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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

カテゴリー「日記というか雑記」の記事一覧

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4つの心


FFワンドロで結構好評で嬉しかった絵です。
何日か経ってもお気に入りして頂けたりして嬉しかったなー
世界で一番好きなゲームの一番好きな場面を描いてふぁぼしてもらえるって幸せですね。
一発描きなのですがファリスがかなり紙の幅ぎりぎりになってしまいました…
ちゃんと入って良かった。

今年のお正月にブックオフで買って放置してた
コヴェントガーデンロイヤルオペラの「ばらの騎士」と
この前BSプレミアムでやってたザルツブルク音楽祭2014のばらの騎士観ました。
ロイヤルの方は装置も衣装も歌手も豪華でオーソドックスな決定版な感じで
このオペラ観るの初めてだけど3時間半飽きずに観られました。
ズボン役のオクタヴィアン役の歌手も綺麗で似合ってたし、
オックス男爵は見るからに粗野で下品なオヤジって感じでハマり役でしたー
もちろん歌も素晴らしい!
ゾフィ役の歌手も綺麗な金髪で可愛らしい感じで、
マリア・テレジア時代のドレスもとっても似合ってて素敵でした。
事前知識で時の移ろいを描いたオペラだと言われてたのでそこを観るつもりだったのですが、
元帥夫人の美しさを失いかけた女性の悲哀みたいなのは思ったより伝わってこなかったかなー
いや感情としては分かるんですが、オペラ全体はオックス男爵のどたばた喜劇と
オクタヴィアンとゾフィの初々しい恋に目がいっちゃう感じで。
「夜中に起きて時計を全て止めてしまうこともあるの」という元帥夫人の独白も
もう少し切なく響くはずなんですが…
でもこのオペラで何より気に入ったのは、ゾフィの愛らしさ。
「毎日床の中でオーストリアの名家の家系図を眺めますの」
とオクタヴィアンの洗礼名を暗唱する
結婚に夢を持っている乙女の初々しい可愛らしさがとっても印象的でしたvv
かと思えばただ育ちの良いお嬢さんなだけでなく
オックス男爵の野蛮さに幻滅して「教会へ向かう馬車から身を投げます!」と歌うところは
ステレオタイプのヒロインではない意志の強さを感じさせてとても素敵。
R・シュトラウスのオペラのヒロインは
女性から観ても魅力的なヒロイン像を作り上げていて良いなあと思いました。
ザルツブルク音楽祭2014の方のばらの騎士は装置も衣装もモダンな感じで、
豪華ではないけどこれはこれで綺麗で好きでした。
元帥夫人役の歌手は美魔女系だったけどこちらもゾフィ役が若くて金髪で可愛らしいv
オックス男爵はちょっとナイスミドルすぎないか?といまいちハマれませんでしたが、
旅籠でカツラを取ると結構それらしくなったので良かったです。
旅籠の場面はこっちの方が好きだったなー
男爵を驚かせる怪物役達がハロウィンチックでカラフルで、
「パパーパパー!」と泣きつく孤児達も可愛らしいvv
第3幕での元帥夫人の衣装もアールデコ調で素敵だったし、
マリア・テレジア治世化には無いはずの自動車で去っていく元帥夫人とファーニナルが
新しい時代への移り変わりを象徴的に表しているようで面白い演出でしたー


ずっと観たかった実写版のフランス映画、「美女と野獣」
横浜まで行かないと観られないと思ってましたが近場でやってたので行ってきました。
…が、いまいち…でした。
登場人物が多くてごちゃごちゃしてるしテンポが悪い…
ベルが野獣のどこに惹かれたのかも分からないし野獣=王子の過去は
何でわざわざあんな込み入った話にしたのか…
その部分が好きな人はハマれるのかもしれませんが、私はあんまりでした。
王子がひげ面なのもねー…ひげのダンディなおじさまは嫌いじゃないけれども。
ベル役のレア・セドゥは本当に非の打ち所のない美女なんですが。
ドレスはとっても綺麗で素敵でした。
あとアンヌとクロチルドの2人のベルの姉妹が原作と違って良い人だったのは和みました(笑)
今度は予告編でやってた黒人の子が主人公の「アニー」観に行きたいなあ。
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デート交換日記


サイゼリヤで食べた半熟玉子のミラノ風ドリア。
私は半熟玉子に超弱いです。とろーり黄身が流れ出してくる所がたまらない…
しかし最初に黄身を崩してしまったため後には白身しか残らず、
葉月ちゃんに「黄身を混ぜて食べるんだよ」と教えていただきました。
と言うことで順番は前後しますが9日に葉月ちゃんと久々にデートしてきましたー
けやきがすっかり紅葉してグラデーションが綺麗でしたv
港北東急はすっかりクリスマスモードでツリーも出ていてクリスマス大好きな私はうきうき。
しかしいつの間に撮ってたの!?って写真多いよね葉月ちゃん。
休日の昼なのでサイゼ混んでるだろうなーと思いましたが割合早く入れました。

デザートに食べたマロンとくるみのジェラート。
渋皮栗が美味しいのです~vv
ここで葉月ちゃんに色々愚痴を聞いてもらいました。
最近マローンとネットを行き来する日々で敬語でしか話して無いので、
久々にタメ口で話せる親友と会話できてストレス解消になりました~
オン友さんと話すのは楽しいけどマローンは正直負担もあるのでね…
色々話した末、何か新しい趣味なんかを見つけてみるのが良いんじゃない?
という話しに。そろそろ環境を変えてみるのも良い頃かなあ。

1時間半ほど食事した後、恒例のカラオケへ。
葉月ちゃん苦手なのにいつも付き合わせてごめん!
しかし行きつけのカラオケ店からクロッソが無くなっててショックでした…
アフレコ機能好きだったのに~!!><
最初は2時間も歌えるかなーと思ってましたが、結構初めて歌う曲も歌えてあっという間でした。
葉月ちゃんの歌は津軽海峡・冬景色が一番印象に残ってます。
ブックオフで散々流れてたのでAKBの恋するフォーチュンクッキーも一緒に歌いました。
〆は2人で神田川。ウチ等の親世代が好きな曲だもんね…渋いカラオケ会となりました。

更に葉月ちゃんが最近すっかりお魚ライフを満喫してるので、
新しいベタを買いに一駅歩いてペットショップへ。
ちょっとした水族館みたいで面白かったです~葉月ちゃんが逡巡した後買ったベタ、
その名も朱次郎。青之介、銀之進ときて、何か名前が任侠っぽいんですけど!
葉月ちゃん良いストレス発散になったよ!ありがとうね~!

深まる芸術の秋


絵は思いっきり夏仕様なレナですが、今日もまた芸術のお話。
26日の深夜にやっていたグラインドボーン音楽祭「椿姫」観ましたー
突出したところは無い物のバランスの取れた舞台で良かったです。
ヴィオレッタ役の歌手はヴィオレッタに相応しい美貌と声域の持ち主で良かったー
演出も第1幕でヴィオレッタがドゥフォール男爵に絡まれて嫌そうにしてたり、
第2幕でジェルモンがヴィオレッタに裏切られたと思いこんでいるアルフレードに
必死ですがりよったり、所々工夫されてて面白かったです。
ヴィオレッタのちょっとした細かい仕草とか、ダンスの振り付けを観ているような感じで。
ラスト、普通はアルフレード達に囲まれて息を引き取るシーンでヴィオレッタが
「私また生きられるのね!」と言って倒れるシーンでは
ヴィオレッタが一人で舞台の奥のカーテン?に向かっていって、
「死んでしまった!悲しい!」と歌うアルフレード達の声が無くて、
結局道を見誤った高級娼婦は孤独に死んでいくしかないと言うことか…と
ちょっとシビアだなーと思いましたが、見方を変えると
ヴィオレッタは本当にこの後生まれ変わるのかも知れないと、
再生を感じさせるようなラストが印象的でした。
それにしても衣装がまるでパリコレみたいにお洒落で素敵だったー
第1幕のパーティーのシーンのヴィオレッタのドレスは
茶色っぽい生地にレースで模様が描かれてて、上品で素敵でした。
第2幕の衣装のフリルの付いた白い上着もフェミニンな感じが出てて大人っぽい可愛らしさ。
第2幕2場のフローラの家のパーティーのシーンでは、
フローラの赤に縞模様の入った丈の短いドレスも
ヴィオレッタの目の覚めるような艶やかな赤いコートドレス?も素敵でしたー

草刈民代さんが日本バレエの母と呼ばれるエリアナ・パブロワを訪ねる
ドキュメンタリー番組の再放送も観ましたが面白かったです!
草刈さんの再現したエリアナ・パブロワの瀕死の白鳥、思ってたよりずっと上手かったですー
モノトーンの衣装もスタイリッシュで清新。ただ情感はあんまり無かったかなー
日本で初めて白鳥の湖を公演したのはエリアナだったというのは知らなかったし、
日本初のバレエレッスンの映像とか、エリアナに教わった人たちや
エリアナの踊りを観た人たちの証言なんかも興味深かったです。
映像に残るエリアナ・パブロワはとても楽しそうに活き活きとして、
人間味溢れる人と言った感じがとっても印象的でした。
にしても日本バレエの母とまで呼ばれた人が
正式なバレエ教育を受けていなかったというのは驚きでしたー
最初は社交ダンスを教えていたというのも。

早いですがクリスマスプレゼントにamazonで前々から評判の良かった
ベルリン国立歌劇場バレエの白鳥の湖ポチったの観てましたー
ジークフリート王子役のオリヴァー・マッツ、
同じくパトリス・バール振り付けのくるみのドロッセルマイヤー役で観て以来
大ファンなのですー彼の王子役が観られて幸せ。
お話的には思ったほど大胆な改変はされてなかったですが、
王妃の我が子への強すぎる愛情が印象づけられる演出は面白かったです。
第3幕の舞踏会のシーンの前に王妃が覚悟を決めるように
イヤリング、ブレスレット、ネックレス、ティアラを付けていって正装する場面とか、
王妃の王子が結婚するのを見なければならないという葛藤が感じられて印象的。
序曲の時に小さな王子の手を引く王妃、段々と王子が成長していっても
その手を離せないでむしろより愛情が強くなるところとかも象徴的でした。
オリヴァー・マッツは誕生日に王妃から銃を贈られて喜ぶところとか、
無邪気なあどけない所を残しつつも、母の愛情を窮屈に思っている感じとかを
上手く出していて良かったです。テクニックも申し分なし。
結局この白鳥は母の支配から逃れたい王子が白鳥のオデットに救いを求めるも、
最後には母が勝利するという物語なのかなーと。オデットは脇役な気がしました。
王妃役のダンサーは美貌で雰囲気があって良かった!
ロットバルトのトルステン・ヘントラーも色っぽくて
舞踏会で王妃とルースカヤを踊る所とか存在感抜群で良かったですー
あとこちらも衣装が凄く綺麗だった!!
現代が舞台と書かれてたのでマシュー・ボーンの白鳥位の感じを想像してて、
その点は全然期待してなかったのですが、
観た感じアールヌーヴォースタイルの時代位で十分クラシカルでした。
普通の白鳥とは違う丈の長い上品なドレスで踊られる
第1幕のワルツやパ・ド・トロワにうっとり…
舞踏会のシーンの貴婦人達のドレスも優雅で素敵でしたー

街の灯りがとても綺麗ね


本題と全く関係ないけど鼻筋描いたラズル載せておきますね
私の男に美形感が無いのは鼻筋がないせいかと他の方のイケメン絵を見て思い、
一応下書きして描いてこれですよ…もう描かないよ…
眼鏡は家庭教師の先生の物を拝借。ラズルは裸眼で視力5・0はあると思う。
この後度が強すぎて目眩起こしてぶったおれてユーディに怒られます。
私の描く女の子が好きと言って頂く事はあるのですが
男が好きと言われたことはただの一度も無いです。…つまりそう言うことだよ…

そんな訳でやっと本題です~昨日15日は桜木町のみなとみらいホールに
菅純子さんのソプラノリサイタルに行ってきました!
雨が降ってたけど夜の横浜も風情が有って良いですなあ。
菅純子さん、母の短歌の生徒さんが声楽を習ってらして、
その関係でチケット頂いたのですが
聴いたことのない方だし失礼ながら正直そんなに期待してなかったのですが、
思ってたよりずっと良かったですー!
以下また長くなりそうなのでつづきからレポ?

・・・つづきはこちら

森薫先生作品あれこれ


絵は見えなくてもシャーリーです!!前髪長くなっちゃったけど…
言い訳ですがコピックの黒がまだ新しいのでインクたっぷりで
髪を塗るのが難しいのです…
ブックオフで買ったシャーリー2巻とその前に買ってた森薫拾遺集をやっとこさ読みました。
いやーシャーリーも良かったけど拾遺集凄く面白かったー!!
以下つらつらと感想を。

エマはシビアなところもあるお話で読んでて辛いところもありましたが、
シャーリーは本当に穏やかで心安らぐ感じがして好きです。
シャーリーとベネットの関係がとっても優しくて読んでて心が温かくなりますー
シャーリー健気で頑張りやさんで可愛いようぅうううう
控えめで健気なメイドさんを描かせたら森さんの右に出る者はいないと思ってます。
どのお話も好きだけど特に好きなのは「お給料」と「ハイヒール」かな。「留守番」も好き。
森薫さんのキャラの表情だけで心理描写する手法が大好きです。
留守番の膝をすりむいて涙を流すところとか
その後ベネットにカーテンのお礼を言われて腫れた目で微笑む所とか可愛すぎるぅうう
あとハイヒールの広告を見ながら自分のぺたっとしたワンストラップシューズを見て
いいな…ハイヒールって所の脚の形とか全体的な体型が少女好きにはたまらん萌えー
森さんの少女から熟女まで描き分ける体型のバラエティの豊かさに脱帽です。
ハイヒールを履いた感触を思い出しながらじーんとした表情をして
「もう少し 大人になったら」と憧れを募らせるシャーリーがほんま可愛い…vv
1巻は読んでないので「昔のこと」は背景が分かりませんでしたが、
森さんの描くヒーロー顔?はあんまり好きじゃないんですよね…
「お願い」で出てきたベネットのいとこの子供みたいな男性の方がタイプですわー
髪型・顔共に。って見るところ間違ってますけど。
シャーリーとベネットの絶妙な相性の2人が織りなす物語をもっと見たい!
と思いましたー1巻も早く買おう…また続きも出ると良いなあ。

拾遺集は森さんの漫画エマとシャーリーしか知らないので
森さんってこんなお話も描けるのねーと凄く幅広い作風が描ける方なんだなーと思いました。
本当良い意味でごった煮って感じでメイド以外の森さんの性癖(笑)も分かって
めちゃくちゃ面白かったですー
出オチの「お屋敷へようこそ旦那様!」からしてめちゃくちゃ笑った(笑)
このメイドさんと執事さんのコンビ良いわぁ~
脈絡のない1コマ目から引き込まれました(笑)
「見えるようになったこと」も可愛い。
これは森さん特有の表情での心理描写が生きてました。
「巣穴紳士倶楽部」は全篇モノローグでの語りが
作品全体の雰囲気や謎めいた感じをより引き出してて面白かったです。
ラストの終わり方もちょっと怖いというか不思議にあとをひく感じで。
「クレールさんの日常茶飯事2」も
何だかんだ言いながら旦那様のこと大事にしてるクレールさんが可愛い(笑)
「モードリン・ベイカー」はこの甘酸っぱい感じたまりません!!
森さんの自画像と語りのノリや情熱も大好きなのでコラムその他も楽しめましたー
特にコルセットについてのあれこれは大変勉強になりました!!
ラストの「雛祭り」は和物好きにはこれまたたまらない…!
着物の質感とか小物とか…次は是非森さんに和物描いてもらいたいですー!
シャーリーもそうですが毎回森さんの後書き漫画には共感しきりです。
何度も言いますが本当に好きな物を描いてるんだなーって感じで。
これからもますます萌えに磨きをかけて素敵な漫画を描いて欲しいです!

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小雨
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

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