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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

カテゴリー「日記というか雑記」の記事一覧

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3連休恐るべし


今日は上野にモネ展とブルガリ展観に行ってきましたー
10時過ぎ頃家を出て田園都市線乗ったのですが、三連休だけあって電車混んでましたー
しかしそれは序奏に過ぎず…3連休の恐ろしさを思い知った1日でした…
まず11時半頃都美館のモネ展に行ったのですが、入場まで40分待ち…
しかし10分くらい並んだ後一緒に行った父が障害者手帳が有ればすぐ入れるんじゃないか?
と係員に聞いたら並んでる人そっちのけでさっさと入場できて拍子抜けでした。
精神障害者ライフ万歳でしたわー(笑)

モネ展混んでて最初の方の展示は人の頭の後ろから観る感じで全然絵に近づけないし
全然キャプション読めませんでしたが、
中盤当たりから少しずつ人も捌けてきて観やすくなって良かったです~
少数派かも知れないけど序盤に展示されてたモネの人物画が好きです。
婚約者カミーユと海辺の街に旅行した時に描かれた絵とか、
彼女への愛情が感じられる所や瀟洒な観光地と言った趣の背景とか、
爽やかな色と柄のドレスの描写とか凄く好きでした。
モネの肖像画も風景画と同じく描かれた人物の印象がパッと見て分かる感じが良いなあと。
モネが少年時代カリカチュア(風刺画)を描いて売っていたというのは初めて知りましたー
何点か展示されてたカリカチュアも現代の漫画にも通じる描写で
モネのユーモアのセンスが感じられて面白かったですー

今回の目玉で印象派という言葉の元となった「印象ー日の出」は、
写真で見たときはもう少し色の濃淡がはっきりしていたイメージだったのですが、
実際に見てみると全体的にけぶる様な淡い色彩で、
でも水平線から朝日が昇ってくるその一瞬をとらえた絵なのに
観ている内にどんどんその太陽が昇っていって
水面が明るい色になっていく所までが目に浮かぶような、じっくり見ていたい絵でしたー
モネと言えば睡蓮という事で、後半は睡蓮を描いた絵もたくさん展示されてましたが、
私は一番最初期の頃の睡蓮が好きでしたー
透き通った水色の池の中に浮かぶ睡蓮に刻々と変わりゆく池の色がとても繊細に描かれていて、
次の瞬間にでも小石を投げ入れたりしたら
たちまちこの一瞬の色彩は移ろってしまうんだろうなという、
本当に刹那的な風景が写し取られていて、とても美しかったです。
その後の睡蓮の絵は段々色調が暗くタッチも荒くなっていって、
それはそれで素敵だったけど私はやっぱり繊細優美な初期の睡蓮が好きだったなあ。

そして晩年の視力を失いかけていた頃のモネの絵は
誰にも見せずに取っておいた物だったそうですが、
白内障が進み以前のような一刻一刻を克明に写し取る絵は描けなくなったモネの
荒々しく怒りすらも感じさせるような激しい色彩の殴り書きのような作品群に
モネのそれでも描くことをやめられないその心情に思いをはせると、
それすらも、いやそれだからこそ惹きつける力を感じさせて、
今まで見たこともないようなモネを発見できて良かったです。


モネ展を観た後は上野公園内にあるパークサイドカフェというお店で
パウンドケーキと季節のタルト&アイスティーのケーキセットを頂きました~
深まる秋の中テラス席だったので天候も悪く少し肌寒かったですが、
ケーキもアイスティーも凄く美味しかったですー!
パウンドケーキは色んなフルーツの織りなす甘みのハーモニーと
生地のずっしりつまった感じがとても上質な味で美味しかった~vv
季節のタルトには葡萄やオレンジなどが乗ってましたが、
こちらもタルト生地のさくさく感がちょうど私好みの堅さで満足♪
よくあるべちゃっとしたタルト生地とか許せないのですよ…
素晴らしい芸術に触れた後のティータイムは何て贅沢な一時だったことか…!

そして12日で終了の魔法少女まどか☆まぎかのキャラ原案などで知られる
蒼樹うめ展もカフェの待ち時間の間に上野の森美術館に様子を見に行ったのですが、
すんなり入れるとばかり思ってたのに
入場待ちの列が蛇行しながらも2.300メートル位並んでるんとちゃうか?という状態で、
必殺の精神障害者手帳も入場はタダだけど列には並ばなければならないと言うことで
泣く泣く見るの諦めました…orz
もっと早く開催されてるの知ってればいくらでも暇な時あったのに…!!
設定資料とか未公開のデザイン画とか見たかったよー!;;
まさかここまで人気の絵師さんだとは…私もオタですがオタクのバイタリティに脱帽しました…
帰ってきてから公式サイト見たら私が見に行った時間帯の時点で入場90分待ちだったとか…


でケーキ食べて腹ごなしした後はトーハクの表慶館でブルガリ展観てきました。
ブルガリって全然知らなかったけどジュエリーのブランドなのかな?
アクセサリーとか宝石とか全然興味なかったけど実際間近で見ると凄く綺麗で感動しました~
ダイヤモンドで縁取られてる中にサファイアやらエメラルドやらがどーんなネックレスとか、
ジャポニズム風のお花が描かれたブレスレットとか…
ガーベラだかマーガレットだかの花びらを象った中心に
真珠が飾られてるネックレスとか凄く可憐なデザインで可愛かったです~
リンダ・クリスチャンという多分ブルガリのデザイナー?が
実際に着たウェディングドレスが展示されてたのにも萌え萌えvv
ながーーーいトレーンとドレスの前身頃とスカートの前面に施された刺繍がとっても精緻で
ヘッドドレスとヴェールが合わさるととってもエレガントで素敵でした~
デザイナーが描いたジュエリーのデザイン画とかもあって参考になって面白かったです。
私装飾品が全く描けないのでいつもドレスの首元とかが寂しい絵になるので
こういうの観て少しでもデザイン出来るようになりたいなあ。


深まる芸術の秋、美しい物をたくさん観て美味しいケーキ食べられて本当に良かったです!
…しかし昨日もドイツ学園で3つもケーキ食べたのにまたケーキとかさすがに節制しなきゃなあ…
ご飯のおかずもミートボールとかコロッケとかシュウマイとか肉類ばっかりだし
そろそろ糖尿が本気で心配…orz
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雪辱戦ドイツ学園オクトーバーフェスト


ケータイをガラホにしてから初めて写メ撮ってPCに送ったのですが、
今までのケータイは原寸大でブログに載せるのにちょうど良いサイズだったのに
今日送った上のケーキ画像はPCで開いたらめちゃくちゃ大きくて変な声でしました…
いちいちフォトショでサイズ小さくして載せるのめんどいな~…

と言うわけで去年は絶好の秋晴れ行楽日和だったにも関わらず
自己管理の甘さのせいで行けなくて死ぬほど歯がみしたドイツ学園オクトーバーフェスト、
今年は無事行けましたー!!
途中天気予報が不穏な感じになって絶望してましたが、
昨日の夜の時点では晴れになってたので神様に感謝!実際の今日は薄曇りでしたが…
オクトーバーフェストの日は毎年秋晴れで夏日な事が多いのですが、
今日はTシャツの上から薄手のユニクロのカーデガン羽織っても肌寒い感じでしたー
ともあれ2年ぶりのオクトーバーフェストだったけど
今年も例年通り和やかで和気藹々とした雰囲気で、久々という感覚が全然ありませんでした。
やっぱりドイツ学園は良いなあ~
今年は特別目立った美少女はいなかったけど、
例年通り学校の関係者やドイツ人の方々のディアンドル(ドイツの民族衣装)姿がたくさんで、
ゴスロリみたいな凄く可愛い色とデザインの物もいっぱいあって
絵の参考になりそうで大収穫vv

しかし主目的は毎年恒例手作りケーキの並ぶドイツカフェですよ!!
いつもはケーキの前に校庭に並ぶ屋台でドイツ料理を食べるのですが、
今年は体重の関係で泣く泣くケーキのみ。
11時半頃ドイツ学園に着いて、カフェは12時半からだというので12時前から並んでましたが
私の前にもかなり人がいて、開場時間には既に後ろにも長蛇の列でした。
今回はアップルケーキ、チョコレートトルテ、ザーネトルテをチョイス。
アップルケーキは生地の素朴なお味とりんごの甘さと酸味が凄くマッチしてて
優しいお味でとっても美味しかったです~vv
チョコケーキも美味しかった!!
いつもドイツ学園のチョコケーキっていまいちな事多いのですが、
今年のはチョコがぎっしり層になってて上質なチョコレートの甘みがとっても上品で
チョコ好きには大満足でしたvv
最後に食べたザーネトルテは多分チェリーのケーキだと思うけど、すっぱいだけでいまいち…
チョコケーキを最後に食べれば良かった!;;と後悔しましたが
まあ3個中2個が当たりなら良いか…
ドイツ学園のお母様方お手製ケーキはいつも大人気であっという間に長蛇の列になるので、
毎年早めに並ぶのを心がけてます~経験って大事よね。
食べた後は可愛いドイツ人&日本の子供達のライブなどを楽しんで、
2時間ほどで満足して帰ってきました~子供達のカントリー・ロード聞けて良かった!

コバルト文庫とフィギュアジャパンオープン


絵はベルリン国立歌劇場の白鳥の湖のDVDの第一幕で王妃が着ていた
アールヌーヴォー・スタイルのドレスと帽子姿が
とってもエレガントで素敵だったので描いてみました。
全身白いドレスなのに大きなつばの帽子だけが黒と言うところがとってもお洒落。
DVDの王妃様の髪は赤褐色でしたが…この絵は黒髪だからこれもリリー・ヘザー妃?
ハウルに出てきそうなアールヌーヴォー・スタイルの貴婦人も大好きです。
19世紀末とか20世紀初めくらいの王妃らしくないファッションの王妃様というのも凄く好き。


久賀理世さんのコバルト文庫「紺碧のリアーナ」シリーズ 
「恋の仮面舞踏会」「聖なる鐘は運命を告げる」読了しましたー
この前の日記に書いた「フロレンティアの花嫁」の続編。
全体的にはさらりと読める文章ですらすら読めましたが、ちょっと心理描写が多かったのと
私が頭悪いせいなのですがロドリゴの陰謀の部分とか、
推理劇的な部分はあまりついて行けませんでした…
分からなくてもそんなに困らないように書いてあるけど。

でもヒロインのリアーナがメディチ家に仕える組織に与して成長していく過程の一生懸命さが
丁寧に描かれていたので好感度高くて可愛かったです~
怒った時とか照れた時「○○しません!」「○○ですから!」とかいう口調になるのも可愛い(笑)
ヒーローのアウレリオもコバルト文庫のヒーローにしては珍しく
俺様じゃない不器用で初心な性格だったのが良かったです~
リカルドやレオ、ビアンカなどリアーナの仲間達も
特別個性的とか良い意味でアクがあるとかでは無かったけど、
ツボは押さえられていて仲間の絆が感じられる所も良かったです。
恋の仮面舞踏会では組織にとって自分は
アドルファーティの娘であることを必要とされているに過ぎないと考えてしまうリアーナに
アウレリオや仲間達がリアーナ自身を仲間だと信じていると伝える所が感動でした。
「君は迷惑をかけたんじゃない。心配をかけたんだ」というアウレリオの言葉が良いです…!
聖なる鐘は運命を告げるでは
自身の出自とそのために惨劇が起こった事を知って自暴自棄になるアウレリオに
リアーナが口づけする所が素敵でしたー
レオの正体はほとんど気付きませんでした…!
恋愛面はちょっと薄口だったけど、
悪婿とか甘甘なのに慣れきってたせいでかえって爽やかに感じられましたー
花の都フィレンツェが舞台のヒストリカル・ロマン、
すっごく面白かったとは言わないけど優等生な文章で読みやすかったし
ヒロインの成長が魅力的に描かれていたので最後まで読み切れました。
実在の歴史や人物に絡んだ架空歴史物って言うのも面白くて良いですね。


フィギュアスケートジャパンオープン観ましたー
宇野君のトゥーランドットや宮原知子ちゃんのためいきとか観てると、
若いって本当良いなあ~って思います。色んな意味で。
バレエとかでもそうだけど、若いと言うだけで拙さとかも全て初々しさとか魅力になって、
実際の能力以上に美しく見えたり、健気さを感じさせたり、
本人にも思いも及ばない可憐さとか愛らしさみたいな物が出ると思うのです。
それが競技やプログラムや曲と一体になって感動になる…
私がどうしても少女など「若さ」を信奉してしまう理由がそこにはある気がします。
年を重ねたからこそ出せる円熟の深みというのもまた違った感動を呼ぶし、
もちろん素敵だと思うんだけど、
それでも私は本人にも計算出来ない若さ故の感動とか奇跡を愛してしまいます。
知子ちゃんの濃いピンクのフリフリ衣装可愛かったー
投げキッスする振り付けの所の目を見張った表情とか、
初恋の人の姿を追う恋する乙女の顔そのもので本当に可憐でした。
そして真央ちゃん…競技から離れていたことを感じさせない完成度の演技で、
本物の天才なんだなーと改めて思いました。
衣装は淡いライラック色は素敵なんだけど
正直ドンキとかで売ってそうななんちゃって着物みたい…と思わないでもなかったですが、
演技を始める前の唇をかみしめる表情が今まで観たことのない真央ちゃんの顔で、
演技も今まで観た中で一番大人っぽい真央ちゃんでした。
蝶々夫人の夫はもう帰ってこないんじゃないかという気持ちと
信じたい気持ちのせめぎ合いが見事に表現されていて、
蝶々夫人というキャラクターを越えた
一人の生きた女性の姿や葛藤が立ち現れているようでした。
…でもこれからいよいよフィギュアシーズンかー…
また毎週末毎のGPシリーズを消費するのに忙殺される季節かと思うと複雑です…orz

カラオケ楽しい


20歳頃の若き日のリリー・ヘザー妃。
言わずと知れたシシィの有名な肖像画を参考にしました。
漫画にほとんど出してない割に王妃気に入ってます。
頭の中は彼女のビフォアーストーリーとかがもやもやしてるんですが
描けば描くほど3つの王冠の制度とかの設定面が綻んでくるので描けません。
3つの王冠ってそもそも王がいつ渡しても自由なのか?とか
渡された方に拒否権はあるのか?とか、
ラズルが王冠の持ち主を捜すとき
わざわざ自力で旅とかしないでおふれを出せばすむことだったんじゃないか?とか色々…
最初にしっかり設定を決めて描くんだったと後悔しても遅く…
しかし私のリリー・ヘザー王妃は置いておいて、艶やかな黒髪の美女って素敵ですよね。
お姫様の髪の色は今は特別こだわり有りませんが、
どちらかと言えば金髪より褐色や黒髪の方が好みです。濃い色の髪の方が清楚に見えませんか?


今日は20年来の親友、Nちゃんと中学生の時以来くらいにカラオケ行きましたー
そのころって言ったらまだ紙の目録見てコードを入力して曲入れてた時代ですよ…
お互いその後カラオケ行って無くてここ4,5年前位に今の端末使うカラオケを知ったので、
2人で原始人が現代にタイムスリップしたみたいな感じだったよねーと笑い話にしてました。
Nちゃんは一人で歌いたがらなかったので2人で歌える曲歌いつつ
自分も歌いたい曲入れたのでたった1時間半だったけど声凄い枯れました…
会社のお付き合いのカラオケとかだと
選曲とか空気読まないといけないから大変だよねーとか言いながら
セーラームーンのEDテーマだった乙女のポリシーとか歌ってました。
確実に空気読めって言われるよねとか言いながら(笑)
最終的には2人で靴脱いでソファの上に立ちながら歌い踊ってました。
誰かに入ってこられたら何事かと思われるレベル。
私はこの日のために猛練習してたAKBの恋するフォーチュンクッキーが歌えたので満足。
先週入籍したNちゃんに捧げる安室ちゃんのキャンユーセレブレッドでシメでした。
来月はいよいよ結婚式!Nちゃんの花嫁姿楽しみ~

久賀理世さんのコバルト文庫「紺碧のリアーナ フロレンティアの花嫁」読みました。
シリーズ物でまだ2冊続きがあるので何とも言えないけど、
現時点ではそんなに濃くない代わりにさらりと読めるのでまあ様子見かな。
幼い頃のアウレリオとリアーナが会うシーンの挿絵可愛すぎた!!vv




秋だから芸術鑑賞


NHKBSプレミアムでやっていたプッチーニの歌劇「トゥーランドット」観ました~
中国が舞台と言うことで、火のついた椅子をくるくる回す雑伎みたいなのが有ったり、
人民服を着て顔を緑色に塗ったコーラスがいたり、演出が凝ってて面白かったです~
湖上の野外劇場らしく船がすべっていったりするのもロマンチックで素敵。
トゥーランドット観るの初めてでしたが、音楽の使い方が何となく今の映画音楽っぽいなーと。
一つのテーマ曲がクライマックスのシーンの度に使われる所とか。
台本も良くできてて、リューの死を単にカラフとトゥーランドットのための捨て石にしないで
しっかり重く扱っている所とか好感が持てました。
愛するカラフのために自ら死を選ぶリューを演じたユ・ガンクンが涙を誘いました~
トゥーランドットのかける3つの謎も面白かったです。
有名な誰も寝てはならぬのアリアも良かったです~
ラスト結ばれたカラフとトゥーランドットを言祝ぐかのように
誰も寝てはならぬがリプライズ?される所も感動的。
カーテンコールではリュー役のユ・ガンクンが劇中では見せなかった笑顔を見せて、
それがとても可憐だったのが印象的でした。


前回の日記で書いた父に買ってもらったミラノ・スカラ座の
アンジェラ・ゲオルギュー主演の椿姫のBDも観たのですが、
衣装と装置は正統派でとっても綺麗だったのですが…
ゲオルギューって言われてるほど歌上手く無くない…?
そはかの人か~花から花へのラストももっと高く声延ばす人いっぱい知ってるし…
第二幕のヴィオレッタの衣装は可愛くて素敵なのですが、
髪型…艶やかな黒髪をたらして淡いピンクのリボンを結んでるのは
年が年なら凄く可憐なんだけど…ゲオルギューの年だとなんでこの髪型にした?って感じで…
ジェルモンとの二重唱もお互いが完全に一人だけで演技してて、
心が通い合っていく感じが全然出てませんでした。
椿姫の一番の泣き所だと思ってる「愛してね アルフレート」の所も全然泣けず…
その後のアルフレートとジェルモンの「プロヴァンスの海と陸」のシーンは
ジェルモン役の歌手、
この情感を何でヴィオレッタとの二重唱の時に出してくれなかった…って感じでした。
第二幕2場のフローラの家の夜会と第3幕はどの歌手もまあまあ良かったですが。
何度も言うように衣装と装置が正統派で素敵だったので
BSでやる時とかDVDになってる椿姫でもこれ位豪華なのは無いのでその点は良かったです。
第一幕のヴィオレッタの
黒髪を結い上げて真っ白いクリノリン・スタイルの夜会服を着た姿は素敵だった~
いつか描きたい題材です。


葵木あんねさんのルルル文庫「毒蛇姫の宮廷菓子」読みました~
前回書いた「黒椿姫の優美なる謀略」と比べると
正統派のきらきら宮廷物少女小説で、読みやすく面白かったです。
氷の魔女と呼ばれるユリアーニャが
大好きなお菓子を食べると子供のような笑顔になるのが可愛い。
ヒーローのレオナルドも勇猛果敢だけど魔物の類が苦手で恐がりな所が面白かったですー
〈赤い監獄〉の秘密が明かされるシーンも良かったです。叫び役の騎士がいる所とか噴いた(笑)
レオナルドにチョコレートクリームをもらえなくて大粒の涙をこぼすユリアーニャ可愛い♪
2人が結ばれるシーンで講和とか割譲とか戦争に例える所も甘さを増していて好きです。
策謀渦巻く黒椿姫と比べて小難しい計略もない比較的平和な話だったので良かったですー
イザベル王太后とアレクガート王とのすれ違いの関係や
母に愛されないレオナルドの心情も切なくて良かった。

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プロフィール

HN:
小雨
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

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