だか蝋人形みたいで
全く亡くなったという実感も悲しみもなかったです。
通夜が終わり皆で葬祭場の控え室でお寿司やオードブルを囲んでしばし団らん。
私は前々からMさんとゆっくりお話ししてみたかったのでそれが叶って良かったー
親戚一同わいわい過ごすのは合宿みたいで楽しかったです。
その後私と母と叔父と叔母と兄だけが葬祭場に残り翌日の告別式に備え就寝。
葬祭場のお風呂がそこらのホテルよりよっぽど豪華で凄く気持ちよかった!
告別式はお通夜の時と同じ檀家のお坊さんの他に
鳴り物を持ったお坊さん3人も来ていて、お経がメリハリに富んでたので
お通夜の時よりは退屈しなくて良かったです。
密かに坊さんバンド・マルボーズと名付けてました(罰当たりな上に何番煎じか分からないネタ)
最後従姉と従姉の娘のAちゃんと私が指名されて
祖母の棺に花を手向ける役をやらされ、
私は不祥の孫なので日陰の存在でいたかったのでいきなり名指しされてビビってました。
従姉は感極まって泣いてたけど、私は相変わらず全く無感動でした。
出棺の時も祖母の一番下の妹が泣いてすがってましたが、私は非常に冷静でした…
一応最後に何か声かけてあげてと言われ「心配ばかりかけたけどごめんね」と言っておいたけど。
最後に怖々祖母の額に手を置いてみましたが、凄くひんやりしていてびっくり。
その後追い立てられるように葬祭場を出てその足で焼き場に向かい、
待つこと1時間半、骨になった祖母を見てようやく
ああ本当に亡くなっちゃんだな、悲しいな、という感情が湧いてきましたー
蝋人形みたいな遺体より骨の方がよっぽど現実感があった。
お骨を拾うときお箸が上手く使えなくて骨を落としちゃうんじゃないかとハラハラしました。
その後檀家のお寺に行き49日の日取りなどを決め、
やっと田舎の家に帰りお坊さんの有り難いお話を聞いた後
頼んでいたお弁当を親戚一同で食べ、お客達が帰った後従兄弟達や叔母達としばし歓談し
帰って行く彼等を見送り母と兄と叔父と私だけになり就寝。
とにかく5日、6日と何十回もお焼香させられた印象が強いです。
5年前祖父が亡くなった時も同じお坊さんから正しいお焼香の仕方を教わったけど、
すっかり忘れててユニークなお焼香をしてる方がたくさんいたと言われてしまった…
祖父の時も凄く安らかな死に方だったからお疲れ様の気持ちだけで全く悲しみはなかったけど、
祖母も最期の方はかなり苦しんで暴れていたそうですが
その姿を見ていないので全く悲しいとか寂しいとかいう気持ちが沸いてきませんでした。
苦しむ姿を見ていたらもう少し悲しみや可哀想という気持ちが沸いたのでしょうが、
結果的には見なくて済んで良かったと思っています。
死に目に間に合わなかったのは残念ですが、
去年の夏田舎に帰った時祖母が転んだのを支えた時の
祖母の体の温もりや小ささをはっきり覚えているので、
何だかその記憶と元気だった頃の祖母の声やなんかもありありと思い出せるし、
それで良いかなと。
亡くなった時間に位牌が動くとか祖母が夢枕に立つとかも全くなくて、
こんなもんか…という感じでしたが、
もう苦しむことのない世界に行けて良かったねという気持ちです。
私は5日朝新幹線で京都に向かい、京都で所用をすませた後17時前頃綾部に着き、
迎えに来ていた母と一緒に駅から歩いてすぐの葬祭場へ。
既に叔父、叔母、叔母の旦那さん、従姉、従姉の2人の子供、従弟、兄が揃ってて、
こんな機会でもないと従兄弟全員が揃う事なんて無いので不謹慎ですが祖母に感謝。
その後3年前の結婚式でお会いして以来の従弟のお嫁さんのMさんもかけつけ
午後6時半からお通夜で、お坊さんのお経が長くて身じろぎしないでいるのが凄く苦痛でした。
祖母は4日に亡くなった後看護師の従姉が身体を洗ったり死に化粧をしてくれたそうで、
棺に付いてる窓から顔を見ましたが何だか蝋人形みたいで
全く亡くなったという実感も悲しみもなかったです。
通夜が終わり皆で葬祭場の控え室でお寿司やオードブルを囲んでしばし団らん。
私は前々からMさんとゆっくりお話ししてみたかったのでそれが叶って良かったー
親戚一同わいわい過ごすのは合宿みたいで楽しかったです。
その後私と母と叔父と叔母と兄だけが葬祭場に残り翌日の告別式に備え就寝。
葬祭場のお風呂がそこらのホテルよりよっぽど豪華で凄く気持ちよかった!
告別式はお通夜の時と同じ檀家のお坊さんの他に
鳴り物を持ったお坊さん3人も来ていて、お経がメリハリに富んでたので
お通夜の時よりは退屈しなくて良かったです。
密かに坊さんバンド・マルボーズと名付けてました(罰当たりな上に何番煎じか分からないネタ)
最後従姉と従姉の娘のAちゃんと私が指名されて
祖母の棺に花を手向ける役をやらされ、
私は不祥の孫なので日陰の存在でいたかったのでいきなり名指しされてビビってました。
従姉は感極まって泣いてたけど、私は相変わらず全く無感動でした。
出棺の時も祖母の一番下の妹が泣いてすがってましたが、私は非常に冷静でした…
一応最後に何か声かけてあげてと言われ「心配ばかりかけたけどごめんね」と言っておいたけど。
最後に怖々祖母の額に手を置いてみましたが、凄くひんやりしていてびっくり。
その後追い立てられるように葬祭場を出てその足で焼き場に向かい、
待つこと1時間半、骨になった祖母を見てようやく
ああ本当に亡くなっちゃんだな、悲しいな、という感情が湧いてきましたー
蝋人形みたいな遺体より骨の方がよっぽど現実感があった。
お骨を拾うときお箸が上手く使えなくて骨を落としちゃうんじゃないかとハラハラしました。
その後檀家のお寺に行き49日の日取りなどを決め、
やっと田舎の家に帰りお坊さんの有り難いお話を聞いた後
頼んでいたお弁当を親戚一同で食べ、お客達が帰った後従兄弟達や叔母達としばし歓談し
帰って行く彼等を見送り母と兄と叔父と私だけになり就寝。
とにかく5日、6日と何十回もお焼香させられた印象が強いです。
5年前祖父が亡くなった時も同じお坊さんから正しいお焼香の仕方を教わったけど、
すっかり忘れててユニークなお焼香をしてる方がたくさんいたと言われてしまった…
祖父の時も凄く安らかな死に方だったからお疲れ様の気持ちだけで全く悲しみはなかったけど、
祖母も最期の方はかなり苦しんで暴れていたそうですが
その姿を見ていないので全く悲しいとか寂しいとかいう気持ちが沸いてきませんでした。
苦しむ姿を見ていたらもう少し悲しみや可哀想という気持ちが沸いたのでしょうが、
結果的には見なくて済んで良かったと思っています。
死に目に間に合わなかったのは残念ですが、
去年の夏田舎に帰った時祖母が転んだのを支えた時の
祖母の体の温もりや小ささをはっきり覚えているので、
何だかその記憶と元気だった頃の祖母の声やなんかもありありと思い出せるし、
それで良いかなと。
亡くなった時間に位牌が動くとか祖母が夢枕に立つとかも全くなくて、
こんなもんか…という感じでしたが、
もう苦しむことのない世界に行けて良かったねという気持ちです。
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他人の長文ほど読むのが嫌な物は無いよね
- 2018/08/04 (Sat) |
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っていうのはよーく分かってるのですが、京都の祖母が今朝から危篤状態になり
私も明日から京都に行くのでまだ書ける気分な内に長文コバルト文庫日記。
葉月ちゃんとれおなちゃんはほぼ昨日話したことの反復だから読まなくて良いよ!!(笑)
1日にコバルト文庫8月の新刊、
久賀理世さんの「招かれざる小夜啼鳥は死を呼ぶ花嫁 ガーランド王国秘話」と
高山ちあきさんの「真珠姫の再婚」どちらも定価で買いましたー
そして先月末に横浜のブックオフでずっと探してた去年の10月に出たコバルト文庫、
仲村つばきさんの「ひみつの小説家の偽装結婚 恋の始まりは遺言状!?」108円で買えましたー
読んだ順に感想ー
久賀理世さんは「英国マザーグース物語」で
コバルトにしてはなかなか本格的なミステリーを書かれてたし
恋愛描写もそれなりに好きだったので新刊が久々に出ると聞いてかなり期待してたのですが…
どろどろ宮廷陰謀劇みたいなのは大好きなのですが、何分キャラも話も展開も地味すぎて…
単に前夜あまり寝てなかったのもありますが、
見せ場が無さ過ぎて何度も途中離脱して仮眠を挟んでしまいました…
ヒロインのエレアノールが何故ダリウスとの結婚を躊躇うのかが良く分からなくて、
終始受動的で愚鈍と言っても良くて
お約束とは言えラスト近くに犯人に1人でほいほい会いに行く所とかいらいらさせられました。
主な事件の首謀者は2人いますがどちらも物語上大して重要な役所じゃないので驚きも薄いし
ベタな刑事ドラマみたいでした。特に女性陣が似通ったキャラばかりでなあ…
ねぎししょうこさんのカバーと挿絵は
チューダー朝英国風のドレスを華麗に描いてくれてて眼福で素敵でしたが。
真珠姫の再婚はWebコバルトに掲載されていた50ページ未満の表題作に
書き下ろしの短編2本を加えたオムニバス。
Web掲載の表題作(第1話)は未読だったのですが、
ラスト簡単にハッピーエンドになりすぎ、という意見が多かったのも納得でした。
何分ページ数が少なすぎて萌えも愛着も沸かないままラストになって呆然としました。
第2話のローズとアルフレッドのお話も切ない悲恋になりそうな雰囲気だったのに
第1話と同じであっさり2人がエレイン王妃の呪縛から逃れて幸せをつかむので
別に悲恋が好きな訳じゃないけどハッピーエンドなのに何かがっかりしました…
エレイン王妃も設定的には好きなはずなのに話し方が好みじゃないのと
2人に容易く出し抜かれて悪役としてもあまりにも物足りなかった…
この作家さんお妃萌えは無い人なんだろうなというのは何となく伝わりました(笑)
第3話は130ページ程と一番長くて、予定調和展開ながらも
マチルダに言われて
頑張って嫌いなにんじんを食べるウォーレンのシーンとか可愛くて萌えたけど、
マイ・フェア・レディ物なのにマナーを叩き込まれたマチルダが特に意識が変わるわけでもなく
大してお話に深みが感じられなかったのは残念かな。
まあ煽り文句の通り「大人のためのお伽話」として読むのがちょうど良いかなという感じでした。
イラストのうぐいす改め白谷ゆうさんは前々からファンだったので
先月末頃カバー絵が発表されたときから絶対買おうと思ってたけど、
各話の扉がカラー絵をグレースケールした物でカラーで見たかったわ…と思ってしまいました。
ひみつの小説家の偽装結婚の仲村さんは某所で外部作家さんだと情報が載ってたので
この前の薬草令嬢の江本さんみたいな文章力が未熟ななろう作家か何かだろうと思ってて
カバーは結構綺麗で好きだけど全く期待が持てなくて安くなるの待ってたのですが、
思いの外傑作で正直今年買って読んだどのコバルト文庫よりも好きでしたー!!vv
起承転結にそって話が始まり進み、主役カプが惹かれ合うエピソードが挟まり
心理描写と情景描写があり時にはそれらが混じり合ったり呼応しながら結末にたどり着く、
みたいなコバルト文庫はいくつも好きなのがあるのですが、
今作は壮大なストーリーがうねる様に展開すると言うより
軽妙洒脱で上質なコメディ舞台劇を観ている様なトントントンとテンポ良く進む感じが
コバルトでは読んだことのないタイプだったのですっかり引き込まれてしまいましたー
キャラ造形もどちらかと言えば戯画的なんだけど、ちゃんと生きてる感じもあるのが好きです。
マルコの腰は低いけど儲け根性に溢れてて如才ない感じ凄く好き♪
セシリアの偽装結婚の相手だった騎士団長ヒースの茶目っ気溢れる遺言状の数々も可愛くて、
ラストページの最後に届いた遺言状の文面には感動させられましたー
仲村さんなろうではなく角川のビーズログ文庫で書かれてたというだけあって、
かなり文章力もこなれてるし展開も隙なくお約束ながらもしっかり魅せてくれて、
セシリアとクラウスが惹かれ合う過程もちゃんとツボを押さえてくれてて
特に2人が公園でパンを食べるシーンは凄くきゅんと出来ましたvv
ただバルデア小説大賞はセシリアとフレデリカが特別賞を2人で受賞すると予想してたので
セシリアにあれだけ親身になってくれて実力もあるフレデリカの作品の結果がラスト記述無くて
フレデリカのその後もスルーなのは唯一残念でした…
あと特に少女小説で作家が主人公の作品は書く苦労とかを知られて面白くもあるけど、
どうしても作者さんの実体験が反映されてるんだろうな…と生々しくてちょっと苦手^^;;
でも本当にキャラクターがとってもユーモアと人間味に溢れてて魅力的だし
完璧に練られた設定やプロットも素晴らしいと思います。
外部作家さんが何気なくこんな快作を出してるなんてコバルト侮れないな…と思いました(笑)
仲良し三人娘が浴衣でデートvv
- 2018/08/03 (Fri) |
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左:葉月ちゃん 真ん中:小雨 右:れおなちゃん
センター北のサンマルクカフェの店員さんに撮ってもらったスリーショット。
という訳で今日は28日に台風でお流れになった浴衣お祭りデートをやり直すべく
東山田の盆踊り大会に行く予定だったのですが、
よくよく呪われてるらしく待ち合わせ時間の1時間前から局地的豪雨。
何とか止んだ頃を見計らって、やっぱり東山田まで行くのはしんどいとセンター北で7時に合流。
もうトリオ名降りたもーれで芸人として生きようぜという事になり、
葉月ちゃんが雷担当、れおなちゃんが雲担当、私が雨担当になりました。
今度から降りたもーれの雨でーす☆って自己紹介するわ…
葉月ちゃんが5時から北に来てたというのも驚きましたが、
浴衣でペットショップに入りヌマエビを買ってたというのも度肝を抜かれました。
好きな小説の話とかスティーブン・キング原作の映画の話とかするの楽しかったですー
葉月ちゃんのブログは美しい写真満載で読みやすく工夫されてるし
れおなちゃんのブログは毎日更新でも文章量を抑えてるから苦無く読めるし偉いなーという私に
「まあ自分のブログだから自分が楽しく書ければそれで良いんじゃない?」と言ってもらったり、
お互いのブログのあり方について語り合うのもまた楽しかったですー
本当は浴衣姿で同じ浴衣の女性たちの中に混じってけんを競いたかったけど、
3人で浴衣を着て集まってお喋りしながらお茶するだけでも十分特別感あったのでまあいいか。
ただ今日は私がいつにも増して毒舌が過ぎてしまい
2人に何度も嫌な思いさせてしまってただろうなーと凄く反省してます;;
2人ともごめん><でも今年も3人で浴衣デートできて楽しかったし嬉しかったよーvv
あっさり諦めた脱長文
- 2018/07/31 (Tue) |
- 日記というか雑記 |
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ツイッターの方に話題を分散させるやり方で少しでも短く書ける様に工夫したんですけどね…
と言うわけでなるべく手短に昨日の葉月ちゃん・れおなちゃんとのデート日記と
通常運転の合わせ技。
昨日29日はお馴染みの親友3人でデート。
本当は28日に浴衣でお祭り花火きゃっきゃうふふするつもりだったんですがね…台風絶許。
12時にあざみ野集合でお昼を食べるためにジョナサンへ。
葉月ちゃんがサングラスかけててハリウッド女優みたいだったので
小雨「きゃー葉月様ー!サイン下さい!髪の毛一本下さい!vv」
れおなちゃん「こっわ!何に使うの(笑)わら人形とか?」
葉月ちゃん「ファンって言うか恨まれてるじゃん」
とかいつも通りゆるい戯れをしながらジョナサンに入り2時間ほど居座ってました。
某方の事で葉月ちゃんに「相手も一人の人間だって事を忘れないでね」
「後悔する様な事は絶対しないでね」と真摯なコメントを頂き心配してもらえ有り難かったです。
れおなちゃんとファンタジー小説やりぼんの藤田まぐろ先生について盛り上がるのも楽しかった♪
2人が共同制作の創作小説「実験2」の打ち合わせしてる間私はのんびりノートに絵描いてました。
その後皆でブックオフに行って前々から欲しかった本2冊収穫あってうれしかったですー
結局私だけ3時過ぎにあざみ野でお別れしましたが、せっかくだからもっと遊べば良かったな。
葉月ちゃんに軽井沢のレイクガーデンのお土産も頂いて嬉しかった!
薔薇園のお土産らしく革で作られた薔薇のつぼみと小花のチャームが可愛いvv
誕生日プレゼントとして有り難く受け取らせて頂きましたー♪葉月ちゃんありがとう!
前々から好評なので気にはなっていたのですが全39巻という長さに尻込みしてた
谷瑞恵さんのコバルト文庫「伯爵と妖精」シリーズ、ついに手を出してみましたー
現時点で「あいつは優雅な大悪党」「甘い罠には気をつけて」「プロポーズはお手やわらかに」
の3冊を順番に読んだのですが、確かにまだまだ序盤だけど面白かったですー
1巻目のあいつは優雅な~は
正ヒーローがいきなり無精髭の生えた姿で登場するというのに
少女小説のヒーローは髭もむだ毛も生えないと思ってた私としては面食らいましたが、
エドガーの口説き魔でそのくせ平気で大嘘をつける悪党振りが良かったです。
この作家さんは心理描写に凄く力を入れてる印象で、
エドガーの言葉の中に少しでも真実を見出したい、
自分を認めてくれた事が全て嘘だとは思いたくないリディアの気持ちが良く分かりましたー
1巻目からエドガーの重すぎる過去にドン引きしてしまいましたが、
プリンスの元から守ってくれたエドガーにどこまでも忠実なレイヴンも可愛くて好きです。
妖精猫のニコも可愛いしかっこいいしで凄く好きーモフモフしたい!!
ホブゴブリンやメロウといった妖精達のネタも考えられて研究してるのが伝わって好きですー
1巻はこれからの物語の基盤となるファンタジーの色合いが強くてシリアス度も高かったけど、
甘い罠には~とプロポーズは~は舞台がロンドンに移って
妖精の起こす事件をフェアリードクターのリディアが解決していく感じになって
ヴィクトリアン物も好きなので楽しく読めましたー
リディアに強引に迫るケルピーが当て馬だからこそ魅力的に思えるのは分かってるのですが、
黒髪巻き毛のギリシャ彫刻のように容姿端麗な美青年で
かつ強引で粗野に見えてちゃんとリディアの意志を尊重してくれる所もかっこよくて好きー
エドガーの軽薄に見えてリディアにどんどん惹かれていってる感じも可愛くてニヨニヨですが。
「容姿は僕と互角と言っていいだろう。腕力では負けるかな。
でも彼には才も知性も財産も品も無い。大抵の女の子は賢明に僕を選ぶと思うよ」
とちょっとやきもちやいてるエドガー可愛かったvv
まだまだ先は長いですが、図書館で地道に読み進めようと思います。
29日にあざみ野のブックオフ行った時5月に出てた小田菜摘さんのコバルト文庫
「春華杏林医冶伝 気鋭の乙女は史乗を刻む」ずっと探してたの買えましたー
前作珠華杏林医冶伝が地味で医学の蘊蓄も恋愛描写も薄かったので期待してませんでしたが、
今作はエピソードの配置のバランスも良くて綺麗にまとまってて前作よりずっと良かったです!
出だしはあまり面白くならなそうだなーといまいち惹かれなかったのですが、
ヒーローのげんようのキャラが凄くまっすぐで屈託のない明朗な好青年で良かったですー
でもげんようが魅力的なだけに春霞が彼に惹かれていく心理が淡泊に思えてしまい、
同じコバルト中華で売ってるはるおかさんだったらもっときゅんとさせてくれるのになー…と
ついつい比べてしまいましたが…
でも春霞の心理の移り変わりをその都度丁寧に書いてて納得できる感じは良かった。
げんようが春霞の髪に杏の枝を挿してくれる所は挿絵も相まってキュンキュンできましたvv
犀徳妃もとっても楚々としていながら華やかさも感じられる美人さんでとっても萌えましたvv
前髪真ん中分けデコだしウェーブの髪型がリリー・ヘザーとそっくりでニヨニヨ。
少女のように無邪気に皇帝碧祥に恋してる感じもいじらしくて、
それだけに真相が明らかになった時の彼女の心痛を思うと可哀想で仕方ありませんでした。
その真相はあまりにもお粗末で仮にもミステリー謳ってるのにあんまりだろと思いましたが…
前作もそうだったけど、ヒロインが医官になっても肝心の治療対象が
更年期障害とか単なる皮膚病というショボさなのは何だかなあという感じ。
前作ヒロインの珠里もすっかり落ち着いて面白味ない人柄になっちゃってるのも残念。
せっかく女子医官学校が設立されたのだから春霞と朋友との絡みも見たかったです。
でも春霞が医官とは患者の健康だけでなく
心まで包み込む事までが仕事なのだと言う所は良かったです。
全体的にバランス良くまとまってて、今年出たコバルトの中ではなかなか満足出来た方でした。
超長文からそこそこの長文を目指すよ通常運転
- 2018/07/22 (Sun) |
- 日記というか雑記 |
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シスター・プリンセスの亞里亞ちゃん。ツイッターに載せたのですが、
タグも何も付けてないのにシスプリクラスタの方にいいねRTたくさんしてもらい
最終的に23RT37いいね頂きましたー有り難い;;
某所で反応無くてちょっと落ち込んでたのですが、
本当世の中トントンに出来てるんだなーと実感。
ひっさびさに少女漫画を買いました~りぼんの藤原ゆかさんの「ラララハレルヤ!」全2巻。
前々から表紙やカバー折り返しのカラーが凄く可愛くて気になってはいたのですが、
2巻完結という事で打ち切りなのかなー?と逆に手が出なくて。
でも読んでみたら凄く良かったですー!!王道の生徒会が堅苦しい学校を変えていくお話ですが
絵も凄く整ってて可愛くてまりやの美少女設定に凄く説得力有ったし、
ヒーローの礼央君のアメリカ帰りらしく折々で英語を挟んだ台詞や
漫画的な手法でストーリー展開の中で自然にキャラ紹介を織り込んでくる感じとか
とっても明快な語り口でとっても楽しんで読めました。
礼央君が本当に天真爛漫で魅力的で良かったですーメグ&トムツインズや柊君とか
安易なキャラ造形にしなくてちゃんとそれぞれきっちり役割を果たしてる感じも好きですー
ラストはさすがに駆け足感あってもっとこの生徒会でのお話を読んでみたいなーと思いましたが
絵柄も王道のストーリー展開もとっても気持ちよく読めましたー!
小田菜摘さんのコバルト文庫「薔薇は花降る都で咲き初める」「薔薇は花降る都で咲き誇る」
図書館で借りて読みましたー
「そして花嫁は恋を知る」シリーズもそうだけど、小田さん確かに政略描写ありきのストーリーで
恋愛描写は薄めですが、個人的にはその作風のさじ加減は嫌いじゃないですー
咲き初めるの方はヒロインのマリアンジェラが素直な良い子ちゃんじゃない所に好感を持ちつつ
ちょっと嫌な子だなーと思わせる所もあったけど、
咲き誇るの方はレオナルドのはったりとか上手く書いてて
自分では絶対書けないけどこういう政略上上手く立ち回れる知恵の回るヒーロー憧れるなーと。
ルネサンス時代のヴェネチアとかフィレンツェ?を舞台にしてる感じも
時代の良さが出てて良かったですー挿絵も多くてマリアンジェラ可愛いvv
咲き初めるでは明かされなかったマリアンジェラの母ヴィアンカとクレメンスの姦通の真相も
クレメンスとアルフォンソのクズっぷりも吹っ切っててラストは爽快で良かったです。
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HN:
小雨
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大学生
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自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。
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