雨の通り道
5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。
カテゴリー「日記というか雑記」の記事一覧
- 2025.04.21 [PR]
- 2018.10.29 やっぱり少女小説が好き
- 2018.10.28 感涙の波津彬子先生サイン会(最後に写真追加)
- 2018.10.27 カードキャプターさくら展─魔法にかけられた美術館─
- 2018.10.25 伯妖日記最終回+少女漫画話
- 2018.10.21 ドジっ子にも程がある
やっぱり少女小説が好き
- 2018/10/29 (Mon) |
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1つ下↓の波津彬子先生のサイン会記事の最後にサイン会特典ポスカの写真追加しております~
伯妖を読み終わってもやっぱり少女小説ばかり読んでおりました。
ブックオフで買った椎名咲月さん挿絵のルルル文庫3冊。
斉藤百伽さんの「婚約者の引き継ぎ書」、
市瀬まゆさんの「羊飼い王女の戴冠」、
蒼井湊都さんの「皇女殿下の婚礼」。
読んだ順に感想~
斉藤さんの「婚約者の引き継ぎ書」は裏表紙のあらすじを良く読んでいなくて
ヴィクトリアン物っぽい感じかと思ったらファンタジーでした^^;;
椎名さんの表紙凄く可愛い!vv
クレアのスーツ風ドレスにこの発想は無かったわーと敗北感に打ちのめされました(笑)
お話は相変わらずそつなくまとめる力量を持っていらして
世界の源となるリラやそれを結晶化する力を持つ採珠師(リルド)とかのファンタジー設定も
しっかり考えられてまとめられていて良かったです~
脇キャラの使い方も相変わらず上手くて、死にキャラがいないのも良かった。
サボり魔でお茶目なハイラムのキャラとか凄く好きです~
強面大男なのに自分が女装して変装するという所とか
変装する前より目立つのはやめて!というクレアの言葉に笑えて良かったです。
ミュリエルのキャラも正体も良かったしシルヴィアも悪役ながら良い味だしてて好きです。
そして何より斉藤さんの書かれる恋心の描写がいつも凄く可愛くて大好きです~!
自分の名前を発音されただけなのに心臓が別の生き物のように飛び跳ねる、とか
共感出来てニヤニヤ出来る感じが好き!
ただバートがほんわか天然お坊ちゃんかと思ったら
実は切れ者でリラの研究組織群青の有力者だったという展開に
個人的には本当に天然お坊ちゃんで魅力的なヒーローの話が読みたかったなー…と
少しがっかりしてしまいました^^;;
でもバートの次の婚約者にバートの扱いの引き継ぎ書を書く、という物語の主軸が可愛くて、
各章のタイトルが
クレアが引き継ぎ書に書いたバートの婚約者への言葉になってる所も洒落てて好きです。
最終章のタイトル「好きになって。大切にして」も泣けるし
丸っこいフォントも相まって本当にクレアが書いた文字を見てる様な感じも効果的でしたー
ラストもコミカルで有りつつじーんと余韻が残る感じもあり、
かつ新しい恋の始まりを予感させるわくわくする感じもあってとっても素敵な幕引きでしたー
やっぱり斉藤さんの作品は恋心の書き方もファンタジー展開もよく練られてて
キャラをわいわい活かして楽しくお話が進んでいく感じも大好きー!!
椎名さん挿絵にも合ってて♪でも次は椎名さん絵じゃない斉藤さん作品も読んでみようかな…
羊飼い王女の戴冠も表紙のメリエルのピンクのドレスが凄く可愛くて期待値高かったのですが、
3作の中では一番平凡な出来だったかな…^^;;
ヒーローのトラヴィスがこういうあらすじならヒーローのキャラはこんな感じ、という
テンプレの域を出てない感じがして、いまいち独自の魅力が感じられませんでした。
でもタリア王妃の美人さと悪女っぷりは好きですー!市瀬さんはお妃様萌え少しありそう(笑)
メリエルのキャラもちょっとブレがちでしたが、
段々と女王としての自覚を持っていく過程とか
盗賊に王族の土地を開墾させて収益を出させる提案をして皆を助ける所とかは良かったですー
ラストはアーレンが全部持ってった感有りましたが(笑)
タリア王妃の「王はきれい事だけではやっていけないわよ」という
義母としての助言という名の捨て台詞が良かったです。
皇女殿下の婚礼は一番期待値低かったのですが思いの外良かったですー!
アラビアン物久々だったので新鮮に楽しく読めましたー
冒頭のはったりで異母兄のアデルを匿おうとするラティーファのシーンが凄く緊迫感あったので全篇シリアスなお話かと思ったら、意外とコミカルだったりほのぼのしたシーンも多くて
ラティーファも真面目な優等生キャラかと思えばちょっとおてんばだったり、
ファイザルのキャラもあらすじから俺様系かと思ったら真面目騎士系で良かったです。
シャワザの民として人の心を読める左手を持ったラティーファの能力が
要所要所でストーリーを効果的に牽引していって、とっても楽しく読めました!
シャルクの民を庇うため芝居をするラティーファと
彼女の意を汲んで昔妹に読んであげた恋物語の台詞を思い出しながら
甘い言葉を吐くファイザルのシーンが糖度たっぷりで凄く可愛くて好きですー!vv
ターニャがラティーファの衣装を選ぶ所の描写も
ターニャのキャラを活かしつつアラビアン衣装が目に浮かぶ感じが好きです♪
ラティーファが女の子をいじめた男の子に謝らせる所とか椎名さんの挿絵が相性抜群で、
斉藤さんもだけど、椎名さんの挿絵あってこその相乗効果の良シーンだなーと。
レイハーネのキャラも美人なのにざっくばらんで武術の達人という小気味よさが好きです♪
伯爵と妖精もシリーズ物だからこそ出来るキャラの相関関係の良さとか機微がありましたが、
私はやっぱりシリーズの名作より一冊読みきりの佳作の方が好きだなーと思いました~
でも早くも椎名さん挿絵のルルル文庫買い尽くしてしまい禁断症状に悩まされそうです;;
椎名さんにこだわらなければ表紙のヒーローが好みなルルル文庫まだまだあるんですけどね…
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感涙の波津彬子先生サイン会(最後に写真追加)
- 2018/10/28 (Sun) |
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本日浅草に一番大好きな漫画家さん、波津彬子先生と
篠原烏童先生・TONO先生の合同チャリティサイン会に行って参りましたー!
しかし地下鉄浅草駅から徒歩1分という事で迷うことはないだろうと思ってたのですが
地下鉄浅草駅というのが東京メトロ浅草駅の事だと思ってたら違ったらしく、
サイン会会場まで30分くらい迷いました;;
ちなみにこのサイン会は東日本大震災で被災した福島の猫達を支援するチャリティ企画。
9月21日から浅草のギャラリーエフさんというカフェ兼ギャラリーで開催されている
少女漫画家の描く猫たちというチャリティ原画展の企画の一環で、
当初は抽選の予定でしたが先生方のご厚意で申込者全員が参加できる事になり、
駄目元で参加希望しておいて良かったー!;;
著作全て持ってるほど大好きな波津先生と直にお会いして名前入りサインを頂けるなんて;;
当日雨降ったらどうしようと思ってたけど曇り寄りの晴れで良かったー!
とにかく12時半に浅草に着いてから散々うろうろしてやっとギャラリーエフさんを見つけ、
トマトとチキンのカレーライスを注文して店内の先生方の原画を鑑賞。
2階まであって古民家みたいな内装と暗めの照明がとってもお洒落。
波津先生の原画が生で観られて感激ー細かい模様まで緻密に描き込まれてて
カラーインクのぼかしとか濃淡の技法がとっても美しかったですー;;
個人的に大好きなお嬢様のお気に入り1巻のカバーイラストがあって嬉しかったけど、
1階のお客さんの座る席の後ろの壁に飾られてるのであまり近づけなかったのが残念><
うるわしの英国シリーズの1巻のカラー口絵も好きなので観られて良かったvv
本ではドレスの色もう少しピンクに見えたけど、原画は白っぽかったです~。
篠原烏童先生とTONO先生は存じてなかったのですが、篠原先生の原画は耽美で華やか、
TONO先生はデザインっぽい感覚がとっても素敵でお二人とも観られて良かったです!
30分ほどで運ばれてきたトマトとチキンのカレーライス。
小さいお店なので相席と言うのも新鮮で楽しかった♪
カレートマトの旨味とチキンが絶妙にマッチしててとっても美味しかったです~vv
食べ終わってギャラリーエフさんを出てもまだ少し時間があったので、
同じ道沿いにある31であずき大納言のレギュラーサイズを頂きながらサイン会開場を待つ事に。
あずきの食感がアクセントになってて美味しかった♪
いよいよ時間になりサイン会場のギャラリーエフさんからすぐのメッツみやじまビルに。
あらかじめファンアートとお手紙はお渡ししてもOKと確認してあったので
会場のスタッフの方に去年の10月に描いた
波津先生のお嬢様のお気に入り1巻発売記念のイラスト原画とお手紙をお預けし、
2階のサイン会会場に入ってメールで届いた整理番号を言うと
サインしてもらう波津先生のご本2冊とサイン会限定特典のポストカードセット3枚を渡され、
いざ波津先生の前に…!!
波津先生、イラスト集等でお顔は知っていたのですが今日は眼鏡をかけてらっしゃって、
白地に小鳥模様のお着物がとっても可愛くてお似合いでしたーvv
サイン会に行く事になってからずっと頭の中でこれだけは伝えようと決めて復唱してた
「波津先生の作品は全部好きなんですが、とくにうるわしの英国シリーズが本当に大好きで
魔法意匠の庭と楽園の扉は何度読んでも泣いちゃいます!;;」を
かなり緊張しながらお伝えすると、「ありがとうございますー^^」と言って頂けましたー;;
その後も
「○○さん(私の本名)って何のお名前なんですか?」と話しかけて下さり、
本名ですとお伝えすると
「ご両親結構思い切っちゃったのかしら^^一度聞いたら忘れられない名前だわ~」
と言って頂けて名前負けも著しい本名もこういう時は特だなーと(笑)
私は上記の復唱してた言葉をお伝えできれば充分だと思ってたのですが
思いの外お話し出来る時間があり、
他にもお伝えしたい事はいっぱいあったのに緊張でなかなか言葉が出てきませんでしたが;;
「お着物とってもお似合いです!私もはいからさんルックで来ようかと思ったんですが
さすがに30過ぎて無いかなと…」とか
「ふるぎぬやも大好きです!源ちゃんと翔子ちゃんが凄く良い味出してて!」とか
たどたどしくもお声かけさせて頂くとちゃんと応えて下さり嬉しかったですー><
サイン頂いたご本2冊。判子はそれぞれどれが良いですか?と選ばせて下さいました~
下の雨柳堂の蓮の判子は何かのグッズだったんですか?とお聞きしたら
「たしかネムキの…全員もらえるやつだったかな?」と教えて下さったのでつい
「欲しかった~!」と言ってしまいました^^;;
終わってみればあっという間でしたが、サイン会初めてだったし
失礼ながらそっけない対応されたらどうしよう…と思ってましたが
とってもフレンドリーにお話下さって嬉しかったですー!!;;
「これからも応援してます~頑張って下さい!」とお伝えして出てきました。
ずっと憧れだった波津先生に直にお会いしてお話までして頂けるとか嬉しすぎる;;
頂いたポスカセットもどの先生のイラストも素敵で裏面もイラスト入りで豪華で嬉しいvv
スタッフさんに載せて良いか確認するのを忘れてしまったので、良ければ後日写真載せますー
何だか今でも夢のようですが、波津先生のサイン本2冊宝物にしますー!!vv
…しかしサインなんてもらった事無いからどう保存した物か悩む…^^;;
↑サイン会特典のポストカードセット。
カードキャプターさくら展─魔法にかけられた美術館─
- 2018/10/27 (Sat) |
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本当は会期最初の土日は混むだろうし天気予報も雨の予報だったので30日に行くつもりでしたが
予報と違って晴れたのではやる気持ちを抑えきれず
今日六本木森アーツセンターギャラリーにカードキャプターさくら展行ってきましたー
お昼頃なら空いてるかと思ったけど
皆考えることは同じなのか12時18分から13時24分まで入場待ちでした…
新書片手に時間潰してようやく入場。
最初にさくらに登場するお花のステッカーを壁に貼っていくコーナーが。
私は黄色のお花にしましたー既に壁にはステッカーがびっしり。
次に巨大な本のオブジェがいくつか立ってるスペースになり、
さくらの魅力をバトルコスチュームの可愛さや色々な好きの形が描かれている所等
それぞれ専門家?の考察も交えて5つほどポイントを上げて解説してありましたー
その後ミニシアターでケロちゃんのミニアニメが上映。
「今日のお客さんべっぴんさんと男前ばっかりやな~」とかノリの良いケロちゃん可愛い♪
お次は知世ちゃんのアトリエをカードで封印?したお部屋で
実際にさくらちゃんが着ていたバトルコスチュームを原寸大で再現してあるお部屋に。
ここ、コスチュームはもちろん
壁に紗幕がかかって作りかけの衣装とかトルソーが見えてる所とか雰囲気が凄く乙女だったvv
もこな先生制作のミニ衣装も可愛かった。特にちょっとロココっぽいピンクのミニドレス。
それぞれ知世ちゃんのコメントと原作で着ている所のイラストが添えてあったんですが割愛;;
さくらといえばこの衣装ですね!!クロウカード編のOPが聞こえてくるようです♪
シンプルながらも裾の星がポイントになっててスカート裾のフリルも可愛らしい衣装。
ちょっとユニセックスな衣装もまた良いですね。色遣いが力強い印象。
黒とピンクで甘辛MIXな感じが可愛いvv
そしていよいよ待ちに待ったCLAMP先生の原画コーナー。
迷(メイズ)のイメージで、秋穂と海渡とかさくらと知世とか桃矢と雪兎とか
キャラ毎にカラー原画やモノクロ原画・複製原画が展示されてましたー
カラー美しい~vv髪の塗りとか肌のグラデーションとか凄く繊細で見惚れましたvv
見た事のないクリアカード編のカラー原画もいっぱい見られて良かったですー!
モノクロ原画もホワイトで修正してる所とかトーン重ね貼りしてある所とかじっくり見られて、
今年のなかよし8月号に載ったお話の原画とかかなり新しめの物もあって良かったです。
20年前と今とで絵柄を比べてみると今の方が少しキャラに丸みがある感じかな?
さくらちゃんと写真が撮れるフォトスポット。
次が記録イメージの連載当時のなかよしの表紙とか付録とかの展示。付録欲しいなあ…
美麗イラストの数々に癒された後はクロウカード、さくらカード、クリアカードの紹介展示。
やっぱり光とか花とか綺麗なお姉さんのカードが好きだなー(笑)
最後に飾られてたThanks(感謝)のクリアカード。
出口でこのカード(の通常の大きさ)を無料でもらえて嬉しかったですーさくらちゃん可愛いvv
物販で会場限定販売のポストカードセット買うつもりが、
そのセットのイラストは全て入ってるという事で公式図録買ってしまいましたー
撫子さんと藤隆さんとさくらちゃんの紫のお衣装着たイラストがお気に入りだったので!
ポスカもお手軽サイズでイラストが楽しめるのが好きで集めてるので欲しかったんですけどね…
ついでにクリアファイルセットも買ってしまいましたー
せっかくなので秋穂ちゃんが入ってる柄を。
物販会場の壁に読者から募集した
さくらちゃんのバトルコスチュームのデザイン画がすべて飾ってあって圧巻でしたー
どのコスチュームも可愛かったけど、上の方は全然見えなくて可哀想だったかも。
グランプリのバトルコスチュームは原寸大で再現してあって、
ほうき星イメージの青基調の爽やかなコスチューム素敵でした♪
このデザイン画全部まとめて本にしてくれたら買うのになーって位上手な人ばかりでした!
さくら展、セーラームーン展ほどでは無かったですがお客さんも熱気があって
私より一回り下世代のお嬢さんが多いかなと思ってたけど意外と同世代位の方も多かった。
あと彼氏連れさんも多かったです~小さな子は意外とあまりいなかったな。
大人になってからハマった新参者ですが展示楽しめて可愛いグッズも買えて満足です^^
伯妖日記最終回+少女漫画話
- 2018/10/25 (Thu) |
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という事で、伯爵と妖精32巻目「白い丘に赤い月満ちて」
33巻目「新たなるシルヴァンフォードにて」をもってシリーズ読了しましたー
長かった…;;ファンタジー展開が楽しい巻と退屈な巻とでふり幅大きかったり、
楽しみにしてた後日談が薄かったりで残念な部分もありましたが、
何だかんだでエドガーとリディアの愛に胸が熱くなる素敵なお話で、
年内に読めて良かったです。
その前に飛ばして読んでた30巻目「祝福の子か夜の使者か」読みましたー
だよねーエドガー記憶戻ってない間色々あるよねー(棒)
ケルピーとアーミンのあれこれが好きです。
レイヴンの
「ケリーさんはわたしの膝で寝たいのですか?別にかまいませんが、体重は何ポンドですか?
あまり重いと長時間は難しいです」
という天然発言も可愛い(笑)
白い丘に赤い月満ちては本編最終巻という事で前巻から考えて尺大丈夫か?と思ってたけど
特に急ぎ足と感じる事も無くまとまってて良かったです。
エドガーの最終的な敵が息子のアルヴィン!?と思わせてからのあれやこれやは
ちょっとご都合主義だなーと思う所はあった物の、
青騎士伯爵として朱いムーンストーンの弓を使って妖精国への魔法線を繋ぐため
満月に向かって矢を射るエドガーのシーンはかっこよかったです。
ロンドン塔の白い礼拝堂の秘密とかブラッドストーンに込められた物の答えとかは
明かされた時なかなか爽快感ありました。
アーミンの決意を受け止めるケルピーも良かった!
「ったく、どいつもこいつも2番目かよ」って台詞好きー
ニコと黒白の子猫も泣けた;;
ラストは短編集残してるからとはいえもう少しキャラ達のその後を書いて欲しかったですが、
アシェンバートの姓を名乗りつつシルヴァンフォード伯爵の爵位を継ぐ
エドガーの策士っぷりがさすがでした。
そして正真正銘最終巻の短編集「新たなるシルヴァンフォードにて」
本編の後日談はもうちょっとポールとロタを掘り下げて欲しかったなーと思いつつ、
リディアの子供時代の話とか新婚の時の話とかバラエティに富んでて楽しかったですー
「ウサギ帽子の内緒の話」はリディアの子供時代には興味ないとか思いつつも
あとがきで谷さんも書かれてる通り童話みたいな可愛い雰囲気のお話でほんわかしましたvv
「極上のパウンドケーキはいかが?」は
新婚時代のエドガーとリディアのいちゃらぶ+振り回される家人達の話。
トムキンスの「引きますな」笑った(笑)タイトル通り甘い終わり方で良かったですー
「春を待ちわびて」はリディアとエドガーに関係ない妖精達の痴話喧嘩の話でいまいち…
「旅立ちは青い空の下」はシルヴァンフォード公爵家に帰ったエドガーとリディア達の話。
前述のようにロタとポールの話が消化不良なのが残念…
ポールのプロポーズがロタの伝聞だけっていうのはなあ…
でも何だかんだ本当の家であるシルヴァンフォードに帰れてエドガー良かったねという感じ。
「小さな伯爵のぼうけん」はアルヴィンとケルピーのツーショット挿絵が可愛すぎる!!vv
エドガーの望遠鏡を壊してしまったから双子の兄妹ばかりが可愛がられるかもしれない、という
アルヴィンの想いが健気で可愛かったですー
からのーエドガーとリディア、アルヴィンの3人での添い寝再び!!
ユリシスの姿のアルヴィンと寝た時の事を「あの時は最悪だった」というエドガーに笑った。
早くアルヴィンがあの時の様なませガキながらも素直で利発な少年に育つ所が見たいです!
伯妖、人気の割りに思ってたほど強烈なキャラ立ちとかギャグとかは無くて、
ファンタジー展開も理論がよく分からなかったりで期待してたほどでは無かったですが、
それでもプリンスとの内なる戦いを続けるエドガーの行方だけで続きを読ませる感じでした。
各話の〆方とかもふわっとしててあまり印象に残らないけど、まあそれも個性かな。
悪婿にハマった時程ではないけど、読了して心地いい余韻が続いてましたー
ひっさびさに少女漫画を読みましたー
ずっと安くなるの待ってた持田あきさんの「おもいで金平糖」第4巻。
持田あきさんの本はこのシリーズしか買ってませんが、凄く好きですー
何よりいつも緻密なアナログ表紙がめちゃくちゃ綺麗!
内容も2巻が一番好きだったのですが、それを超える秀作揃いだったかも。
「いちごシロップ」は私の大好きなくるみ割り人形モチーフで嬉しい!
アカシ達と栞帆の関係は、子供時代誰でも持っている空想のお友達をなぞらえて
不思議な話なのに誰にでも起こりうる話にも取れるのが素敵だなあと。
「銀河鉄道の恋人」はふうかちゃんの広島弁がほんわかして
お話全体を心地良い雰囲気にしていて和みました~vv
奈良井君の告白とクリスマス列車でのキスシーン泣けた!収録作で一番好きですー
「永遠のエリカ」は桐谷君の冷静な顔で殺し文句を連発する所が可愛くて好きです。
ちょっと世にも奇妙な物語系の感動的なお話で良かったです~
全体的に絵柄も凄く可愛いし、ここぞという時のキャラの表情とか仕草やポーズ、
モブの使い方とかを凄く効果的に描いてる感じでとっても良質な短編集でした!
持田さん1巻からどんどんお話の説得力や実力をつけてる感じで頼もしいなあ。
ドジっ子にも程がある
- 2018/10/21 (Sun) |
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相変わらず伯爵と妖精日記です。
今読んでるのが30巻目ですが、次の予約で来る分の32巻と33巻で完結なので、
伯妖日記は多分後1回で終わると思います~最後までお付き合いお願いしますm(_ _)m
まあその後も読書記録中心になるのは変わらないと思いますがね!
ハロウィン絵も描きたいなあ…
伯妖、28巻目「恋よりもおだやかに見つめて」29巻目「オーロラの護りを胸に」
31巻目「祈りよアルビオンの高みに届け」読みましたー
何故30巻目「祝福の子か夜の使者か」を飛ばしてるかと言えば、
間違って順番をよく確認せずに祈りよ~を先に読んでしまったからですorz
エドガーとリディアの将来の子供が現れるのは
ネタバレ知ってたのでそこまでダメージでも無かったですが、
それまでが結構シリアス展開続いてたので、ちゃんとそれを乗り越えて
この微笑ましい展開を順番に読めてたらどんなに良かったか…;;
まあ最終巻と番外編短編集を残してるのでまだマシか…
恋よりも~は前巻で妖精国のドラゴンを縛るのと引き替えに記憶を失ったエドガーが
どんな風にリディアと接していくのか気になってましたが、
あらすじで短編集と書いてなかったのでちょっと面食らいました。
でも一応前巻からの続きの中編「恋よりもおだやかに見つめて」があったので良かったです~
同時収録のまだ妖精国に行く前のリディアとエドガーの結婚生活を書いた
「ラストダンスをあなたと」と
リディアの子供時代の母親アウローラとの話を書いた「しあわせのしるし」も
久々に穏やかでほのぼのした伯妖が読めてほっとしましたー
恋よりも~はエドガーが
シルヴァンフォード公爵家で育った13歳以降の記憶を失ってしまったのに
大して気にして無くて相変わらずたらしなのが良くも悪くもさすがだなと(笑)
リディアに妖精の島から抜け出すために夜明けまで一緒にいて欲しいと言われて
夜明けまで何もせずに一緒にいろだって?と怒る所もさすがでした。
ハートの石を心臓の部分にはめる事で何千年かぶりに妖精に戻れた石とか
初期のわくわくする妖精物語だった頃の展開に戻ったようで、
展開に悲壮感が思ったより無くて良かったです~
ラストダンスを~はタイトルからしてツボドストイライクです。
舞踏会でリディアに言い寄る男を嫌味で追い払うエドガー、
リディアのことになると余裕を無くす所が相変わらず可愛い。
今は朽ちた温室で開かれる花々達の舞踏会、というのも詩的で素敵でしたー
ヒヤシンス嬢の描写とかも華やかでどれほどの美女なのかイメージ膨らんで良かったです。
プラチナブロンドの仮面の主の正体が月下美人というのも素敵。
しあわせのしるしはリディアの母アウローラの暖かい愛情が感じられるお話で良かったです~
ヘスターを袖にした男達が後悔するだろうかわいらしい笑顔、の箇所が凄く可愛くて好きです。
オーロラの護りを胸に~は友人として接するリディアに惹かれてるのに
条件反射的にローレンにも迫るエドガーにちょっといらっとしたけど、
ローレン嬢がキャスリーン嬢みたいな性悪じゃなくて
純粋に優しい良い子なお嬢さんで良かった。
自分のフォックスグローブのブローチとリディアのカーネーションのブローチを
取り替えてくれる所良かったです~
ケルピーの自分は人間の心が分からないアンシーリーコートだから
人間から妖精になったアーミンが羨ましいと言う言葉もいじらしくて泣ける!
で、祈りよアルビオンの~は1巻飛ばしてるのに全く気付かず
エドガーがいつの間にか記憶取り戻してるけど疑問にも思わず読み進めてしまいましたorz
リディアのお腹の子を産むのと引き替えに自分が命を落とす事を悩んでるのも
いつの間にそんな展開になってたっけ?と思いつつスルーorz
でもユリシスの姿を借りて現れたエドガーとリディアの将来の子供アルヴィンが
予想の斜め上を行く可愛さでとってもほのぼのできましたーvv
エドガーに似てませてて大人達に恋バナばっかり振る所とか
リディアとベッドで抱き合ってる所をエドガーに乱入されても気にせず
3人で寝ましょう!と真ん中に寝ちゃうところとか
親子3人で観劇に行って姿はもう10代後半の少年なのに
両親としっかり手を繋いでる所を奇異に見られちゃう所とか、
親子3人でお揃いの革のブレスレットを買ってもらって喜ぶところとか…
可愛くて純真なアルヴィンにきゅんきゅんさせられましたvv
ロタとポールの接近も美味しかったです~
レイヴンとケリーとかケルピーとアーミンとか、最初はちょっと強引じゃない?という感じでも段々関係に説得力を持たせてくるのが谷さん上手いなあと。
自分からポールにもっと腕回して、とか言っておいて密かにどきどきしちゃう
普段は豪快なのにポールのことになると乙女になるロタが可愛いvv
ポールもロタとフラグ立ってから挿絵イケメン度が増してる気がします(笑)
本当に辛い展開が続いてたから今回読んだ3冊は全部久々に和めて良かったですー!!
やっぱり妖精国とか完全異世界ファンタジー展開よりは
ロンドンとか他の街で事件に行き合う展開の方が楽しくて好きだなー
本当に順番通りに読んでれば…orzともかく最終巻と番外編短編集楽しみですー!
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小雨
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職業:
大学生
趣味:
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自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
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