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雨の通り道

5月16日作成 管理人・小雨がオリジナル・版権イラスト、日記などを雑多に書いているブログです。

カテゴリー「日記というか雑記」の記事一覧

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読書の秋、芸術の秋


絵はハロウィンver粉雪。ハロウィンの衣装の引き出し少ないので
出さずに取っておこうかなーと思いましたがまあそんな大したデザインでもないので…

Amazon アリス殺し
大好きな作家の一人、小林泰三の「アリス殺し」読みましたー
図書館で予約して大分経ってから手元に届いたのですが、
読む暇が無くて読まずに返しちゃったんですよね…
でもやっぱり面白そうだし気になるのでブックオフで売ってたのを衝動買いしちゃいました。
ミステリなんて1回読んだら終わりなのに勿体ないかなーと思ったのですが
読んでみたらまた読み返したい感じで、結果的には買って良かったかなと。
表紙がブラックだけどとっても可愛いのです~

物語は大学院生の栗栖川亜里が夢の中で観る不思議の国の住人達が
次々と殺されていき、現実の世界でも亜里の周りの人物が不審死を遂げる…という物。
このあらすじから、
現実の世界での犯罪の真相を明らかにすることがメインなのかなーと思ったら
本当に夢の中の不思議の国の殺人事件の真相の方がメインで、
読んでてちょっと面食らいました。でもその内容がとってもエキサイティングで面白い!
原作アリスのいかれた会話なんかを彷彿とさせるアリスと不思議の国の住人達の会話や、
夢の中の世界と現実の世界がリンクしているのを登場人物がすんなり受け入れちゃう感じとかが
凄くマッドな感じで楽しかったですー
ただメアリー・アンというアリスのお話の中では影の薄い人物を重要人物にしたのは
ちょっと?でしたが…
帯に「どんなに注意深く読んでもこの真相は見抜けない」と書いてありましたが、
そりゃあんな展開だとは思わないわな…というちょっとSFチックな世界観も面白かったです。
夢の世界でアリスが殺される時に眠りネズミを逃がしたのは分かりましたが、
アリスのアーヴァタールが亜里ではなかったのは意表を突かれました。
読む前は馬鹿なのでミステリの複雑なトリックとか読んでも意味が分からないことも多いから
ちゃんと理解できるか心配でしたが、
このお話はミステリ部分が思ってたよりライトな感じで良かったです~
謎解き自体よりもキャラや世界観をメインに楽しませる感じで、
前述のように何度も読み返したいと思いました。
世界の夜明けを感じさせる象徴的なラストは印象的。
ゴスロリ女子に売れているというのも頷けました。


9月にBSプレミアムでやっていたリヨン国立歌劇場の来日公演、
「ホフマン物語」結構面白かったです。
オランピア、アントニア、ジュリエッタ、ステルラを一人の歌手が演じるという物。
この4役のパトリツィア・チョーフィーは若い頃はさぞかし美貌だったのだろうな…
という感じで、今でも十分綺麗なのですが、
歌ってる時はちょっと眉間の皺が気になるかも(^^;)
声はちょっとか細い感じで、オランピアのアリアとか物足りない所もありましたが、
アントニアの時の三つ編みお下げとか演技は可愛かったです。
オランピア役の時自動人形という設定らしくドレスの下に自動で移動する機械を付けてて、
最後の方では演出も思い切って?機械をはっきり見せて
オランピアを宙に浮かせて右へ左へと漂わせたり、演出が凄く魔術的というか、
悪魔的な感じで原作の雰囲気に合ってました。読んだこと無いけど。
ホフマン役のジョン・オズボーンも美男子だし声量もあって上手いし、
ミューズ/ニクラウス役の歌手もズボン役の似合う男装の麗人で素敵でした。
プロローグのミューズの
「私ってばいかれたミューズ」という独白も面白かったですー
ただ最後ホフマンとミューズが一体になる所は全体的なトーンで観ると薄味な感じで、
もっと劇的な演出にしても良いのになーと思いましたが。
にしても色々モダンで斬新な演出を観るのも楽しいので良いのですが、
BSプレミアムで放送するオペラほとんどそっち系の現代的な演出ばかりで残念…
演出家の奇想を観るのも良いのですが
やっぱりオペラはベーシックでオーソドックスな豪華な舞台が観たいなあと思います。
前やったザルツブルク音楽祭のカルメンは割とオーソドックスだったけど。
今度やる椿姫もオーソドックスで衣装とか装置とか豪華だと良いなあ。
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お寝坊けちんぼ意地っ張り~♪


22日に新横浜のブックオフでゲットした
夢のクレヨン王国のドラマCD「シルバー王女おとぎ話の旅」面白かったです~
夢クレキャストでおとぎ話パロとは何という私得…!!
どのお話もシルバー王女のキャラがばっちり活かされたお話になっていて、
笑えるししっかりした作りに感動しました。
シルバー王女の声がアニメより更に可愛くなってた気がするけど…
声だけのドラマCDと言うことでシルバー王女役の徳光さん普段より可愛くを意識したのかな?
キャラソン?「シルバー王女12の悪いクセ」も入ってて嬉しい♪
これカラオケで歌いたいなーでも入ってないんだよね…
嘘つき自慢や欲しがりや~♪すぐすぐ人のせいにする~♪可愛いvv

とにかくシルバー王女の正当派少女アニメの主人公とは180度違った欠点だらけの性格が
逆にとっても親近感が持てて可愛いのです~vv
完全無欠のよい子ちゃん主人公は大嫌いなので
シルバー王女の人間らしいわがままな所がとっても好感が持てます。
桃太郎の旅での
「食べ物をあげるとは言ったけどケーキをあげるとは一言も書いてないわよ」
の所とか、
白雪姫の旅でそっちのりんごの方が美味しそう!って結局全部のりんごもらっちゃう所とか(笑)
脚本上手いなー子供向けだからって手抜きしてないのがこれまた好感持てます。
桃太郎のラスト宝物積み過ぎて船が沈んじゃって
「こうして欲張りな桃太郎は沈んでしまいました。めでたしめでたし」
「めでたいわけ無いでしょー!」
とか何気にブラックだなあ(笑)
個人的にはシンデレラの旅のオチが一番ツボにハマりました。
「人ん家に脱ぎちらかした物位ちゃんと持って帰れよなおたんこなす!!」
笑った(笑)付録の着せ替えもシルバー王女可愛すぎて…
シルバー王女の魅力がたっぷり詰まったドラマCDゲットできて良かったです~♪


数ヶ月前から無印を文庫本で、ヴェネチア国際編を単行本で集めてた
槇村さとるさんの「ドゥ ダ ダンシン!」やっと読破しましたーが…
途中までは面白かったんだけど最終巻の駆け足感半端無くて…
正直読み終わって「集めて損した…」と若干思ってしまいました。
オーレリアの過去も引っ張った割に大したこと無かったし、
鯛子の踊りたい踊りはどんな物なの?っていう問題とか宙ぶらりんのままで…
クライマックスのヴェネチア国際での白鳥もここをメインに描かないでどうするの?
って感じで何だかなあ。槙村さん息切れしちゃった?
でも無印の「男に白タイツなんて!」とかのバレエへの偏見を
現代的な主人公の台詞でそういう見方を認めつつもさらっと払拭しちゃうところとか
「ほらほら白鳥より黒鳥の方がずっと友達になりたい感じ!」とか
バレエを観る立場から見ても思ったことを代弁してくれる感じというか、
気持ちに寄り添って描かれてる所とか好きです。
でもなあー…三上君は好きじゃないねん…;;
いや嫌いじゃないけどさーいまいち魅力が分からない…
ツンデレ龍一王子の方が良かったよ…ヒーローが好きになれないとキツい…
でもバレエ漫画ってパートナーは決まってて
その人とだけ上を目指していくイメージだったのですが、
この漫画では色々なパートナーと組むことでその都度見えてくる物が違ってくるというのが
凄く納得で面白いというか、こういう見せ方もあるのねーという感じでした。
テレプシコーラといいバレエ漫画ってラストは
「俺たちの闘いはこれからだ!」的なのが多い印象で若干消化不良気味でしたが、
この作品は鯛子が出会う様々なダンサー達の生き様を描いた
ヒューマンドラマ的な所もあるのがとても暖かくて良いと思いました。
容子さんとか好きだなあ。アンヌもクールで大人でかっこいい!

古代エジプト展行って来た


昨日は上野の東京都美術館に古代エジプト展観に行ってましたー
その前に武蔵野というトンカツ屋さんでランチ。
ロースカツ定食カツすっごい分厚くて大きくてジューシーでとっても美味しかったです。
それにしても凄いボリューム…ご飯半分にしてもらってちょうど良いくらいでした。

エジプト展面白かったですー絵画じゃない展覧会久しぶりだったので楽しかった!
何だか3500年も前にもうこんな文化や鋳造?技術があったのか…と思うと不思議な感じ。
最初の方にあった古代エジプトの女王ハトシェプストの像とか
仏像みたいで造形がとても美しくて素敵でした。
最後の方にあったミイラの棺とかのいかにもエジプト!な色合いの物より、
シンプルな胸像とかの方が好きです。
他にも頭が牛の形の女神の座ってる像?とか女神の小さな立像とか
すらりとしたフォルムがとても写実的かつ優美で、
本当に3500年も前に作られた物とはとても思えないくらい。
昔の王妃が付けていたコブラが二匹付いた金の冠とかも華麗でうっとり。
これを付けていた王妃様はどんなに気高く美しかったことだろう…と妄想が広がりました。
昔から身分の高い人物は金とか高価な装飾品で身を飾るのは世界共通なんだなーと
変に感動しました。ネックレスとかも素敵だったなあ。
女神の象徴である牛の付いたお盆とか、小物類も可愛かったなあ。
リアルな描写の牛や猫、ライオンとかもみんな素敵。
女性達が使った化粧道具の小皿ももねずみの形だったりカバの形だったり、
現代でも雑貨屋さんで普通に売られてそうな可愛さ!
そしてカエルの形とかお花の形のビーズもすっごい可愛らしかったー!!
古代エジプトの文化も良いなあ…何だか興味がわいてきました!!

エジプト展観終わった頃には5時半近くなっていて、
珍しく父がお茶でも飲もうかと言うので上野公園内にあるカフェに入りました。
3人くらい順番待ちしたけど私達の前の人の名前の欄にファラオとか書いてあって笑った(笑)
私は普段けちな父が1日に2回もご馳走してくれる機会なんてそうそう無い!!と言うことで
最近流行のパンケーキをどんな物か食べてみたい!と思ったのですが
あいにくメニューに無く…結局ドリンク&ケーキ2種類のケーキセットにしました。
でもそれで正解だったな…
さすがに昼あのボリュームのカツ食べた後パンケーキはきっとキツかった。
写真左が私が頼んだダークチェリーのタルト&ベイクドチーズケーキ、
右が父が頼んだ季節のフルーツタルト&パウンドケーキ。
ドリンクは私がアイスコーヒー、父がダージリンティー。
お店の佇まいからあんまり期待してなかったけどケーキもコーヒーも美味しかったです!!
ダークチェリーのタルト深みのある味わいで美味しかったーチーズケーキもなめらかで。
素敵な展覧会を鑑賞して芸術心?を刺激されたし素敵なランチ&ティータイムを過ごせたしで
楽しい1日になって良かったですvv
しかし朝食ほぼ抜きで行ったとは言えカツ定食&ケーキ2個はさすがにお腹パンパンでした。
それでも胃もたれ1つしない私の胃の頑丈さは我ながら自慢。

私のマーガレット展


今日は六本木森アーツセンター美術館に「私のマーガレット展」観に行ってきましたー
ベルばら以外マーガレットの漫画読んだこと無いし
特別マーガレットに思い入れが有るわけでは無いのですが、
絵画だけでなくイラストや漫画の原画展も出来る限り行きたいなーと思ってたので。
可愛いポスカとか買いたかったし♪
6月?だったかにこども展観に行って以来の六本木ヒルズでしたー
写真は展示のコーナーの1つ、「ベルサイユのばら」の章の所に飾られていた
等身大のオスカルとアンドレの立像。
何かお菓子のおまけに着いてくるソフビフィギュアみたいな質感だなーと思いましたが、
他にメインになるような写真撮れる場所もなかったので…
つづきから思ったより長くなったのでたたんだレポと言うほどの物でもないただの感想。

・・・つづきはこちら

書くこと無いけど…


9月になって1回も更新してないのはどうかと思うので。
絵でかすぎてテンプレが被ってるかもしれないけど気にしない!
現パロでJKユーディと家庭教師の大学生ラズル。
何分一発描きなのでソファとかソファとかソファとかは気にしちゃいけない所ですよ…

持田あきさんの「おもいで金平糖」第一巻ブックオフで買って読みました。
第二巻を先に買っていて、そちらも素敵だったのですが
個人的には第一巻の方が完成度高いなーと感じました。
第二巻は時代物が多い感じで、
多少その舞台設定に引きずられている感じがしないでも無いですが
第一巻はほぼ現代の設定ばかりで等身大ののびのびした感じが描きやすそうでした。
食べると過去へ誘われる不思議な力のある「おもいで金平糖」にまつわる人々のお話。
亡くなったお兄さんとか過去の自分とか学校の恩師とかお母さんとか、
少女漫画なのに過去に行って会う人々が恋愛関係じゃない所が凄く良いなあと思いました。
むしろ少女漫画だからこそ、
そういう恋愛以外の人々との関係を丁寧に描けるんだなあと。
胸がきゅんとなる恋愛ももちろん大好きですが、恋愛至上主義の今だからこそ
こういう心温まる少女漫画も凄く良いなあと思いました~
あと第二巻の表紙が凄くロマンチックでレトロな雰囲気で大好きです。
小物とか着物とか細かくて…!!ああいう世界観のある絵が描けたら楽しいだろうなあ。

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プロフィール

HN:
小雨
性別:
女性
職業:
大学生
趣味:
読書、映画鑑賞
自己紹介:
7月15日生まれのかに座、A型。
めんどくさがりでものぐさ。

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