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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

カテゴリー「日記というか雑記」の記事一覧

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気分は映画スタッフ


絵は少女リリー・ヘザー…のはずだったんですが、服は19世紀後半お嬢さま風。
父が買ってくれたアンジェラ・ゲオルギュー主演のミラノ・スカラ座の椿姫のDVDを観て
黒髪でこういう髪型(ピンクのリボン)してるの良いな~と思ったのですが
こういう髪型に似合うドレスが思いつかなくて、かつ
波津彬子さんの「お嬢様のお気に入り」のキャロラインっぽい女の子も描きたかったので
最終的に誰だかはっきりしない絵になりました…


去る9月21日は親友GAGAちゃんと一緒に作業所のお知り合いの娘さん、Kちゃんの出る劇を観に
Kちゃんの通う自由が丘の高校の文化祭に行ってきました~
高校の文化祭とか懐かしすぎてみんなぴちぴち過ぎて色々眩しかったです…
Kちゃんの出演した演劇部の劇は里見八犬伝の八犬士が揃うまでを描いた物。
ストーリーも台詞も良く分からなかったり聞き取れないところはありましたが、
女子校なので女子が男性役を演じるのにみんな違和感なくて良かったです~
所々に挟まれた小ネタが楽しくてツボでした♪
旦閑野(あさけの)と名乗り女装してる犬坂毛野が
懐から鏡を取り出して「やべ アイプチ取れてる」とか(笑)
「剣の指導をしてやろう」と舞台端に寄った2人が
アイドルみたいな振り付けで踊り始めて「もっと飛んで!!」とか(笑)
個人的には浜路役の女の子が台詞回しとか声とか可憐で可愛くて萌え萌えでしたv
色々拙い所はあってこういうの観るとプロの舞台って凄いなー…と改めて思ったけど、
最後揃った八犬士がそれぞれの字が入った玉を持って舞台に並んで、
玉が光る所は何だかんだ言って良かったです~かっこよかった!

その後美術部や文芸部等文化祭を冷やかしてから電車でセンター南に行き、
1時間カラオケした後サイゼリヤでランチしつつ、
今回の主目的であるGAGAちゃんと葉月ちゃんと私の3人で作る予定の本に載せる
青薔薇姫のリメイク版?の最初の打ち合わせをしました~
葉月ちゃんは残念ならが来られませんでしたが、
3人で本を作る計画をGAGAちゃんから聞いて、面白そうだな~と思って。
私の夢は誰か素敵な絵師さんが挿絵をつけてくれた青薔薇姫の絵本を
自分の娘に読み聞かせてあげる事だったのですが、
GAGAちゃんが絵を描いてくれるというので1も2もなく参加することにしました。
しかしGAGAちゃんが思った以上にガチでやる気満々だったので気圧される場面も…
とりあえず第1回の打ち合わせの今回は青薔薇姫の衣装のリメイク案と、
私が持って行った青薔薇姫の絵本を見ながら
おおざっぱにこのシーンのカメラワークはこう変えようか、とか言ったことを話し合いました。
GAGAちゃんはさすが美大出だけあって構図やカメラワークなどにこだわるので、
いつも真っ正面から見た全身絵しか描かない私には未知の領域で、
なかなかピンと来ないところもありましたが
でもそういう事相談し合うのはまるで映画を作っているスタッフにでもなった気分で
とっても楽しかったです~。
特に青薔薇姫の衣装考える時は
「アップになった時映えるように首周りに装飾を持ってこよう」とか、
本当に映画の衣装デザイナーになった気分で凄く楽しかったです。
途中脱線してオリキャラ談義になったりして、
「人に自分のキャラに萌えてるんだなーとバレてるの凄く恥ずかしいけど、
それでも自キャラ萌えしちゃうよね!!あるある!!」
とお互い確認しあえて良かったです(笑)


映画と言えば、昨日「ボリショイ・バビロン 華麗なるバレエの舞台裏」観てきました。
「エトワール」みたいな普通のドキュメンタリー映画だと思ってたら、
2年前起きたボリショイ・バレエの芸術監督セルゲイ・フィーリンが
何物かに顔に硫酸をかけられた事件を軸に、
ボリショイの内部分裂をあぶり出した映画で、
その事件の事全く知らなかったのもあってやや面食らいましたが、
ボリショイのダンサー達の美しい舞台映像も豊富で飽きずに観られました。
結局真相は闇の中でしたが、あんなに美しくロマンチックな舞台の裏側で
あんなにどろどろした世界が渦巻いていたなんて…と若干ショックを受けてました。
ロシアという国の政情とかも色々複雑に絡み合ってるんだろうなあと。
もうバレエ雑誌のダンサー達のインタビューを純粋な目で読めなくなりそうです…


葵木あんねさんのルルル文庫「黒椿姫の優美なる謀略」読みました。
華やかな宮廷物かと思いきや
神聖ローマ帝国を思わせる西の帝国と東方の異教徒の帝国との闘いを縦糸に
王侯貴族同士の謀略策略奸計の数々を描いたお話で、
戦争や抗争の描写が多くて少しダレる所はありましたが、
ヒロインとヒーローが政敵を陥れてのし上がることを躊躇しない策略家というか、
有り体に言えば悪女悪漢だったのが少女小説の主役として斬新で結構面白かったです(笑)
ヒロインの黒椿姫と謳われる美姫ルシェリーゼが意外と奥手だったり、
敵に掴まり捕虜となった父王を救い出すため
ロディオンを誘惑しようと自らの純潔を捧げる覚悟でストッキングを脱いでいくところとか
悪女なんだけど世慣れしていない感じが可愛かったです。
ロディオンに私を好きだというなら信じて欲しいと宣言し、
思いが通じ合って結ばれるシーンも
翌朝恥じらうルシェリーゼが悪女なのに初々しい感じが良かったです~
結局悪女の顔は表向きだけで根は純情な女の子なのね~って感じで。
最後2人の間に生まれた皇子にロディオンが嫉妬する所も可愛かった。
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どうも、ラノベ日記です


いつまでもシリアス展開&ご都合主義全開の漫画がTopにあるのは恥ずかしいので更新!

国会で安保法案が成立してしまいましたね…
安保のこととか何も勉強して無くて分からない事ばかりなので明後日な事言うかも知れませんが
日本がいつでも戦争できる国になっちゃうのは嫌だなあ…
今後アメリカなどを支援するために軍事行動をした場合、
当然日本本土が攻撃される可能性もあるわけですよね?
自分の国を守るためとか武装することで抑止力を~とか言うけど、
武器を持たないことでこそ周りの国に抑止力を持つことが出来ると思うんだけどなあ。
武装していない戦争をしないと公言している国をいきなり攻撃すれば
国際社会から非難囂々だし、そういう事が抑止力になるんじゃないのかな?
と思うのですが。まあ自衛隊は事実上世界的に見ても有数の規模の軍隊みたいですが。
もっと勉強しなきゃなあと思いつつ、深く知るのが怖いというよく分からない気持ちですが
本当に日本はこの先も平和を維持できるのかなあ…


コバルト文庫熱は大分冷めてきました。というかもう読む物が無くなったというべきか。
最近読んだのは小田菜摘さんの「そして花嫁は恋を知る 紅の砂漠を渡る姫」、
花衣沙久羅さんの「恋人たちのファンタジー・ヒストリカル 愛は英国執事の孤独に導かれて」、
山本瑤さんの「薔薇色プリンセス・レッスン」「プリンセス・レッスンはルビーのお城で」
の4冊。

そして花嫁は恋を知るはシリーズ物の一冊ですが、一巻完結形式なので問題なかったです。
えーと、文章が端正なのは良いんですが、●●がこうしたから□□はこう思うだろう、
××がこうだから△△はこうなるだろう、みたいな因果関係?を書いた文章が
とにかく「え?何でこれがそうだとそういう事になるの?」みたいな感じで
とにかくどれも分かりづらくて、読みにくかったです…
ユスティニアとナティールの恋も薄味だったし
ユスティニアが薬剤師をしていたという過去もあまり活かされなかったし…
リジエラの最後の行動は哀れを誘いましたが、
ストーリーの動きが遅くていまいちノリきれませんでした。

愛は英国執事の孤独に導かれては、
この恋人達のファンタジー・ヒストリカルシリーズ読むの4冊目ですが
今まで読んだ中では一番テンポも密度も良くて完成度高かったかも。
好きなのは愛はロココの薔薇に導かれての方ですが。
レイラが従兄のジョニーの代わりに取材までして新聞記事を書いてたとか、
多少無理有る設定はありましたが、
ニューヨーク社交界の華やかさから始まって
ハートフィールドの豪邸でのレイラと子供達の驚きと喜びなど、楽しく読めました。
ミスター・Eの正体は意外でまんまと騙されました~セオドア卿も良い味出してて好きです。
クールな執事だったミシェルが孤独を乗り越えてレイラと両想いになってからは
「ハニー、マイ・ダーリン」とか「マ・シェリ」とか甘甘な言葉を囁くようになるのは
最初の方とのギャップが凄くて笑っちゃいましたが。
ただレイラにはちゃんとミシェルに愛という言葉を言って欲しかったな。
「家族」という言葉に意味を込めてるのはもちろん分かるんですが。

薔薇色プリンセス・レッスンとプリンセス・レッスンはルビーのお城では
もうタイトルからして読まずにはいられませんでした…!!
挿絵もどちらも凄く綺麗。表紙のアレクのまさにプリンスな感じがたまりません。
今作は今まで読んだコバルト作品と違って珍しく現代舞台ですが、
スイスの寄宿制プリンセス養成学校?の話です。
一巻完結形式だと思って最初ルビーのお城の方は
(薔薇色が面白ければ買おうと思って)買わなかったのですが、
薔薇色とルビーのお城で前後編だったので薔薇色の唐突な終わり方に続きが気になりすぎて
読み終わったその日にその足でルビーのお城も買いに行って読みました(笑)
タイトルから期待していたプリンセス・レッスンの描写は
思ってたよりボリュームが無くてちょっと残念でしたが、
女装男子アレクザンドラと過酷な過去を持ったソランジュのルームメイトとしての生活や
ソランジュと別れた後髪を切って皇太子としてソランジュを迎えに来るアレクシスとの
すれ違いの恋が切なかったです。
ネグリジェを脱ぐソランジュにどぎまぎしちゃうアレクザンドラ可愛い。
ソランジュがラウールを好きだと思ってるアレクシス切なくてもどかしい…!
ソランジュの薔薇姫としての決断はかっこよかったです。
ジョゼフ改めセルジュの正体が明らかになるシーンもやられました。公爵素敵。
ラストシーンはお決まりですが安心のハッピーエンドで良かったです。
やっぱりプロポーズは男子からですよね~…

後前回のラノベ日記の悪婿コミカライズ版4巻の記述に書き忘れましたが
松田さんシナリオ加々美さん絵の悪婿オリジナル漫画が読めるなんて嬉しすぎる…!vv
お人形のような美少女の少年時代ヴィヴィアン可愛すぎ~vv
ラストのツインテウイリアムも可愛かったです♪

秋らしく


芸術の秋と言うことでユーディと秘密の花冠よりラズル。ラズルは
「ダンスのステップはたちどころに覚えてしまうし声楽をさせればテノールの美声で歌い、
ピアノとヴァイオリンとフルートの腕前はセミプロ級」
という盛りに盛った設定があるのですが、それらしい絵を描いてなかったので描いてみました。
男性がピアノとかヴァイオリンとかクラシックをやってる姿ってときめきます。
男性と繊細優美な楽器との取り合わせが萌える。
フルートと男性は描いたこと無かったので…あんまり上手く描けなかったけど
一応ラズルは音楽が得意と言うことになってますが、一番得意なのはダンスです。


BSプレミアムでやっていた宮本亜門演出の魔笛観ました。
モーツァルトが現代にいたらゲームを作っていただろうというコンセプトの元、
プロジェクションマッピングでゲームの世界を表現したり、
ゲームキャラみたいな歌手達の衣装とか色々面白かったですが、
何かあの宮本亜門が演出した!!みたいなウリの割りには
「こんな事してみれば面白いんじゃないか?」という域を出ていないというか、
まあ面白いし楽しいけど、1回観れば良いかなーって感じでした。
魔笛夜の女王のアリア以外そんなに好きじゃないしなー
何より主役のタミーノ役の鈴木准さんが何か二枚目根性が抜けてないというか、
演技に照れみたいなのが抜け切れて無くて観てる方まで恥ずかしくなってしまって…
パパゲーノ役の方はチャップリンみたいなメイクと帽子ではっちゃけてて良かったので
余計ギャップが目立ってしまって。
まあ実際二枚目なんですが、もう少し突き抜けて欲しかったな。
今でもあんなに素敵なんだから若い頃はさぞかし美男子だったんだろうとは思いますが。
パミーナ役の歌手の方はこれまた若い頃はさぞや…という美女だし、
しとやかで控えめだけど激情を秘めたパミーナをしなやかに演じていて良かったです~
髪型も素敵だった~真ん中分けのウェーブヘアで。何となく劇団四季臭がしました。

演出面で好きだったのは第一幕でモノスタトス達に襲われそうになったパパゲーノとパミーナが
魔法の鈴を鳴らすと悪者達が踊り出すところ。
配管工みたいな制服を着たモノスタトスの手下達が鈴の音で友好的になり
パパゲーノとパミーナを囲んで写真撮るところ、パミーナのピースサインに笑った(笑)
ザラストロの脳が考えすぎて肥大してしまっている衣装は
頭でっかちなのを皮肉っているのかなーと思いました。
夜の女王のアリアは素晴らしかったです!
3人の侍女と言い、胸を強調した衣装がSMチックで際どくて面白かった。
沈黙の試練の時にタミーノに話しかけるパパゲーノの「タミちゃん!」も笑いました(笑)
パパゲーノとパパゲーナのパパパの二重唱も大好きなシーンなんですが、
パパゲーナ役の歌手の方可愛かったし歌も良かったですー
台本も書き換えたと言うことで、パパゲーナが僧達に連れ去られるとき
「何が試練よ!命令されるのはもう嫌!」と言ったり、
パパゲーナの意志を明確にしているところとか新しいなーと思いました。
3人の童子役の男の子達も可愛くて歌声凄く綺麗だったーボーイソプラノって素敵ですね!
試練を乗り越えたタミーノとパミーナを讃える合唱を歌ってるのが
普通のドレスやタキシードの人達なのがまた面白かったです~
しかしカーテンコール一部の人に冷たくないか…?
タミーノは仮にも主役なのにブラボー無かったしパパゲーナも…
ああいう所は主要歌手は全員ブラボーもらえる物だと思ってたんですが。


コバルト文庫、最近なかなか起きられないので読む時間もないし
悪婿全巻集めて読んで充足感が得られたので前ほど飢餓感がないのですが、
悪婿と同じ松田志乃ぶさんの
「キスと帝国 漂流王女ヴァージニア・ナイトの結婚」読みました。
うーん…悪婿であれほどの手腕を発揮していた松田さんにしては平凡な出来でした…
ヴァージニアとカルロスが惹かれ合う過程は良いとして、
後半のアレン王子の陰謀がこれなら私でも書けるわーって位雑で。
構成的にもラスト陰謀事件が来るのは分かってたし、意外性が全くありませんでした。
ベッドシーン(朝ちゅん)は悪婿と比べるとマイルドで
ヴァージニアの好奇心旺盛な態度とカルロスの戸惑いがあるおかげで
読んでいて恥ずかしくなることもなくまあ良かったですが。
悪婿の初夜シーンはとっても良いんだけど表現が濃厚で恥ずかしくてもう一度読めない///
とにかく悪婿ほどの快作を書ける方にしては凡庸な出来で、
レディ・スキャンダルの結婚とかたんぽぽと卵とか、
前半コメディタッチ、後半ちょっとほろりとさせる系の話で長編が読みたかった私としては
ちょっと肩すかしでした。
わたしの嫌いなお兄様は凄く良かったのになー松田さん悪婿の後で疲れちゃったかな?
でも表紙と挿絵はとっても素敵!!巻末のキャララフが凄く綺麗で可愛くて眼福でしたvv
とりあえずまだ5冊くらい読んでないコバルトやルルル文庫があるんですが、
何度も言うように悪婿の濃さに完全燃焼したのでそれ以上の作品がそうそうあるわけもなく、
前ほど貪欲に少女小説読みたいという気持ちが無くなってきました…

悪婿のコミカライズ版最終巻の4巻も無事買えましたー
本編もさることながら毎回松田さんの書き下ろしミニ小説が収録されてるのが美味しい!vv
ヴィヴィアンのお相手がまさかのパシャとは…ヴィヴィアンは黒髪好みなのねー
ヴィヴィアンの今後が心配だったので何とか結婚出来そう?でほっとしましたー
加々美さんの学パロ悪婿も楽しいvv
本編も小説の名シーンが漫画で読めるのが嬉しくてvv
本当に加々美さんの描くジュリエットとちびウイリアムは可愛いなーvv
レディ・モードとポーの下りも本当可愛かったです!
その回の後のおまけページの加々美さんのポーへのフォローも…!
後ウイリアムに扮したヴィヴィアンとロビンに扮したちびウイリアムの
端から見るといけないシーン(笑)も何気に色っぽくて好きです。
この兄弟も可愛すぎるんじゃー!!

夏の終わりと白鳥の湖


写真は14日に20年来の親友Nちゃんと行ったエスニックレストランで食べたナシゴレン。
目玉焼きの乗ったピリ辛のチャーハンって感じでした。

この3,4ヶ月位元気だったのですが数日前から久々に鬱期到来で辛いです…
ちょっと前まであんなに気力が充実してたのに今は起きてもなかなか布団から出られない…
せっかくの貴重な時間を全く有効に使えなくて落ち込みます…。
大好きな夏も終わりだというのに連日雨ばかりでちっとも夏らしくないのも悲しい。
今年も寒い冬がやってくるのかと思うと暗澹たる気持ちになります。鬱が悪化する…

東京バレエ団の上野水香さんとジョゼ・マルティネズさんの白鳥の湖のDVD買いました。
amazonでは酷評されてたけど上野さんの白鳥も黒鳥もそんなに悪くないと思うんだけどなー
インタビューでも興味深い役作りをしているのが窺えたし、
白鳥はか弱げで少女っぽい、黒鳥は大胆で魅惑的な誘惑者という感じで素敵でした。
王子役のマルティネズはオペラ座のヌレエフ版のDVDも持ってるけど
既に周囲を従わせる風格を持った王子という感じが出ていて良かったです。
そんな彼が白鳥姫オデットと出会って人間として成長する姿は感動的。
王妃の衣装も第一幕は毛皮をたっぷり使った豪奢なドレスで素敵。
第3幕では緑を基調にしたドレスにレースを使った長いトレーンがこれまた素敵でした。
花嫁候補の姫君達の衣装も被り物とドレスのひらひら感、扇が素敵~vv
このままの格好で踊ってくれたらもっと良かったんだけどな。

パ・ド・トロワは第一バリエーションの小出領子さん?
穏やかな感じで良かったけどもっと音楽にあった溌剌とした感じが欲しかったかな。
振り付けのせいもあるのでしょうが。
男性バリエーションは少しふらついてたのが残念だけど、美形でかっこよかったです。
第3バリエーションの女性は可愛らしい音楽にあった踊りで良かったです。
道化は良くも悪くもなく平均的。高速回転もまあまあかな。
4羽の白鳥は揃ってるんだけど体型が…なせいかあまり綺麗に見えないのが残念。
オデットのソロはもう少し鳥らしさが出ると良いかも。
3幕の民族舞踊はどれも退屈でしたがスペインはきびきびとしてかっこよかった!
黒鳥のグラン・パ・ド・ドゥは
王子のソロ高いジャンプと王子らしい品格が素敵でした。
上野さんはコーダのアラベスクをびしっと決めててこれまたかっこよくて素敵でしたー
王子に愛を誓わせた後ロットバルト共に嘲って去っていく所大好きー。
ラスト呪いが解けて人間の姿に戻る所も上野さんの喜びが伝わってきて感動しました。

主役二人のインタビューも面白かったですー
表現者がどんな事を考えながら役作りするのかとか聞くの凄く好き。
舞台裏の映像とかもあって、
舞台の上の役ではない素顔のダンサーの姿を見られるのもまた良い物だなあと思いました。

フランス万歳


絵は若き日のリリー・ヘザー姫。
白磁のように白くなめらかな肌、艶やかな漆黒の髪、夜の闇色の瞳を持つ
神秘的な美少女リリー・ヘザー姫は
「バーレイ公国の雪白姫」と謳われていたそうな。
彼女とロレンツォとのロマンスとかユーディとの和解エピも描きたいんですがまとまらんなあ…


ベルサイユのばらの40年ぶりに出た続刊、
エピソード編11巻と12巻買いましたー
11巻の方は大分前に手に入れてたのですが感想書きそびれてて。
12巻は9日の京都から新横浜に帰る日に新幹線の中で読むように駅の本屋で買おうか迷って
結局買わなかったら翌日近所のブックオフで売ってて歓喜!
定価で買わなくてほんま良かった…!
11巻も12巻も良かったですー!
作者自らの同人誌と言った雰囲気で、40年経った今だからこそ描ける物語で
キャラのその後や前日譚等が描かれていて、
池田理代子先生のプロの漫画家としての気概が感じられる作品達でした。
カラーページがいっぱい付いてて美麗~vv
素敵なローブ・ア・ラ・フランセーズのカラー絵がいっぱいで眼福でしたvv

アンドレとクリスティーヌ嬢のお話は何が描きたいのかよく分からなかったけど
カラー扉美麗で好きvv
アンドレを密かに想う女性がいたというだけでアンドレ萌えとしては嬉しいですvv
ジェローデルのお話はジェローデルのお母様のドレスのカラー絵が綺麗で素敵♪
ジェローデルも好きなので何と言うこともないお話だったけど良かったです。
アントワネット処刑後のフェルゼンとマリー・テレーズの邂逅の漫画は
切なくて良かったです~
アランの話も良かったけど、ル・ルーは美少女にならない方が良かったな…
ちんくしゃのル・ルーが好きだったのに…

12巻はジェローデルとソフィアの話は限りなく後付っぽかったけど、
IF話として楽しめました~ソフィア本編とかなりキャラ変わってたけど。
若き日のジャルジェ将軍とジョルジェットのお話は
マリア・テレジアとフランツが出てきたり、歴史的に美味しい話でした。
フランツ(フランソワ)がマリア・テレジアと結婚するために
祖国ロレーヌ公国を手放す決意をする所は切なかったです。
しかしジャルジェパパが若い頃あんなに美形だったとは!!
そしていくら両思いだからって森の中で押し倒してそのまま事に及ぶシーンは
若い頃は情熱的だったのね~と思う前にちょっと引きました…
出来ちゃった婚の子供オルタンス可哀想(笑)

全体的に完全IF話としてみれば楽しめる感じでしたー
とにかく池田理代子先生の描くドレスがカラーでいっぱい見られたのが満足度高かった!!vv
続刊に期待したいです~
ゼクシィに載ったオスカルとアンドレの結婚準備話も読んでみたかったなあ…


コバルト文庫は新しく買ってはいませんが、長い間読まずに置いておいた
「西洋人形は夢をみる 瑠璃色の事件手帳」読みました~
うーん、確かに著者もミステリー「風」なのでお気軽にお読み下さい、と書いてたけど
事件の感じが軽すぎて…
千崎のキャラは嫌いじゃないんだけど、撫子とのラブはもう少し丁寧に描いて欲しかったかな。
挿絵はとっても綺麗なんですけどね~。

ルルル文庫の葵木あんねさんの「猛獣姫の不機嫌な花婿」も買って読みましたー
ラティガーのロザレーナへの切ない片思いが良かったけど、
全体的に何をしたいのか良く分からないお話だったような。
松田志乃ぶさんの悪魔のような花婿シリーズのギャグセンスの高さに慣れてたので
キャラクター付けや童て…と繰り返す感じもいまいちノレなくて。
ロザレーナのキャラもどういう子なのかいまいち良く分からなかったしなあ…
でもそれなりには楽しめました~
葵木さんは元々の水準が一定以上あるので
有る程度のレベルは保障されてるからついつい作家買いしちゃいます。
ラストラティガーにむしゃむしゃ食べられちゃうロザレーナ可愛かった(笑)
椎名咲月さんの挿絵も可愛いv

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プロフィール

HN:
小雨
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

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