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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

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はるおかりのさん作品読み読み


絵はFFワンドロテーマ金髪キャラで真っ先に思い浮かんだFF最愛キャラクルル。
クルルの明るくていつも希望を忘れない健気な所が大好きです!!
14歳の少女という年齢設定がまた絶妙!
バッツとコンビでもカップリングでもいけそうな所が妄想が膨らみます。
ロリキャラらしい元気いっぱいな所も可愛いですが、
大人になりかけの少女としての美しさもありそうな所が何ともツボな女の子ですvv
金髪碧眼ポニーテールのお姫様とか最強過ぎる…!!
天野絵の可憐ながらもどこか憂いのある表情のクルルもとっても好きですー


ブックオフに出るまでまとうと思ってたけど待ちきれなくて、
コバルト文庫のはるおかりのさんの禁断の花嫁三部作の最後、
「失恋姫の花嫁計画!!」新品で買っちゃいましたー
前二作と同じ世界のお話ですが、
今回はコメディ路線で肩が凝らないで読める感じで面白かったです。
この作家さんはぐっとくるキャラの過去やエピソード作りが上手いなーと思います。
ディートリヒがベリンダに冷たく捨てられ、養父を助けられなかった過去を話した時の
エルレンシアの「恋にはいい恋しか無いと思うんです」という一連の語りとか、
小説という文量だからこそボリューム出せて効果的な台詞を言わせられるんだなーと
勉強になりました。もちろん台詞自体も良い台詞でしたが!
ディートリヒがベリンダに贈った蝶のペンダントを地面に叩きつけられて、
はめこまれた石が壊れる所とかの描写も切ない…

番外編3編も良かったです!「贖罪の褥」ははるおかさんお馴染みの
本編終了後結ばれた2人のいちゃラブもので、
ワンパタ感はある物のいつもバカップル感が嫌いじゃないです(笑)
「あなたが許されますように」も良かった!
人を切り刻むために医者になったと言って憚らない軽薄な色男アロンソと
美人でナイスバディだけどドライなエルレンシアの侍女ミーネのお話。
普段ふざけてる男性がふと真面目になる瞬間のギャップがたまりません!
この2人のお話ももっとじっくり読みたい!と思わせられました。
そして前作「公爵家の花嫁は禁断の恋歌をうたう」の脇役カップルだった
ヘイネスとローダが主人公の「図書室の求婚者」も良かったですー
お互いに相手が自分と結婚するのを嫌がってるんじゃないかとすれ違っちゃう所が
お約束ですがもどかしくも可愛らしくて一番好きでしたー
自分のことを可愛げが無いと思いこんでいるローダ姫が
髪にお花を挿してみる所とかとっても乙女で可愛いvv
純朴なヘイネスがローダに君は可憐だと言ってあげる所好きですー
こういう可愛いすれ違い具合がまたこの作家さんは上手いなあと思います。

でもこの作家さん、西洋物で知ったけどやっぱり三千寵愛在一身シリーズの
中国の後宮に似た世界観のお話の方が良さが引き立つと思います。
何となく西洋物だとドレスとか宮殿とかの世界観のきらびやかさに
本筋のラブストーリーがかすんじゃうというか、埋もれてしまっている感じがします。
その点三千寵愛~シリーズは中華風の世界観や情景・服装描写に
登場人物の細やかな恋心がぴったりと解け合って、とっても効果的。
前にも読んだ「白銀の花嫁」をまた借りて読み返したのですが、
最初に読んだときは大したエピも無いまま男側がデレて
終盤は他愛ないすれ違いでひっぱって…とこのシリーズの中では評価低めだったのですが、
読み返すとデレが早いのはともかく(笑)
お互いにすれ違いながらも相手のことを想う気持ちを抑えられない感じがきゅんときて、
凄く良かったです。
このシリーズを読むと、人を恋する気持ちって本当に素敵で純粋で
胸がいっぱいになるんだなあ…と思います。
ただはるおかさん作品はは主人公が美少女ばっかりなので
美少女主人公嫌いなひねくれ者の私は
普通の女の子の恋物語も読みたいと思ってしまうのですが。
「天宮の舞姫」と「雨降らす花」は割と普通よりだったけど。
でも麗しき姫君と秀麗な王子や武将の胸が熱くなる恋物語は
やはり小説でないと楽しめないので、良い物ですね。
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オペラ「アラベラ」について


絵は小学生の時文通してて偶然mixiで近況知り合ったお友達への贈り物に描いたエアリス。
エアリスの髪型可愛いけど難しくて苦手ですー;;


BSプレミアムでやってたR・シュトラウス作曲のオペラ「アラベラ」観てましたー
その前にやってた
R・シュトラウスのオペラのヒロイン達を解説したドキュメンタリーも観ましたが
こっちも面白く興味深い内容で良かったですー
R・シュトラウスって19世紀の人だと思ってたけど
第2次大戦後まで生きてた人だったんですねー驚き。ナチス時代に
「私は何か行動するときドイツ人だと思うことはない。
人間は才能のある者と無い者の二種類だけだ。
私は全ての国民を観客だと思っている」
という書簡?を残していたという話に感銘を受けました。
才能のある者と無い者~は凄い台詞ですが、自身が天才だからこそ言えた言葉だなあと。
シュトラウスの描くヒロイン達を歌う時の心情を語る歌手達の思いも
それぞれ興味深かったです~

で、アラベラですが、とっても良かったです!
シュトラウスとコンビを組んでいくつもヒット作を作ったホフマンスタールの台本が
凄く綿密で、喜劇なのに凄く深い。
j・シュトラウスのこうもりなんかはまさにシャンパンが弾けるような
一瞬で消える他愛もない刹那的な喜劇で、それも悪いとは思わないし好きだけど
このアラベラは計算され尽くした台本のせいで
軽妙な喜劇の中にも人生の妙味が織り込まれていて、観た後もじんわりと心に残る感じです。
19世紀と20世紀という台本が書かれた時代の差もあるんだろうなあと。
登場人物達の行動や造形がとても説得力があって、
こういう理由でこういう生い立ちがあるからこういう行動に出るんだ、と
凄く納得できる感じです。
ヒロインのアラベラについて言えば、
伯爵家とは名ばかりの没落貴族の娘ながら際だった美貌に生まれ
求婚者が絶えずいつも男性に囲まれている社交界の花だけれど、
それゆえ本当の恋を知らず、色々な男性の間をふらふらとしている…という役柄ですが
こういう風にいつも男にチヤホヤされてたらそりゃこんな性格になるよなーという感じで。

筋立てだけ聞いただけでも凄く練り込まれてて面白そう!と思わせるストーリーが最高です。
登場人物もそれぞれ味があって面白かったですー
占い師に破産寸前の伯爵家の未来を占わせる
アラベラとズデンカの母であるヴァルトナー伯爵夫人アデライーデ、
お金がないのにギャンブルをやめられないヴァルトナー伯爵、
つれないアラベラに恋い焦がれるあまり自殺まで考える純情すぎる青年士官マッデオ、
ハンガリーの大地主で腕っ節の強い無頼漢マンドリカ…
しかし何と言っても娘二人を着飾らせるお金がないため男として育てられた
アラベラの妹ズデンカの純粋さが異彩を放っています。
姉に相手にされず自殺を考えるほど思い詰めている愛するマッデオのために
姉の身代わりとなって身を任せるズデンカの清らかさに涙が出そうになります。
真実が明るみに出、恥ずかしくて生きていられない、
今すぐドナウ川に身を投げますと歌うズデンカちゃんが天使すぎる…
一途で穢れないズデンカの聖性が周りから浮かび上がるのではなく、
そんな彼女の魂に周囲が感化されていくのが凄く良いなあと思いました。
真実を知ったアラベラが
「あなたは本当に良い子ね。私は本当に教えられたわ。
愛は欲しがったり比べたりする物ではないと…ただ愛するべきだということを」
と歌うシーンはとっても感動的。
ラスト、アラベラの不貞を疑ったマンドリカをアラベラが許すシーンも、
大げさでなくとても人情味があって素敵でした。

歌手については、アラベラ役のルネ・フレミングもさすがベテランといった感じの
円熟の歌と演技でとても良かったですが、
ズデンカ役の歌手もとっても良かったです~
男として育てられたという設定のため男装して歌ういわゆる「ズボン役」なのですが、
細くて顔立ちが上品で、ハマり役でした~まるでモデルみたいな美女!
男装の麗人という言葉がぴったりでした。そこらのヅカスターよりよっぽどかっこよかった。
「フィガロの結婚」のケルビーノにしてもそうですが、
オペラはやはりズボン役が魅力的でないと観る気が起きませんよねー。
衣装や装置もとても品があって素敵でしたー
第1幕のアラベラ達一家が住んでいるホテルの部屋とか、
モスグリーンと白を基調にしたセットが落ち着きがあって。
役ごとにテーマカラーが決まっているのも良いなあと思いましたー
アラベラの第2幕の舞踏会での晴れ渡った空を思わせる目の覚めるようなブルーのドレス、
サテン地の他に袖のフリルだけシフォン地が使われていたり素材感にもこだわりがあって、
とっても素敵!少しトレーンを引いてるのも好きですー
アデライーデ伯爵夫人のテーマカラーの落ち着いたグリーンも好みで、
第1幕のデイドレスも第2幕の舞踏会用のドレスも品が良くて素敵でした。
ただズデンカが最後まで女装が無かったのが残念だったなー
男だと思われていたズデンカが最後に美しい娘姿で現れる、というのが
お約束だけど最高のカタルシスになって良いと思うのになー
演出にもよるのでしょうか。女装するverもあるのかな?
あと舞踏会シーンがあると聞いてめちゃくちゃテンション上がったのに
男性コーラスが女性と踊っているふりをしているだけの演出にはがっかりでした…
予算の関係なのでしょうが、ここはやはり色とりどりの華やかなドレスを着た
美しい社交界の女性達が舞い踊る姿を見たかったな…

最後不満になってしまいましたが、とにかくとっても上手くできたオペラで、
音楽も甘美だし凄く良かったです。
GWにブックオフで同じくR・シュトラウスとホフマンスタールのコンビのオペラ
「ばらの騎士」の解説本付DVD買ってあるので、
こっちも観るのがより一層楽しみになりましたー
軽妙だけどほろりとさせられる、上質なロマンチックコメディの様なアラベラ、良かったです!

恋とはどんなものかしら


絵はFFワンドロテーマ王族で描いたFF5のサリサ姫。
ついぴくから投稿しても表示されなかったのでついったから直接うpしたら
劣化しちゃったのでこちらにもうp。
ドレスが気に入ってます。

見事な顔漫画ですが恋愛物描いてたので最近恋物語に敏感になってます。
二次元でも友達の恋バナでも恋のお話が聞きたくてしょうがない。
好きな人のそばでいつも笑ってる顔を見ていたい、
悲しいときはそばにいて慰めてあげたい、って
素敵な感情ですよねぇほわわ。
私自身は相思相愛の本格的な恋愛した事なんて一度もないので
漫画とかで疑似体験するだけですが、
ラブストーリーにはいくつになってもキュンキュンします。

て訳で昨日はブックオフで韓国映画「8月のクリスマス」のDVDを買ってきて鑑賞してました。
見るの10年ぶり位だったけど結末を知ってるだけに
ハン・ソッキュ演じるジョンウォンとシム・ウナ演じるタリムが
一緒にいるシーンだけでぼろぼろ泣ける…::
本当に優しくて暖かくて初恋のきらめきを思い出させてくれるような素晴らしい映画です。
何気ないシーンを1つ1つ丁寧に積み重ねていく事でこれだけ泣ける映画になるなんて…;;
特にタリムとジョンウォンが相合い傘するシーンが大好きです。
ジョンウォンの方に傘を傾けるタリムに気付いて、彼女の方に傘を差し掛け、
更に彼女を濡れないように引き寄せるジョンウォン…
タリムのどきどきしてる表情が凄く可愛いですよね~;;
恋してる女の子ってこんなに可愛いのか!って映画ながらに思っちゃいます。
全然ハンサムじゃないけど優しいジョンウォンがどんどん素敵に見えて来ちゃう。
恋とは外れるけどジョンウォンの父ちゃんにビデオの見方を教えてあげるシーンも好きですー
父ちゃんの演技がまた上手くて泣かせるんだ…;;
「淡雪のように一瞬舞い降りてかき消えた至上の恋
一生に一度 こんな恋に出会えたら…」
という煽り文句に二度泣きしました。心洗われたい時には是非ともお勧めの映画ですー!
頭が痛くなるほど泣いた…;;

あとは相変わらずコバルト文庫を読んでます。
はるおかりのさんの描く情熱的で激しく心揺さぶられる恋物語が大好きです。
ブックオフで買ったときは最新作だったはずなのにぐずぐず読まないでいるうちに
もう次作品が出てしまいましたが、
「公爵家の花嫁は禁断の恋歌をうたう」まあまあ良かったです。
ユティーリアとフェルジオのカップリングは特別好みではなかったけど、
ロミジュリ的な対立する家同志の禁断の恋とか、
フェルジオが父親とその若く美しい後妻に鬱屈を持っている所とか、
アレクセイの禁じられた愛とか、前作よりも話に広がりがあって。
でも私主人公が美少女な恋物語はあんま好きくないのよね…
あとはるおかりのさんは最初に知ったのは「黒髪のマリアンヌ」でしたが、
中国の後宮風の世界観で描かれた「三千寵愛在一身」シリーズがやっぱり好きかなー
「雨降らす花」と「天宮の舞姫」が特に好きです。
雨降らす花は星流と蓮姫のカップルが可愛くて萌えるvv
星流の優しい所が大好きで、読んでるうちに蓮姫に感情移入して
胸が痛くなるくらい恋しい気持ちになります。
はるおかさんの作品を読んでるとキス1つ取っても表現の仕方がたくさんあるんだなあと
勉強になりますーあとお色気描写にもどきどきします笑

色々描きましたが人を好きになる気持ちって素敵ですよねえ。
私もどんどん恋バナを描きたいし読みたいです。自分のはもういいや…(諦めモード)


バルテュス展&高野でバイキング♪

昨日は母と上野の都美にバルテュス展観に行ってましたー
バルテュス前から興味ある画家だったので
今回作品が一同に集まったのを観られて良かったです!
バルテュスのシックな色遣いと頭の大きいデフォルメされた人物が
お洒落な絵本みたいな雰囲気でとても好きです。
画家とは職人であるべきだ、という
技術がなければ真の画家とは言えないというバルテュスの矜持に感銘を受けました。
展示室には特別にバルテュスのアトリエを再現したコーナーもあり、
そのアトリエの前に立つと自分が舞台劇の俳優になったような感覚になって面白かったです。

好きだったのは「鏡の中のアリス」という絵。
タイトル通りルイス・キャロルの鏡の国のアリスを意識した絵で、
金髪の長い髪で裸体をさらしたモデルが官能的な雰囲気を醸し出しつつも、
バルテュス特有の上品な色遣いのせいで
エロティックさよりも清新な爽やかさを感じさせる絵でとても素敵でした。
それと、友人の「地中海」という名のレストランにかけるために描いた
「地中海の猫」という絵も、虹がだんだん魚に変化していき、
その魚を食べようと待ちかまえている
ナイフとフォークを持った猫が宮沢賢治の童話の登場人物のようで、
地中海の海の鮮やかな色彩もとても綺麗でこれまた絵本の1ページの様な雰囲気で好きでした。

1時半頃バルテュス展を見終わって、
その後新宿に向かいタカノフルーツパーラーで2時半頃からバイキング。

盛りつけ汚くてすみません…この他にボルシチ風スープや各種パンもありました。
さすが高野だけあってフルーツを使ったサンドイッチやケーキが美味しい♪
特に写真隅の方に写ってるプリンモンブランが絶品でしたー
ご飯系もスパイシーな味付けのローストビーフやメキシカンピラフ、
ペスカトーレなど美味しかったですー
でもメロンやパイナップルやスイカなんかの生のフルーツはあんまり…だったなあ何故か。

3時から提供されるさくらんぼのミルフィーユ。
作ってるところを実演で見せてくれるんですが、時間かかる…;;

同じくさくらんぼのミニパフェ。
さくらんぼアイスはあんまり好みの味じゃありませんでしたが::
結構美味しかったですー
この後にもさくらんぼのババロアとかタルトとか、ミニカップケーキやマンゴーサブレなど
色々なスイーツが出てきて楽しかったですーお腹ぱんぱん。
やっぱりバイキングは楽しいですねえ。
あのお料理がずらっと並んでるのを取り分けに行く感じが大好きです。
夏の初めの充実した1日になって良かったです♪

「ユーディと秘密の花冠」ラズルについて割と真面目に語る


絵は5歳当時のショタラズル。今後描くかは分かりませんが、ラズルの台詞で
「初めて一人で馬に乗れた日も初めてテストで満点を取った日も、
褒めてほしい時にいつも父上はいないんだ」
というのを考えてて、そのイメージ絵です。
最終回()描き終わってもユーディの話の熱があんまり冷めないので、
冷却がてらラズルについて結構突っ込んだ所まで語ってみようかと。
単なる覚え書きの様な物ですので某さんコメはお気遣い下さらずとも大丈夫ですよー!
他の方も見て下さるだけで嬉しいですのでー(いるのか謎ですが笑)

結構長くなりそうな気がするしやっぱりしょうもないのでたたみます!笑

・・・つづきはこちら

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小雨
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職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

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