雨の通り道
5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。
カテゴリー「日記というか雑記」の記事一覧
- 2025.04.22 [PR]
- 2016.05.16 6周年みたいです
- 2016.05.07 物思うローザンヌ(+α)
- 2016.04.26 ごちゃごちゃと色々感想
- 2016.04.24 天空のミラクル・ロマンス
- 2016.04.10 まちだ全国バレエコンクール2016
6周年みたいです
- 2016/05/16 (Mon) |
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と言うわけで自キャラ6人+薔薇6本。
薔薇の季節だからとか意味がある訳じゃなくて
何となくお祝いっぽいじゃろ?と思って持たせただけだったのですが、
他のキャラはともかく
「僕が花嫁に迎えたいのは薔薇ではなく~」
発言のあるユーディとラズルに持たせたのは失敗だったかも…
6周年らしく各キャラについて長文だったり短文だったりするコメントでも~
ラズル
読み返せば読み返すほど性格悪いなこいつと思います…
謝罪がタメ語とか命の恩人に対して「見かけによらず料理上手」発言とかドン引きだし
二言目には勉強勉強って自分から勉強してますアピウザいし性格あざといし
ユーディに別れを告げられても自分の気持ちを伝えて引き留めることもしない
(漫画でははしょっただけでちょっとはしたと思いますが)
自分からは何一つ動かないへたれだし。
…でもそれでも俺ラズル好きなんだ…
キャラデザと喋り方(対ユーディ)が凄く気に入ってます。
何か自分ではこのキャラデザでこの喋り方と言うだけで萌えなんだけど
そうでない第3者の方にも納得できるような魅力を描かなきゃいけないというのが
創作の難しさだなあと思います…(もちろん描けてるとは言ってない)
ユーディ
正直自分がラズルに萌えるためのアバターとして描いたキャラなので
前にも言ったように最初はあまり思い入れがなかったのですが、
ユーディの恋にもその他にも直情型な所は結構気に入っております。
ちなみにこんな所で言うのも何ですがユーディには
自分が移してしまった流行病で両親を失ったという設定があります。
流行病が流行ってるから隣の村に行っちゃいけないと言われてたのに
興行師の出し物見たさに内緒で出かけていって罹患、みたいな感じかな?
リリー・ヘザー王妃の若い頃の話とか考えてないで
ユーディのその辺のエピとかをもっと掘り下げてあげないとな~と思っております^^;;
粉雪
ずばり最愛キャラ。私の理想の少女の一つの完成形です。
私はロリはロリでも天然系とかより頭の回転の早いちゃきちゃきした女の子がタイプです。
粉雪は馬鹿だけど頭悪くはない…と思う。
キャラデザも凄く気に入ってます。ツインテはそんなに好きじゃないんですが。
結った髪にリボンとか少女性の極みですよねぇ。
でも前みたいに圧倒的な愛情じゃなくなったかなあ…ノートに描く回数も着実に減ってるし。
粉雪を描く原動力だった少女への愛が年々薄まってるからなあ…
でもこの先もずっと最愛キャラであり続けると思います。
粉雪の喋り方も凄くお気に入り。表情豊かな設定なので百面相とか描くのも楽しいです。
聖夜
この絵の聖夜の適当感酷いな…これでも一回描き直したんですけどね…
聖夜は私の思い描くTHE・少女漫画のヒーローかな。
ツンツンしてるけど実は優しいところもあって…みたいなベタな感じ。
聖夜も名前含め凄く気に入ってるキャラです。
普段は粉雪に憎まれ口ばっかりだけど
粉雪が落ち込んでる時にはちゃんと優しい言葉をかけてあげられる大人な所が気に入ってます~
貴史
いまや一年に一度しか描かなくなってしまったキャラですが、
私の描く男性キャラの中では一番バランスの取れたキャラかも。性格的に。
口調はぶっきらぼうだけど闊達で明るい所とか。
10年前ヴァイオリン弾ける男子萌え~で突発的に作ったキャラで、
病弱設定もあったのですがそれは無かったことになりました(笑)
貴史の学校の制服も気に入ってます。
透子
自分で描いてていまだに性格がつかめないキャラです…照れ屋だけど明るいとか描きにくい…
透子はセーラー服萌え+楽器出来る少年少女萌えで出来たキャラ。
粉雪とは違った少女の美しさを表現したくて描いてた様な。
セーラー服に黒髪ポニテは正義ですよね!!
最後になりましたが、私が6年も飽きずにブログをやって来られたのは
いつも見に来てくださったりコメントを下さる皆様のおかげです~
自己満で好き勝手やってるブログですが、
そうして反応を頂けることがどれだけ励みになるか…!
最近はほぼ少女小説読書日記になっててすみません…orz
もっと色々な事を書いていきたいのですがorz
毎年恒例ですが、これからも皆様の心を一瞬通り過ぎていく通り雨のように
皆様の中に一瞬でも何か心にとめて頂ける絵や文章が書けたら良いなと思っております。
これからも雨の通り道をどうぞよろしくお願いいたします。
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物思うローザンヌ(+α)
- 2016/05/07 (Sat) |
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毎年恒例ローザンヌ国際バレエコンクールの放送観てました。
何だか昔に比べて感じ取れる事が少なくなってきたなーと思います。
過去のローザンヌの放送観たよーって記事では
「同じ振り付けで踊ってもある人は野性的である人は官能的で…」
とか
「同じダンサーでもクラシックとコンテンポラリーで全く雰囲気が違って…」
とか一人一人の踊りに対してももっと深い感想を抱いてて
そしてそういう事の一つ一つを心から楽しんで観られてたのに。
年を取るにつれて感受性が弱まってくるのはしょうがないなーと思うのですがやっぱり寂しい。
私の唯一にして最大の長所は
美しい物を感じ取ってそれを自分の中でいっぱいに膨らませられる所だと思ってるので、
年々感動することが少なくなってくるのが悲しいです。
まあそういう感傷は置いておいてローザンヌ2016ですが、
今年は女性出場者ではこれと言って気に入った子はいなかったかなー
日本の木村楓音ちゃんとか
クラシックは15歳の少女らしい華奢で可憐な雰囲気がとても可愛くて、
コンテは初々しい魅力があって良かったけど、
今年はラ・バヤのソリストとかパキータのヴァリとかが多くて
ジゼルとかガムザッティとかの
キャラクター性のあるヴァリがあまりいなかったのが残念でした。
男性では南アフリカの男の子が何と言っても印象的でしたー
ラ・フィーユ・マル・ガルデのヴァリとってもチャーミングで
身体能力も抜群で高いジャンプが素晴らしい!
コンテのディアゴのためのソロも踊る喜びに溢れていて
人を惹きつける魅力が備わっているなあと思いましたー
1位の中国の女の子はそんなに良いと思わなかったけどなー
何か筋張ってて女性的な柔らかさがあんまり無かったような。
男性は王子さま系のヴァリが一人しかいなかったのも残念。
前はローザンヌの放送観てると
ダンサー達のフレッシュな息吹を感じ取れて自分自身も若返るような心地になれたのに
今年は特にコンテはほとんど流し見してしまって残念でした。
こうして感想書くのすら筆が進まない…いや書いてるのPCだけど。
GW中のブックオフのセールでまた馬鹿みたいにコバルト文庫を買い漁ってしまいました。
GWより前に買ってて読んだのは山本瑤さんの「蝶よ毒よ 邪悪な獣の正しい飼い方」。
あらすじ読んだ限りでは頭空っぽにして読める軽いラブコメだと思ったのですが、
ヒロインのエミリエンヌがしょっぱなから鬱屈を抱えてて、
エミリエンヌが誰かに好かれたりする度に
「嫌ってくれた方が楽なのに」とかぐじぐじ考えてるのが読んでて凄く辛気くさかったです。
この方の書くヒロインはみんな陰気な因縁を抱えてるのが本当苦手…
コバルトはもっと気楽に読みたいんだよ…
ラブコメ風を謳ってる割にそういう感じなので
エミリが自分を卑下して強がる度にうんざりしてました。
因縁を抱えたヒロイン自体が嫌なんじゃなくて
それを話のそこかしこに持ってきて読んでて気が散る感じが嫌なんだなと。
例えば因縁を抱えててもそれが一回のエピソードで明かされて
ヒーローと距離を縮めるきっかけになる、位ならスパイスとして全然アリだと思うんですが。
こうも小出しにされるとなあ…
ヒーローの氷狼公と呼ばれるラファエルも帯には極悪公爵と書かれてますが
最初から言うほど極悪でもないし。ていうか普通にかっこいい良い人だし。
まあその辺は様式美ですが。
後半は「え、え、こんな最終盤でそんな重要な設定や人物が出てきて良いの?」って感じでしたが
最終章で綺麗に収束して良かったです。
エリザベスちゃんの正体がクララ女王だったのは予想出来たような出来なかったような…
って感じでしたが、クララ女王の度量の大きいくえないキャラは良かったです。
ラスト、女王の
「あなたを見つめる人の瞳の中に映っているあなたを見てご覧なさい。
そこには美しくて優しいあなたの姿が映っているから」
という台詞は良かったですーラストのラファエルの求婚も。
山本さんが後書きではっきり続きを出したいと言ってるのが
コバルトでは珍しいなと思いました。
発売から1年経っても出てない所を見ると大人の事情で駄目だったのでしょうが。
それにしても山本さん11歳になる娘さんがいたとは!お母様が少女小説家って楽しそうだなー。
GW中に買って読んだのは小湊悠貴さんの「スカーレット・バード 天空に咲く薔薇」と
一原みうさんの「大帝の恋文 ロマノフ大公女物語」。
他に3冊買ったのですがそれはまた読んでから感想書きます。
スカーレット・バードも大帝の恋文もどちらも2013年度ロマン大賞の受賞作との事ですが、
これだけ個性も完成度も違うのは面白いなと。
スカーレット・バードは最初は薄味のキャラクター描写が物足りなかったですが、
最後まで読むと少女小説と言うより
上質な児童文学のような雰囲気でまとまってるのが良いなあと思いました。
表紙のエヴァンスかっこいい。
何でも器用に出来て謎めいているエヴァンスのキャラもよかったですー
アンジェリカも途中まではあまり見せ場がなかったけど、
馬に乗ってエヴァンスを助けるところとか段々行動力が発揮されてきて良かった。
昔飛行機にのせてもらった時に
アンジェリカが自ら操縦桿を握っていたという事実には良い意味でやられましたー
エピローグでアンジェリカが皇帝ヴィクトールと皇妃イザベラの前に
女性飛行士アンジェリカ・ラングハイムとして現れる所小気味よくて良かったです。
作者コメントの通り、読み終わった後に空を見上げたくなるような作品でしたー
大帝の恋文は一原さん前々からロシアに詳しくて
ロシア物のコバルト文庫ばかり出してると聞いて気になってたので
一度読んでみたかったのですが、
表紙が好みじゃなくてスルーしてたり何だりで
なかなか作品に出会っても買う機会がなかったのですよねー
今回その好みじゃない表紙のデビュー作をお試しのつもりで買ってみましたが良かったですー
しかし頭が悪いせいで所々伏線を理解しないまま読み進めてしまうと言う
いつも通りの残念な読み方をしてしまいました…
正直読み終わっても意味が分かってない所がいっぱいあります…
序章でマリア・カンテミールから手紙を託されたのは誰だったのかとか
終章のマリア・カンテミールの息子は大帝の子だったのか?とか…
ちょうど中野京子さんの「名画で読み解くロマノフ家12の物語」を読み返してる所だったので
ピョートル大帝の人柄についてはいくらか知識はありましたが、
彼の娘達の事はほとんど知らなかったので
どこまでが史実でどこからが創作なのかは分かりませんでしたが。
それにしてもいくら当時のロシアが辺境の未開の国だからといって
大公女が父親母親を父ちゃん母ちゃん呼びは無いだろ…とか
重厚な歴史物と思いきや地の文がコミカルタッチな所もあったりして
最初はちょっと入り込めませんでした…
読んでいくうちにミステリー仕立ての筋立てに引き込まれて気にならなくなりましたが。
本当にロシアの歴史や風俗に精通してるんだなーというのが伝わってきて、
その情熱だけでも読む価値があると思いましたー
マリア・カンテミールのキャラが本当にたおやかで凛として魅力的で。
結婚するまではアンナが大公女としての権利を剥奪されるという
婚姻書の条項は不問、の所はこれまたやられたという感じでした。
陰謀簒奪うごめく宮廷劇でしたが、
最後のアンナとカール・フリードリヒの一世一代の大博打も心地よかったです。
大帝の遺志を継いで広い世界を見ようと旅立つ2人がとても感動的。
終章も綺麗にまとまってて良かったですー
主役はアンナとカール・フリードリヒだけど、
ピョートル大帝やマリア・カンテミールの崇高な精神も深く心に残りました。
所々でミステリー風味の仕掛けも利いててこれでデビュー作とは完成度高いなーと。
もっとロシアの歴史を知りたいと思うのと同時に、
一原さんの他の作品も断然読んでみたくなりましたー
そういえば天命の王妃のドラマも入ったコバルトの全サドラマCD、
無憂役は櫻井孝宏さんだそうで、櫻井さんのやったキャラクラウドくらいしか知らないけど
想像したらなかなか似合ってそうなのでめちゃくちゃ欲しいです。
好きなキャラの声優さんが変な声だったりするとショックなので
サウンド化には慎重なのですが(大分前に書いた浪漫倶楽部のドラマCDのショックもあって)
櫻井さんなら心配なさそう。
天命の王妃の他にも悪婿やはるおかりのさんの三千寵愛在一身も収録されてるとのことで…
ああーコバルトや天命の王妃の存在をもっと早くに知ってれば全サ絶対応募したのに…!orz
とりあえずヤフオクでアラート設定して気長に待ってます…
ごちゃごちゃと色々感想
- 2016/04/26 (Tue) |
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久々に少女小説じゃない小説の感想。
第20回日本ホラー小説大賞の佳作に選ばれた倉狩聡さんの「かにみそ」
図書館で借りて読みましたー
泣けるホラーとの事でしたが、淡々としてどこか寂し気な雰囲気の文章で
主人公とかにの交流が綴られていく所とか、
かにがどんどん人間世界のことを学習していく所とか
かにのキャラクター性が意外性あって面白かったです。
それにしても何でかに?って思いましたが、テーマは「生きることは食べること」なのかな?
選評でホラーにするには無理があると言われているように怖さは無かったですが。
どちらかといえば併録の「百合の火葬」の方が印象に残ったかな。
独特の平易で読みやすいけど少し寂しげな文章で
主人公の大学生忍と少し浮世離れした清野との奇妙な同居生活の様子が綴られていく中で、
母親とは何か、親子とは何かという事を問いかけるような感じが印象的でした。
忍の友達のキャラもさっぱりしてて明るい感じが良い味出してて良かったなあ。
どんどん庭を浸食していく百合の花の描写に、
いつ清野が豹変して襲いかかってくるのかと思いながら読んでましたが、
全然そんな展開にはならなくてもあくまでも儚く切ない感じの幕引きが良かったです。
最後清野と百合達は最終電車でどこへ行くんだろうという
夢を見ているような余韻が残る独特の読後感が印象的でした。
英国ロイヤル・バレエのアンソニー・ダウエル版「眠れる森の美女」のDVD買って観ましたー
ロイヤルの眠りのDVDはアリーナ・コジョカル主演の
モニカ・メイスン振り付けのを持ってるので
ブックオフの店頭で見かけた時も同じ版だろうと思ってスルーしてたのですが、
念のため確認してみたら振り付けが違ったので買いました!
1750円とかなりお安く眠りの観た事無い演出のDVDが買えて幸せ。
主演は既に持ってるKバレエの眠りでも主演だったヴィヴィアナ・デュランテ。
Kの方はお歳が…とかアップがきついとか散々書きましたが、
彼女の若い頃のロイヤル時代の映像が観られて良かったですー
テクニックは円熟したKバレエの方が良いのは当然ですが、
何と言っても若々しい姫君の魅力が鍵のバレエなのでその点ではやはり今回のが良かったなー
振り付けのダウエルや美術のスタッフの
新しいことに挑戦したいという意欲が伝わってくる映像で、ちょっとクセはあったけど
無難な感じのメイスン版より好きですー
プロローグの装置、映像で王宮の室内が球状になって映ってる所とか独特で面白かったです。
王妃や貴婦人達の衣装は布地がたっぷり使われてるのは良いんだけど、
ちょっと変わっててスカートの前面が少し持ち上がってて足が見える所が
ドレスはやはり足まですっぽり覆い隠して
トレーンを引く形が好きな私にはちょっと残念だったけど、
衣装デザイナーの個性が感じられて嫌いじゃなかったです。
それにしても王妃役のエリザベス・マクゴリアン2003年のロイヤルの白鳥でも王妃役だったけど
若い頃から全く変わって無くてびっくり。
フロレスタン王役のダンサーは美形でした。
妖精達のチュチュと背中に付いた透き通った蝶の羽は可愛い♪
振り付けもかなり独特で通常とは大分違いましたー
リラの精は佇まいはとっても役にあった大らかさと威厳があって良かったんだけど、
ヴァリエーションは振り付けのせいだと思いたいのですが凄くバタバタしてて…
これ以外にも通常のバレエではあまり使われないような
様式美から外れた仕草が観られて、最初はちょっとバタバタしてるなーと慣れませんでした。
でも何と言っても通常ではただの場つなぎでしかないコールドが凄く統制が取れてて綺麗で、
こんなにコールドが美しい映像を観たのは初めてでした!
ダウエル自身が演じるカラボスはもう少し威厳みたいな物があると良いかな。
第一幕、ガーランド・ワルツは衣装の色遣いがあんまり好みじゃなくて残念。
オーロラ姫登場のシーンで出てきた若き日のデュランテは
想像してたよりファニーフェイスだったけど、さすがに初々しくて可愛かったですー
ローズ・アダージオもKバレエの時の超絶技巧はなかったけど、
姫君らしく可愛らしい中にも仕草とかは気品があって、
ラストのアチチュード・アン・プロムナードの所では
姫の威厳をも感じさせる躍りで素敵でした!
第二幕のデジレ王子の演技も良かったですー
何不自由ない暮らしをしながらも
どこか心に空虚さを抱えた王子のメランコリーを良く表しているソロも良かったです。
オーロラ姫の幻影と踊る場面もデュランテが幻らしいつかみ所のない雰囲気を良く出してて。
コールドも美しい…
デジレ王子がお城に向かってカラボスに打たれそうになる所をリラの精に助けられる所は
もう少し王子に見せ場があっても良かったんじゃ…と思いましたが。
第3幕、王妃と貴婦人の衣装は相変わらず何としても足が出るスタイルなのね…
童話のキャラクター達がいっぱい出てきて、
カエルの被り物をした男性と姫とか観てて楽しかったですー
長靴を履いた猫と白猫は通常とあまり変わらない感じで無難に良かったです。
青い鳥はジャンプ力は良いんだけどもう少し踊りに勢いがあるともっと良かったかな。
フロリナ王女役のリャーン・ベンジャミンは音にぴったり合った踊りで凄く可愛かったーvv
赤ずきんちゃんと狼もまあセオリー通りな感じでした。
もう少し振り付けに動きがあると良かったんですが。
オーロラ姫と王子のグラン・パはあまり良く観てなかったです…
王子のソロはもっと風の様なテクニックで魅了して欲しかった…
オーロラ姫の有名なヴァリは前半部分はちゃんと観てたのですが
後半雑念が浮かんで流してみてしまいましたが、
まあ無難に新妻らしい初々しさが出てて良かったと思います。
コーダも良く観てなかった…けどラストのポーズは2人ともびしっと決まって素敵でした。
ラスト、アポテオーズでリラの精ではなく
オーロラ姫と王子をフューチャーするのは新しいなと。
全体的に新しい解釈で眠りを作りたいというダウエル達の意気込みが伝わってくる演出で、
ちょっとニッチなきらいもあって無難な新演出に変わったのも頷けるけど、
何度も言うように私は色々こだわりが感じられるこの版の方が好きですー。
昨日の夜中BSプレミアムでやっていた
パリ・オペラ座バレエのエトワール、オーレリ・デュポンの引退公演のマノン観てました。
最初は古典と違って踊り的な見せ場もあまり無いし
デュポンが奔放な美少女と言うより椿姫みたいに見えてつまんない…と思ってましたが、
美しい髪をざん切りにされてルイジアナに流されたマノンが看守に弄ばれるシーンは
多くの男性に良い様にされていた少女の疲れを感じさせて胸に迫りました。
看守役のカール・パケットもマノンの脚をなでさする所とか変態っぽさが出てて良かった(笑)
デ・グリュー役のロベルト・ボッレは10年前の白鳥の映像とかと比べると
あんなに美形だったのにオーラが無くなっちゃったなーと思いましたが。
沼地のパ・ド・ドゥは悲惨な状況なのに
音楽は甘美でロミジュリのバルコニーのシーンみたいなのが印象的で、
踊りとのギャップがとても良かったです。
デ・グリューが動かなくなったマノンを背中で抱き起こそうとする所は涙を誘いました。
幕間に流れたデュポンのインタビューもダンサーの素顔とか観るの好きなので良かったです。
「バレエを始めた頃の自分に何か言うとしたら?」という質問に、
「お行きなさい。それは正しい道だから」と答えたデュポンの顔がとても美しかったです。
天空のミラクル・ロマンス
- 2016/04/24 (Sun) |
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今日は六本木ヒルズに美少女戦士セーラームーン展行ってきました!
開催を知ったのが昨日だったのですが早速行けて良かった…
お天気悪そうで心配でしたが、見終わる頃には雨も止んでて
ショップで買ったポスカ等が濡れなくて良かったです~。
BSプレミアムで放送してたセーラームーン無印を初めて観てハマった新参者としては
ちょっと入り込めない空気も感じないでは無かったですが^^;;
武内直子先生の美しい原画の数々も堪能したし良かったです~
以下簡単なレポ。
日曜だし混むかなーと思って開場時間の10時前に六本木について、
チケット売り場で15分ほど?並びましたが思ったほど待たずに入場できました。
上はエントランスに飾ってあった本展示会のために武内先生が描き下ろしたイラストの垂幕(?)
エントランスには10戦士達のイラストが180度ぐるっとステンドグラスみたいに飾ってあって、
真ん中に当時のセーラームーンが表紙のなかよし本誌やゲーム、
おもちゃなどの関連グッズがいっぱい展示してありました。
客層はほとんど私と同じくらいの20代後半~30代前半位の女性ばかり。
お洒落な綺麗な方ばかりで
そりゃセーラームーンにリアルタイムで憧れて育った可愛い女の子達は
大人になったらこういう素敵なお姉さんになるよね…うん…という感じでした。
私みたいなオタ丸出しな女性はほぼ皆無。
大きなお友達も予想に反してほとんどいなくて、
たまーに男性がいても女性の彼氏やご主人ばかりな感じでしたー
52階からの東京タワー周辺その他が見渡せる眺めも開放感いっぱいで素敵でした。
エントランスから会場内に入る際にまた少しだけ並びましたが、すぐに入れて
まずは原作セーラームーンの歴史を年表にした物を観ながら入場。
原作はほとんど読んだこと無いので良いお勉強になりました(?)
中に入ると原作セーラームーンの魅力を2分に詰め込んだミニムービーがお出迎え。
その次に武内直子先生のセーラームーンの記念すべき第一話を
全ページカラー化した物が展示されてました。
その次のコーナーではアニメセーラームーンの名場面を集めたパネルや
各キャラクターの設定画、絵コンテなどがずらり。
設定画どれも作画整ってて綺麗だし絵コンテは貴重な物が見られて良かったです!
絵コンテになってもうさぎ可愛いなぁ~
むしろ単純化された線だからこその可愛さがありましたー
絵コンテの下に当時の台本まで貼ってあるのも嬉しい!
無印最終回のうさぎが銀水晶の力を解放する所で
セーラー戦士達がうさぎに手を貸してるシーンを見て、
「みんな死んでるから髪とかリボンが風に揺れてないんだよ、と解釈してた」
と言ってた女性達の意見にはなるほどと思わされました!
当時発売されてたムーンスティックや人形なんかの玩具類もいっぱい展示してあって、
そういうおもちゃの類を一切買ってもらえなかった私は
おもちゃ売り場で羨ましく眺めてた子供時代を思い出して若干切ない気持ちになりました…
他の女性客達はみんな「これ持ってたー!!」ってきゃっきゃしてましたけどね!
写真撮影OKだった、
本展のために制作されたネオクイーン・セレニティとキングエンディミオンの衣装。
どうせならプリンセス・セレニティのドレスが良かったとか
ついったでRTされてきたレイヤーさんのドレスの方が完成度高かったとか
色々言いましたが、それでもネオクイーン・セレニティのドレスの
シフォン地の柔らかい質感とか360度広がるトレーンとかドレス好きにはよだれ物でした。
そしていよいよ一番楽しみだった武内直子先生の描かれた原画の展示室へ。
原画、想像以上に繊細で美しくてうっとりでしたー
ホワイトのでこぼこが分かるくらい近づいて観てましたが、
カラーインク特有の滲みや淡い色彩がとっても綺麗で、
この時期の少女漫画のカラーインクで塗られた独特の質感の
乙女チックなイラストが大好きな私としてはうはうはでしたー
特にコミックス5巻カバーのプリンセス・セレニティのイラストがお気に入りで
何度も観に帰ってしまいました。
写真では青っぽく見えるけど実際は紫っぽい色合いで、
背景の滲みやドレスや髪の毛の表現がとっても美しくて…
本展のための描き下ろしイラストも2点有りましたが、
特にアナログ画の10戦士達のイラスト、絵柄も塗りも全く劣化して無くて美麗でしたー!
周りに配された桜の花びらがまた綺麗で印象的。
ああーやっぱりカラーインク憧れるなあ~
でも惜しむらくはせっかくの原画なんだから色だけじゃなくて
線ももっと注意して観ておくんだった…。
真ん中のスペースには当時の付録とかも展示してあって、
りぼんっ子だったので知らない物ばかりでしたがシールとかノートとかレターセットとか
当時の付録の感じ大好きなので時代を感じて懐かしい気持ちになりましたー
最後に時を超えるセーラームーンと題して、
ミュージカルのセーラームーンの衣装や小道具、プログラム、
武内先生と清川あさみさんとのコラボ作品などが展示してありました。
展示の後のグッズショップは入場券の提示が必要で会計は一人1回20品まで、とあって、
その盛況ぶりが窺えましたー
ショップに入れるまでまた少しだけ並びましたが、
中は歴代のED、OPがプロジェクターに映し出され可愛らしい雰囲気でいっぱい。
もっとゆっくり色んなグッズを眺めたかったけど混んでたので、
ささっと目当てのクリアファイルとポスカ3枚買って出てきました…
クリアファイルは3種類あって、
メインビジュアルの一番上の写真のポスターの絵柄も欲しかったのですが
アニメ版のプリンセス・セレニティの絵柄にしましたー
さすが購買者のニーズを良く分かってる!!
裏面の手を合わせてるセレニティのバストアップが可愛くて好きですvv
しかし本当ついったでRTされてきたクリアファイル用ファイル欲しいなあ…
ポスカはついプリンセス・セレニティの絵柄ばかり探してしまいましたが、
エンセレ、10戦士達、うさぎちゃん一人のものを一枚ずつ。
他にも手鏡とかアクセサリーとかポーチとかパズルとかみんな可愛かったー
一番上は会場を出るとき無料で配られてたチョコラBBジョマのセーラームーンパッケージ版。
セーラームーンにちなんだ軽食やデザートなどが楽しめるカフェはちょっと気になってたけど
10時の開場時から列が出来てて、見終わった頃には長蛇の列でした。
展覧会、予想してたより原作推しな感じで、
全体的にはちょっと内容が薄いなーというか、え?これだけ?と思う所も有りましたが、
ハマって早々タイムリーにこういう展示が観られたのは嬉しかったです!
何よりセーラームーンを愛する女性達の気持ちが会場内からひしひしと伝わってきました。
改めてセーラームーンの魅力とその社会的影響力の大きさを知った思いでしたー
可愛いグッズも買えて満足です♪またセラムン絵描きたいなー
まちだ全国バレエコンクール2016
- 2016/04/10 (Sun) |
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今日は町田に毎年恒例まちだ全国バレエコンクール・中学生の部予選観に行ってきました~
サイトには9時半から審査開始と書いてあったので7時半起きで出かけたのに、
いざ行ってみると審査は11時からと言われ途方に暮れてました…
暇つぶし用の新書持ってたしお天気も良く暖かかったので
会場の市民ホールの中にあるレストランのテラス席で時間潰してましたが、
10時15分頃にはロビーに入れて、30分には無事毎年座る右サイドの指定席を確保。
しかし中学生の部予選今年は1日しか無いのね…
去年までは2日あったのに出場者減ってるのかしら。
まあ2日連続朝から晩までの強行軍は体力的にキツいのでちょうど良かったけど、
出場者全部で161人しかいないからどうしてもヴァリエーションに偏りがあって
ボリューム不足の感は否めなかったです。
でも11時から12時20分までの予選第一部が終わった時点で
体力が続く気がしなくて帰ろうかな…と思ってましたが
18時25分の審査終了までいて良かったです!
お昼食べたら体力も回復したし、一部40人ずつ審査して休憩という形でしたが、
審査人数もちょうどよくて
色とりどりのクラシックチュチュや清楚なロマンチックチュチュがたくさん観られて
衣装の参考になりそうでした~
そしてやっぱり中学生くらいの少女は一番美しい時期ですねえ…
初々しい少女達が可憐なチュチュに身を包んで舞う様を観てるだけで
あっという間に時間が経ってしまいました。
全体的にド下手もいたけどレベルは安定してる感じで、
前のように上手いけどポーズが決まってない子とか、
アカデミックな感じが出てない子というのはそんなにいませんでした。
上手い子はそつなくみんな上手い感じ。
お稽古ごとでここまで踊れるようになれば充分だよなぁ~という感じの子ばかりでした。
24番のエスメラルダ踊った子が抜群に上手かったなあ。
自信たっぷりの表情も良かったしテクニックが抜きんでてました。
ちょっと踊りのテンポが一本調子だったので
もう少しメリハリが付けられるともっと良かったかも。
128番のジゼルも視線の先にアルブレヒトがいるのが見えるような情感たっぷりの演技で、
演技過剰な嫌味な感じもなくて好感が持てました~
衣装も裾に向かってグラデーションになってるブルーのロマンチックチュチュ可愛かった。
お姫様系のヴァリの子達のシニヨンにきらきら輝くティアラを付けた姿は
私のお姫様のイメージの原点とも言えるスタイルで萌え萌えでしたー
やっぱりティアラには楚々としたアップが似合う!
全体的にはオーロラとスワニルダ多めだったかな。黒鳥は今年は一人もいませんでした。
男子は今年は3人しかいなくてちょっと物足りなかったな~
159番のバジル踊った男の子が小さいけど回転とかびしっと決まってて上手かったです。
毎年春の訪れを感じる恒例行事を今年も楽しめて良かったです!
お昼の休憩時間にメロンパンを食べるのが至福の時なのですよ…vv
今年も浴びるほどバレエを見られてとっても楽しかったです~
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プロフィール
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小雨
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。
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