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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

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電子書籍デビュー!flowers増刊お嬢様のお気に入りあれこれ


ロココ時代の未亡人
喪服も若い未亡人も大好きです。


3月14日発売のflowers増刊春号、
波津彬子先生のお嬢様のお気に入り巻頭カラーのために買いました。
表紙もお嬢様だと信じ込んでて
例によって表紙ネタバレしないように
数日前からflowers公式ツイッターミュートしてまで楽しみにしてたのに、
波津先生表紙じゃなくて書店でがっかり…
そしてある程度予想はしてましたが新章スタートという事で
巻頭カラー1ページ目でキャロラインが大人になってて驚きました~
いや本当に予想はしてましたが、
キャロラインは少女時代のいかにも少女という感じの無邪気な可憐さがとっても好みだったので、
妙齢のレディもそれはそれで好きだけど
少女時代の可愛らしさが忘れられなくてとても寂しくなってしまいました。
金欠なのでもうお嬢様カラーの時以外flowers増刊買うのやめようと決めて
前号は買ってなかったので、
余計少女時代のお嬢様が恋しくて…
今からでも冬号買えないかAmazonやネット書店探したのですが
どこも品切だったので、生まれて初めて電子書籍で前号の冬号買ってしまいました…
本当は断然紙書籍派だけど、思い付いた時にすぐ買えて読めるっkindleって便利ね~と
書店も開いてない夜買って思いました(>∀<)

そんな訳でkindle版買ったflowers増刊冬号のお嬢様、
何か箸休め的な回でいまいちだったなあ~…
トーマスJr.お兄様とローラの結婚式のお話とかだと思ってたのに
今回はホラーですら無いし。
でも最後の少女時代のキャロラインを堪能しました♪
襟からスカート裾にかけてレースたっぷりの少女用ドレス可愛かった♥

で順番は前後しますが春号の巻頭カラーのお嬢様、
1ページ目のキャロラインのドレス襟の模様が凝ってて可愛い♥
見開きカラー扉は波津先生お得意の
金色というか黄色というかにスフィンクスとかのエキゾチックなモチーフの背景のカラー
綺麗だけどキャロラインのドレスもう少し凝ってたらなあ…

本編は久々にホラーがパンチ利いてて楽しかったです~
運命を司る三姉妹の女神モイライ神を思わせる不思議な女性達のお話、
一番最初の女性が髪型とかリリー・ヘザー妃似で個人的に萌えでした(笑)
2番目の女性もパラソルと謎めいた雰囲気がツボ♪
ラストアンソニーの葬儀に現れる三人の喪服姿の女性達が恐ろしくも美しくて素敵でした~
黒髪の美女は大好きです♥

キャロラインのイブニングドレスも若々しいデザインで可愛かった~♥
でもやっぱりお嬢様は
主人公が少女だからこその行動範囲だったりシチュエーションだったりがあって、
その辺が他の波津先生作品とは差別化出来てて好きだったから
キャロラインが大人になっちゃったら女神様と私とかと大差無くなっちゃいそうで残念。
成長してイケメンになったマイケルとキャロラインの関係は甘酸っぱくて萌えましたが。
kindle版冬号買う前のあのキャロラインがいきなり大人になってしまった寂しさ、
もう戻らない少女時代への哀惜、愛らしかった少女を懐かしむ甘やかな疼痛は
少女主義者ならではのメンタリティでメランコリーだったなあと忘れ難く思います。
少女万歳…!ヽ(;▽;)ノ
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思っても心にしまっておいて下さい…(ヽ´ω`)


昨日描いた舞妓さん
結構気に入ってたのにフォロワーさん(こちらからはフォローしてない)から
もっと顔白くしないと着付け体験の女の子に見えますよ!と言われて凹んでました( ´△`)
自分でもしまった舞妓さんって白粉塗るんだった( >Д<;)と描いた後思ってたんですがね。


最近読んだ本は
青山文平さんの「つまをめとらば」、
朝野りょうさんの一迅社アイリスNEO「待ってて、わたしの王子様」、
小田菜摘さんの集英社オレンジ文庫「平安あや解き草紙 その姫、後宮にて天職を知る」
の3冊。


つまをめとらばは発売当時書店で少し気になってて、
直木賞を受賞したとのことだったので最近武家文化にも興味があるので読んでみました~
うーん、悪くは無いんだけど一話一話が凄くあっさりしてて薄味なんだよなあ…
でも一話目「ひともうらやむ」の世津の美貌の表現で
「男という生き物のいちばん柔らかい部分をえぐり出して、ざらりと触ってくるほどに美しい。」
という文章なんかは凄く迫真でさすが直木賞作家、と思わせられました~
全体的に男達の弱い所をすいすいとかき分けていく女性のしたたかさ、強さを書いた短編集で、
一筋縄ではいかない女性達ばかりで薄味ながらに面白かったです。
ラストの表題作つまをめとらばもかつて男達の心をかき乱した佐世の変貌ぶりに
女の凄さを思い知り、敵わんと思わせられる貞次郎と省吾の爺二人の
穏やかながらも破綻の無い共同生活の日々が心に染みて良かったけど、
個人的には「逢対」が一番好きでした~
逢対という現代の就職活動にも少し似た制度も
逢対を12年欠かさず続けている義人のベテランならではの逢対のノウハウも
その義人が鰻丼が大の好物という所も、
そして権家の幕閣ながらに駄物の刀を収集するのが趣味という長坂備後守の酔狂も
面白いポイントがたくさんあって。


待ってて、わたしの王子様は
タイムパラドックス物っぽい所と毒舌な冷静侍女ミルダのキャラとかは面白かったけど、
仔犬の王妃の話をもう少し詳しく書いて欲しかったかなあ。
ハラディルフで21歳のアレグイルと再会したモリーが何故キレたのかも良くわからなかった。
悪役も最初から何の捻りもない小者だしなあ。
でもモリーの現れた時の言葉から
暗殺計画を知って殺される運命を回避するアレグイルと側近達とか、
モリーにとっては25日前の出来事がアレグイルにとっては7年前だったとか、
現在14歳のはずのモリーが16歳の姿で現れるとか、ちょっとSFっぽい設定は楽しかったです~
タイトルと表紙からアレグイルはもっときらきら完璧美形王子の設定なのかと思ったら
容姿は異母弟のオルレイゲンに完全に負けてて妃候補達からも人気無いとか、
絶世の美女の現王妃の産んだオルレイゲンを溺愛している王からは関心を持たれてないとか
かといってそれを特に気に病んでもないとか、
最近TLのお約束設定・物語に慣れきってたので
紋切り型でない人物設定には意表を突かれて良かったです。


小田さんの平安あや解き草紙は
小田さんって少女小説だと恋愛萌えより政略萌えなのが露骨で恋愛要素おざなりだけど、
皮肉にもライト文芸というジャンルの今作の方が
恋愛要素と政略要素のバランスが良くて
いつもみたいにこれみよがしに政略萌えを主張してない感じで良かったです~
ミステリーと謳っている物のその要素は?だけど、
今までの小田さん作品の中で一番楽しく読めたかも。
平安舞台の雅で華やかな感じは期待ほどでは無かったけど、
伊子と嵩那の大人の恋ながらも少年少女のように初々しい恋模様が良かったです~
嵩那の非の打ち所の無い貴公子と思わせておいて
実は和歌や物のあわれを全く解さないという所も可愛くて良かったです。
ただ伊子が内侍が天職とか言うけど、
作中で謎解きしてる以外
それらしい仕事してる描写が全く無いのでちょっとどうよと思いました。
一応ミステリーと言うことで伊子が謎解きしてるんだけど、
ほとんど嵩那の知恵を借りたりしてるのであまり賢く見えなかったり、
にも関わらず帝や嵩那からやはり伊子が内侍でなくては、
みたいに過剰に持ち上げられるのも納得いきませんでした。
最終話も続刊想定してたのかも知れないけど尻切れトンボな感じあって、
伊子に執心してた帝がしっくりいってなかった女御の桐子が懐妊したからって
あっさり戦線離脱してくれるのもご都合主義というか、それで良いの?と感じてしまいました。
でも「人それぞれ思うことはちがう」の
立たされている立場によって同じ出来事でも捉え方が変わってくるという所は
確かにそうだなあと思わせられて良かったです~
人物の容姿の美しさの描写もさすがに麗しくて繊細で良かった。

ベルリン国立バレエ ナチョ・ドゥアト版眠れる森の美女感想


ヴィクトリアンのお嬢様、レディ・キャサリンとナースメイドのミニー。
明るく華やかな色の服を着たお嬢様とモノトーンのメイドという対比を描きたかったのです。

Amazonでアメリカから通販してたナチョ・ドゥアト版眠りのBlu-ray、
29日に到着予定って書いてあったのに24日に届きました~予定日より早く届くとか珍しい!
アメリカからだしもっと大幅に遅れるかと思ったよ。
眠り良かったです~もっと思いっきりコンテンポラリーしてるのかと思ったけど、
クラシックとほとんど変わらない感じで、
何より評判通り衣装がとっても美しかった!!゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚
王妃様の衣装はプロローグの
淡いオレンジでオーバースカートとスカート裾に
存在感のあるゴージャスなレースをあしらったドレスもパリコレみたいでお洒落だったし、
第3幕のエリザベス一世風の立ち襟の白と金の衣装も素敵だったけど、
第1幕のロココ風のピンクのドレスと帽子が
ボリュームのあるスカートの襞が動く度に美しく変化してうっとりでした(*≧∀≦*)
大筋は通常の眠りと同じだけど、所々曲をカットしてて
むしろ普通の眠りよりテンポが良くて飽きずに観られて良かったです~♪
眠りは冗長になりがちだからね…

プロローグ、前述の通り王妃様や貴婦人達の衣装がとってもファッショナブルで素敵で釘付け☆
王妃役のベアトリス・クノップ、
大好きなベルリン国立歌劇場バレエのくるみのDVDで公爵夫人役で出ているのが凄く好きで
でも20年前の当時から老け顔だったので恐る恐る観ましたが、
むしろ当時より若返っててびっくり。くるみの時は単にメイク下手なだけだったのかなσ(^_^;)?
妖精達の踊りはカアリアが通常よりダイナミックな印象の踊りになってて良かったです。
リラの精のソロも終盤の
前に回りながら進んでピルエット、を繰り返す所とか見応えありました~
カラボス役のダンサーは蜘蛛のような禍々しい雰囲気と迫力が良く出ていて良かったです。

第1幕、ガーランドワルツから始まるのがサクサク進行で良かった。
王妃様のドレスもだけど、王のアビもピンクなのが上品で素敵でした~
オーロラ姫役のヤーナ・サレンコは…初々しさも無いし華もあまり感じられなくて…
ローズ・アダージオのバランスも並の出来だしちょっとがっかり。
王子達の淡いパステルカラーのアビは綺麗でした。

第2幕、王子役のマリアン・ヴァルターもハンサムだけどこれと言って印象に残らなかったな。
幻影の場は音楽が適度にカットされてていつも退屈なので良かったです~
オーロラのヴァリアシオンは、
早く目覚めさせて欲しいという願いが出ている感じの振り付けで面白かったです~
王子がリラの精に導かれてオーロラにキスすると、
目覚めたオーロラが最初誰!?と顔を背けるのがリアルで良かったです。
やがて牽かれ合った二人が手を取って進むとお城を覆っていたいばらに花が咲いている所が
とってもロマンチックで素敵でした~(* ´ ▽ ` *)ノ

第3幕、オーロラ姫と王子の結婚式。
宝石の精全部やるなら位ならフロリナ王女と青い鳥のパ・ド・ドゥを全部やってほしかった…
フロリナと青い鳥アダージオとコーダだけでがっかり。
フロリナのヴァリどんな風なのか楽しみだったのにな~
でも青い鳥の高いジャンプかっこよかった!
長靴を履いた猫と白猫は全幕で一番コンテンポラリーっぽかった気がします。
良い意味で体操みたいな振り付けで。
赤ずきんと狼も狼のダイナミックなジャンプが印象的。
主役二人のグラン・パ・ド・ドゥは
ヴァルターの王子のヴァリは破綻の無い踊りで安心して観られるけどもっと弾けて欲しかったし、
サレンコのオーロラのヴァリは新妻らしい初々しさも姫君らしい気品もなくて残念でしたが、
コーダは二人のシンクロナイズドがとっても息が合っていて良かったです~
最後オーロラがなが~いレースのヴェールをお供の者達に着けてもらって
壇上に上がる所はとても祝祭感が感じられて良い幕引きでした~

主役二人にあまり求心力が無いのが残念ですが、全体的には良くまとまった舞台で
テンポ良くサクサク進むのでお気に入りの眠りになりました(*^ー^)ノ♪

最近観た色々感想


エリザベス一世風なドレスの雪の女王。
瞳の色をもっとアイスブルーっぽくしたかったですがおおむね満足な出来です。
某アナ雪といかにかけ離れたイメージに出来るかの挑戦でした。
ディズニーのデザインは本当に素晴らしいと思うのですが、
白雪姫とか皆あのイメージで固定されちゃってるのが許せないんですよね~
単に私がディズニーの白雪姫のキャラデザが好みじゃないだけなんですが(((^^;)
白雪姫が髪短くてカラフルなドレス着てるって誰が決めたんだよ…!( ´△`)
そんな訳で、童話の登場人物を描くときはアンチディズニーを意識してキャラデザしてます(^o^;)


ここ2ヶ月位結構TVやDVDなんかでバレエやオペラを観ていたのですが、
前のようにこまめに感想書くポテンシャルが無くブログ書けずにいました。
最近クリスタでいっぱいブログに載せる用の絵描いててたまってるので
それ使うためにもざっとまとめて感想~


12月にBSプレミアムシアターでやっていたミラノスカラ座バレエの眠りの森の美女観てました~
スカラ座眠りはずっと昔確かにビデオに録ったのにどんなに探しても無くて、
結構衣装とか豪華だったのでまた観たいなあと思ってたので
十数年の歳月を経て再び観られて嬉しかったです!
しかしヌレエフ版眠りは冗長で衣装もゴテゴテし過ぎで踊りが楽しめない…と
最初観た時は評価低かったのですが、最近もう一度見返してみたら
豪華絢爛で衣装も第2幕位から少し簡素になってからは踊りも見やすくなって良かったです~
豪華な衣装は大好きなのですが、
さすがに動きを妨げそうな程の衣装はうーんと思ってしまいます(((^^;)
王妃様の1幕の緑に金糸で刺繍が施されたドレスゴージャスで素敵だった~(*≧∀≦*)
オーロラ姫役のポリーナ・セミオノワは若い頃は可愛かったのに大分華が無くなっちゃったなあ…
ローズ・アダージオのバランスも短いし…
でも3幕のヴァリアシオンはさすがの品格でした~
デジレ王子役のダンサーは体重を感じさせない軽いジャンプとキレのある踊りが良かったです~
二枚目だし(*´艸`*)


もう1つ、1月19日にプレミアムシアターでやっていた
オーストラリア・バレエのメリー・ウィドーも観ました~
本家のオペレッタの方が音楽もストーリーも大好きなので楽しみにしていましたが、
バレエの方もオペレッタの曲をそのまま使ってて取っつきやすかったし
ストーリーは同じですがバレエならではの演出で楽しかったです~!(*^▽^*)
ハンナ役のアンバー・スコット、
美貌の未亡人らしいろうたけた雰囲気が良く出ていて良かったです。
ダニロ役のダンサーも大柄な体格を活かした大きな踊りが良かった。
衣装も素敵で第1幕の公使館での舞踏会のシーンの
女性達の真っ白いドレスに立体的なお花のコサージュが付いた衣装でワルツを踊る所はうっとり…
ヴィリアの歌に乗せてかつて若い恋人だった頃のハンナとダニロの幻影?が出てくるシーンも
ハンナの娘らしい民族衣装と髪型が可愛くて、
ダニロに後ろから愛しそうに抱きつく所とか可愛かったです~
その後現在のハンナが入れ替わりで出てきて後ろ姿を見せて去っていく所は
恋人達の失われた幸せを感じさせて切なかったです。
2幕の民族舞踊も3幕のカフェのシーンのフレンチ・カンカンも見応えあって楽しかったです~♪
オペレッタ同様陽気でお洒落なバレエで良かった!゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚


先日横浜のブックオフで
オットー・シェンク演出・ウィーン国立歌劇場のこうもりのDVD買いました~
Amazonのレビューで評判良かったので買ってみたのですが、確かに小粋な感じで楽しかったです。
お馴染みの序曲の時に登場人物達の人形が映る所とか可愛くて良かった~
装置も豪華で、2幕の夜会で装置が食堂に転換する所とか大がかりで面白かったです。
衣装もそれなりに豪華なんだけど、
夜会のシーンの女性達のドレスが白とピンクだけなのが残念と言えば残念だったかな。
でもアデーレ役のエディタ・グルヴェローヴァの
白い生地でスカートにバラのコサージュがいくつも縫い付けられたドレスとっても可愛かった♥
歌も良かったです~侯爵様、あなたのようなお方はも村娘を演じるときはも、
グルヴェローヴァ超絶技巧を難なくこなしていて素晴らしかった!(>∀<)
メリー・ウィドーも滋味溢れるお洒落なオペレッタで大好きですが、
こうもりも純粋にばか騒ぎな感じが楽しくて良いですね~


いやー芸術は心を豊かにしてくれて良いですね!((o(^∇^)o))
ずっとヘルニアで座ってTVが観られなかったので
ゆっくり家で芸術観賞出来る喜びよ…・゜・(つД`)・゜・
明日もまた上野に二期会の新演出の椿姫観に行くのでとっても楽しみです!( ☆∀☆)
一番安い2000円の席なので大分遠いと思いますが…σ(^_^;)

久々の漫画とホラー


バレンタインが終わったら早速ホワイトデーの絵です。
ユーディが史上最高に可愛く描けました ドレスもシンプルだけどお気に入り。
ラズルはアビ・ア・ラ・フランセーズが上手く描けなかったけど、
普段着が青なので赤って新鮮ですね。
しかしアニメ塗り目指したのに全く見えないのは何故だ…とくにラズルorz


波津彬子先生がTwitterで宣伝ツイートをRTされてて表紙だけ知ってた
もとなおこ先生の「アンと教授の歴史時計」全3巻買って読みました~
表紙のデザインとイラストがどの巻も本当にめちゃくちゃ綺麗で可愛いんですよ~!(*>∀<*)
特に3巻のアール・ヌーヴォー・スタイルのドレス姿のアンが可愛くて大好きです(*≧∀≦*)
英国のグリニッジに住む孤児で苦学生のアンが
ある日愛猫のトム・タフィーと共に通り魔の犯行に遭い命を落とし、
自らの命を取り戻すために黒妖犬(ヴァイラス)によって狂わされた歴史を修正するため
過去の英国を旅して歴史上の著名人と出会っていく…というお話なのですが、
その奇想と各時代の英国の風景やアンの衣装がどれも素敵でとっても面白かった!゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚
アンは表紙だと小さな女の子に見えたけど、可愛い系の絵柄と顔なのに
アシュリー教授に恋する所とか凄く艶っぽいのが素敵だな~と思いました~
正直表紙だけだと教授と幼いアンの禁断の恋に見えたよ…(((^^;)
アシュリー教授もかっこいいけどMr.ウェルズの方が黒髪で好みだな~
もっとMr.ウェルズにも活躍してほしかった。
最初のブレナムパレスで
後の英国首相ウィンストン・チャーチルの少年時代に
アンがナースメイドとして飛ばされる話が一番好きです。
やっぱりこの時代の英国のお屋敷とかぼっちゃまのセーラー服とか使用人達とか大好きです♥
歴史が修正された後のメアリーの幸せな姿に涙しました~(。・´д`・。)
第二次大戦下のアンと若い頃のデイジーの話も
どんでん返しと幸せになったデイジーがまた良かった。
2巻のアンが18世紀を旅する話もアンのドレス可愛いし
当時のロンドンの様子がよくわかって面白かったです~♪
人の命の重さは大勢の人の重なりでより質量を増していくという答えも感動的で、
ラストのアンと教授の奇跡とか久々に漫画で感動しました!
チャーチルが守護天使のアンを覚えていてそこここの時代に登場するのも憎い♪
Twitterで感想をツイートしたらもとなおこ先生ご本人にリプ頂けたのも嬉しかった~(*´艸`*)


岡部えつさんの角川ホラー文庫「夜に抱かれて見る闇は」買いました~
久々にホラーを読む快感を思い出させてくれて、買って良かったです!゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚
短編集で一話一話がそんなに長くないのですらすら読めて、
次々と語られる恐ろしくも悲しい愛の物語がとても面白くて良かった~
一話目でデビュー作の「枯骨の恋」を読んだ感じでは
ちょっと岩井志麻子の小説を綺麗にした感じかな?と
どちらかと言えば透明感を感じたのですが、
「アブレバチ」「縁切り厠」でどろどろして忌まわしい感じも出てきて面白くなって、
「メモリィ」で穏やかに終わってとても読後感が良かったです(^^)b
枯骨の恋はラスト電話の男の声が博也の声に変わっていくさまが聴こえる様で、
アブレバチは田舎の因習ホラーな感じ大好きなので
ラストのどんでん返し共々とっても楽しめました~
この作家さんそういう因習とか因縁話を考えるのが凄く上手い!
夜に硝子戸から覗く大勢の女達の裸足の足とか、
ぞくぞくのツボもよく心得ていて良かったです。
縁切り厠もお咲さんの昔話がこれまたぞくぞくして良いし、
「ギブミーS」はぶっ飛んでて笑えました~
「棘の道」も一人称の語りでラストの終わり方が凄く好き。
メモリィはホラーだけど怖くない暖かい気持ちになれるお話で、
マダムの上品な佇まいが目に浮かぶ様な感じがとても良かったです。
主人公の私の母親が健在なのも良かった。
時事ネタと言うか、パワハラとか貧窮とか
社会の暗い世相を反映した設定が多くてちょっと読んでて辛かったですが(;つД`)
とっても質の高い短編集で、文章表現も凄く文学的で好きでした。

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プロフィール

HN:
小雨
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

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