雨の通り道
5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。
カテゴリー「日記というか雑記」の記事一覧
- 2025.04.22 [PR]
- 2015.06.08 処女性、その神秘なるもの
- 2015.05.28 大英博物館展と白鳥の湖
- 2015.05.16 5周ね~ん
- 2015.05.11 第43回ローザンヌ国際バレエコンクール
- 2015.05.10 ぐだぐだうじうじ
処女性、その神秘なるもの
- 2015/06/08 (Mon) |
- 日記というか雑記 |
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前にも図書館で借りて読んでいたのですが、また読みたくなって
ハンナ・ブランク著「ヴァージン-処女の文化史」借りて一気読みしてしまいました。
処女性という概念がいつ頃から始まったのかといった事や、処女膜の発見など、
処女という物の歴史を医学的な観点と文化的な観点から論じていて、
とっても面白くてエキサイティングでページをめくる手が止まらなかったです。
特に処女を医学的な観点から論じている項では、
処女膜が発見されたのは16世紀になってからだったとか、
医学的に見ても誰かを処女であると断定するのは不可能だとか、
あまりにも有名な聖母マリアに象徴されるように
私達ロリコンもとい少女主義者やクリスチャンが
これほど熱心に処女というものの聖性、純潔性を信奉しているのにもかかわらず、
その実態があまりにもあやふやであるかなきかの物だったなんて、と驚かされました。
処女は紀元前の人類の家父長制社会が始まった頃、
その家の家長である父親の財産の1つとして
より安定した財産を得るために利用されたとか、
中世の修道院の尼僧達の実態なんかの話も興味深かったです。
古代ローマのウェスタの巫女というのも興味をそそられましたー
純潔の誓いを破った巫女は最低限の食料を与えられて
地下にある部屋に入れられて生き埋めにされたとか…怖いですね。
初夜に非処女であることを誤魔化すために様々な細工をして処女を装った女性の話とか、
あるロマの一族に伝わる
処女であることを証明できるとされる独特の儀式とかも面白かったです。
そこでは処女性の証明として我々が今日一番に考える出血は問題にされないとか。
いずれにしても処女性信仰がどれだけ曖昧で
処女と同じく儚い物なのかと言うことが良く分かってとっても面白かったです。
そもそも処女という定義が曖昧だという事にも意外と気付いていないほど、
男女の性交が処女を失わせる唯一の方法だと私達が考えていることが浮き彫りになったり。
でもそれでも私達少女主義者は永遠の処女-少女ーを信奉するのをやめないでしょう。
何かなーキリスト教の処女崇拝は男性視点の理想をいまだに女性に押しつけてるようで
怖いよなーと思ってたけど、自分もそんなに変わらないのかもと思わせられました。
いくらその定義が曖昧で決して外から確認できない物だとしても、
処女という言葉の響きは私達を惹きつけてやまない物があると思います。
処女性は「ある」のではなく「あると信じられている」と言う著者の言葉になるほどと思いました。
的確な比喩、明快な展開、そしてユーモアがちりばめられた文章はとっても読みやすく、
本当に面白かったです~
最近はブックオフで108円でコバルト文庫に代表される少女向け小説を買いあさったり
図書館で借りたりして読んでます~
処女の文化史は久々にラノベじゃない・小説じゃない読書だったなー
108円ならつまらなくても大してダメージにならないし気楽で良いんですよね。
もちろん買う前に図書館で同じ本が無いか確かめる様にしてますが。
最近買った&読んだのは
青木祐子さんの「八番街の探偵貴族」「ベリー・カルテットの事件簿」
湊ようこさんの「氷雪王の求婚」
松田志乃ぶさんの「わたしの嫌いなお兄様」。
あと葵木あんねさんの「首狩り帝の後宮ー寵姫は文を読むー」も買ってあるのですが
まだ読んでないので感想はまた後ほど。
青木さんの八番街の探偵貴族とベリー・カルテットの事件簿は
ミステリーという事でしたがその辺は少女向けと言うことでごくライトでした…
八番街の方は先に挿絵を全て見てしまっていたので犯人が分かってしまって
馬鹿か私はぁあああああ!!;;となっていたのですが、
どちらも犯人が一番最初に分かっているという
古畑任三郎方式(?)だったので事なきを得ました。
青木さんはシリーズ物で人気の
ヴィクトリアン・ローズ・テーラーシリーズの番外編を2冊読んでて、
派手さはないけど堅実な感じの文章を書く方だなーという印象だったのですが、
いくら少女向けとはいえベリーカルテットの方は
メイベルの動機付けもミステリ部分も弱すぎる…;;
シャノンとロイの過去に出会っていたという部分も消化不良で、
ヴィクトリアン物の良さもあまり感じられませんでした…借りて良かったという印象。
八番街の方はレヴィンのキャラクターが結構好みだったのでまだ良かったですが、
こちらもミステリー部分はミステリーとも言えない感じでした。
特別そこ期待してた訳じゃないから良いけど。
どちらも薄味だなーという印象。
でも八番街の方はマイアとレヴィンのこれからが楽しみな感じで、
普段は飄々として人当たりが良いのに寝起きにぶっきらぼうになるレヴィンが萌えだったので
良しとしておきます。やっぱり黒髪男子は良いですねえ。
湊ようこさんの氷雪王の求婚は、
歴史上の人物である主人公アイリス皇后の人生を
現代から残された文献などを交えて追想するという形式になっていて、
ちょくちょくアイリスの女官の回顧録や兄シオン伯の日記などが引用されている、
という形で書かれていくのですが、
この形式よっぽど上手くやらないと寒くなるなー…というのが良く分かりました。
私も自キャラの嘘回顧録とか脳内妄想するの好きなので
そういうのやりたい気持ちは凄く良く分かりましたが。
きっと現実の歴史書とか読むのお好きな方なんだろうなと思いました。
お話自体は最初結婚を拒絶していたアイリスがエドリックと結婚して
次第に2人の距離が近づいていくという定番ですが、
この辺からエドリックがデレてきた、という所やアイリスがエドリックに惹かれていく所が
はっきり示されていなくてお互いいつの間にかほだされていたという感じなのが、
氷雪王と呼ばれる冷酷なエドリックを
アイリスがどう懐柔していくのかという見所を無くしてしまっていて、
2人のキャラや会話は良いだけにもったいないなあという感じでした。
あと私の読解力が無いだけなのですがラストがよく意味が分からなかった…
アイリスはこっそりエドリックの子供を出産してシオンの子供として育てられたという事??
コバルト文庫としては異例のヒーローが異端の烙印を押されて処刑されるという悲恋なので、
そういう意味では印象的ではありましたが。
わたしの嫌いなお兄様は大正浪漫ものと言うことで買ったのですが、
これまで紹介した中では一番面白かったです~表紙のレトロな総柄の着物の有栖も可愛いvv
大正浪漫物のミステリーという事は申し訳程度にしか書いてなかったですが、
中身は結構がっつりミステリーで、しかも結構しっかりしていて
一般文芸として出しても十分いけそうな内容で満足度高かったです。
西洋人形に少女雑誌の連載小説、帝劇での観劇など、
大正浪漫のツボがぎゅっと押さえられててとっても華やかな世界観で読んでて楽しかったです~
「お家に帰るまでが誘拐です」有栖のモダンガール風洋装の挿絵も可愛くて素敵だったーvv
BL臭がそんなにキツくなくて、ラストが爽やかで後味悪くならなかったのも
少女小説の読者への配慮が行き届いてて良かったです~
難を言えば主人公の有栖にあまり魅力が無かったかな。
でも士族の娘らしく大和撫子の気概を見せるところはかっこよかった!
いくつになっても少女小説や少女漫画は楽しくてときめきますねえ。
しかしいい加減乱読しすぎだし置くスペースもとっくに無くなってるので
今後買うのは少し控えようかなと思います…
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大英博物館展と白鳥の湖
- 2015/05/28 (Thu) |
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27日は父と上野の都美館に大英博物館展観に行ってきましたー
絵画じゃない展覧会は去年9月の古代エジプト展以来だったので楽しかったです~
大英博物館展、「100のモノが語る世界の歴史」がテーマになっていて、
石器時代の石から現代のクレジットカードまで
時代別に世界各国の品々が1から100まで通し番号を振って展示されていて、観ていくうちに
世界の歴史と共に文化が芽生えて発展していく感じが良く分かって面白かったです。
閉館2時間前に行ったので最後の方は閉館時間が近づいて駆け足に観なきゃならなかったのと
通し番号順に展示してくれてれば良いのに
展示順がバラバラで混乱したりしたのが残念でしたが。
全ての展示物を観た後は
まさに世界中の人類の歴史を時代を超えて旅した様な感覚になって楽しかったです。
紀元前200ー後100年頃のアメリカ先住民の
猫や齧歯類、鳥、カワウソなどを象ったパイプとか、
ミノス文明の雄牛跳び像とか動物モチーフの道具や像が可愛かったな~
最近磁器とかにも興味があるので中国の青花皿とか日本の絵付け皿とかも綺麗で良かったです~
1800年頃のジャワ島の影絵人形も凄くきらびやかで細緻で見惚れました。
誕生日プレゼントの前借りで
ウィーン国立歌劇場のヌレエフ版白鳥の湖のDVD買ってもらいました。
衣装も装置もどちらかと言えば簡素でしたが、
全体的に調和が取れていて舞台自体もまとまってて良かったです。
ジークフリート王子役のウラジーミル・シショフは
前に書いた同じくウィーン国立歌劇場のくるみでも王子役でしたが、
ジャンプが低くてテクニック的にやや物足りない…
第一幕の初登場シーンで本を読んでるのが珍しい演出で、
これは知的で思索的な王子像を強調する演出かなと思いましたが特にそんな事もなく。
オデット・オディール役のオリガ・エシナは
威厳があって凛とした女王らしいオデットで、お顔もクールビューティーで良かったです~
白鳥のソロも脚高く上がってたし、
黒鳥のヴァリでは1つ1つのポーズがびしっと決まっててかっこよかった!
王妃の衣装はやや簡素ながらも被り物で威厳を出していて良かったです。美貌だったし。
第一幕のパ・ド・カトルの女性ヴァリエーションはどちらも上手で良かったです~
特に第一ヴァリエーションの女性、元気いっぱいな感じが可愛かった。
スカートがターンの度にふわっと広がる様も素敵でうっとりでした。
第3幕のナショナルダンスはやや退屈でしたが、ポーランドの渋い赤の衣装とか綺麗だった。
王子がオディールに愛を誓った時のオディールの哄笑も活き活きしてて良かったです。
ラストは王子が湖に飲まれオデットは白鳥の姿のまま去っていき、
ロットバルトが勝利を謳うように羽ばたいて終わりという悲劇ですが、
ロットバルトの赤と黒の衣装とか存在感と悪魔的な感じが出ていて良かったですー
また1つ新しい白鳥のDVDが買えて幸せvv
観た事の無いDVD初めて観る時は劇場で観るのと同じように
「次はどうなるんだろう」「このキャラはどんな衣装で出てくるんだろう」と
わくわく出来るのが良いですね~
5周ね~ん
- 2015/05/16 (Sat) |
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5周年と全く関係ない絵ですみません。
ユーディの悪趣味なドレスに薔薇が入ってるから結婚前(本編中)。
舞踏会の前とかそんな感じ。一度ロイヤルな背景が描きたかったのです。
描き切れてないけど
そんな訳で今日で本ブログ「雨の通り道」5周年です。
5年ブログを続けてきたんだなーと思うとそれなりに感慨深いですね。
絵が描けない問題があるのでこれから絵の更新が減ったり
描けてもこういうショボい絵ばっかりかもしれませんが、
これからも自分の好きなように好き勝手にやっちゃおうと思います。
サイトという物にも凄く憧れるのですが、
自分にはブログというツールが合ってるのかな~と思います。
絵とか漫画とか本とか映画・舞台の感想とか、
どんな話題でも好きなときに好きに上げられる感じが凄く気軽で、
そのごった煮が許されるところが凄く自由で気に入ってます。
色々雑多なブログですがそれが私の持ち味だとも思うので、
これからも細々と続けていきたいです。
いつもブログを見に来てくださる皆様に心からのお礼を申し上げます。
皆様の心に一瞬降り注いで通り過ぎていく通り雨の様に
ほんの一瞬でも楽しんで頂けるコンテンツがあれば幸いです。
第43回ローザンヌ国際バレエコンクール
- 2015/05/11 (Mon) |
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写真は5月2日が兄の誕生日だったので食べたシャトレーゼのミルクレープとチーズケーキ。
誕生日当日は兄がいなかったので食べたのは4日ですが。
ミルクレープほとんど食べたこと無いから楽しみにしてたけど
何か淡泊であんまり美味しくなかったです。
上に乗ってたカラメルソースの味ばかりが残って。
チーズケーキはレアとベイクドの中間くらいでほのかな甘さが美味しかった~
昨日は暗い日記書いてすみません。いや状況は何ら変わってないんですが、
喪女SNSにも同じ内容の日記上げたらコメント下さった方がいて救われました。
無理に練習しようとしないで、今は絵画や映画や読書なんかの芸術を楽しんで、
絵を描く発想力や気力を充電しようかなと思います。
ただ描かないとデッサン力がますます落ちそうなのが不安なんですけどね…
そんな訳でローザンヌ国際バレエコンクールです。
昔は一目で分かる光る子がいたのにスター不在はどのコンクールでも変わりませんね~
…と失礼ながら思ってしまいました。
女子では金原さんのジゼル、絶賛されてたけど私は演技過剰であんまり好きじゃなかったかな…
コンテンポラリーバリエーションは金原さん凄く女性的で、
女性の持つ内在意識みたいな物を存分に表現してて素晴らしかったですが。
個人的に気に入ったのはスイスのルー・何とかさん(名字覚えられなかった)
オーロラ見飽きてるのにあれだけ飽きさせないのは凄いなーと。
去年のプレシャス・アダムズさんのオーロラも凄く好きだったけど、
ルーさんのオーロラパの1つ1つが凄く丁寧で正確で美しかったです。
どうしても好きなバリエーション踊った人をひいき目に見ちゃうのですが、
韓国のイ・ガヨンさんの森の女王も良かったですー森の女王の音楽と振り付け凄く好き。
音楽のゆったりとした間を取った踊りと女王らしい匂やかさがあって素敵でした。
最後のイタリアン・フェッテはもう少しメリハリがあると良いなーと思いましたが。
あとアメリカのジュリアン・マッケイさんって踊ったのアルブレヒトでしたっけ?
凄い美形だったしアルブレヒトの苦悩や悲しみが踊りから伝わってきて良かったです。
クラシック・バリエーションは言わずもがな楽しいのですが、
コンテンポラリーバリエーションも振付家の世界観が出ていて
それをダンサーが踊ることで何とも言えない清新な雰囲気が出て好きです。
振り付け素人目に見ても良いのばっかりだな~
ただディアゴのためのソロは去年も使われたし
今年も踊るダンサー多かったのでちょっと飽き気味でしたが。
1つの作品に人気が集中しちゃうのはしょうがないのかなー
女性では金原さんが踊った曲でもっと他の人の踊りも見たかったな。
毎年同じ事書いてますが、
ステージの袖から舞台に出ていくダンサー達を捉えるカメラの演出が凄く好き。
昔はみんな緊張感あったけど今年はカメラに向かってピースサインしたり、
余裕な感じのダンサー達もいて肝っ玉大きいなーと思わされました。
プロの舞台とは違うコンクールならではのぴりっとした空気感が良いですね~
若いダンサー達からフレッシュなエネルギーをもらえる気がして
毎年ローザンヌの放送は凄く楽しみに観てます。
ぐだぐだうじうじ
- 2015/05/10 (Sun) |
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この数年間楽描き帳にほとんど絵を描いて無くて、
描いてもバストアップで手も何も描かない手抜き絵ばっかりだったので、
画力が大幅に落ちました。
もともと雀の涙ほどの画力しかないんですが
それでも今まで一枚絵を描く分にはそんなに画力の衰えを感じることも無かったのですが、
数日前から久々に真面目に絵の練習してみっかとシャーペンを手にしてみたら
描けないの何のって…
こういうポーズしたとき手の角度はどうなるんだ?とか もうそんなレベルじゃなくて
指さしとか手を合わせるとか拳を握るとか ごく基本的な手のポーズからして全く描けなくて。
自他共に認める底辺絵描きなので
1からデッサンの勉強をして人体の構造を学ぼうとかそんな気はさらさら無くて、
とりあえずパッと見ておかしくない様に描ければいいやと思ってるのですが、
それが全く出来なくて。
通ってる病院の主治医に
「絵が描けなくて落ち込んでます、でも練習するほど描きたい物も情熱もなくて…」
と言えば 「絵が描けなくなるのが辛いなら情熱があるって事なんじゃないの?」
ととんちんかんな事を言われて。
いやそんなとんちんかんでもないのかも知れないけど、
絵に対する情熱があるのと絵を描く事に情熱があるのは違う事なんだよ…
絵が描けなくなるのは辛い。それは絵という自己表現の手段への情熱。
でも練習するのには絵を描くという事への情熱が必要。 これが今全くない。
練習しようにも描きたい絵がない。
私はひたすらクロッキーとか、
描きたい絵がないのに技術の練習をするのは性格的に絶対無理なのです。
絵ってやっぱり描きたい気持ちがあるからこそ上手くなれる物だと思うのです。
バレエダンサーが踊ることを通して役柄を解釈して自分なりの自己表現をするのと同じように、 私にとっては絵を描くことが役柄を理解することであり、演技をすることなんです。
自己表現の手段としての絵を描くことを失いたくない。 それは私のアイディンティティだから。 でも嫌々絵を練習する日々がとっても辛いです。
今まで練習を怠ってきたツケが回ってきたんだな…
というかやっぱり描きたい絵がないのが一番の問題だと思うんですよね。
自分を表現する手段としての絵が有ることをちょっと前までは誇りに思ってたのに、 今は自信喪失してます。辛い。
描いてもバストアップで手も何も描かない手抜き絵ばっかりだったので、
画力が大幅に落ちました。
もともと雀の涙ほどの画力しかないんですが
それでも今まで一枚絵を描く分にはそんなに画力の衰えを感じることも無かったのですが、
数日前から久々に真面目に絵の練習してみっかとシャーペンを手にしてみたら
描けないの何のって…
こういうポーズしたとき手の角度はどうなるんだ?とか もうそんなレベルじゃなくて
指さしとか手を合わせるとか拳を握るとか ごく基本的な手のポーズからして全く描けなくて。
自他共に認める底辺絵描きなので
1からデッサンの勉強をして人体の構造を学ぼうとかそんな気はさらさら無くて、
とりあえずパッと見ておかしくない様に描ければいいやと思ってるのですが、
それが全く出来なくて。
通ってる病院の主治医に
「絵が描けなくて落ち込んでます、でも練習するほど描きたい物も情熱もなくて…」
と言えば 「絵が描けなくなるのが辛いなら情熱があるって事なんじゃないの?」
ととんちんかんな事を言われて。
いやそんなとんちんかんでもないのかも知れないけど、
絵に対する情熱があるのと絵を描く事に情熱があるのは違う事なんだよ…
絵が描けなくなるのは辛い。それは絵という自己表現の手段への情熱。
でも練習するのには絵を描くという事への情熱が必要。 これが今全くない。
練習しようにも描きたい絵がない。
私はひたすらクロッキーとか、
描きたい絵がないのに技術の練習をするのは性格的に絶対無理なのです。
絵ってやっぱり描きたい気持ちがあるからこそ上手くなれる物だと思うのです。
バレエダンサーが踊ることを通して役柄を解釈して自分なりの自己表現をするのと同じように、 私にとっては絵を描くことが役柄を理解することであり、演技をすることなんです。
自己表現の手段としての絵を描くことを失いたくない。 それは私のアイディンティティだから。 でも嫌々絵を練習する日々がとっても辛いです。
今まで練習を怠ってきたツケが回ってきたんだな…
というかやっぱり描きたい絵がないのが一番の問題だと思うんですよね。
自分を表現する手段としての絵が有ることをちょっと前までは誇りに思ってたのに、 今は自信喪失してます。辛い。
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小雨
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。
めんどくさがりでものぐさ。
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