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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

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「ユーディと秘密の花冠」~ひとりぼっちの女の子~



はい誰得漫画の続きですー
時系列は夢をみるひとより後。
リリー・ヘザー王妃の誕生日を祝しての王立歌劇場でのオペラの公演で、
ユーディと二人の姫君もお妃候補として王妃とラズルと共にロイヤルシートで観劇です。
ちなみにブリュエンヌ姫の言うオペラの決まりは大嘘です。
実際はアリアの度に拍手とブラボーの嵐(公演にもよりますが)
にしてもブリュエンヌ姫えらい首回ってますがどんだけ強く殴られたんでしょうねー(棒)
あとオリアーヌ姫空気(笑)

これまたこれまではあまり描けなかったテーマの1つ、
自分に何の価値もないと思っているひとりぼっちの女の子が
自分を愛して必要としてくれる人に出会って、
家族が出来て幸せになる話が描きたかったんです。
でもこれだけ言われて別れ漫画で「ラズルは最初から私の事なんて見てなかったのに…」は
かなり無理があるというかユーディが嫌な女に見える気がする…;;
何か別れを決意させるのに値するよっぽど上手い理由を考えないとなあ…
ラズルもこんだけ言えば告白するまでも無いだろと思ってそう笑
ラズルは貧しいながらも両親に愛されて幸せに育ったユーディが
羨ましい気持ちもあるんだと思います。

もうほとんど読んで下さってる方もいないだろうと思うので好き勝手に語っちゃいますが、
ついったでこのお話は白鳥の湖×マイ・フェア・レディのイメージ~とか言ってましたが
どっちかと言えばマイ・フェア・レディよりプリティ・ウーマンのイメージかも。
学のない女の子が学ぶ楽しさを知り人間的に深く成長する、みたいな。
でもユーディは内面が成長すればするほど
ラズルが自分を選んだのは自分の意志じゃないとか、
王冠がなかったらラズルは自分を選んでくれたかとかぐじぐじ悩んじゃうんだと思います。
て訳でオペラの演目はプリティ・ウーマンに敬意を表して椿姫。
ユーディの世界は一応架空の世界と言うことになってますが、
イメージ的に実際の歴史で言えば18世紀末頃のイメージなので時代が合わないですが。
プリティ・ウーマンの観劇シーン
ヒロインがヴィオレッタに自分を重ねるところ凄く泣けて大好きー。
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「ユーディと秘密の花冠」ブレイク・タイム&夢をみるひと


冷却どころかまさかの続いてしまいました…誰得なんだか…
今までの漫画ではあまり描けなかったこの話のテーマの1つである、
ユーディの成長を描きたかったのです。
もちろんその日を食べていくので精一杯でそんな心の余裕が無かったというのもありますが、
それまで目の前の現実のことばかりを考えていた女の子が
次第に学ぶことの楽しさを知り色々なことを深く考えるようになり、
最後には王妃に相応しい知性を備えた女性へと成長していく姿を描きたいなあと思いまして。
その最序盤の段階を描いてみました。
もちろんラズルはユーディの現実的な所も、
畑仕事や農作物の知識なんかのこともちゃんと理解して尊重していますが、
きっとこの子は学ぶことを知ったらもっと楽しくなるだろうとも思ったのでしょうな。
3p目の1コマ目の海の写真はフリー素材を使わせて頂きました。→フリー素材屋Hoshino


これは特に描く予定無かったのですが
ブレイク・タイムを描いてる間に何となく台詞が浮かんだので描いてみました。
時系列は恋するユーディのちょっと後です。
別に大して良いこと言ってませんが、
まあユーディはラズルの夢に一途なところに惚れたのでしょう。
めんどくさいので色は無しです。
ラズルが税制を改革し貧困層の救済に尽力した「善良王」と呼ばれるようになるのは
もっと後世のことだとか何だとかいう厨二病。
夢をみるひとというタイトルは、
大好きな波津彬子先生の「麗しの英国シリーズ」の中の一遍から拝借しました~

あともう一つ描きたいエピあるんですが作画的にハードル高いんですよね…
描けるかなあ…

ユーディ蛇足漫画


完全蛇足ですが最終回()の作画崩壊があまりにも酷くて悔しかったのと
まだデレてないユーディが描きたかったので描いてみました。
ロレンツォ王は赤毛。ラズルは完全に母親似です。

ついでにラズルが「可愛いけどアホなんだ」と評する二人の姫君との関係も。
これだけ見ると二重人格な上に仮にも自分を好いてくれてる子をアホ呼ばわりとか
ラズルの方がよっぽど酷い男な気もしますが、
この他にもブリュエンヌ姫は女官をいじめて泣かせたり浪費癖があったりするんです(適当)
とりあえずこれで描きたいネタは描きましたー
これまでお付き合い下さった方がいらしたらありがとうございます…!::

「ユーディと秘密の花冠」~大団円~







その後、ルクランディアでは世継ぎの王子(王女)は3つの王冠のかわりに
たった一人の愛しい人に花冠を贈るならわしになったんだとか。
つづきからだらだらと後書き・補足を。

・・・つづきはこちら

恋するユーディ


幕間漫画。多分物語序盤~中盤くらいで、王城での3人のお妃候補のお披露目式の後の場面。
このお披露目式でユーディはドレスアップして初めて城に集まった貴族達の前に出て、
その姿に宮廷の華やかな美女達を見慣れてるラズルも思わず見とれちゃうのでした。
ユーディはラズルのリードのおかげで何とかそつなくワルツを踊り終わりますが、
生まれながらの姫君であるブリュエンヌ姫とオリアーヌ姫が
しとやかにワルツのステップを踏む姿はさすがに様になっていて、
ラズルも自分と踊ってるときより楽しそうじゃない…と心の中で小さくため息をつきます。
その後踊り疲れたラズルがバルコニーに出て珍しくナーバスになっている所を
励ますユーディの図…かな?
こういう少女漫画っぽい物を描くのは本当に楽しいですねぇへへへ。
しかしありがとうのコマのラズルが見せゴマなのになかなか上手く描けなくて苦労しました。
2人とも顔が今までの漫画とえらい違って申し訳ない…
もっと安定して描けるようになりたいなあ。
あともうちょっと背景を描ければお城の華やかな雰囲気とかも出て良いんだろうなあorz
スケール感も大事ですよね。ユーディとラズルの住む世界の違いを出さないといけないし。

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小雨
性別:
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職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

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